皮膚の潰瘍や角質化を
防ぐために
冬の乾燥肌を乗り越えよう
防ぐために
冬の乾燥肌を乗り越えよう
米国国立老化研究所:Skin Care and Aging. https://www.nia.nih.gov/health/skin-care-and-aging#dryskin
原 正啓 編.皮膚科診療プラクティス5.文光堂;1999.p.9-18.
石けんで毎日体を洗っている
熱めのお風呂が好き
いずれも、肌の乾燥を助長させるため、
お風呂上がりは、保湿効果のあるローションなどを乾燥部位に塗りましょう。
肌がまだ、濡れている段階で、塗ることをお勧めします。
寝ている間の乾燥も予防できます。
また、お湯加減は手で確認しましょう。
38°C〜40°Cのぬるめの温度で、長めにつかる方が
深部体温が上がり、全身の循環が良くなり、疲れが取れ、
免疫力が上がることが知られています。
熱い温度だと、表面だけしか温まらず、長湯できないため、
からすの行水になってしまい、
湯冷めして、風邪にかかりやすくなります。
油脂が抜けることが原因です。
1週間で、石けんをつけて洗う回数を2〜3回に減らす、
うなじや脇、会陰部だけ、石けんで洗うだけにすることをお勧めします。
電気毛布やあんか、
ストーブが好き
肌の乾燥が奪われやすく、足に直接当てると
低温やけどにも。
注意して使用しましょう。
加湿器を使っていない
室内に湿らせたタオルをかけて乾燥を
防ぎましょう。