本日はこちら「ペグル2」のレビューです。
傑作「ペグル」の正当進化系です。噛み応えのある難易度を維持しつつ、遊びやすくなり、良い意味であまり言うことはありません。
互換対応している前作ペグルも少し遊んでみましたが、本作は大分遊びやすくなってると思います。
意地悪なお邪魔ギミックが極端に減っていたり、自ボールやピンが一回り大きくなっていたり、あとたぶん全体の青ピンの数も若干減っていると思います。画面も大きく見やすくなっていますね。
また、キャラのスペシャルアタック的なものも、ステージやピンの構成によってきちんと使いどころがあり、相対的に運の占める割合が減っているのも良いですね。微調整をして狙ったところへ飛ばす腕は必要ですが、バケツにあたった時の挙動などにも調整が入っており、結構狙ってフリーボールを取れる印象がありました。
予測線が適度な角度で青バーに重なると、そこから先の予測線が燃えるようなエフェクトになり、スライドを狙って出すことができるのも地味にグッドです。そのため前作に比べて格段にスライドが出しやすくなりました(ボールを吸ってスライドに化けてくれる範囲が広がった)。
クラシックを基調としたリラックスできるBGM、カラフルでポップでどこまでも平和なキャラや色遣いが、ペグルの本質的な中毒性と混じり合ってホント何時間でも遊んでいられます。
前作にあったような鬼畜なチャンレンジ(連続で数ステージをクリアする等)はなく、意図をもって作られたトライアルも大変楽しかったです。
中には本編中にはありえないような抜群の爽快感を得られるような特殊なステージもあって面白いです。
こんなに面白いのに対戦に人がいないのがとても残念です。オンライン実績が無いのは素晴らしいんですけどね。
全消し、エーススコアの更新、場合によっては特殊目標のクリアなど、どれも一筋縄ではいかないのですが、達成感はすさまじいです。
トライ&エラーが割と耐えられる人なら、本作のコンプは苦ではなく楽しいと感じられるでしょう。
空いた時間の暇つぶしゲーとしてもかなりイチオシですぞ!
↓全ピン消し。今回はここから豪華5本立て!
↓12個以上のボールを残してクリア。実績「ボーラー」の参考までに。
↓えげつないアビリティでえげつないスコア。エーススコアの更新に便利な戦法。
↓面白トライアル。本編だと50万点でもきついのに500万点だって!?
↓参考として前作ペグルの映像もどうぞ。
2をコンプした後改めて少し遊んでみましたが、ピンの配置の嫌らしさ、ボールの反射などの扱いにくさ、キャラ毎のアビリティの頼りなさが浮き彫りになりかなり難しく、嫌らしく感じました。
逆算して考えると、2ではかなりカジュアルに、爽快に盛り上げてくれて本当に遊びやすくなったと思います。
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