マタ・ビルについて。ちなみにこのプロジェクトは、「Lsm Mata Biru」といいます。「Lsm」とはいわゆるNGOのような意味です。
14日のセレモニー後、マタ・ビルのゴミ収集ボート(カタマラン)は毎日海に出ています。カタマランのスタッフとしてタンジュン・パリギ村のダノンさんが、運転しながらゴミを集めています。そうです、このカタマランはたった一人のスタッフで運行できるんですね。
私達ダイビングチームは、ポイントへ向かう途中にゴミを発見したら、ボートにゴミを拾ってもらうように電話で場所を伝えます。チャチャだけでなく、マナド、ブナケン島のリゾートにも、見つけたら連絡をするようにお願いしています。
集めたゴミはどうするの???今のところ、チャチャの敷地内で保管して、以前に「Lsm Mata Biru」が作った、タンジュン・パリギ村の焼却炉で処分します。近い将来、「Lsm Mata Biru」専用の焼却炉を作る予定だそうです。以前のとは少し変わって、焼却炉の裏にゴミを置けるスペースを作ります。ぬれたゴミが乾かせ、きちんと燃えるようにするためです。もちろん、ペットボトルなどリサイクルできるものはマナドへ持っていきます。
ラフによると、あと三隻ほどカタマランが必要とのこと。悪天候などでカタマランが出れない場合などを想定しても、年間280日は運行できると、みているそうです。四隻のボートがあれば、ブナケン島だけでなく、他の島やマナド周辺までゴミを集めることが容易になることでしょう。今、「Lsm Mata Biru」では協力してくださるスポンサーを探しています。
現在、「Lsm Mata Biru」のホーム・ページを作成中です。一足はやく、ブログは開設しているので、お時間がある方はのぞいてみてください。
ダイビング中、時々マタ・ビルボートを見かけます。他ののダイビングショップやグラスボトム・ボートの人たちは、「なんだ?あのボートは?」と不思議そう。笑 近い将来、リゾートスタッフや村の人たちが、「あれはMata Biruのカタマラン。海を守っているボートなんだよ。」と胸を張って、すべての人たちに言える日が来ることを願います。
by junko
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