JIT、2019年5月18日、Lisset Isabel Ricardo記者
ペルーのリマ市ミラフローレスのマヌエル・ボニージャ・コロシアムで開かれているU20女子バレーボール第5回パンアメリカンカップは今夜最終日を迎え、キューバがタイブレークに及ぶ劇的な試合で優勝候補のドミニカ共和国を破り(25-21, 25-23, 14-25, 15-25, 15-10)、王座を獲得した。
トマス・フェルナンデス監督率いるキューバチームは、同リーグでの初優勝を果たした。2011年と2017年の銅メダルがこれまで最高だった。2015年王者のドミニカ共和国は、3度目の銀メダル獲得となった。大会公式サイトが伝えた。
この日、プエルト・リコを3対0 (25-16, 25-23, 25-17)で破ったペルーは、大会2度目の銅メダルを獲得した。ペルーは2011年の第1回大会で優勝している。今大会の5位以降は、チリ、ホンジュラス、グアテマラの順になった。
今回の決勝戦では、キューバのアイラマ・セセーがチーム最多の29得点(27-1-1)をあげ、アイビー・マイ・ビラが13得点(11-0-2)、タリア・モレーノが11得点(8-1-2)でこれに続いた。
ドミニカ共和国チームではマダリーネ・ギジェンがこの試合最多の30得点をあげ、次いでナタリア・マルティネスが19得点をあげた。
両チームのアタックポイントは54対51でバランスが取れており、サービスポイントも9対7と同様だが、ブロックポイントは敗者チームが13対8と上回り、アンフォーストエラーも23対33と少なかった。
ホンジュラスはグアテマラを3対0 (25-9, 25-11, 25-9) で難なく破り、6位で終えた。
勝利後に、キューバのトマス・フェルナンデス監督は次のように語った。「この大きな勝利にとても満足している。選手たちがやってきた努力と取り組みはとても大きなもので、きょうすべてが実った。きょうの試合では、はじめは目指していたとおりに進んでいたが、その後流れを失い、でも第5セットで選手たちはいっそう心をこめてプレーした。」
主将のタリア・モレーノ「最初の2セットまでは私たちがとても上回っていたが、相手チームはとても準備がなされていて、試合の流れの変え方を知っていた。タイブレークではやる気を出して向かっていった。私たちの国に新たな喜びを与えたかったから。全力を出して、試合を終えられた。」
クリスティアン・クルース(ドミニカ共和国監督)「われわれには勝てるチャンスがあったが、キューバにスペースを与えてはだめだ。われわれはサーブでもっと攻撃的になる必要があった。今大会は素敵な経験になったし、選手たちは大きな学びを得た。」
キューバ対ドミニカ共和国 決勝戦(2019年5月19日)
Cuba campeón en Copa Panamericana Sub-20 de Voleibol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=115848