キューバ外務省声明 キューバは敵対的で中傷的な米国の言及を拒否する

Cubadebate、2023年12月2日、 キューバ外務省

キューバは、敵対的で中傷的な米国の言及を拒否する。

キューバ外務省声明


キューバ共和国外務省は、米国国務省が 2023 年 11 月 30 日に発表した 2022 年に関する最新のテロリズムについての報告書において、キューバに対する誹謗中傷した言及を最も強い言葉で拒否する。

前述の報告書に記載された諸要素は、米国務省が発表したテロ支援国家に関する恣意的で、信用失墜のリストにキューバが含まれていることを、正当化するために使用された口実を、 不誠実にも再利用したものである。そのリストは、キューバがテロを支援しているがごと く主張し、米国政府が政治的に意見の対立する国に対して、経済的強制措置を科すための ものである。キューバに対するこの一方的な評価は、国際的にも、また米国内の多くの政治的・社会的組織においても、圧倒的な拒否の対象となっている。 米国政府当局、特にその法を適用し執行する機関は、キューバがこの災厄に断固として潔 く立ち向かっていることを確認するのに十分すぎるほどの情報を持っている。テロリズム という具体的な問題についての両国間の公式な意見交換が、これを裏付けている。

キュー バの約束は、あらゆる形態と現れにおける、すべてのテロ行為、方法、実行に、絶対的かつ断固として反対するものである。キューバは、だれが行うものであれ、だれに対して行 うものであれ、行われる場所がどこであれ、いかなる動機であれ、諸政府が直接的または 間接的に関与しているものも含め、反対する。 キューバは、3478 人の死者と 2099 人の身体障害者という犠牲を出しながら、テロリズムとの闘いにおいて努力を維持している。これらは、すべて、基本的に米国政府の寛容、 加担、保護を受けながら、米国内で組織され、資金を受け、米国内で活動する個人および 組織によって実行された行為の結果である。

2023年12月2日

(キューバ外務省)



キューバTV(2023年12月2日)

Cuba rechaza hostil y calumniosa referencia de EEUU: Declaración del Ministerio de Relaciones Exteriores
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/12/02/cuba-rechaza-hostil-y-calumniosa-referencia-de-eeuu-declaracion-del-ministerio-de-relaciones-exteriores/
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2023年12月31日

12月の米国・メキシコ国境での不法移民逮捕者 過去最多の22万5千人に上る

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米国とメキシコの国境

Cubadebate、2023年12月31日、 Prensa Latina

米国境警備当局は、米国とメキシコの国境において、きょう(12月31日)で終わる今月のみで、22万5千を超える移民を逮捕した。これは2000年以降、30日間での最多の数である。

米国土安全保障省の統計によると、12月1日から28日のあいだ、国境警備隊は、米国領土入国を阻止するために、これらの数の移民を拘束した。

当局は、それらの数が減り始めたここ数日前まで、一日に1万人以上の横断に対応していた。

一方、米移民関税局は、2023会計年度に14万2千人を超える不法移民を強制送還した。この数は前年度のほぼ2倍にあたる。

2022年10月1日から2023年9月30日までの不法移民の送還者数は、14万2580人に上り、これは2022会計年度(7万2177人)のほぼ2倍にあたる、と同局は指摘した。

およそ1万8千人が親と子どもであり、これは家族として移動していた未成年も含むが、2020会計年度にドナルド・トランプ政権のもと送還された1万4400人を上回った。

今回の報告のデータでは、新型コロナウイルスが引き起こした緊急保健事態で導入され、国境からの迅速な本国送還を可能とした措置「タイトル42」における6万2545人の強制送還も取り上げられている。

物議を醸したタイトル42は今年5月に解除されたが、2022会計年度にはこの条項に基づいて6576件の退去命令が出されている。

今回の移民危機のため、ジョー・バイデン大統領により派遣されたアントニー・ブリンケン国務長官を筆頭とする代表団が今週、メキシコに渡航し、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領と会合した。両者は会談を「生産的」と評価した。

国境警備は、2024年のバイデンにとって弱点であり続けているが、今月は、議会共和党の強い要求により、ウクライナへの軍事援助の追加申請への支持と引き換えに移民協定を目指す取引で注目を浴びた。しかし、その交渉は、クリスマスと新年の休会で中断されたが、おそらくは1月8日に議員たちが国会議事堂にもどってから再開される見込みである。

2024年に向けた共和党大統領候補者の世論調査での最有力候補であるドナルド・トランプ前大統領は、その直近の発言で、自身の反移民的言辞を強めた。

移民たちはこの国の「血を汚している」とトランプは直近の会見で発言し、2025年1月にホワイトハウスに戻ったら大規模な強制送還をおこなうことを公約した。

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Ascienden a 225 000 las detenciones de migrantes en la frontera EEUU-México en diciembre
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/12/31/ascienden-a-225-000-las-detenciones-de-migrantes-en-frontera-eeuu-mexico-en-diciembre/
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2023年12月29日

米国からの非正規移民送還者 2023年は5253人

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Cubadebate、2023年12月29日、キューバ内務省

米国当局は12月28日木曜日、非正規移民のキューバへの送還作戦を2件実施した。ひとつは9人を海路で、もうひとつは31人のキューバ市民をホセ・マルティ国際空港を通じて送還した。

米沿岸警備隊により送還された者たち(男性8人と女性1人)は、マタンサスからの不法出国に参加していた。

空路で送還された31人(男性29人、女性2人)のうち、3人は海路で不法出国しており、その他は合法に出国したあと、米国国境にたどりつくための非正規ルートに加わっていた。

送還者のうちの一人は、不法出国にかかわる前から捜査されていた重大犯罪の容疑者であったため、捜査機関に移送された。

今回の作戦を含め、2023年には合計132回の返還で5253人が、地域の複数の国々から空路および海路で送還された。

Autoridades estadounidenses realizaron dos operaciones de devolución de migrantes irregulares a Cuba
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/12/29/autoridades-estadounidenses-realizaron-dos-operaciones-de-devolucion-de-migrantes-irregulares-a-cuba/
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2023年12月27日

