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付録スピーカーユニット2022 は、これならできる特選スピーカーユニット マークオーディオ編 OM-MF4-MICA で、2020付録 OM-MF4 6cmフルレンジ の 進化系ユニット です。

★★ 今年は Markaudio の第4弾 ★★
★★ 振動板の軽量化で、Hi-Fi 化 ★★

これならできる
  特選スピーカーユニット
  2022年版 マークオーディオ編
          ONTOMO MOOK Stereo編

   特別付録
   6cm フルレンジ・スピーカーユニット
「OM-MF4-MICA」 (2本)

  マークオーディオの企業理念「継続的な改善」に従った
  2020年版付録「OM-MF4」の「メタル振動板」を軽量化
  して高忠実度再生能力を高めるためにマイカを混抄して
  強化した「ぺーパー振動板」に変更した「OM-MF4-MICA」
  が、2022年版の付録スピーカーユニットとして、また
  マークオーディオ製付録の第4弾として発売されました。


  ・発 売 日:2022年9月15日(木)
  ・定   価:7,975円(10%税込 本体価格 7,250円)
  ・判型/頁数:B5/24頁

  ※1)以下、本誌を "これ特ス22版" と略称

これならできる
    スピーカー工作 2022
          ONTOMO MOOK Stereo編

   特別付録
    ONTOMO MOOK Stereo編 付録
    マークオーディオ製
OM-MF4-MICA 対応
エンクロージュア キット
   (ダブルバスレフ方式、2台分)

  振動板の軽量化により、"低音域の伸び"が短くなった
  「OM-MF4-MICA」の "低音域の伸び" を強化できる
  "DB"を採用して、さらに"ダクトレス"で作り易く
  した、オントモムック純正エンクージュア・キット


  ・発 売 日:2021年9月15日(木)
  ・定   価:8,800円(10%税込 本体価格 8,000円)
  ・判型/頁数:A4変/16頁

  ※2)以下、本誌を "これス工22版" と略称
  ※3)以下、スピーカーユニット ≡ "SP-Unit
  ※4)以下、エンクロージャー  ≡ "SP-Box"

 が発売されました。

遅く なりましたが
付録SP-Unit: OM-OM-MF4-MICA について、
机上検証 してみます。

 ステレオ編集部によるムック誌特別企画の「SP-Unit」
として、 モデル目になります。
そして、付録SP-Unit担当ブランドは、常連となった?
マークオーディオ で、 1 年ぶり となりました。

まず マークオーディオ "企業理念"
一つは {継続的な改善}  だそうで、
"これ特ス22版" の巻頭コンテンツに載っていました。

第1弾
「OM-MF5」は、ブランドの独自ノウハウを
低コストで実現させるために、開発された
「SP-Unit」でした。

第2弾
「OM-MF519」は「OM-MF5」を低価格で
音質のアップグレードさせるために、磁気回路の
強化等の改良を加えた「OM-MF5」を "改善" させた
マイナーアップグレードの「SP-Unit」でした。

第3弾
「OM-MF4」は「OM-MF5/519」が
8cm口径 のフルレンジユニットでしたので、
適合する「SP-Box」が、市販で12cm口径程度の
ウーハー搭載の2ウェイ小型ブックシェルフ型SP
に比べると、大き目の「SP-Box」になるため、
同様の音質を維持して、6cm口径に小型化を目的
として開発した、フルモデルチェンジ の
「SP-Unit」でした。

第4弾
「OM-MF4-MICA」は「OM-MF4」を
マークオーディオ の 開発思想の一つ
「低ムービングマス(軽量振動系)」
(振動系の駆動力が向上、正確な信号増幅に近づく)
を目的として、金属(硬いが重くて鳴く)振動板 から
マイカ混抄ペーパー振動板
(やや柔らかいが軽くて鳴かない)に、コーンを変更
して、優れたコーンコントロールで小信号に対して
反応の良い、ハイファイ(高忠実)度再生を向上させ
る{継続的な改善}を実行した「SP-Unit」です。

今年
付録モデル 「OM-MF4-MICA」 特徴 は、
一昨年の付録 「OM-MF4」 の特徴を 引き継ぎ
上記に書いた、 軽量なMICA混抄紙振動板
になり、箇条書きしますと、

マイカ 混抄ペーパー 振動板で 20
   の 軽量化


内容は上記参照

  ※5) マイカ ( MICA : 雲母 [ウンモ])とは?
      天然の鉱物で樹脂等に混ぜることで、
      その素材の剛性を向上させることが
      できる工業用の添加物。
      SP-Unitの振動板の場合は剛性アップ
      (高音域の改善)と内部損失(鳴かない
      特性)のアップが期待できる。


ロングストローク (Xmax = 4 mm が長い)

   小口径SP-Unit では、耐入力が向上して、
   より多くの空気を正確に振動させることが
   可能となり、周波数特性で「低音域の伸び」
   を伸ばすことが可能となる。

高コン プライアンス・ サスペンション

   サスペンション系 が柔らかくて、微細な力
   でも、振動板 の 運動エネルギー を、
   音波エネルギーに 変換可能
   (微小信号の再現性が高い?)

