かえるくんです
受動態 のお話をします。
かえるくんの息子も年明けは受動態から勉強します。
昨年末は接続詞のお話をしましたが結構、難しかったと思います。
受験英語の中では厄介な部分のひとつです。
これからお話をする受動態はそれに比べると簡単です。
まず、ちょっと復習、現在分詞と過去分詞についてです。
現在分詞は ”動詞+ing” でした。be動詞+現在分詞で
現在進行形になりましたね。意味は「〜している最中」という
ものでした。
過去分詞は名前だけ知ってますね、 基本的に動詞+ed
ですが、 不規則変化の場合は原型とは全く違う形になる
場合もあります。
cut(切る)-cut-cut AAA型
buy(買う)- bought-bought ABB型
come(来る)-came-come ABA型
go(行く)- went- gone ABC型
不規則変化は上記のように4パターンあります。
be動詞+ 過去分詞で表されます。
意味は「〜される」 、つまり 受身 です。
この表現を覚えれば、一気に表現の幅が広がります。
例文を挙げて説明します。
I open the window. (私は窓を開けます。)
この文は ”私”目線の文です。これを ”窓”目線 にすると
受動態(受身の態)になります。
The window is opened by me.
(その窓は、私によって、開けられます。)
主語が”開ける側”から”開けられる側”に変わりました 。
これが受動態です。そしてもう一つの特徴は ”by 〜” です。
これは 「〜によって」 となりbyの後には行為者が来ます。
上の例文の場合、 窓を開けたのは”私”なので”by me” と
なります。
もう一つ、やってみます。
She bought a car. (彼女は自動車を買いました。)
bought はbuy の過去形かつ過去分詞形です。
この文を受動態にすると、 car が主語 になって
A car was bought by her. となります。
(一台の自動車が彼女によって買われました。)
ちょっとギコチナイ和訳ですが分かりやすく形式的にやってます。
注意するのは、 元の文は過去なのでbe動詞は was になります。
受動態にする前の英文を受動態に対して ”能動態”といいます。
受動態でも能動態でも、彼女が自動車を一台買ったことを言って
いるので、 同じ事を違う視点から表している ことになります。
次回は受動態を疑問文、否定文にしてみます。
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