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2015年06月09日

脱線者 (朝日文庫)  織田裕二



文庫で540円+税で売られていて、かつて織田裕二ファンを自称していた自分としては、自然と手に取ってしまいました。文章は平易で「読みやすい本」という印象。織田裕二と500円ちょっとで会話できるものなら安いものです!

この本から、織田裕二は

・一途で、一生懸命
・一方では「織田裕二」という自分を大事にしている。俳優の織田裕二はその中の一つ。
・挫折を味わっている
・人間を大事にしている優しい男
・前向きで情熱的、夢がある
・短気な一面もある
という様なことが読み取れます。

特に仕事である「俳優業」に対しては、「好きな女」に例えて一所懸命に考えつくし、諦めずに攻めていくものとして語っています。
織田裕二の熱さが出ていると思いました。

ところで、この本に書かれている「死」や「自殺」に対する考え方が、自分のものととても似ていることに驚きました。かつて自分が追い込まれていた時期の考え方と酷似している・・・と感じたのです。親近感を覚えるとともに、あれほどの俳優、特別な人物であっても、考え方というものは別に超越したものではない、人間的な存在なんだな、と思います。

自分と織田裕二の差は、その追い込まれた時からどのように自分を変えていったのか、死ぬ気で何をやってきたのか、その点の本気度の違いから出ているのかもしれません。
だとすれば、織田裕二はどれほど真剣に生きてきたのかに思いを馳せ、驚嘆してしまいます。

改めて織田裕二が好きであることを確認した一冊でした。
織田裕二が好きな人は一読の価値があると思います。
posted by 霧島もとみ at 2015年06月09日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本:人物
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霧島もとみ
他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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