M ark a udio製 で珍しい インピーダンス: 8 Ω

    複数個搭載SPシステム作成で使い易い
    設定値

となっているようです。


公開 された情報から、どのような 付録SP-Unit
なのか? 私なりに考えてみますと、

 ・ 発売日 が 約1ヶ月 遅れていたのは、
  一体? 何の影響なのでしょうか?
  SP工作時に 8月の猛暑は避けられました
  ので、良いことだと、私は妄想しましたが、
  近年は 9月の残暑も 屋外での工作作業 では
  カラダによくないので、
  いっそのこと 10月 まで、延期された方が
  有難かったかもしれません。
  ( St誌:工作特集号 も遅れて 11月号 へ?)

書籍 定価 が、去年 は

  「ONKYO製 10cm OM-OF101 : 6,930
   (本体 6,300円+10%税込) 」


  で、高額になったと思いましたが、
  今年は 10cm から 6cm 口径 に小型化
  されたにも関わらず、さらに高価になり、

  「Markaudio製 6cm OM-MF4-MICA : 7,975
   (本体 7,250円+10%税込) 」


  と、 差額
1,020 14.7 アップ となって
  いました。

「OM-MF4-MICA」 オリジナルとなる
  一昨年前の付録 「OM-MF4」 と定価を 比べ
  ますと、

  「Markaudio製 6cm: OM-MF4 : 5,995
    (本体 5,450円+10%税込)」


  と、 差額
1,980 33.0 アップ となって
  います。

  この 値上げ は アフターコロナの経済状況
  と ロ国 の ウクライナ侵攻 も 結構影響
  して、需要に対する部品等の供給不足が
  影響しているのは間違いないでしょう。

ちなみに 初めての 付録SP-UNIT は、
  月刊ステレオ 2010年 7月号の付録だった

Fostex: P650 、6.5cm FR-UNIT・KIT

  で、ステレオ誌本誌込みで定価が

  「Fostex製 6.5cm: P650 : 2,310
   (本体 2,200円+5%税込)」


  でした。 冊子(本誌) の ページ数や情報量
  の 違い や KIT と 完成品 の 違い 、
  消費税率 などの 諸経費 の違い があります
  が、 最初 「P650」 に比べて
  約 3.5 倍( 350 %)弱 値上り
となりました。

『OM-MF4-MICA』 技術的内容
   市販 SP-Unit に勝るとも劣らず、
  価格アップに伴い、 相当進化
  しています。

しかし「P650」 は、量産化のための改良を
  され 「P650K」 として市販品として発売されて
  います。 ちなみに 「P650K」 高CP比
  フルレンジユニットとして 認知 されています。

  そして、色々ブランド独自の高音質化技術を
『OM-MF4-MICA』 には導入されていて、
  価格もアップしてしまいましたが、
  最初の 「P650」 より、 3.5 倍弱 "音質"
  が 良く なった訳では ありません

よって 、たかが 付録SP-UNIT ですが、
  市販SP-UNIT にも負けない付加価値を多く
  盛り込まれていて、やり過ぎのような気が
  私はします。もう少し、お手軽な 販売価格
  のことも考えてもらいたいと要望します。


最後 『これス工22版』 純正SP-Box
についてですが、最近は 生形三郎氏 が設計
担当に定着したようです。設計が手慣れて
きて、 実用で楽しく使える
ピーカー ステム なる と思います。

価格 は現在の日本では、木材が高騰していて、
その件を考慮して、ムックの価格を去年のそれと
比較しますと

 ・ 去年(2021) の SP-Box 付録MOOK
  「ONKYO製: 10cm OM-OF101 用 SP-Box KIT
   定価 :7,700 円 (本体 7,000円+10%税)」

 ・ 今年(2022) の SP-Box 付録MOOK
  「MarkAudio製: 6cm OM-MF4-MICA 用 SP-Box KIT
   定価: 8,800 円 (本体 8,000円+10%税)」

