日本語を教えることについて、マリリンさんからコメントを頂いたので、お返事の続き。
ダイバーには多少名が知れているメナド(マナド)・ブナケン島ですが、実はまだまだ観光客の非常に少ないメナド(マナド)。
観光客が 毎日最低でも 2千人は入ってくるバリなどと違い、メナド(マナド)を訪れる外国人は年間(昨年)たったの
1万五千人(1ヶ月でも1,250人)程度
バリの移民局に友人を持つニョマン君が言ってましたが、バリでは、ピーク時などは 日本人だけでも 1日で6千人も入ってきた時があったと聞いて、更にその差の大きさに驚かされました。
こんなメナド(マナド)・ブナケンですから、まだまだ観光地化が進んでおらず、現地の若者の為の、ツーリズムやホテル業に関するまともな学校すらないのにもうなずけてしまうわけです。
ということは当然、プロを雇いたくても、プロなどは存在せず、プロを育てることからビジネスは始まるわけです。
つまり、スタッフを ゼロから教育することは必須。
そういう意味では、この地域では外国人経営者が現地の人を雇う時点で、既に地域コミュニティー貢献が始まっている、とも言えるわけです。
元々ホスピタリティーは十分にある彼らですが、マナー、外国人との習慣の違い、サービス業の知識、仕事への姿勢の違い、そして何よりも大きな問題はやはり、言葉の問題。
10年くらい前までは、「英語習いたい?」と村人に聞いても、「別に.....」とつれない返事がかえってくる事が多かったわけですが、今どきのコはやはり進歩し、考えも変わってきているせいか、やる気がある子がようやく増えてきました。
以前から、やる気がある子にはぜひ機会を、と思っていたのですが、なにぶん自分の仕事だけで精一杯。どうにかならないものかと正直やきもきしていたところです...。
今年2月にヨガクラスに参加しに行った、バリのコマネカスイートでのヒトコマ。
フロントで案内の人が来るのを待っていたら、日本語が聞こえてきました。 フロントを出て声のするほうを覗くと、なんと、ミーティングルームのような部屋の戸が開いており、ホテルの制服を着ているのですが、まだ学生みたいに若い子たちが、日本人女性の先生に日本語を教えてもらっている授業風景を垣間見ることができました。
その楽しそうな授業風景も印象的でしたが、
「こんな大きなリゾートでさえ、プロだけでなく、おそらく近所の村の子達?を雇って、ちゃんと日本語の教育を行っている?!」
衝撃的でした。(それが事実だったかどうかはわかりませんが、私の目にはそう写りました)
そんなことがあった後、ニョマンさんの伴侶として今回、順子さんがうちに来てくれたわけですが、おかげで普段、仕事に追われて忙しい私の代わりに、彼女に地域コミュニティー貢献をお手伝いしてもらうことができて、本当に喜んでおります。ようやく私とラフのもう一つの夢がかなったかな、といった感じです。
しかも順子さんは、なかなかの熱血教師?!本当に感謝しています。
今後は村の小学校にも許可を得て、タンジュンパリギ初の日本語授業時間を作ってもらい、順子さんに活躍してもらおうかと考えております。
絶妙なタイミングで、もう一人、地域コミュニティー貢献に熱意を燃やす日本人女性がいて、先日メールをいただいたばかり。
その方にも、コミュニティー貢献プロジェクトとして、順子さんの後を継いでの日本語教育、そして例のごみ問題などにも関わり、活躍してもらえるのではと、現在村長さんとも検討中。
今後もできる限り、村への貢献、プロジェクトに実際参加する方へのサポートなどに関わっていくつもりです。プロジェクトに募金協力希望の方からのメールもお待ちしております。
どうぞよろしく!
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