キューバ野球エリートリーグ準決勝の補強選手決定 ヨルダン・マンドゥレイ、フレデリク・セペダら8選手

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JIT、2023年12月27日

第二回キューバ野球エリートリーグの準決勝が1月6日にマタンサスで始まる。予選ラウンド首位のマタンサスと、王座を狙う残り各チームは、すでに新たな2選手を補強した。

きょう水曜日、ハバナのシウダ・デポルティバ競技場の式典サロンにおいて、プレーオフと補強選手申請のための監督会議が開かれ、専門記者との会見も行われた。

マタンサスはヨルダン・マンドゥレイ(サンティアゴ・デ・クーバ、内野手)とウィルベル・レイナ(サンティアゴ・デ・クーバ、投手)の補強を選択した。アルテミサはフレデリク・セペダ(サンクティ・スピリトゥス、外野手)とアルベルト・バジャダレス(サンクティ・スピリトゥス、投手)の補強を申請した。インドゥストゥリアレスはヤニエスキ・ドゥアルド(サンクティ・スピリトゥス、投手)とホセ・ルイス・グティエレス(サンティアゴ・デ・クーバ、外野手)を、ラス・トゥナスはヨシエル・セラーノ(サンティアゴ・デ・クーバ、投手)、フアン・カルロス・アレンシビア(サンクティ・スピリトゥス、内野手)を選択した。

今大会の構成立案者であるカルロス・マルティンは、一連の規則面について、その重要性を強調した。各試合は時間制限がなく、各チームは最大27人の選手を起用できる。延長10回以降のタイブレークにはシラー・ルール(IBAFルール)が適用される。

各試合は、公式であれ非公式であれ完了を妨げるあらゆる原因により封印されうる。翌日試合は再開されるが、それが3イニング以上を超えると、当日もともと予定していた試合はおこなわれない。これらすべての試合において9イニング以上で戦われる。

監督によるルールや規則に関する疑義に対しては、試合内で返答される。決勝進出チームは敗退チームから新たな補強選手を1名選ぶことができる、と認められた。

登録選手の変更について、マルティンは、規定の3回の機会内におさまる限り、日程の最終日までおこなうことができる、と改めて確認した。

キューバ野球コミッショナーでキューバ野球連盟会長のフアン・レイナルド・ペレス・パルドは、グラウンド内外での規律、ユニフォームの正しい着用、ナイター試合の野球場での朝練、そしてキューバリーグで最も悪かった指標である守備への重点、について強調した。

試合日程

1月6日

6:30 p. m.: Matanzas vs. Las Tunas, estadio Victoria de Girón.

1月7日

1:30 p. m.: Artemisa vs. Industriales, estadio 26 de Julio.

6:30 p. m.: Matanzas vs. Las Tunas, estadio Victoria de Girón.

1月8日

1:30 p. m.: Artemisa vs. Industriales, estadio 26 de Julio.

Traslado de Matanzas y Las Tunas.

1月9日

6:30 p. m.: Las Tunas vs. Matanzas, estadio Julio Antonio Mella.

Traslado Artemisa e Industriales.

1月10日

2:30 p. m.: Las Tunas vs. Matanzas, estadio Julio Antonio Mella.

6:30 p. m.: Industriales vs. Artemisa, Estadio Latinoamericano.

1月11日

2:30 p. m.: Industriales vs. Artemisa, Estadio Latinoamericano.

6:30 p. m.: Las Tunas vs. Matanzas, estadio Julio Antonio Mella.

1月12日

6:30 p. m.: Industriales vs. Artemisa, Estadio Latinoamericano.

Traslado de Matanzas y Las Tunas.

1月13日

6:30 p. m.: Matanzas vs. Las Tunas, estadio Victoria de Girón.

Traslado Artemisa e Industriales.

1月14日

1:30 p. m.: Artemisa vs. Industriales, estadio 26 de Julio.

6:30 p. m.: Matanzas vs. Las Tunas, estadio Victoria de Girón.

1月15日

1:30 p. m.: Artemisa vs. Industriales, estadio 26 de Julio.


キューバTV(2023年12月27日)


補強選手選択会議の様子 全編(2023年12月27日)

Reforzados los semifinalistas en Liga Élite del Beisbol Cubano
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=718021
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2023年12月25日

7千人の移民集団が米国に向けて出発 メキシコ・タパチュラ

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Escambray、2023年12月25日、 Prensa Latina

クリスマスのさなか、7000人の移民からなる大集団のキャラバンがチアパス州のタパチュラを出発し、すでにきょう月曜日(12月25日)には、遠く離れた、ほぼ到達不可能な米国との国境に向けて進んでいる。

今回の新たなキャラバン出発の数時間前には、アリシア・バルセナス外務大臣と米国のアントニー・ブリンケン国務長官が率いるハイレベル会合がこの問題を取り扱うために27日水曜日に準備されているという公式発表がなされていた。

この会合予定は、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールとジョー・バイデン両大領が先週おこなった電話会談において、まさに両国の国境への移民の集結の激化によって決まったことであった。

メキシコ国旗を正面に掲げ、「貧困からの脱出」というスローガンを横断幕を掲げた外国人たちは24日、グアテマラとの国境にあるタパチュラ市のビセンテナリオ公園を出発し、チアパスの海岸沿いの道路を北に向かって歩いた。

隊列を構成するさまざまな国の外国人たちのスポークスマンは、この行進の目的のなかには、両国の会合がこれまでのように儀礼的なものにならないように、また米国が危機を解決するための信用できる返答をするように、圧力をかけることなどがある、と認めた。

行進参加者たちは、バイデンが、自身の過去の対策に反対している人びとから圧力をかけられたままであり、ウクライナへの軍事および資金援助を増やすという彼の申し出を議会で支持してもらう代わりに、移民やメキシコに対する姿勢を厳しくするよう求められている、と非難している。

タパチュラに集まった外国人たちは、絶望の行動として行進を決意した、と語り、その理由を、移民局や難民支援委員会(COMAR)との移民手続きの返答を待って数か月立ったからである、と述べた。

市民保護局の情報筋は、行進には最大1万人が参加していると報告したが、行進に同行している「人間の尊厳センター」は7千人以上と推定している。

行進には、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、ブラジル、コロンビア、ペルー、ベネズエラ、エクアドル、キューバ、ハイチ、ドミニカ共和国、パキスタン、バングラディシュ、中国、インドなどからの移民がいる、とチアパスのメディアは報じている。

Masiva caravana migratoria inicia marcha desde Tapachula en plena Navidad
https://www.escambray.cu/2023/masiva-caravana-migratoria-inicia-marcha-desde-tapachula-en-plena-navidad/
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2023年12月24日