と、 差額 1,100 14.3 アップ
なっています。付録SP-Unit も同程度のアップ率
なので、 やむ ない 値上 がりと、
諦める しかないでしょう。

『これス工22版:SP-Box』 音質性能 ですが、
『OM-MF4-MICA』 が 6cm口径 なので、MOOK誌サイズ
に限られた 板材の量でも、なんとか十分な板厚と
大きさが取れているようで、今回は サイズが大きく
なる 新構造のダブルバスレフ型 SP-Box でした。

※6)以下、ダブルバスレフを "DB" と略称

『これス工22版:SP-Box』 "音" 狙い は、

{DB方式で低音の量感と伸びを!}

だそうです。  十分 DB 稼働 させるには
標準バスレフ内容積の 倍程 の内容積を必要とする、
DB方式 ですが、
『これス工22版:SP-Box』は、そこまで確保できず
√2 倍 程度 となっていましたが、 DB の動作は
問題なく 働く と思います(7割程度?)。


参考にしたウェブページは

OMS編 これならできる 特選スピーカーユニット2022 について

2022年版 MOOK 付録スピーカーユニット OM-MF4-MICA その1

2022年版 MOOK 付録スピーカーユニット OM-MF4-MICA その2

付録スピーカーユニット2021 は、これならできる特選スピーカーユニット オンキヨー編 OM-OF101 最先端技術バイオミメティクス振動板搭載 10cmフルレンジ です。

★★ 今年は新コラボ、老舗総合音響ブランド ★★
★★ オンキヨー製 バイオミメティクス UNIT ★★

これならできる
  特選スピーカーユニット
  2021年版 オンキヨー編
      ONTOMO MOOK Stereo編


  特別付録
   10cm フルレンジ・スピーカーユニット
「OM-OF101」 (2本)


   「音楽の本質をしっかり伝えたい」という思いから
   投入された新技術「バイオミメティクス振動板」等
   で、最先端のハイファイサウンドを目指したスピーカー
   ユニットを、お手頃価格の 付録 として提供



  ・発 売 日:2021年8月19日(木)
  ・定   価:6,930円(10%税込 本体価格 6,300円)
  ・判型/頁数:B5/24頁


    ※1)以下、本誌を "これ特ス21版" と略称


これならできる
  スピーカー工作 2021
      ONTOMO MOOK Stereo編


  特別付録
   ONTOMO MOOK Stereo編 付録
   オンキヨー製 OM-OF101 対応
エンクロージュア キット (2台分)
   (ダブルバスレフ or バスレフ 選択制)


"低音重視" のDBか、"鳴りっぷり" のBR が選べる
お手軽な オントモムック純正エンクージュア・キット


  ・発 売 日:2021年8月19日(木)
  ・定   価:7,700円(10%税込 本体価格 7,000円)
  ・判型/頁数:A4変/16頁


    ※2)以下、本誌を "これス工21版" と略称
    ※3)以下、スピーカーユニット ≡ "SP-Unit"
    ※4)以下、エンクロージャー  ≡ "SP-BOX"


 が発売されました。


遅く なりましたが 「付録SP-Unit:OM-OF101」について、
検証してみます。


ステレオ 編集部によるムック誌特別企画の「SP-Unit」
として、 弾 の モデル目 になります。
そして、St誌の付録期間も含めると SP-Unitブランド
としては、Fostex,ScanSpeak,Pioneer,MarkAudio、
に続き、 初登場 ONKYO となりました。


「"YouTube" チャンネル "月刊ステレオ" '21/02/23
ライブ配信」で発表され 「ステレオ2018年4,5,6,7月号」
やインターネット上の 「ONTOMO MOOK Stereo編」等
告知が載っていました。


「付録SP-Unit」 としては初の「ブランド」で、
5番目に登場した 「老舗ブランド」 になります。


まず オンキヨーの "開発ポリシー"

{音楽を通じて人を幸せにしたい}

で "これ特ス21版" の表紙裏広告に載っていました。

『OM-OF101』 開発設計思想 は、

{「音楽の本質をいかに伝え、共感していただき、
 感動を伝えることができるか」を目標とする。}

と "これス工21版" の冊子に載っていました。

今年 の付録モデル 『OM-OF101』 特徴 は、


バイオミメティクス (生物模倣)振動板


   高剛性の貝殻構造を取り入れた
   大きくうねった、五角形を回転
   させた湾曲上の立体構造コーン。


   トンボの翅(はね)の翅脈構造を
   採用した軽く強度があり、かつ
   共振が起き難い構造のコルゲー
   ションデザインのコーン振動板
   表面。


完全対称 とした 渦巻構造 エッジ


   振動板を支持するエッジに上下
   方向を完全対称とした渦巻構造
   を採用、歪みを下げエッジから
   の不要音の低減を実現


コンプライアンス・ サスペンション


   サスペンション系が柔らかくて、
   微細な力でも、振動板の機械運動
   エネルギーを、音波エネルギーに
   変換可能
   (微小信号の再現性が高い?)。


・銅製 ショートリング を採用した磁気回路


   ポール頂部、マグネット内径にも、
   ショートリングを採用、S/N感
   の向上が期待できる。


フェーズプラグ の採用


   センターキャップに比較して音の
   立ち上がりが速い、抜けがよい、
   こもり感がない、よりクリアに耳
   に届く等、振動板との相性が
   よかったため、採用


