キューバ、人権委員会理事国に当選
Radio Habana Cuba、2023年10月10日、Martha Ríos記者
キューバは国連人権理事会に6度目の当選を果たし、同組織での業績における威信を示した、と キューバ外務省の公式サイト で発表された声明は述べている。
国連総会の加盟国146か国の無記名での直接・個人投票によって、キューバはラテンアメリカ・カリブ地域でもっとも獲得投票数の多い国となり、これは、すべての人びとによるすべての人権の享受における意義ある前進に対する国際社会の理解を意味している。
人権理事会の創設国メンバーとしてキューバは、この分野において、敬意に満ちた、率直で、開かれた対話に基づく国際協力の幅広い歴史を示している。
同声明は、キューバがG77+中国首脳会議の議長を務めている今年、今回の当選は発展途上国の利益擁護のために、また公正で公平な国際秩序の実現に向けて、特別な意義を持っている、と強調している。
今回の結果は、多国間主義を擁護する国家の確かなコミットメントや国連憲章、および客観性・公平性・非選別性の原則を堅持し、すべての人権の促進と保護のための対話と協力の擁護者であるキューバのような発展途上国が人権理事会のメンバーとしてもたらすことのできる貢献を評価している。
「キューバでは、幅広く、深く、包括的な法改正のプロセスがおこなわれており、それは人権の促進と保護の法的・制度的枠組みの強化を含んでいる」、と声明は述べている。
米国がキューバに課している大量虐殺的で違法な経済・商業・金融封鎖の強化によって生じている困難な経済状況のさなか、今回のわが国のこの重要な組織のメンバーとしての当選はまた、全国民の人権に対するもっとも明白で大量で組織的な侵害である上記米国の政策によって生じている障害に直面しているキューバ国民の価値・民族自決・創造的抵抗に対する承認である、とキューバ外務省の声明は締めくくっている。
国連人権理事会は、スイスのジュネーブに本部を持ち、47か国のメンバーで構成されている。
キューバTV 昼のニュース(2023年10月10日)
キューバTV 夜のニュース(2023年10月10日)
Cuba electa por sexta ocasión para integrar Consejo de DDHH
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/336186-cuba-electa-por-sexta-ocasion-para-integrar-consejo-de-ddhh