ロシア航空 モスクワとハバナ間の運航再開 12月24日より毎水曜日

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Cubadebate、2023年12月24日、 Prensa Latina

ロシアとキューバの各首都はきょう日曜日(12月24日)、ロシア航空のハバナ行きSU6849便がシェレメチエボ国際空港を出発し、ふたたび航空路で結ばれることになる。

ウクライナにおけるロシア特別軍事作戦の開始後、西側諸国によるロシアへの制裁の結果、両国は定期便およびチャーター便の航路がなくなった。

7月1日にノードウィンド航空による運航が再開したが、これは現在までキューバのリゾート地バラデロとカヨ・ココ行きのみであった。

最近、ロシアのドミトリ・チェルニシェンコ副首相は、上記航路の復旧のおかげで、ロシアからキューバへの観光流通は、今年の1月から10月までで3.5倍に増加した、と述べた。

「近年、われわれはキューバの友人たちと重要な成功をおさめてきた。まず第一に、直行便数において顕著な増加があり、これにより14万6300人のロシア人旅行者がこれらの期間にキューバを訪れることができた」、と同副首相は語った。

これらのチェルニシェンコ副首相の発言は、ロシア国際展示フォーラムの場でなされ、そこで副首相は、ロシア企業向けにキューバ国内での経済活動の機会を奨励するセミナーを司会した。

12月24日のハバナへの第一便にはじまり、キューバ各地への直行便が週に13便近く就航される予定である、とチェルニシェンコ副首相は述べた。

きょう日曜日の午前8時40分(現地時間)に離陸したボーイング777-300ER機は、キューバの首都ハバナのホセ・マルティ国際空港にはおよそ15時00分に到着する見込みである。このルート便は毎週水曜日に運航される。


キューバTV(2023年12月24日)

Moscú y La Habana quedarán nuevamente conectadas por vía aérea
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/12/24/moscu-y-la-habana-quedaran-nuevamente-conectadas-por-via-aerea/
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2023年12月23日

ミゲル・ディアスカネル大統領 キューバ国会閉会演説

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ミゲル・ディアスカネル大統領国会演説

Cubadebate、2023年12月23日、Miguel Díaz-Canel Bermúdez

2023年12月22日「革命65周年の年」、ミゲル・マリオ・ディアス=カネル・ベルムーデス、キューバ共産党中央委員会第一書記兼共和国大統領がコンベンション・パレスで行った第10期人民権力全国議会第2通常会期閉会演説

親愛なるキューバ革命の指導者ラウル・カストロ・ルス革命軍将軍、

親愛なる人民権力国民議会議長ラソ同志、

代議員の皆様、

この2023年の最終議会は、キューバ経済の行動における新たな傾向の始まりを示すものとなるでしょう。経済の発展を妨げている深い歪みや構造的な逸脱を是正することは、米国の包囲網、国際経済関係の危機、そして私たち自身の過ちが絡み合った複合的な影響により、今日私たちが直面している極めて複雑な状況を克服することを命じています。繰り返しになりますが、すべては、ここに述べた対策を適切に実行し、実施できるかどうかにかかっています。

私たちは、これを戦争経済と呼んでいます。なぜなら、歴史上最も強力な帝国が小国に対して立案し、適用した最大限の窒息政策のシナリオの中で、これを運用しなければならないからです。

さらに、私たちは、疲弊した第三世界の国であり、植民地主義の遺産として歴史的に不利な国です。そこでは、紛争や戦争、新自由主義資本主義が生み出し、最近のパンデミックにより、拡大した不平等に内在する不均衡によって悪化し、長く多面的な世界危機が最大の影響を及ぼしています。

私は、封鎖という言葉を避けたがる人々に注意を喚起します。できれば、私たちの日常生活からこの言葉を消し去り、その脅威とキューバ社会への影響を消し去ることが容易であってほしいものです。そうすることは、今日、ガザにおけるイスラエルの大虐殺を否定するふりをする人々と同じです。しかし、一方では、シオニストの爆弾が、ガザの人々を絶滅させるという犯罪的な目的で、住宅地域や学校、病院に降り注いでいるのです。

党中央委員会第7回総会で申し上げたように、ここ数年の米国によるキューバ経済を窒息させようとする措置は、キューバの抵抗勢力を支えている柱を倒すことを目的とした爆弾です。したがって、私たちは、それらが爆発するのを防ぐ方法と手段を見つけることが重要なのです。

隣国の帝国の敵意は、2024年になっても変わりそうにありません。米国は、革命を破壊し、「体制変革」をもたらすという決意を決して捨てないで、社会的動揺を促そうとする不安定化、信用失墜、メディア戦争といった行動を取っています。

米当局が見て見ぬふりをするテロ行為の脅威さえも、再燃しています。米国領から、後方支援とともに資金を提供し、あらゆる手段を使って暴力のメッセージを拡散する武装集団の訓練を促進しているという事実を無視することはできません。

今日、私たちは、ここで、彼らと対決する決意は揺るぎないものであり、ここ数日に私たちが発表した情報は、警報の一部であることを改めて表明したいと思います。

歴史には、マイアミの極右勢力に関連する多くの行為や犯罪が記録されており、それらには、米国機関の関与を否定できません。

キューバに対するテロ計画の奨励と具体化は、これらの部門に蔓延する、無罪感に基づいています。ルイス・ポサダ・カリレスとオルランド・ボッシュの例がありますが、彼らは、公開文書や米国の重要なメディアのインタビューに記録されている犯罪を公に認めているにもかかわらず、米国当局の保護の下、マイアミで静かに生涯を終えました。

テロとの戦いにおいて、米国が提唱する言説や約束は、米国領内からキューバやその外交拠点(ホワイトハウスのすぐ近くに位置する私たちの本部を含む)に対する暴力計画を奨励、計画、資金調達、組織化、実行するキューバ出身者に対する容認的な行動には対応しておらず、一貫していません。

私たちは、米国当局に対し、テロリズムと暴力行為を公言し、封鎖強化の最中にもなお、これらの手段を止めない要員に対し、調査し、対策実施し、正義を貫くことを要求します。

米国の政策によるキューバに対する暴力行為の奨励は、決して馬鹿げたものではありません。それどころか、それは二国間関係において繰り返し起こってきたことであり、歴史が証明している行動様式です。

