その一番最初の段階として、
「挨拶をする」
「名前を呼ぶ」
ということが挙げられる、という話を聞きました。
理由はよく分かりませんが、納得できる話だと思います。
挨拶をしない、会釈をしない、名前を呼ばないという人に対して、自分が信頼を置くことができるかどうかを少し考えてみると感覚的に分かる気がします。
逆に、挨拶をしてくる人に対しては、特に根拠もないのに「挨拶ができていい人だ」というような印象を持ってしまうのではないでしょうか。
このことを考えているときに、はっとすることがありました。
実は、私の苦手な行動の一つに「人の名前を呼ぶのが苦手」という事があります。
恥ずかしい・・・という訳ではありません。
良く知らない人に対して、名前を呼ぶ直前に、名前を忘れてしまうことが多いのです。
または、名前を覚えていても、急に「本当にこの名前で合っていただろうか??」と不安になってしまうことがあります。
その結果、名前を呼べない→苦手意識が植えつけられる、という状態になっています。
これは記憶力の問題なのかと思っていましたが、ひょっとすると、人間に対しての無意識下の信頼のなさが、自分自身に他人の名前を呼ぶことを避けさせているのではないか、と思ったのです。
まずは他人を信頼するよう努めることが、自分自身の第一歩なのかもしれません。
少し面白い気付きでした。正解なのかどうかは分かりませんが・・・。
無意識のうちに他人への不信感を積み上げていき、気が付けば自分自身を縛る鎖にしてしまっているのかもしれません。
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