ビタミンAの知っておいてほしい事を紹介をします。
ビタミンAには、2種類あるのは、ご存知だと思います。
☆ ビタミンA(レチノール)動物性食品に多く含まれるもの。
☆ β-カロテン緑黄色野菜や海草に多く含まれる色素の一種。
体内に入ってビタミンAが十分ならAに変化しないもの。
この二種類があります。
一日の人間の必要所要量というのがあります。
年齢によってや、授乳婦や妊婦によって必要量が違います。
ビタミンA作用をする量であるレチノール当量(μgRE)
0〜5ヶ月児:300μgRE
6〜11ヶ月児:400μgRE
1〜5才:18.7μgRE(体重1kgあたり)
5才以上:9.3μgRE(体重1kgあたり)
成人男子: 550 〜 600μgRE
成人女子: 450 〜 500μgRE
許容上限摂取量: 成人で3,000μgRE
妊婦の付加量60μgRE
授乳婦の付加量320μgRE
厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2010年版)より
平成26(2014)年度までの基準数値です。
このビタミンAは、
不足しても、過剰でも体に異常をきたします。
ビタミンAが不足して起こる症状
夜盲症、皮膚の異常、成長障害
などがあります。
ビタミンAを過剰摂取して起こる症状
30,000μgRE以上の摂取では過剰障害を起こすことがあります。
主に後頭部の激しい痛み
手足の痛み
めまい、吐き気、嘔吐、下痢
食欲不振、けんたい感、肌荒れ、睡眠障害
脱毛
などがあります。
また、妊娠した女性が、ビタミンA(レチノール)を
過剰摂取すると、生まれてくる赤ちゃんが奇形に
なる危険性が多く、注意が必要です。
ビタミンA(レチノール)の高い動物性食品は以下の通りです。
100gあたりの目安数値です。
肝油 30,000μg
鶏レバー 14000μg
豚レバー 13000μg
あんこうの肝8300μg
強化マーガリン ソフトタイプのJIS上級マーガリンで1,650μg
うなぎの蒲焼 1500μg
銀だら(生)1100μg
バター 480μg
ナチュラルチーズ 240μg
ゆで卵 130μg
牛乳36μg
チョコラAD1日分容量1200μg
ビタミンA(β-カロチン)には過剰摂取による障害がない。
体内に入ってビタミンAが十分ならAに変化しないからです。
ビタミンAの効果は、髪の健康、夜盲症、視力の低下予防、
呼吸器系統の病気の感染に対して抵抗力をつける、
皮膚や粘膜を正常に保つ、生殖機能を維持する、
成長を促進するなどがあります。
ビタミンA(レチノール)動物性食品は、あまり多くとらずに、
ビタミンA(β-カロチン)植物性食品 をうまく摂取した方が、
いいでしょう。
また、ビタミンAのサプリメントも、ビタミンA(β-カロチン)の
サプリメントだと安心できますね。
ビタミンAも不足したり、過剰摂取しないよう適度に、
摂取していきましょう。
見て頂きありがとうございます。
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