大物ポイント、タンジュンコピのある、メナド(マナド)・トゥア島に行ってきました。
ここの島のネグリ村でゴミ処理プロジェクトを始める為です。
メナド(マナド)・トゥア島を含め、ブナケン界隈の島々のサンゴはすばらしく「ブナケン・ナショナル・マリンパーク」に指定されており、皆さんもご存知のようにダイバー、スノーケラーが世界中から訪れています。
そんなダイビングのメッカであるメナド(マナド)も、アジアの典型的ともいえるゴミ問題をかかえています。 潮流に乗ってゴミがプカプカ。 昔からココナッツの皮や、バナナの皮などを海にポイポイと捨ててきた習慣のまま現代に突入した結果です。
やはりインドネシアではゴミを処理する、という感覚に乏しく、ちゃんとしたゴミ処理施設がないのがまず一番の問題ではあるけれど、政治的背景、人々のメンタリティーもあり、なかなか簡単には解決しないのがこの手の問題。
ラフがチェアマンの一人を務めるNSWA(北スラウェシマリンスポーツ協会)でも何度もこのゴミ問題は話題に上がってきてはいるものの、実際にはかなりの予算が必要となってしまうため、なかなか前進しないのが現実でした。
それでも小さなことからでも行動しようと、ラフとレイコさんがゴミプロジェクトをスタートさせたのです。
プロジェクトの内容は
?@毎朝ゴミの収集
?A村内にいくつかの大きなゴミ箱(ゴミ置き場)を設置、不燃物との分別作業、リサイクルできるプラスチックはメナド(マナド)に持っていき、買い取ってもらう。
?B村内に焼却炉の建設 可燃物はそこで焼却する
これがプロジェクトの主な内容。日本では当たり前のことなのですが、ここで実行するのは難しい。
ゴミを集める人への給料、「焼却炉」建設の費用はラフとレイコさんが負担します。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、このラフとレイコさんのプロジェクトは昨年2月からブナケン島、タンジュンパリギ村でスタートしています。
このうわさを聞きつけたメナド(マナド)・トゥア島のネグリ村から、
「私たちの村でもぜひ実施してほしい!」と声がかかりました。
それで今日がその第一回目のミーティング、ということでラフが説明に行き、私もお供させてもらったわけです。
10人〜15人ぐらいの村人が集まり、ラフの話に真剣に耳を傾けていました。
本当にゴミがなくなるためには、すべての島、すべての村で行わなくては実現しません。時間もかかるし、費用もかかります。
だけど、誰かが始めなくては、この状況は変わりません。そこで二人が立ち上がったわけなんですよね。
将来は船を2隻使って、海のゴミ集めができるようにとも考えているとのこと。ダイバーなどがゴミを発見したら、すぐに連絡し、その船がゴミを集める…。
もちろん処理もきちんと行います。これおを実現するにも、多くの協力が必要です。私も一人のダイバーとして参加していきます。
by JUNKO
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メナドの町の高級官僚たちにも、いい加減なんとか本気で動き出してもらいたいけれど、政治がらみではまだまだ聞く耳もたず??
こういうことってやはり一番後回しなんでしょうねえ。
ま、私たちのような外国人は、できるところから、というわけです。
応援有難うございます。今後ともどうぞよろしく!
ゴミの問題はどこの島でもあると思いますが、
みんな見て見ぬふりですよね。
現地の人の意識を変えるには時間がかかりますが
、がんばってください