オールオアナッシング思考は、いくら注意しても、すぐに振り出しに戻るという感じで戻ってしまう私のデフォルト思考なのですが、今回のダイエットにおいては、まずその思考を改める必要があると感じます。
このブログにおいてもしかりですが、続けるときは230日間、1日も休まずに続けたくせに、ダメだとなると丸1年間放置でした。ダメな時こそブログです。どうダメなのか、なぜ続けられないのか、ダメダメなその自分自身をそのまま実況中継したいと思います。
今日は、自己嫌悪です。病院食のご飯の量についてです。私は現在 1,500kg のカロリー制限食です。
病院食のご飯が毎食150gでてくるので、これを100gにできないかという希望を入院当初よりしてきました。最初は看護師さん、次に担当医、そのあと新任の看護師長さん、更にもうひとりの担当医、しかし、ことごとく却下されました。理由は「病院食が一番バランスがいいからです」という思考停止状態のものばかりでした。
昨日、たまたま白い巨塔のような教授回診があり「何か困っていることはありませんか」と聞かれたので、教授に直訴してみました。
教授は、「150g? そりゃ多いね。何とかならんのかね」と教授を取り巻く10人余りの医師に振ってくれたのですが、驚いたことに、担当医の出した結論は「結局とりあえずはこのままで」ということになってしまいました。険悪な雰囲気になる寸前まで交渉しましたが結論は変わりませんでした。
そんなこんなな今日、午前中に栄養相談があったので、栄養士さんに、なぜ毎食150gのご飯が最も栄養バランスがいいとされているのかと質問してみました。すると、栄養士さんは、「食品成分表には食事の内 50〜60%は炭水化物を取るようにと書いてありますから」と最新版である平成25年版の本を見せて説明してくれました。
ご飯150gは、ほぼ 55.7g の糖質量があるので、ご飯だけで一日 167g の糖質になり、他のおかずやフルーツやヨーグルトなどを入れると 200g を超えてしまいます。その本には、糖質のことは全く書かれていないようだけれど、私は糖質130gより200gが最適である理由を純粋に知りたいと思いました。
そこで私は、昨今の食品業界では低糖質の食品や糖質ゼロの大ブームがおきていて、極端な糖質制限論者もいるけれど、賛同者の多いロカボのように1日の糖質量を130g程度にしたいという希望を述べました。つまりご飯の量を100g程度にして、残りの1単位分の80kcalを例えば冷奴などに置き換えたいという希望です。そうすればご飯の糖質は111g/日となり、全体的でも130g程度に収めることができるのではないかと述べました。
しかし、栄養士さんは「極端な糖質制限は、大幅にカロリーを上げて、タンパク質や脂肪を大量に摂取すると尿毒症になったり他の弊害が大きくなります」と述べます。私は極端な糖質制限をしたいのではなく、150gのご飯を100gにして、残りの1単位をお豆腐にしたいだけなのです」と言いましたが、「お豆腐にはタンパク質だけではなく脂質も含まれているので、脂質異常を引き起こしかねません」と言われました。
どうやら栄養士さんとは基本的に世界観が異なっているようです。私はこのような不毛な議論をするつもりなど毛頭もなく、ただ純粋に130gの糖質制限よりも200g以上の糖質摂取の方の利点を尋ねたいと思いましたが、それは叶いませんでした。結局、職務に忠実あろうとする若くて可愛らしい栄養士さんと議論するような感じになって自己嫌悪になりました。
ただ、プロの栄養士であれば、糖質制限について書かれた本の数冊くらいは読んでおいて然るべきではないかと思いましたが…。
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