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今日も雨が降っています。 例年であれば、背中を焼くような日射しが照り付け、 乾燥している鄭州ですが、今年は雨の日が多いようです。 それでも、授業が全部終わって、4科目ある担当の試験も今週、3つ終わったので、 試験の成績や、その他の関係書類を作りながら、 外に出ることもなく、部屋の中から雨を眺めています。 時間があるので、どこかにぶらりと旅に行きたいところですが、 現状では身動きができません。 というのは、ビザ(居留許可)が6月30日までしかなく、 それを延長してもらうために、公安局にパスポートを預けているからです。 中国では、私は外国人ですから、パスポートは必携なのです。 外事弁から、帰国の際の航空券を予約するから、 帰国日をはやく教えてくれと言われたのが、先月のこと。 その時にはまだ、試験の日程が決まっていなかったので、 余裕を持って、7月10日に帰国すると答えて、 そのチケットを予約してもらったのですが、 公安局に預けたパスポートが戻ってくるのが7月10日。 7月10日の朝に、公安局に行って、パスポートを受け取っても、 予約した飛行機には間に合いません。 中国では、こういうことがよくあります。 最後から遡って、その前の予定を決めるのではなく、 現在のことをやりながら、最後が決まるというやり方なので、 いつも、「予定は未定」ということになります。 7月10日に帰国することは、随分前に決まっていたのですから、 その日に間に合うように、すべてを手配してくれればいいのですが、 そういうやり方は苦手、というか、そういう考え方がないようです。 それでも、まあ、最後はなんとかなる、というのも中国で、 途中の細かいことは気にしないで、 最後に帳尻を合わせれば、それでいいのだ、 という中国らしさに期待しながら、パスポートが戻ってくるのを待っています。。。
2015年06月27日
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血液型でその人のすべてが決まるというわけではなく、 育ってきた環境とか、友人、教師などの影響、読んだ本や見た映画、 更には自身の経験などによって、性格や考え方は変わっていくのでしょうが、 A型の人は、几帳面さとか責任感、義務感の強さなど一般的に言われているもの以外に、 自分がおいしい料理を食べると、それを他の人にも食べさせたい と思うことが多いそうです。 言われてみれば、以前、私が日本に帰った時、 奥さんは近所のスーパーで見つけたプライベートブランドの インスタントラーメンを是非、私に食べさせたいと言っていました。 そんな私の奥さんもA型です。 毎週、私の部屋に遊びに来てくれるMさんとOさんも、やはりA型で、 会話の練習をした後は、毎回、必ず、 自分が食べたおいしい料理を紹介してくれて、 いつも賑やかにお喋りをしながら、料理に舌鼓を打っています。 先週、食べたのは「マーラータン」。 これは、私のお気に入りの料理で、時々、無性に食べたくなります。 店内の陳列棚にある野菜や肉を、自分で自由に選んで、レジで渡せば、 スープの中で3分ほど湯がいて、できあがりです。 このスープの味によって、おいしさが決まるのですが、 野菜を補給したい時や、久し振りに肉を食べたくなった時は重宝します。 先月、病気をした後で、MさんとOさんと一緒に食べたのが「大盤鶏」。 鶏肉のぶつ切りとジャガイモを油と香辛料で味付けした料理で、 これも、やはり私が好きな料理なのですが、 この時は病気の後で、しばらくあまり食べていなかった時だったので、 胃の具合を心配してくれた二人は、辛くない味付けを注文してくれました。 その心遣いは嬉しかったのですが、 やはりこの料理は辛いほうがおいしいので、 また次回、今度は辛くておいしい「大盤鶏」を一緒に食べようと思っています。 先々週は「小龍包」と「蒸し餃子」でした。 どちらも、ごく一般的な中華料理ですが、 これは、Mさんが新しく見つけた店ということで、誘ってくれたものです。 小龍包も餃子も、黒酢にラー油を混ぜたタレにつけて食べるのですが、 中国では、高価な料理よりも、このような素朴な料理のおいしさに魅かれます。 その前にMさんが紹介してくれたのが「黄悶鶏排飯」。 鶏肉を濃厚なスープで煮込んだ料理で、辛さは自由に選ぶことができます。 大学の学食にもあるのですが、肉の量が違うので、 時々、大学を出て、専門の店で食べます。 ただ、料理というものは、 何を食べるかも重要ですが、それより誰と食べるかがもっと重要だと思うので、 気が置けない学生さんたちと一緒に食べると、本当に楽しいです。 こういう料理との出会い、愉快な学生さんたちとの交流、 それも、私が中国の生活を気に入っているところです。 不思議なところは、こんなに食べているのに、 体重が増えないところ。 それどころか、4か月前に比べて、体重が4キロも減って、 先日の健康診断では見事に全部門で問題なしという結果が出たことです。。。