1998年、フィデルがバルバドス沖で起きた、キューバ航空機爆破事件の犠牲者に捧げた、感動的で忘れがたい行事の中で述べたように、「無罪に陶酔し、権力の刹那性の中で、人民に対する大罪を犯す者たちが想像もできないことは、真実は、遅かれ早かれ必ず明らかになるのです」。

共和党の前任者に全面的に追従する民主党政権の3年間は、キューバに対する敵意は、党派的なものではなく、小さな隣国の主権を受け入れることのできない帝国の覇権主義的な主張に根ざした政策であることを裏付けています。

疑問があるならば、ヘルムズ=バートン法の第2章を読めば十分でしょう。この法律では、とりわけ、革命政府が打倒され、キューバ共産党、政治組織、大衆組織が消滅し、キューバに財産を所有したことのあるすべての人の財産が返還されるか、補償金を受け取るまで、経済封鎖を永久に続けることを定めています。

また、革命政権が打倒され、財産が返還されるまでの間、キューバには、この倒錯した法律の規定が遵守されているかどうかを証明する、米国政府によって選ばれ、押し付けられた移行政府が存在することも定められています。

このような絶対的な帝国の傲慢さの反論の余地のない証拠にもかかわらず、米国政府がより慈悲深く建設的な行動をとるのを「助ける」ために、キューバに何らかの行動や譲歩を要求したり提案したりする人たちが後を絶ちません。

彼らは、しばしば、封鎖の影響について知らないか、単にそれが話されるのを聞きたくないだけなのです。なかには、両国間の対立の中心的な側面であり、私たちの発展を妨げているものとして、封鎖について言及しない人さえいます。

国連総会での投票を通じて、世界の大多数の政府が30年以上、連続して、封鎖に反対するキューバ決議を支持しています。

帝国は、傲慢にも、この世界的な支持を軽蔑し、世界の要求から顔をそむけ、その犯罪的な政策を維持しています。この政策は、キューバ国民の問題に対する偽りの関心と関与の陰で、どんな犠牲を払っても革命を破壊しようとする真の意図を隠して、二重基準、嘘と中傷の言説を作り上げて、正当化されています。

国際社会のかなりの部分の連帯と理解によって、キューバは、封鎖の影響に立ち向かっています。

今日、私たちは、パンデミックと世界的危機の余波とともに、これらの問題の発生に立ち向かうことが求められています。私たちは、決意と確信、知性と統合、楽観主義と自信をもって、それを行い、不利な状況の中で、私たち全員が努力と貢献を分かち合います。しかし、努力と才能と創造性、言い換えれば創造的な抵抗力によって、この難局を乗り越えられると確信しています(拍手)。

モンテロッソの恐竜のように、封鎖は依然として存在し、今や何倍も強くなり、私たちの夢を差し止め、障害を設置し、私たちにふさわしい発展と繁栄を妨げています。それは、米国政府が、引き続き、キューバとの関係が、尊重に基づき、国連憲章と国際法に従った関係に前進するための政治的意思が欠けていることから、損なわれているのです。その行為は、キューバの資本と融資へのアクセスを遮断し、経済を抑圧し、その結果、市民の基本的なニーズに対応する、キューバ政府の能力を麻痺させることです。

この政策の影響は、電気、医療、教育、水道、住民サービス、公共交通機関、食料や医薬品の生産など、いくつかの必要不可欠なサービスの停滞に表れています。これらのサービスは、すべて、設備、部品、燃料、原材料の輸入を必要とし、そのために利用できる乏しい外貨は十分ではありません。

たとえ国の経済運営が世界で最も効率的かつ効果的であったとしても、どの政府もそのようなことは想像できないでしょうが、国民の消費に必要な物資の減少、インフレのレベル、大多数の国民の購買力の不足に表れているような、封鎖という原因によって、私たちの問題の多くは、引き続き残ることでしょう。これが経済戦争の目的であり、その結果は、革命の勝利以来、帝国主義がねらった目標を達成することはできませんが、明らかに実を結びつつあります。

キューバに対する絶え間ない破壊行為や情報操作とともに、その目的は、キューバを崩壊させ、社会的分解を引き起こし、統治不能に陥らせることですが、それは、決定的に失敗しました。

同胞の皆さん、

この数日間の討論では、犯した過ちについて、批判的と自己批判によって討議されました。 こうした過ちもまた、極度の緊張状態にある中での方針決定における困難さの一部でもあります。

不利な状況を克服したいという願望、経済変動要因の相関関係、社会的利益を維持しようという約束、少量の、時にはゼロの外貨準備などが、一種の完全な逆境の中で合流します。このようなことすべてが、総合的でない方針の決定の温床となり、論理的な誤解や、不利な条件下での適用により、悪影響を引き起こしてきました。そのことを、多くの人は、現実には唯一でなく、決定的でもないのに、すべての問題の原因と考えています。

この数日間、私たちは、まだ解決策になっていない努力、実を結んでいない対策、達成されていない予測について話してきました。

私たちは、通貨調整の設計や不適切な導入に誤りがあったことを認識しているのと同様に、私たちは、数々の逸脱を防ぐことができたはずの緻密な行動規則なしに、新たな経済主体(アクター)を承認したことを問題にしてきました。

また、承認されたルールの管理・擁護の欠如と、その実行に責任を負う国家機関の不適切な運営が、誤りをさらに大きくしていることを指摘することも重要です。今こそ漸進的に矯正を進めるべき時です。

このような問題が重なり、それが長期にわたって蓄積されたことで、キューバ社会には私たちが望まない否定的な現象や症状が現れたのです。

再度言います。矯正の時です。矯正は、革命に固有の過程です。

フィデル・カストロ・ルス最高司令官とラウル・カストロ・ルス革命軍将軍の理念と行動から、私たちは、社会主義建設の将来を危うくしかねないいかなる状況においても、適宜に矯正することの重要性を学びました。

これは、数年にわたって固められた思想です。1986年、最高司令官は、誤りと否定的な傾向の矯正の過程を徹底して推進しました。それは、1990年に非常時が始まったことから、完結することはできませんでした。国が、革命と社会主義の成果を守るために、その困難な段階に直面することに集中しなければならなかったからです。

2000年には、フィデル自身が、歴史的時期の意味から、変革すべきものはすべて変革するよう促し、5年後の2005年には、ハバナ大学から、過ちや逸脱を正さなければ、革命は、私たち自身が破壊しかねないと警告しました。

