2022年10月01日
日本の伝説的プロレスラー アントニオ猪木死去
フィデル・カストロ(左)とアントニオ猪木(右)、1989年
Prensa Latina、2022年10月1日
日本の伝説的プロレスラーであり、キューバの友人であったアントニオ猪木がきょう(10月1日)東京で、心不全のため79歳で死去した。
駐日キューバ大使館 は、1989年にキューバを訪問し、当時のキューバ元首フィデル・カストロに迎えられた、この元スポーツ選手の死を悼んだ。
2016年11月、日本の国会議員でもあった猪木は、キューバ革命の歴史的指導者の死後、先陣を切ってキューバ大使館にかけつけ、記帳し、追悼した。
「そのとき猪木は次のように書いた:偉大な星が消えた。ひじょうに寛大な人間だった」、と キューバ大使館 は述べている。
アントニオ猪木(本名:猪木寛治)は、他の格闘技種目にも秀でており、米国人ボクシング選手モハメッド・アリを筆頭とする世界王者たちと対戦した。
新日本プロレスリング(日本最大で最も長い歴史を持つレスリング団体)の創設者である猪木は、その実績と運営によって、国民から最も愛される存在となった。
2010年には、WWE(ワールド・レスリング・エンターテイメント)の殿堂入りを果たした。
1989年には政界に進出し、スポーツ平和党所属の参議院議員に選出される。その後も、日本維新の会所属として参議院議員に再び返り咲いた。
モハメッド・アリ(左)とアントニオ猪木(右)、1976年
Fallece Antonio Inoki, célebre luchador japonés y amigo de Cuba (+Foto)
https://www.prensa-latina.cu/2022/10/01/fallece-antonio-inoki-celebre-luchador-japones-y-amigo-de-cuba
2021年08月24日
日本からの医療機器の寄贈品が到着予定 人工呼吸器25台
クロス・メディカルサービスの黒沼社長(左から2人目)とミゲル・ラミーレス大使(左から3人目)
Granma、2021年8月24日
東京のキューバ大使館 は、 クロス・メディカルサービス株式会社 の黒沼文雄社長から、新型コロナウイルス対策の医療機器の寄贈を受け取った。
今回の寄贈品は、キューバの公衆保健システム向けの 人工呼吸器 と運搬用台車各25台であり、これらは日本人の友人たちと、日本にいるキューバ人居住者の寄付によって購入されたものである、と プレンサ・ラティーナ は報じた。
ミゲル・ラミーレス大使は、今回のありがたい援助に感謝を示し、近々さらに注射器5万400本と注射針10万本も送られる予定であると述べた。
小児・成人用人工呼吸器ミニベント-3
Desde Japón llegarán donativos médicos
http://www.granma.cu/mundo/2021-08-24/desde-japon-llegaran-donativos-medicos-24-08-2021-23-08-40
2021年08月10日
日本政府 キューバへ バスのメンテナンス機器を寄贈 ハバナの公共交通を強化
Cubadebate、2021年8月10日、 PL
きょう火曜日(8月10日)、キューバ外国貿易・外国投資省は、日本政府が寄贈したバス84台分のメンテナンス機器が日本からキューバに向けて出発した、と発表した。
同省のデボラ・リバス副大臣が 自身の公式ツイッター で述べたところによると、日本の「無償資金協力」プログラムに基づき提供される今回の貨物は、9月から10月にかけてキューバへ到着する予定である。
今年5月に発表されたこの寄贈は、キューバで最も人口密度の多い県であるハバナにおける公共交通システムを強化するものとなる。
ハバナと東京は1929年11月以来外交関係を維持しており、現在は、商業や科学技術、文化、学究、スポーツにおける交流に力をいれている。
Partió desde Japón equipo de mantenimiento de ómnibus donados por ese gobierno a Cuba
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/08/10/partio-desde-japon-equipo-de-mantenimiento-de-omnibus-donados-por-ese-gobierno-a-cuba/