2015年06月23日
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期末が近付いてきて、授業が終了し始めたので、 最近、本を読むのに費やす時間が長くなりました。 昨日の夜、読み終わったのが、真山仁の「ベイジン」です。 「ベイジン」とは「北京」の中国語読みで、 北京オリンピックの開幕に合わせて、 中国に世界最大の原発を作るために技術指導者として派遣された日本人が、 中国という国(の体制)の中で様々な苦難に遭うというストーリーです。 真山仁の作品は「ハゲタカ」、「ハゲタカ2」だけしか読んでいなくて、 それも時間を忘れるぐらい、充分に楽しめたのですが、、 「ベイジン」はそれを上回る面白さで、上下2巻を一気読みでした。 私自身も中国で9年間暮らしているので、 単に「面白い」というだけでは済まされない、 身につまされるような感じも持ちました。 よく「お互いに理解し合うことが重要だ」などという声を聞きますが、 この本を読んだ後でも、そして私自身の気持ちも、 中国と日本が「お互いに理解し合う」ことなど、できるはずがないというのが、 正直なところです。 ただ、解説にも書いてありますが、共通の目的意識を持つことはできて、 そのために、個人レベルで相手を認めるということはできるでしょう。 私自身はこの9年間の中国での生活を通じて、 日本人ゆえに嫌な経験にさらされたこともなく、 中国の体制の中で行き場を失うというようなこともなかったのですが、 それでも、中国人の考え方に疑問を感じることは多々ありました。 その疑問が、この作品を読んだ時に理解できたような気がします。 異国というものは、考え方や文化、習慣が違うものであり、 その中でいかに折り合いをつけるのか、 それが大事だと、あらためて思ったところです。。。
2015年06月20日
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今学期の授業も今週で終わって、来週からは試験期間に入ります。 5月に病気で1週間ほど、授業を休んだり、 卒業論文の指導や添削、中国人の日本語作文コンクール応募作品の指導、 そして普段の授業の準備など、 嵐に吹き飛ばされているような今学期でした。 病気をしてからというもの、 なんとなく、テンションが上がらず、無気力な感じがしていて、 以前の自分はどこに行ってしまったんだろう、 と自分自身の歯がゆさを感じながらも、 授業の時など、学生の前では、元気そうに振る舞い、 その後で、またドッと疲れるという日々でした。 それでも、やはり私を気遣ってくれたり、 バカな話をしながら、元気づけたりしてくれたのが、 親しい学生さんたちでした。 今は、授業がもうすぐ終わるという解放感から、 精神状態も落ち着いてきました。 日本に帰るまで、あと3週間余り。 もう少し、頑張るかな。。。
2015年06月17日
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期末が近づいてきた週末、 学生たちと一緒に、小龍包を食べました。 小龍包もいろいろな種類があるのですが、 今回は、日本の肉まんに似た小龍包です。 具は豚肉で、これに黒酢とラー油のたれをつけて食べます。 もう一つは蒸し餃子。 小麦の生産が多い地域だけあって、 このような料理はさすがにおいしいです。 最近、食べてはいるものの、体重が減少していて、 このままでは、高校生の時の体重を下回ってしまいそうです。 もっと、たくさん食べなければ。。。
2015年06月14日
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しばらく更新していませんでした。 コメントにも返事を出せずに、失礼なことをしました。 ネットの調子が悪くて、日記を書こうとしても、 変な英語のページが出てきて、日記のページに辿り着けず、 yahooのニュースを見ようとすると、やはり変な英語のページが……。 3週間ほど前のことですが、 以前の授業の資料を見ようと、7年前のUSBを使ったところ、 「ウィルスを発見しました」「駆除しています」 という文字が出てきたので、 多分、あの時に変なものに侵されたのだろうでしょう。 今日は、突然、もとに戻ったのでやれやれというところです。 異国にいると、いや、異国ではなくても、 コンピューターが使えなくなると、仕事も何もできなくなります。 いい教訓になりました。。。
2015年06月07日
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