キューバ人ドラマー、デイヴ・ロンバード(元スレイヤー) 5月にキューバでコンサート開催計画

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キューバ人ドラマー、デイヴ・ロンバード



ヘヴィ・メタル音楽史上もっとも影響力を持ったドラマーのひとり、デイヴ・ロンバードはいまキューバにいる。1967年、わずか2歳のときに父親とともにハバナを出て以来初めてのことである。スラッシュメタルのパイオニアであるスレイヤーの結成メンバーであり、グラミー賞を2回受賞しているロンバードは、母親と妻とともに、首都ハバナの家族に関係するいくつかの場所を訪問している。自身のキューバ人の血を誇らしく感じる、と語った。

「今回の旅は私と母親にとってとても重要だ。私は生きていくうえで、またステージ活動する上で、キューバから大きな影響を受けている。自分のルーツの地に戻って、キューバ人たちと交流できることは大きな喜びだ。」、と伝説的ドラマーは本紙に語った。

米国ロサンゼルス市に住んだロンバードは、スレイヤーのサウンドを決定づけた「レイン・イン・ブラッド」、「サウス・オブ・ブラッド」などのアルバムの録音に参加し、2013年のバンド脱退後は、スイサイダル・テンデンシーズやデッド・クロス
といった重要なバンドに参加した。「キューバのロッカーやロックバンドを手伝いたいと思っている。そのことは私にとってとても重要だし、私がキャリアのなかでやるべきことだと思っている」、と1965年にハバナで生まれたロンバードは話した。

ロンバードは今年の5月にふたたびキューバを訪問し、オルギンとハバナで2度コンサートを開く計画をたてている。「スイサイダル・テンデンシーズのメンバーとキューバに来て演奏する可能性がある。われわれはみなそのチャンスにとても興奮しており、実現するよう期待している」、とロンバードはコメントした。昨年、アルバム「ワールド・ゴーン・マッド」を引っ提げて海外ツアーを展開したスイサイダル・テンデンシーズは、すでに来月にはニューアルバム「ゲット・ユア・フライト・オン!」(仮題)を予定している。

ロンバードは、スイサイダルの活動と並行して、ハードコアバンド「デッド・クロス」を率いており、これにはフェイス・ノー・モアのボーカリスト、マイク・パットンが参加した。デッド・クロスは同名タイトルのアルバムで2017年にデビューし、メタル界のカルト的バンドになりつつある。

Me siento orgulloso de mis orígenes
http://www.granma.cu/cultura/2018-01-21/me-siento-orgulloso-de-mis-origenes-21-01-2018-23-01-57
posted by vivacuba at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba

2018年01月21日

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