以前はリアンビーチでオペレートしていたイタリア人ロベルトさんが、今年からコチラ側に引っ越してきたので、 (ラフと)イタリア人同士ということもあり、良いご近所付き合いに。
先日彼とそのご友人の方を夕食にご招待した際、さすがイタリア人!とでも言うべきでしょうか、ロベルトさんご自身手作りのマンゴージャム&チーズを持参。 その組み合わせを楽しむだけでもなかなかの贅沢なのに、 マンゴージャムを見たとたん、突然 マンゴータルト が食べたくなった!
早速キッチンスタッフに作り方を再び写真解説つきで伝授。 とはいえ現地スタッフのこと。 当然毎回一筋縄ではいきません。
「◯◯まで準備が整ったら、そこからは一緒に作るから電話で呼んで。」と簡単な所まで指示しておいても、彼らが電話してくるのは、
A:準備がまだ不十分で調理にかかれない時点
B:彼らの"GUESS"(予想)だけで勝手に先に進んでしまい、修正できない所まで来てしまった地点
大抵この Aか Bのどちらかです。
わかっちゃいるけど、いつまでも手取り足取りべったりでは、尚更覚えてくれない。
毎回”今日こそは!”、という望みを託して、その場から離れてコールを待つワタクシ。
でもやっぱりやけに電話が遅いな〜....
- - - - - - - 待つ事○○分 - - - - - - - - - - - -
ようやくのコールでキッチンに戻ってみると、
うむむ?
今迄にもタルトやビザ等何度も教えている筈なのですが、現地の若者、どーあっても近道を選びたがる?!
”フォークで穴開けするように”、と写真まで見せてイメージ指導してんのに、今日もまた彼らの手口(写真1)に変更済みでありました。
(写真1)フォークよりも身近にあった、 ”サテ串” 使用
(焼鳥の串です)
なんだか所々小さく掘り返されていて、虫が食ったかのよう。
ちゃんとした穴になってません...
アタクシ:「フォークで穴をあけるって前から教えてるでしょう?」
料理人:「ええ、知ってます....」
アタクシ:[E:annoy][E:annoy][E:annoy]
虫食いの上から、フォークで グサグサッ と
刺して実演して見せてやりましたよ、ええ...(写真2)
肝心のタルトのほうは、写真撮り忘れましたが、ロベルトさんのマンゴージャムのおかげと、美味なカスタードクリームを詰めて焼きましたので、とっても美味しく出来上がりました。
でもゲスト用メニューのデザート欄には、なぜか
チーズケーキ
と書かれてる...(汗) オイオイ...
いつチーズなんか使ったんだよッ?!
朝から何度も” マンゴータルト ”って繰り返し教えてんのに、聞いちゃいない。
常に思考は”別の惑星の彼方”にいる現地人スタッフ君たち。
彼らの思考との交信には大変な労力酷使と忍耐力が必要じゃょ[E:sad]
唯一の救いは、冷やして翌日食べたマンゴータルト、味が落ち着いて更に美味しくなっていた事。ロベルトさん、御馳走さまでしたー!!
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