ラウル・カストロ・ルス革命軍将軍もまた、私たちの過程に現れた重要な歪みに注意を喚起しました。汚職、不正行為、社会的不規律との戦いに関する彼の言及は、現在の状況においても絶対的に有効です。

同胞の皆さん、

私たちは重大な決断の主人公であり、証人です。この国会では、国の現在と未来にとって最も重要な問題が取り上げられました。

今国会での討論は、現状から脱出し、解決するための可能性を考えて、この国の問題の深淵にまで分け入りました。

景気回復をより早く進めるために2024年に私たちが実施しなければならない施策の有効性は、労働へのインセンティブと資源のより適切な分配によって、より多くの富を生み出すためにどれだけのことを行うかにかかっています。また、その実施が成功するかどうかは、今日、短期、中期、長期の経済成長と発展の可能性を危うくしている主要な歪みの解消が進むかどうかにかかっています。

どの対策も、自動的にすべての課題を解決するものではありません。全体として、まず最初に、特定の問題を成長させることができるだけです。

課題は、組織的な方法でそれらを適用し、その影響を評価し、体系的に過程を調整し、最も影響を受ける可能性のある人々、すなわち、脆弱な状況にある個人や家族、子ども、青少年、女性、高齢者、年金受給者や退職者に対する特別な取り扱いを行うことです。

これらの決定や、現在の決定から派生するその他の決定は、中期的には、マクロ経済指標に秩序をもたらし、2024年に私たちが前進し、私たち自身に科せられた希望と繁栄への扉を開くことができるよう、この国をより有利な状況に置くはずです。

ソーシャル・ネットワーク上で、ようやく概略が決まった措置についてのさまざまな意見を、私は、聞いたり読んだりしました。それらは、理解できるものです。現在が困難であるように、問題は、決断が困難であることです。より広範で詳細な説明は、今後メディアやプラットフォームで行われるでしょう。しかし、私は、反革命がすでにソーシャル・ネットワークに載せているような、国民に対する新自由主義的な一連の政策も、中小零細企業に対する攻撃も、基礎的な食料配給の撤廃もないことを、力強く断言します(拍手)。

年末は良いニュースしかないと思っている人が後を絶ちません。給与が引き上げられ、十分な外貨と燃料が手に入り、モノ不足の負担に終止符が打たれると発表されれば、これほど嬉しいことはありません。残念ながら、それが不可能であることは、誰もが知っています。

この革命は、最大の祝賀と喜びの時に、国民に次のように語ってはじまりました。「喜びは計り知れません。しかし、まだやるべきことはたくさんあります。私たちは、将来すべてが簡単になると信じては、私たち自身を欺くことになります。つまり、おそらく将来はすべてがより困難になります」。

これは、1959年の革命勝利の最初の数時間におけるフィデルの言葉です。このように行動し、65年が過ぎました。そして革命の継続者である私たちは、このように行動するでしょう!(拍手)。

私たちは、経済状況の深刻さを認識しており、それを解決するためには行動しなければなりません。悪い、大変悪いニュースは、私たちが麻痺したり、持続不可能であったりすることにより、実行できない道筋をたどることにこだわることです。

フェリックス・マルティネスが、2010年12月の人民権力国民議会でのラウル・カストロ革命軍将軍の次の警告を思い起こしたのは、大変よいことでした。「たとえ、社会主義の実現可能性が科学的に証明されたマルクス・レーニン主義の理論的遺産と、他国における社会主義建設の試みの実践的経験があるとしても、経済秩序における新しい社会の建設は、私の控えめな意見では、未知—知られざるもの—に向かった計画です。それゆえ、各段階は、深く熟慮され、次の段階の前に計画されなければなりません。そこでは、誤りを適宜かつ迅速に修正し、解決策を時間に委ねることがないようにしなければなりません。そうでなければ、誤りは増大し、私たちは一層大きなツケを払わなければなるからです」。

党と政府の指導部は、基礎行政区から国に至るまで、誠意と透明性、そしてそれぞれに属する明確な責任感を持ってこの問題に取り組んできました。この国会で、マレーロ首相が、計画が達成されなかったこと、以前に取られた措置や決定が良い結果をもたらさなかったことに不満を表明したことを、私たちは聞きました。

私たちは、可能な限り高度な社会正義を維持するという政府が表明した意志と、キューバ国民と常に、そして永遠に共にあるという、私たち約束を認めることができます(拍手)。

間違いなく、中には、もっと早くできたこともあったでしょう。しかし、社会主義体制において、封鎖が強化された、私たちのような国において、計画経済において、そして国民参加の民主主義において、決定が実行されるためには、一定のコンセンサスと成熟が必要なのです。

この国には、責任から逃げず、高いレベルの責任を負う国があります。この政府は、現在の困難な状況からの最短の脱出をもたらす決定の実施において、国会議員やすべての国民に提案し、情報を提供し、相談し、支持を期待しています。

これらの決定の概念や設計には、党や政府の幹部や役人が参加し、学者、研究者、専門家、大学教授が支援し、民衆の意見も、変更すべきすべてのものに関して考慮されました。

いくつかの補助金の漸進的廃止や財政政策の変更などは、経済の現状における持続不可能な逸脱や歪みを矯正することを目的としています。これらは、利用可能な僅かな財源を必要かつ有効に活用するための調整です。

国会議員の皆さん、

個人的かつ集団的な努力に基づき、内部に目を向け、仕事の結果として私たち自身を成長させることで、2024年には、需要を賄うにはまだ不十分ではあるものの、国にとって決定的な活動レベルの成長を予測できます。

あらゆる分野における国家機関の機能の遂行と、地域社会や基礎行政区の組織的な活動を要求することが不可欠です。

各地域の地域的ニーズを解決するために、食料生産に特別な注意を払い、観光業を回復させ、砂糖産業の後退を食い止め、外貨と、国内の外貨交換市場を国家が管理し、金融システムを再編成し、自己資金レベルと外貨を生み出す人々への管理を保証する必要があります。

社会主義国営企業については、その実質的な自主性を進め、主要な経済活動の効率性の水準を回復し、持続可能な発展を達成し、非国営部門との効果的な連携を図ることを目的として、資源配分の仕組みとその中で活動する制度的枠組みを徐々に修正することを目的とした本質的な改革を、より迅速に進める必要があります。