2021年08月09日
日本旅行業協会 キューバ観光のオンラインセミナー開催
Cubadebate、2021年8月9日、 PL
キューバ観光の今後の発展や現行のオファーに関するオンラインセミナーに、日本の旅行代理店や企業の代表者420名以上が参加した。
日本旅行業協会(JATA)のアウトバウンド促進協議会(JOTC)が主催したこの会合には、 キューバ大使館 の カティア・モンソン経済・商業担当参事官 が出席し、キューバのプロジェクトや、訪問客に提供する安全について、参加者と対話した。
モンソン参事官は、現在すでに2500以上の施設が取得している、「より衛生的で安全な観光業」認証プログラムの適用など、新型コロナのパンデミックのなかで観光業を再興させるためにキューバが実施した取り組みについて説明した。
キューバではまた、旅行者に対する衛生ガイドラインの適用、労働者のワクチン接種、情報・手続き・支払いを容易にするためのホテルでのデジタル化、といった措置が承認された。
同参事官は、これらの取り組みはすべて、キューバの保健当局および世界保健機関のガイドラインと対策の遵守に対応して構想された、と述べた。
参事官はまた、キューバは、観光客の受け入れをスムーズにし待ち時間を短縮するためのプラットフォームに取り組んでいる、と述べた。
また、海外からの顧客向けには、ホテルなどの施設での現金両替を不要とする目的で、「バーチャルPos」が利用される。
モンソン参事官は、会合の参加者に、カヨ・クルース、ペニンスラ・デ・ラモン、カヨ・サエティアという新たな観光地や、ガビオタ観光グループが推進するキューバ東部での5つ星ツアーを紹介した。
参事官はまた、ハバナでは初、国内でも二番目のLGBTIQコミュニティ向け施設となるホテル・テレグラフォの、条件が許した段階でのオープンを発表した。
Cuba promueve en Japón desarrollo y ofertas del turismo
https://www.radiohc.cu/noticias/economia/266478-cuba-promueve-en-japon-desarrollo-y-ofertas-del-turismo
2021年05月14日
日本政府 キューバ・ハバナへ公共交通用のバス84台を寄贈
ハバナでの公共交通用のバス合計84台が、日本政府による寄贈の一部としてキューバに到着する
Radio Reloj、2021年5月14日
駐日キューバ大使館 のカティア・モンソン経済商業担当参事官と、 JICS(日本国際協力システム) の職員桃井拓真氏が、日本政府によるキューバに対する無償資金協力の第3回と第4回に対応する供与の実施に立ち会った。
駐日キューバ大使館のフェイスブックページ に投稿された情報によると、今回の供与はハバナ向けのバスであり、公共交通の改善を目的としている。
今回の寄贈に対応する84台のバスは現在コロンビアで製造中であり、キューバには今年の7月から9月の間に到着予定である。一方、これらのためのメンテナンス機器は今月26日に日本から発送され、キューバには7月18日に届く予定である。
今回の情報によると、第4回目の日本からの寄贈実施は、合意されたスケジュールに応じて進行している。
Japón dona ómnibus para el servicio público en La Habana
https://www.radioreloj.cu/noticias-radio-reloj/vision-pais-es/japon-dona-omnibus-para-el-servicio-publico-en-la-habana/?fbclid=IwAR36MuuzyWWfCuTUd97K9xBe_LlrgyIBTgLNw8bYdl4iKfigYoWEbHIeX0E
2021年04月01日
日本の国会議員グループ キューバの東京五輪準備状況を確認
(左より)堀井巌、本田顕子、和田政宗、ミゲル・A・ラミーレス大使、山中道子(通訳)
Radio Habana Cuba、2021年4月1日、 PL
日本の国会議員グループが、東京五輪・パラリンピック2020へのキューバの準備状況を把握することに関心を示した、と公式筋が伝えた。
駐日キューバ大使館の発表によると、ミゲル・A・ラミーレス大使は、元外務政務官の堀井巌参議院議員率いる国会議員グループと会談した。
