本日はこちら「Bio Hazard :Code Veronica 完全版」のレビューです。
本作はPS2で発売されたコードベロニカをHDリマスター化したもので、パッケージ版ならバイオ4と一緒についてきます。ちなみにオンデマンドだと本作単品で落とすこともできます。
バイオハザードがシステム的に一新されたのは4からだと思いますので、それ以前の発売である本作は、すごく懐かしいラジコン方式、カツカツなアイテム欄、鍵ゲー、となっております(笑)
ゲーム画面はHD化されて、すっきり遠くまで見渡せます。HD化で何が一番嬉しいか、有用かって、たぶん20年間掃除しなかった眼鏡のレンズをぴっかぴかに拭ったかのようにクリアな視界じゃないでしょうか?
まぁ、当時はブラウン管でしたし視界の見通しよりも直近のキャラや背景オブジェなどが複雑な形を実現していく様に熱中していた時代ですから、あまり気にならなかったんですけどね。
バイオ4以前のバイオシリーズに触れたことがなければ、本作の攻略以前に少し根気のいる慣れが必要かもしれません。
どんな方向もしっかり感知してしまうスティックだと、逆にこのタイプの操作方法は難しくなってしまいます。まっすぐ進んでいるつもりであっちにふらふらこっちにふらふら、壁をごりごり削りながら、「そういうものだ」と納得できるまで慣れましょう。
ゲーム画面はすっきりしましたが、ムービーについてはたぶんほとんど手を加えていないと思います。当時のぼやけ具合、それでも頑張ったんだ感を楽しみましょう。
無論、カメラ操作などありません。自キャラは見えているはずなのに自分は見えないもどかしさを感じ、出会い頭の被ダメを伝統美と捉えましょう。カメラ切り替えで突然操作が変わり、結果何もない通路の真ん中でうろうろしてしまうのも通過儀礼です。
私としては正直可もなく不可もなく、所詮古いゲームだからとなんでも割り切れ、代わりに、当時の革新性なども探そうとは思わない作品でした。
しかしバイオファンの中では本作の評価は高いようです。確かに、様々な制約に慣れてしまえば、一周クリアまで没頭していた記憶があります。
ただ、どこかで書いたと思うのですがバイオシリーズの番外ミニゲームは総じて私の好みではないので、本編のタイムアタックなどもスルーしました。
P.S.
本作のラスボスはシリーズ屈指の強敵だと思います(笑)
【このカテゴリーの最新記事】