企業制度は、与えられた権限を適切に活用し、供給拡大を可能にする財とサービスの生産を刺激するために、あらゆることを進んで行う必要があります。国民は、キューバの企業家が国のために全力を尽くしてくれることを期待しています。

また、より柔軟でダイナミックな構造として、現在の課題に適応する能力を高めることが考えられている、国営の中小零細企業を発展させることも重要です。

非国営の経営形態については、共和国憲法で承認された経済・社会モデルの企業部門の一部を形成していることを想起したいと思います。この意味において、非国営企業は、国の経済的・社会的発展に計画通りに貢献するための条件を備えるよう奨励されなければなりません。

私たちは、国と政府の公共政策がすべての部門によって遵守されなければならないこと、そして、団結を分断し、経済の非国家部門を革命に敵対させようとする敵の企てに断固として立ち向かうことを、改めて再確認します。

このような試みに成功裏に立ち向かうためには、歪みや否定的な傾向を避けるために、すべての経済主体(アクター)の目的において、調整された、明確で首尾一貫したルールを緻密に規定することが必要です。

これらの問題については、マレーロ首相とヒル経済大臣がすでに詳しく述べているので、これ以上触れません。あとは私たちが、説明し、議論し、そして何よりも、一つひとつの決定が、この国の経済的困難を克服するという最高の目的に役立つように配慮しながら、決定を実施するための条件を整えるだけです。

同志の皆さん、

さて、立法関連の進展について述べたいと思います。この点で、今国会の議題は、実り多いものでした。私たちは、スケジュールに従い、憲法の内容を実施するための3つの重要な法律を可決しました。

特に強調したいのは、新公共医療法です。この法律は、「ワンヘルス」の原則を承認し、医療へのアクセスを保証する国の責任と、提供されるケア、保護、回復サービスが無料であることを定めたものです。

この規範的規定は、この戦略的社会分野における科学と技術革新の進歩に基づき、キューバ医療制度の機能を新しくするものです。

同法は、憲法に定められた権利の内容を包括的に発展させ、人間の尊厳を最高の価値として認め、生命の権利、身体的・精神的一体性、自由の権利、正義への権利などを規定しています。また、これらの基本的権利の享受における社会と家族の責任も認めています。

また、キューバの法制度で初めて、「国民の苦情および請願に対する注意制度に関する法律」が承認されました。この規則もまた、憲法上の規定を発展させたものです。これだけでは、国民の問題や不満を解決することはできませんが、この活動を活発にし、改善し、制度化し、国民により良い保障を与えることは、間違いありません。

軍事検察庁法に関しては、共和国検事総長室の組織においてすでに確立されているものを補完し、軍事検察庁の組織、構造、機能を憲法上の要件に合致させ、軍隊における軍事検察庁の役割を強化するものです。

この法律は、国家機関の司法制度、特に犯罪行為の捜査、管理、行使に関連する司法制度の制度的サイクルを完成させるものです。

2024年の立法スケジュールの再調整も本国会で承認されました。

今年の最終段階において、国にとって重要な法律が承認されました。このことは、憲法と国の制度面での強化、立法活動を引き続き発展させ、改善するという国の意思を確認するものです。

今国会の議題の中で、国会で承認された2つの規範、家族法と刑事訴訟法の実施状況の検討は、強調するに値します。

家族法の検討では、この規則が、すべての人の権利とあらゆる種類の家族に関連する問題において、社会正義の効果が確認されました。

そこれらの法の適用を担当する機関によって行われた作業は、重要なものです。しかしながら、これらの法律をより効果的なものにし、社会においてより多くの知識と理解が得られるようにするよう、これらの機関が、引き続き準備をすることが必要です。

刑事訴訟法の場合、実施された評価では、その適用から得られた経験に基づき、将来の改善のために研究を続ける必要性が示されています。

この法律は、刑事訴訟に、よりよい保障を提供することに役立ち、その運営者にも刑事訴訟応じた行動を義務づけており、その効果的な実施のために恒常的な準備が求められています。

同胞の皆さん、

キューバが1月から就任した77カ国(G77+中国)の議長国は、私たちの諸機関および国全体に多大な努力を求めました。これは、グローバル・サウスの国々の大義を擁護するという私たちの約束と、国際舞台において開発途上国の利益を最も効果的に代表するためにエネルギーを結集するという私たちの意欲を反映しました。

キューバは、キューバ外交の権威と指導力、原則の遵守、対話と協力の促進、そしてこの1年の多くの多国間イベントにおいて途上国のコンセンサスを構築し団結を擁護する能力を示しました。

私たちは、占領国イスラエルがパレスチナの人々に対して、今日、犯している大虐殺を引き続き断固として糾弾します(拍手)。キューバは決して無関心ではなく、この英雄的な人々の自決権を常に擁護し、1967年以前の国境を持ち、東エルサレムを首都とする、独立した主権国家を持つこと支持することを、今日繰り返して述べます。

そのためには、米国がイスラエルに保証している、無罪とすることを止めなければなりません!ジェノサイドを止めなければなりません!自由なパレスチナのために、キューバの声は常に挙げられます(拍手)。

9月にここハバナで開催された77カ国(G77)+中国の首脳会議は、国際的な議論における主要なプレーヤーとしてのG77の発言力を強化するものでした。この会合では、キューバに対する連帯、称賛、尊敬が確認されました。

先日ドバイで開催された国連気候変動枠組条約第28回締約国会議COP28枠組みにおける77カ国グループ+中国首脳会議は、その素晴らしい成果により、この指導力が確認されました。

グループ77の歴史上前例のないこのイベントは、気候変動交渉におけるグループ77の役割強化に貢献しました。

キューバは、グループを代表し、パリで開催された通貨・金融問題を検討する首脳会議、BRICS首脳会議、国連総会ハイレベル・セグメントに関連して開催された様々な会議に最高レベルで出席しました。

このような建設的な外交活動は、コロンビア政府と民族解放軍との間の和平プロセスへの参加にも反映されており、その対話テーブルは、今年、キューバの首都でそのサイクルの1つが開催されました。

私たちは、異なる地域の国民や政府との友好と協力の絆を、引き続き強化してきました。

欧州や米国内のいくつかの反キューバ勢力のほかに、それを阻止しようとする米国の努力にもかかわらず、キューバは、幅広い支持を得て、国連人権理事会の理事国に再選されました。