堀井議員は2017年に自由民主党の代表団を率いてハバナを訪問しており、現在は日本・キューバ友好議員連盟に属している。
宮城県選出で政権党の外交部会・外交調査会委員である和田政宗参議院議員と、薬理学部門に詳しい本田顕子参議院議員も同席した。
キューバ大使館によると、この会談において、ラミーレス大使は医薬品作業分野におけるキューバの前進と、新型コロナウイルスのワクチン候補5種類の開発についても言及し、これらの分野における協力の幅広い可能性について同意した。
キューバに対する米国による経済封鎖のここ数年の激化と、その治外法権的悪影響を含む、他の近況のテーマと、両国間議題についても話し合われた、と大使館の発表は締めくくっている。
Parlamentarios japoneses preguntan por preparación de Cuba para Tokio-2020
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/252568-parlamentarios-japoneses-preguntan-por-preparacion-de-cuba-para-tokio-2020
2021年03月02日
日本でキューバ観光促進
ハバナ
Radio Habana Cuba、2021年3月2日、 PL
在京のキューバ大使ミゲル・A・ラミーレスは、日本旅行業協会(JATA)幹部たちとの会合において、キューバの観光の魅力を語った、と 外務省 が伝えた。
JATAの志村格(しむら・ただし)理事長は、同協会本部においてラミーレス大使を出迎えた。JATA海外旅行推進部の薦田詳司(こもだ・しょうじ)副部長と、ツーリズムEXPOジャパン推進室職員の福島和彦氏も同席した。
ラミーレス大使は、キューバが安全な観光を訪問者に提供するためにホテル施設や空港施設でとっている新型コロナウイルス対策の衛生ガイドラインを説明した。
大使はまた、「太陽とビーチ」や自然、都市、健康といった、 ウェブサイトwww.cubatravel.cu で情報が得られる、キューバが提供しているさまざまな観光資源について語った。
大使は、東京にはキューバのダンスを教えたり踊ったりする場所や、中南米の現地料理専門のレストランが複数ある、と東京でのキューバ文化の存在を取り上げた。
大使はさらに、キューバの文化や歴史が引き起こす関心の例として、最近日本人芸術家によって実施されたキューバについての写真展を話題にした。
一方、志村格理事長は、キューバ市場が提供する潜在的可能性を評価し、日本人旅行者たちにキューバへの旅行を促進するためのセミナーの組織とフェアの参加について、大使館と共同して取り組み続けるというJATAの意思を表明した。
また、薦田詳司副部長は、ヘルスツーリズム分野でのサービスを知ることへの関心を示し、福島和彦氏は、こ今年大阪市で開催予定の「ツーリズムEXPOジャパン」にキューバがふたたび参加することは有益であると言及した。
Cuba promueve sus atractivos turísticos en Japón
https://www.radiohc.cu/noticias/economia/249363-cuba-promueve-sus-atractivos-turisticos-en-japon
2021年01月08日
日本大使館商取引担当官 キューバとの関係強化を表明
Radio Habana Cuba、2021年1月8日、 ACN
駐キューバ日本大使館の商取引担当官横林直樹氏は、日本の多くの企業がキューバでの投資に大きな関心を持っている、と語った。
「米国の次期政権下において、われわれの関係がより密接になることを期待している」、と横林担当官はキューバの週刊誌「オプシオネス」誌上で述べた。
横林担当官は、1970年代から80年代にかけて日本はキューバにとってソビエト連邦に次ぐ最も重要なパートナーだった、と回想した。
「キューバは日本の投資と技術によってトラックや電化製品を製造していたが、残念ながらその関係はペリオド・エスペシアル(特別期間)として知られる1990年以降に急激に落ち込んだ」、と横林担当官は話した。
担当官はまた、日本はキューバに対して9千万米ドルの無償協力と、1億2千8百万米ドルの技術協力を提供する一方、300人を超える日本人が新技術を導入するためキューバを訪れ各セクターで働いた、と説明した。
