イギリス医師会誌に、
「妊娠前のジャガイモ摂取と妊娠糖尿病リスクの関連」の
論文が掲載されていました。
※2016年1月電子版
その論文によると、
ジャガイモの摂取量が「週に1食未満」に比べて、
週5食以上では、妊娠糖尿病のリスクが50%増加したそうです。
「妊娠糖尿病」は、妊娠中に血糖値が高くなることです。
妊娠糖尿病になると、
胎児の体重がとても増えてしまったり、
流産の危険が高くなることが知られています。
でも、どうして、ジャガイモで糖尿病になるのでしょうか?
じつは、
ジャガイモの主成分はデンプン(糖分の塊)ですから、
血糖値が上がりやすい食材のひとつと考えられています。
だから、妊娠中にジャガイモの頻繁に食べるのは、
ほどほどにしておいた方がいいのかもしれませんよ。
できれば、ジャガイモを他の野菜や豆類などに置き換えて食べれば、
糖尿病のリスクが9〜12%低下する可能性もあると報告されていますので、
参考にしてメニューを考えてみてください。
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