ユリスベル・グラシアル
JIT、2023年10月7日
日本プロ野球リーグでの経験を持つユリスベル・グラシアルの5回での本塁打が、キューバ代表チームの勝利を決めた。相手チームのプエルトリコは、2022年に獲得した王座を再度狙うには4点差での勝利を義務付けられていた。
走者1人を置いて放たれたグラシアルの一発は、それまで地元チームが2対1と最少得点差でリードしていたところ、得点をひっくり返した。
打撃陣では、グラシアル(4打数2安打2打点1得点)のほか、MLBでのキャリアを持つ2選手、ロベルト・バルドキン(3打数2安打1打点2得点)とエリスベル・アルエバルエナ(3打数2安打1得点)が活躍した。
救援投手ジョナタン・カルボー(1回、1安打1三振1失点)が、ヤディエル・リベラにその時点で勝ち越しとなる本塁打を許したものの、勝利投手となった。
先発のカルロス・フアン・ビエラは、出だしは調子が良かったが、同点に追いつかれた。プエルトリコの救援投手ミゲル・メヒアスが崩れた。
キューバチームは3勝をあげ、予選ラウンド首位となった。予選ラウンドは当初6試合の予定だったが、今週この地域に降った雨のため、その半分で終わった。
きょう土曜日(10月7日)、キュラソーは米領ヴァージン諸島に16対2でコールド勝ちし、予選ラウンドを2勝1敗で終え、2位を確定させた。
こうしてキュラソーは日曜日の決勝戦進出チームとなり、一方プエルトリコ(1勝2敗)は今大会最弱のチームに再度勝ち、銅メダルに甘んじることになるだろう。
試合結果
プエルトリコ 2-4-2
キューバ 4-11-0
キューバTV バルドキン&グラシアル インタビューあり(2023年10月7日)
後半に試合終了部分の映像あり(2023年10月7日)
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