Radio Rebelde、2024年11月17日、 ACN(Boris Luis Cabrera記者)
アルマンド・ジョンソン率いるキューバ代表チームは、前回大会王者で世界ランキング1位の日本チームに勝つことができず、1勝3敗となり、グループラウンドであと1試合を残す段階で、次ラウンドへの出場権を獲得するあらゆる可能性を失った。
優勝候補の日本代表チームは合計8安打を放ち勝利し、4戦4勝とし、自国で今月20日から24日にかけて開催されるスーパーラウンドへの出場権を確保した。そのラウンドでは米大陸グループを勝ち抜いたベネズエラと米国が待っている。
先発のライモンド・フィゲレードが相手打者に死球と死球をあたえ、指名打者の佐野恵太には適時打を許した2回以降、井端弘和率いる日本チームは主導権を握った。
3回にハバナの右腕フィゲレードは2安打と1四球で降板したが、日本チームの得点をわずか1点に抑えたのは、2三振を奪ったヘオネル・グティエレスによる見事な救援であった。
左腕グティエレスは4回、2安打で1点をあたえ、5回には代わったフランク・ルイス・メディーナから牧秀悟の適時打でさらに1点が入った。
ついで登板したダリオ・サルドゥイに対し、日本チームはこの試合3個目の犠飛で5点目をあげ、追いつくのが難しいと思われるリードを奪ったが、キューバチームは6回から猛攻を開始した。
キューバは、ヤディール・ドレイク(きょう5打数3安打2打点)の二塁打と、エリスベル・アルエバルエナと代打ヨアン・モンカダによる連打で、一挙3点を奪った。これはすべて日本チームの先発、早川 隆久の自責点となった。
キューバ首脳陣はマウンドにエースのリバン・モイネロ(体調不良に苦しんでいた)を送ったが、安打を打たれ、死球を与え、2四球を許し、このうちの1個は押し出しとなり、相手チームは得点差をふたたび引き離した。
ラッキーセブンと呼ばれる7回、救援投手で勝利投手となった清水 達也による悪送球で2点が入り、キューバチームが同点に追いついたが、日本チームは8回、アルエバルエナの失策と栗原陵矢の犠飛により、敗戦投手モイネロの自責点となる最終的なリードを奪った。
最終回となってもキューバは戦い続け、アルフレド・デスパイネとアリエル・マルティネスの連打と、アルエバルエナの死球により満塁としたが、抑えの藤平尚真はモンカダとアンディ・コスメを連続三振にとり、戦いに決着をつけた。
キューバ代表チームは明日(11月18日)、現地時間18時30分(キューバ時間5時30分)に台北ドームでおこなわれる地元中華台北チームとの試合で今大会に別れを告げる。
キューバ対日本 ハイライト(2024年11月17日)
キューバ対日本 6回〜9回の攻防ハイライト(2024年11月17日)
キューバTV「ボーラ・ビバ」 プレミア12反省会(2024年11月18日)
Cuba se va sin medallas en torneo beisbolero Premier 12
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