また、ユネスコ理事会の理事にも、キューバが大差で選出されたことも、非常に満足すべきことでした。

「第4回国家と移民会議」も、実り多いものでした。同会議は、他国に住むキューバ人とのますます緊密で自然かつ一体的な関係を前進させるという、恒常的な約束を確認しました。

親愛なる同胞の皆様、

最後に、キューバの教育関係者の皆様に祝意と尊敬を、教育者の日にお送りします。おめでとうございます(長い拍手)。ここにおられる方々、少なくない方々ですが、そして、教師という美しい職業に就いておられた方々、あるいは現在、就いておられるすべての方々、彼らは、社会の最も重要で大切な仕事、すなわち将来の世代の育成を手にしていることを自覚しておられます(拍手)。

まず第一に、「教育者の日」の祝意が識字運動参加者(拍手)に、またその人々とともに、困難や、モノ不足、教師は創造者であることを忘れた人々の無関心に、確固と抵抗した人々のために、感謝の拍手が届きますように。あなた方の仕事と献身によって、革命の仕事の基本的な柱のひとつを支えている皆さんに、多くの感謝を捧げます(拍手)。

これが革命なのです!65年にわたる英雄的な創造を総括するこの言葉を口にするとき、私たちは、まず医療と教育を思い浮かべます。これらは、巨大で、基本的で、基礎的な仕事の両輪なのです。その上に、風や波に向かって、私たちは国の理念を立ちあげます。その国は、心配事と献身の中心部に人類をもっているのです。そして、それを常に持つでしょう。なぜなら、革命は常に存在しますし、そのために作られたのですから!(拍手)。

国民は、現在と未来における医療・教育従事者の役割と地位を賞賛し、認識していますので、その従事者は、マレーロ首相が演説で述べたように、賃金の追加支給の恩恵を真っ先に受けることになります(拍手)。

革命の勝利から65周年を祝うという重要な記念行事の前夜、キューバは、自然や帝国の最悪の強風でさえも私たちから奪うことのできなかった喜びをもって、この一年に別れを告げます。

革命が国民の権利に変えた社会的成果を維持し、向上させるために、変えなければならないことを変えるという、私たちの意志を祝いましょう!(拍手)。

私たちの独立、主権、自由を祝おうではありませんか!(拍手)。

これは、フィデル・カストロの革命であり、ラウル・カストロの革命であり、ラミーロ・バルデスの革命であり、ギジェルモ・ガルシアの革命であり、マチャード・ベントゥーラの革命であり、使徒ホセ・マルティ生誕100周年の英雄的世代の革命であり、その思想は、私たちを引き続き鼓舞しています。また、私たちが代表することを光栄に思う、英雄的で、毅然とした、反抗的な国民の意思を価値あるものにすると考えている、この会議場のすべてのものの革命です。

数日前、FEU(大学学生連盟)の創立記念日に際し、最高司令官が大学生に向けて行ったスピーチを読み返したとき、私は、より良い世界への夢と希望を失うことなく、65年にわたる包囲とあらゆる脅迫を生き抜いてきたこの革命の謎を説明する言葉を見つけました。

フィデルは、1982年12月20日にこう言いました。「革命家は、常に不可能なことを望んで、理想的なことを望んで非難されてきました。マルティは、かつて夢想家であると非難され、マルティは、今日の夢は、将来の法律になると答えました。それらの課題は、実現できない、不可能であると、一般的には提起されました。しかし、革命家としての私の人生において、達成されたものは、しばしば夢以上のものであると言えます」。

ですから、キューバに対する迫害と包囲の政策を打ち破るという夢と、時代を超えてキューバの革命家たちを動かしてきた国民の繁栄という理想を、ともに実現させましょう。 夢と不可能さえも可能にしましょう!(拍手)。

ラウル革命軍将軍、私たちとともにいてくださり、常に次の目標を征服するよう励ましてくださり、ありがとうございます。65年前、モンカダ兵営に入り、一発の銃声もなく兵士たちを降伏させたあなたは、新しい反乱軍の無敗の士気とともに、私たちに何度も、こう教えてくれました。私たちが団結して前進すれば、できるのであると。だから私たちは、そのようにいたします!(長い拍手)

これこそが革命であり、すべての夢は実現可能であるという不敗の考えです!

これこそが革命であり、毅然としたキューバ国民の革命なのです!

それゆえ、働く意志、前進への熱意、改善への意欲、そして私たちは勝利するという勝利への深い確信が必要なのです!

祖国か死か!

私たちは勝利する! (私たちは勝利する!キューバ革命万歳!の歓声)

(大歓声)


ミゲル・ディアスカネル大統領、国会閉会演説(2023年12月22日)

Se imponen la voluntad de trabajar, el afán de avanzar, la disposición de perfeccionar y la convicción de que vamos a vencer
http://www.cubadebate.cu/opinion/2023/12/23/se-imponen-la-voluntad-de-trabajar-el-afan-de-avanzar-la-disposicion-de-perfeccionar-y-la-conviccion-de-que-vamos-a-vencer/
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2023年12月02日

ミゲル・ディアスカネル大統領演説 COP28に関するG77+中国首脳会議

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ミゲル・ディアスカネル大統領

キューバ外務省サイト、2023年12月2日

2023年12月2日、「革命65周年の年」にアラブ首長国連邦のドバイで開催された、77カ国+中国首脳会議、気候変動サミット(COP28)開会式での、ミゲル・マリオ・ディアス=カネル・ベルムデス(キューバ共産党中央委員会第1書記兼大統領)の演説

国連事務総長閣下、

COP28議長閣下、

アラブ首長国連邦国務大臣閣下、

ご来賓の皆様、参加者の皆様、

閣下各位、

私の最初の言葉は、パレスチナ及び抵抗している英雄的なパレスチナの人々への支援と連帯です。私たちは、ガザにおける暴力とジェノサイドを終わらせることを要請します。占領国イスラエルの無罪放免は、最早十分です! キューバは、決して無関心ではないこと、そして、このような蛮行を終わらせるための正当な国際的努力を常に支持することを、ここに皆さま方に改めて表明します(拍手)。

私たちの「南」の国々のこうした首脳会議に皆様が出席いただいていることを、私たちは、感謝し、一緒に考えてみたいと思います。このCOP28という重要な集まりに会して、私たちは、行動を統一する必要があります。キューバは、ずっと以前から、この目的を大変重視してきました。