となっているようです。


公開 された 規格値 特性 などから、
どのような付録SP-Unit なのか?
私なりに考えてみますと、


{ m0 = 5.0 g} と 振動系の等価質量 が、
10cm口径ウーファー並 に重たい
(低音再生が充実するが高音再生が難しくなる)
のに、再生周波数帯域 で 最高再生周波数 が
{ 〜 30 KHz } と、ツイーター並の伸びを
示していることに、私は驚きました。

さらに 音圧周波数特性 で、中高域の平坦さ等
は、まさに「バイオミメティクス」の 設計 と
凝ったエッジ形状、さらに 強力な磁気回路 が
測定結果に、 良い音 が再生されそうな、
定量的 結果 を示していると感じました。


どのような エンクロージャーが適するのか?
は「これ特ス21版」の冊子:P4. に


{ Qts を 約 0.7 に設計しています
  ので、バスレフ方式 にマッチします。}


と載っています。

ただ 、現代の 市販SP-Unit は バスレフ方式 で
使うことを前提で設計するのが一般的なので、
バスレフ方式 がマッチするのは、当然なので
しょう。


月刊ステレオ2021年 9月号で、炭山アキラ氏 が
『OM-OF101』 を使った 「とんぼ返り」
と命名した
ック ェルフ型 ックロード ーン(以下BH)
を発表しています。


『OM-OF101』 の磁気回路が強力なので、
BH専用SP-Unit 程ではないにせよ、BHらしい
良い音が再生できたそうです。


個人的 には、サブロク合板一枚で、
SP-BOX が2本とれる程度の内容積(約 20? 強)
となる ダブルバスレフ方式 が、
良さそうに妄想 しています。


計算 したところ 「密閉型」 では{内容積:Vc}は、
{ 先鋭度:Q0 = 0.7  〜 0.8
の範囲で
{ 内容積:Vc = 23.43 5.04 ? }
となります。


「ステレオ誌」 に載った 標準バスレフ
の計算式では、
{ダクト共振周波数:fd ≒ 57.9 Hz}
かつ
{内容積:Vd ≒ 10.05 ?}
となりました。


密閉型 なら
{Q0 ≒ 0.735 ,Vc ≒ 10 ?,f0c ≒ 101 Hz}
が、良い結果が得られそうです。


バスレフ型で、高音質を狙うなら、上記計算式の
結果を基本としたエンクロージャーが良いと思い
ます。


今年 の「ムック誌付録エンクロージュアキット」
『これス工21版』 は、 『OM-OF101』
10cm口径なので必然で、エンクロージャー 内容積
が大きく必要なため、MOOK誌の形態サイズ では、
木材が足りないため『OM-OF101』の音質性能を十分に
引き出した 高音質 めません


しかし 、お手軽にちゃんとした エンクロージャー
が欲しい場合  『これス工21版』 最適 で、
設計者の 生形三郎氏 が 楽器作成的スピーカー
開発を駆使して、それなりに音をチューニング
して完成させています。よって、それなりに
音を楽しむことは出来るでしょう。


参考にしたウェブページ


OMS編 これならできる 特選スピーカーユニット2021 について

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット オンキヨー編1

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット オンキヨー編2

ステレオ誌:実用付録ムック これできまる! 本物の低音力(付録:BASSチャンデバ、2019年2月発売) が 2020年3月 に再販売?

