皆様こんちわ、元気にお菓子をいただいてますか〜?
今回は、日本の伝統文化に根付いた鯨(くじら)をモチーフにした和菓子をご紹介したいと思います。
その名も、鯨ようかん!
日本各地で、捕鯨文化の名残として作られた和菓子です。
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宮崎の鯨ようかんは挟み込む!
鯨ようかんといっても、日本各地でいろいろな形になっています。
代表的なものは、宮崎県宮崎市の鯨羊羹でしょう。
図1 宮崎の鯨羊羹
上新粉の練り物を、両側からあんこで包んだ和菓子です。
子供が鯨のように大き育ってほしいとの願いが込められ、江戸時代に作られ現代に至っています。
鯨肉の脂肪と皮をイメージしています。
中々入手が難しいお菓子です。
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尾道が元祖鯨ようかん!!
和菓子の世界にて、鯨羊羹(くじらようかん)・くじらという菓子があります。
多くの場合、広島県尾道市が発祥の鯨ようかんを指します。
図2 尾道の鯨ようかん
こちらは、さらに鯨に近い形で表現されています。
ういろう(上新粉)の上に黒く染めたようかんを乗せて、くじらの表皮と脂分を表現しています。
全国の和菓子屋さんが、鯨ようかんを作るときはこちらを作ることが多いですね。
中々美味しい羊羹となっていますので、父の日のプレゼントでおススメですよ!
くじら餅なんてものあるよ!
似たようなもので、くじら餅なんて物も存在します。
山形や青森に存在する郷土菓子に、くじらもちという名前の菓子があります。
図3 くじらもち(山形・青森)
漢字は別のものを充てているのですが、鯨肉に似ていることからくじらもちといわれています。
尾道の鯨ようかんも、最初は鯨餅と呼ばれていたため、結構ややこしい状況です。
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感想(82件)
商業捕鯨が再開されることになり、これらの鯨ようかんなどにもスポットが当たるかもしれません!
要チェックですよ〜!
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