キューバ革命の歴史的指導者であるフィデル・カストロ・ルス最高司令官は、1992年に国家評議会議長として国連環境開発会議に寄せたメッセージの中で、環境と開発の関係を非常に明確に定義しました。彼の見解は、以下の通りです:「発展途上国では、今日自然界に科せられている圧力を倍加させている主要な要因は、その低開発と貧困である。先進国の世界では、不合理な消費を刺激し、再生不可能な資源の浪費と破壊を助長する生活様式が、地域と地球の物理的環境が受ける影響と緊張を、かつてない、想像を絶する規模で増大させているのである」。

その後30年経過して、環境を二重に痛めているこうした関係は、急激な形で、二重の意味で深刻化しています。不合理なまでに豊かな「北」と、ますます貧しくなる「南」との格差は、人的犠牲をより増大させ、拡大している一方、自然が私たちに自由に使えるようにした資源は、浪費されています。

この第28回会議は、パリ協定の実施に関する、第1回グローバル・ストックテイキング(国際的点検)を行うものです。それは、この歴史的な協定の採択に伴って生み出された期待が達成されていない、多次元的な危機という状況の中で行われています。

科学は、世界的な排出量削減の必要性と、世界の気温上昇が1.5度、あるいは2.0度を超えないようにするための残された時間が短いことを確認しています。その一方で、先進国は、不合理な生産・消費パターンを放棄することなく、緩和の分野でその義務の負担を途上国に転嫁する傾向が続いています。また、先進国は、条約や関連文書の下での約束に沿った適切な実施手段を提供せず、気候変動に関する国際的な法体系を一貫して遵守していません。

これらすべてが、今回の会議の交渉過程に重要な課題を提起しています。COP28は、様々な国情や開発目標に見合った、現実的で適用できるグローバル・ストックテイクへと導くことは、依然として可能であり、またそうしなければなりません。

「実施に関する世界」の枠組みに遅滞なく到達し、「損失損害基金」を運用するという歴史的な主張を解決することは、この会議の効果的な成果となるでしょう。

閣下各位、

公正な移行が言われている今、途上国は、共通だが差異ある責任、平等性、それぞれの能力に取り組んでいます。途上国は、先進国がその達成を保証する要素を考慮することなく、この概念を一方的に進展させるのを許すことはできません。

その中心となるのは、真に誰もが後に残されることなく、今日恐らく不十分である、資金供与を含む適切な実施手段の提供です。

「南」は、開発と気候変動対策の二者択一を迫られることがあってはなりません。この2つの要素は、切っても切れない関係にあります。私たちは、私たちの国民の声を代弁し、国民の正当な利益と願望を守る責任があります。

今回のG77+中国グループの首脳サミットが、この努力を推進することを期待しましょう!

ありがとうございました。

(拍手)


ミゲル・ディアスカネル大統領演説 COP28に関するG77首脳会議(2023年12月2日)

Discurso de Miguel Díaz-Canel Bermúdez, Presidente de Cuba en la apertura de la Cumbre de Líderes del Grupo de los 77 y China, Cumbre de Acción Climática, COP28.
https://misiones.cubaminrex.cu/es/articulo/discurso-de-miguel-diaz-canel-bermudez-presidente-de-cuba-en-la-apertura-de-la-cumbre-de-0
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2023年12月01日

ミゲル・ディアスカネル大統領 COP28会議演説

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ミゲル・ディアスカネル大統領

Cubadebate、2023年12月2日、 キューバ大統領府

2023年12月1日「革命65周年の年」にアラブ首長国連邦のドバイで開催された気候変動枠組条約会議(COP28)におけるミゲル・マリオ・ディアス=カネル・ベルムデス、キューバ共産党中央委員会第一書記兼共和国大統領の演説

議長閣下、

閣下各位、

UAE政府と国民の皆様の温かい歓迎、歓待、そしてサミットの開催に感謝いたします。

まず、ここから2,000キロあまり離れたガザで、ジェノサイドが行われていることを思い起こすことから始めることをお許しください。キューバを代表し、私たちは、占領地パレスチナのガザ住民に対する暴力とテロの拡大を断固として非難します。

地球を救うためには、平和が必要です!

今回のCOPは、真剣かつ野心的な約束の場でなければなりません。私たちは、損失・損害基金の運用開始を決定したことを歓迎します。しかし、途上国のニーズに対してはまだ不十分であることに留意してください。

科学は、繰り返し、地球の気温上昇がもたらす破滅的な結果について警告してきました。これを無視することは、人類にとって最も代償の大きい過ちです。

こうした状況にもどることは、明らかに皆の課題です。しかし、先進国だけが、最も野心的な排出削減を達成し、「南」の行動の導入を支援する条件をもっています。

パリ会議以降に経過した道のりにおいて、途上国は、多くの気候変動対策を推進してきましたが、先進国の能力と歴史的な責任に見合った連帯と約束は、実現されていません。

先進国は、引き続き、化石燃料の採掘量を増やしています。2030年までに化石燃料の生産と消費を倍増させるとさえ、言われています。このような現実は、国家間になければならない信頼の土壌を著しく損なうものです。人類の生存権が、私たちの議論の主要な動機でなければなりません。

パリ協定の実施に関する第1回グローバル・ストックテイク(進捗評価)を締めくくるCOP28は、気候変動に対する集団的な取り組みの軌道を修正するまたとない機会です。そのためには、わが国が議長国を務める77カ国グループ+中国の貢献が期待されています。

キューバの排出量は、世界全体の排出量の0.1%未満ですが、私たちは、わが国の削減目標の「国が決定する貢献(NDC)」を実施し、より強靭で低炭素の開発モデルのためのエネルギー移行戦略を推進するという約束を批准します。

米国政府による強化された封鎖という制約があるにもかかわらず、私たちは、これを実行します。

閣下各位、

1992年、地球サミットにおいて、キューバ革命の歴史的指導者であるフィデル・カストロ最高司令官は、最後にこう警告しました。「ずっと以前に、我々が行わなければならなかったことを、明日行うというのは、あまりも遅すぎる」。その明日は、すでに今日であり、時間は刻々と過ぎているのです。

ありがとうございました(拍手)。


ミゲル・ディアスカネル大統領演説 COP28(2023年12月1日)

Díaz-Canel: !La paz es necesaria para salvar el planeta!
http://www.cubadebate.cu/opinion/2023/12/01/diaz-canel-la-paz-es-necesaria-para-salvar-el-planeta/
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