私はいつもは100gで65kcalのプレーンヨーグルトを食べているのですが、今日は手術待ちで少し緊張もしているのでお菓子感覚のあるブルベリーヨーグルトにしてみました。半分強食べたところでなんとなく満足しました。もちろん全部食べれるし、あと2個や3個でも朝飯前なのですが、「これくらいでいい」という気持ちになりました。
せっかくなので、もうここで止めようと思い、まだ底に2cmくらいは残っていましたが袋に入れて捨てました。私にとっては、このようなことは初めてです。
食べ物を残す、捨てるということに、私は大きな罪悪感を感じます。若い頃から「もうお腹いっぱい」などと言って一人前を食べ切れずに残す友人を見るたびに驚きました。お皿の盛られたものは残さず食べるというのは、挨拶やお礼などと並んで、私たちに暮らしの中で最も基本的なマナーなのだとばかり思って育ってきました。
ところが大人になってふと周りを見渡すと、残さず食べるということがいつの間にか美徳ではなくなっていました。近代化、高度成長期を経て、飽食の時代を迎えた日本人の食べ物に対する価値観は大きく変化しました。それでも、私にとっては、食べ物を残すということには常に大きな罪悪感がありました。
そうは言っても、100kcalのサラダと、650kcalのナポリタンと、118kcalのヨーグルトを残さず食べて868kcalのランチのするのと、コーンを残し80kcalのサラダ、4割残した390kcalのナポリタン、3割残した80kcalのヨーグルトの合計550kcalのランチにするのとでは、健康のためには圧倒的に後者の方がいいのです。
しかしいくら健康のためとは言いつつも、このように食べ物を捨てる生活が良いわけはありません。「お弁当」などという言葉が脳裏をチラつきます。今後の課題のひとつにしていこうと思います。
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