先日のナイトダイブで見た珍しいものをご紹介します。
「ニグラ」と、ウミウシ本に出ている”ウミウシに似て非なるもの”。実は巻貝の仲間で、日本名では、
イボベッコウタマガイ(Coriocella nigra)
貝殻が中にあるのですが、外からみるとウミウシ。動いている時はわりと速いけれど、泊まっている時はまるで面白くない?ので、あまり貴重さを感じてもらえないとは思うのですが、表面がベルベットのように見え、凸凹して突起が盛り上がる区切り線あたりが、 青く光る ので、まるで遠い宇宙でも見ているよう。 個人的にはとてもお気に入り。でもこの界隈ではナイトでごくごくたまーに見る、貴重な生物です。
調べていたら、たまに連絡とらせて貰っている、ジャカルタでダイブショップを経営されている海龍さんが、とっても詳しい説明をしてくれているページを発見。リンクは下記ですので良かったらぜひご覧下さい。 海龍のつぶやき(ダイビング編)
でもって、更に珍しいものといえば...
ブルーリングオクトパス!!
体長わずか2センチ程度。今迄見たなかでも一番小さい。でもライトに照らされてムッときたのか、それまでは白っぽかっただけの体からみるみるブルーリングが浮き上がってきました!!!
何みてんだよ?え?何か文句あっかよぉ〜??」
という声が聞こえてきそうな感じに、青い輪をムラムラと発光するがごとくフラッシュさせてました。 猛毒があり危険な海洋生物としてしられるこの日本名”ヒョウモンダコ”。噛まれたら死に至るまでにどのくらいの時間があるのかとネットで調べてみると、
”彼等に噛み付かれても痛みが無い為に分かりにくい。このタコの毒はフグの毒と似ているとも言われており、体に毒が回ると、吐き気や痙攣、麻痺、意識を失ったり、呼吸困難に陥り約90分ほどで死亡する率が高いのも特徴”
ということでした。クワバラクワバラ。
その他、ゼブラウツボ、逃げ足が速かったので頭すら写ってないのですが(;д;)
コウシンウミウシ(Dendrodoris carbunculosa)英名スリッパロブスターと呼ばれる「セミエビ」
第二額角が二つに割れる「コガラシエビ」 (Long nose shrimp)
体長わずか2.5センチほど。 サンゴの奥にいたので全体を写せなかった〜...
お気に入りオンパレードなナイトダイブでした。
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