例えば、脚を組むというポーズひとつをとっても、インストラクターのポーズはクロスさせた膝から左右の脚が綺麗に二本平行しているというのに、私はまるで弥勒菩薩の半跏思惟像のようにTの字になってしまうのです。それでもインストラクターは「無理はしなくていいですよ。少しでも体を動かす方がずっといいですからね」と、優しく見守っていてくれています。
ヨガのクラスでは私ひとり別次元のオチコボレなのですが、インストラクターの優しい眼差しと、他の参加者の温かい雰囲気の中で、マイペースで参加しています。ヨガの基本ポーズの多くができないのですが、今日は英雄のポーズ2というのをやってみたら、他の参加者とほぼ同じポーズができ、本当に英雄になったような気分になって、体が伸びていい気持ちでした。
鍼の先生が、「なにより大切なのは呼吸です」「ヨガは呼吸法が学べるからお勧めです」と仰っていたので、私もヨガをやってみようと思いました。けれども、今のところ腹式呼吸も心許ないし、ポーズはできないし、学ぶべき呼吸法とはどんなものかもよくわからないという有り様です。
それでも毎週2回休まず通っているのは、家から近いということと、全身カチコチだった体をほんの少しでも動かすのが気持ち良いからです。インストラクターと周りの参加者の温かい視線に本当に感謝しています。
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