横林担当官は、経済協力とは、大規模資金供与や人間の安全保障のための無償資金供与や文化支援など、国際協力機構(JICA)を通じて実施される両国関係の堅実な側面である、と述べた。
横林担当官は、今後の数年間日本は両国の企業や団体間の経済取引関係を回復させることに関心がある、と話した。
キューバと日本は1952年に外交関係を結び、その日以降日本は、経済・商取引・文化・科学・スポーツ各分野における交流を維持・増強しており、キューバの商取引の主要なパートナーの一つとなっている。
横林直樹担当官
Japón está dispuesto a invertir en Cuba (+Foto)
http://www.radiohc.cu/noticias/economia/244095-japon-esta-dispuesto-a-invertir-en-cuba-foto
2020年02月05日
駐日キューバ大使ミゲル・ラミレス 日本との結びつきの重要性を強調
飯嶋勲内閣官房参与(左)とミゲル・ラミレスキューバ大使(右)
Radio Habana Cuba、2020年2月5日、PL
日本の内閣官房参与、飯島勲は、同国に駐在するキューバ大使ミゲル・ラミレスとの会談において、キューバとの結びつきを強化する自国の意向を強調した。
キューバ大使館関係者によるとラミレス大使は、飯嶋氏のハバナと東京との二国間関係の発展への貢献および、2016年の安倍晋三首相のハバナへの重要な訪問における関与を認めた。
この会談のなかで両者は、米国による封鎖の再強化が引き起こす悪影響について意見交換し、その域外効果が日本との経済・商業関係についても影響を与えていることを指摘した。
ラミレス大使は、飯島氏のキューバとの二国間関係を支持する行動のなかで、とりわけ2003年のキューバ革命の歴史的指導者フィデル・カストロによる日本訪問や、2014年と2015年の当時副議長で現在第一副首相のリカルド・カブリサスの日本訪問の準備における卓越した役割を賞賛した。
Japón reitera disposición de fortalecer vínculos con Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/213691-japon-reitera-disposicion-de-fortalecer-vinculos-con-cuba
2019年12月20日
キューバのミゲル・ディアスカネル大統領 日本首相特使と会談 外交関係樹立90周年を祝う
(左より)正本謙一、藤村和広、(通訳)、古屋圭司、ミゲル・ディアスカネル・ベルムーデス、ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ、アルベルト・ブランコ・シルバ
Cubadebate、2019年12月20日
キューバ共和国のミゲル・ディアスカネル・ベルムーデス大統領はきょう金曜日(12月20日)、日本首相の特使として派遣された古屋圭司日本キューバ友好議員連盟会長と会談した。古屋氏は両国外交関係樹立90周年を記念しわが国を訪問中である。
この友好的な会談において双方は、とりわけ2016年9月に安倍晋三首相が実現したキューバ訪問以後の両国間関係の良好な状態を祝福した。またこの会談は、両国間の結びつき、特に商業取引と協働作業を拡大し多様化するという双方共通の意志を確認する場にもなった。
日本側には、駐キューバ日本大使館の藤村和広大使と、日本外務省中南米局の正本謙一中米カリブ課長が同席した。
キューバ側には、ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相と、アルベルト・ブランコ・シルバ外務省アジア・オセアニア局長が同席した。
キューバTV ミゲル・ディアスカネル大統領と日本首相特使の会談(2019年12月20日)
キューバTV 外交関係樹立90周年記念式典(2019年12月20日)
Díaz-Canel recibe a enviado especial del Primer Ministro de Japón
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/12/20/diaz-canel-recibe-a-enviado-especial-del-primer-ministro-de-japon/#.Xf4Zykf7TIU