ジャンルで言えばビジネス本で、内容的には起業家に向けた本らしい。
でもやっぱり結構面白そうだな・・・と思ってレビューを見ていると、一つの言葉が飛び込んできました。
このさりげない言葉は、私に対してはものすごくインパクトのあるものでした。
というもの、経営者や起業家が書いた本って、割と好きなんです。
自分と全く違う生き方をしてきた人たちのエピソードは刺激的ですし、そのような世界で生きてきた経験から紡ぎだされる含蓄のある言葉は「ためになる」と思っていたからです。
勿論そうなんでしょう。
でも一方で、少しモヤモヤしていたものが常にどこかにあったんですよね。
それが明確に突きつけられた気がしたんです。
「自分は経営者ではない」ということを。
「それなのに何故経営者の生き方から学ぼうとするのか?」
「今の自分をしっかりと見ていない、認めていないのではないか?」
という問いかけとともに。
改めて考えるとそうかもしれません。
単純に趣味で楽しく読めるのならそうかもしれませんが、もし何かを学ぼうとしてその本を手に取るのであれば、本を読む自分をまずはしっかり見てからでないと、どんな本から学ぶことがいいのかは分からないはず。
そこをまず考えてみようよ。
そう言われた気がしました。
何を目指しているのか、何に悩んでいるのか、何を好きなのか、何を楽しいと思うのか・・・。
いい気付きにしたいです。
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