逆転3点本塁打を放ったヤディール・ドレイク
JIT、2024年11月17日
オーストラリアは、左腕ダリオ・サルドゥイから2対0のリードを奪い、サルドゥイは初回に2/3イニングを投げただけで降板した。
救援に向かった右腕アンディ・バルガスは、すぐれた球種と制球で、3回2/3を投げ、5三振を奪い、今大会通算10奪三振とし、奪三振部門でトップに並んだ。
「きょうの自分の役割は、できるだけ長いイニングを投げるということで、これに集中するよう努めた。カウントで常に優位にたって、毎回最初のアウトを取ることを基本にした」、勝利投手となったバルガスは話した。
キューバは初回裏に1点をあげ、そのあと3回にヤディール・ドレイク右翼手の本塁打を含む2安打で一挙3点を加えた。
強打者ドレイクは、この本塁打のほかにもう1安打も放っており、オーストラリア首脳陣から警戒を受け、本塁打のあとは2打席連続で敬遠され、この試合で最もすぐれた選手として際立った。
「きょうの試合は、明日の日本戦同様極めて重要な試合だとわれわれ全員わかっていたし、本にまったく同じページはないように、チームが勝ち抜けるようにわれわれは戦い続ける」、とドレイクはコメントした。
キューバチームでは、フランク・アベル・アルバレス(2回)、ヘオネル・グティエレス(1四球で降板)、レオダン・レジェス(1回2/3)も登板した。
超速球投手ライデル・マルティネスがこの試合を締める役割を任され、9回裏に3人の打者に対し、2奪三振を含み、退けた。
偶然、このキューバ対オーストラリア戦は、ライデルが4対3という今回と似たリードを守った前回WBCの再現となった。
この土曜日(11月16日)キューバチームは、それまでのドミニカ共和国戦と韓国戦での合計14安打に対して、
11安打を放った。
キューバのオーストラリア戦での直近の5勝は、すべて1点差である。
このあとも勝つことを考えるほかないアルマンド・ジョンソン監督率いるキューバチームは、、日曜日(11月17日)には前回王者の日本チームと対戦する。
きょう土曜日(11月16日)、グループBでは、現在トップに立つチームの同士の日本対中華台北戦と、ドミニカ共和国対韓国戦が行われる。
二番手で好投したアンディ・バルガス
キューバTV(2024年11月16日)
キューバ対オーストラリア ハイライト
キューバ対オーストラリア 1回途中から試合終了まで *Youtubeサイトへ
Cuba remonta y aún respira en el Premier 12 de beisbol
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=898180