★★ もっと低音を! 付録バス・チャンデバ ★★

これで決まる! 本物の低音力
ONTOMO MOOK Stereo編

特別付録
フォステクス製 SW専用チャンネルデバイダー
Stereo×Fostex BASS Channel Divider

   自分で詳細にコントロール、自分だけの BUSS SYSTEM を
  作ることが可能な低音用に特化したアナログ・チャンデバ。
   200Hz以下の低域信号を抽出・制御、SWに用いるアンプ
  部分やスピーカー部分を自由に組み合わせることが可能。
   どんなアンプでも使用可能な入力が、アンプのスピーカー
  出力端子から取る設定。制御部がSPから離れた付録は、
  操作・調整・SW帯域追加 が容易に可能

  ・付録外形寸法:W109×H28×D60[mm](突起物含まず)
  ・付 録 質 量:380 [g]

  ・発 売 日:2019年2月19日(火)
  ・定   価:9,350円(10%税込 本体価格 8,500円)
  ・判型/頁数:B5/24頁

※1)以下、スピーカーシステム ≡ "SP"
※2)以下、スピーカーユニット ≡ "SP-Unit"
※3)以下、ウーファーユニット ≡ "WF-Unit"
※4)以下、エンクロージャー  ≡ "SP-BOX"
※5)以下、サブ・ウーファー  ≡ "SW"
※6)以下、BASSチャンネルダバイダー
        ≡ "BASSチャンデバ"
※7)以下、Model OM-MF5 ≡ "OM-MF5"

 の 2019年2月 発売の付録 「BASSチャンデバ」
ムック が好評につき完売状態でしたが、何故か?
2020年3月に 再発売 されました。

非常に遅くなりましたが 「BASSチャンデバ」
について、 検証 してみます。

 「Stereo誌2018年11月号」記事
「短期集中連載:もっと低音を!」によりますと、

2014年11月19日 発売の MOOK付録
「2ウェイ用チャンネルデバイダー」
発売 したときに 「SW用チャンデバ」 欲しい
という要望が結構あったそうです。

※a) SW(サブ・ウーファー)
     ウーファー帯域の下、
     つまり超/重・低音帯域を
     再生させるスピーカーシステム

※b) チャンデバ(チャンネル・デバイダー)
     マルチアンプ方式を実施するための、
     帯域分割(高,中,低 等)する装置

その要望 に応えて「ムック付録SW用チャンデバ」の
発売に至ったそうです。
たしかに「オーディオマニア」で小型の
「自作スピーカー(以下SP)」等を使っていると、
重低音再生のために「SW」が欲しくなりますが、

現在は「A&V システム」の方が
一般的に「ピュア オーディオ システム」より、
人気があるようで、市販「アクティブSW」は、
一世代前に比べて、多数のモデルが市場に
出回っています。

「BASSチャンデバ」を使用するために、
わざわざ「パワーアンプ」と「自作SW」
(市販大型SPでもOK)を用意して、
手間と暇を掛けて、重低音再生することを
目指さなくても、個人的にはよいと考えますが、

「自作SP」の作成において、腕に自信があり、
すべての「SP」を自作で賄う、ニッチな要望を持つ
ことは十分理解出来ます。しかし、繰り返しますが、
一般的には、その理解は得られないと、私は考えます。

個人的 には、試してみたい気持ちはありました。
よって試しに購入しましたが、
「パワーアンプ」(付録の LXA-OT1/3 でもOK)は、
用意できますが「パッシブSW」を作成する
必要があり「ウーファーユニット」を購入する
必要がありましたで、未だに使用していません。orz

以前使用していた大型システムを SW代わりに使う
方法も紹介されていますが、仕様を見ますと
「入力信号」はメインアンプの「SP端子」から取る、
どんな「プリメインアンプ」等を使っていても
利用できる方式です。

それは「プリアウト端子」から取る方式より、
音質劣化が心配される方式となります。
さらに「2.1ch方式」の「ウーファー」1本の方式は
使えず、「2.2ch方式」しか工夫しなければ使えません。

「2.2ch方式」は「2.1ch方式」より音質は良いですが
「SW設置面積」が広く必要で、SWが2台分となる
コストが掛かる方式しか使えません。

なお「入力SP端子」が「ワンタッチ プッシュ」の
ばね式 で、太い「SPケーブル」は使用出来ません。
これはスピーカーを駆動する電力のような大電力?
が必要ではなく、信号音源としての小電力? の
信号電圧なので、ほ導体断面積は、小さくてOK
ですが、

音質上の事を考えますと、インタコネクトケーブル
同様で、音質に影響する可能性が高いので、細くとも
質の高いSPケーブルを使った方が良いと推測します。

 上記連載 記事「もっと低音を!」 では、

(1) メインSP
    :2018年ムック付録:Model OM-MF5
    :ムック誌付録 小型SP-BOX

(2) メインアンプ
    :DENON:PMA-390 プリメインアンプ

(3) パワーアンプ
    :Fostex:AP15d パーソナルアンプ

(40) パッシブSW-00 自作 10cm口径
    :Fostex:FW108SH ウーファー
    :+ 小型密閉型 SP-BOX

を使用して、使い方の解説・ 試聴レビュー
載せていました。

本誌 では、それら以外に SW 追加 して、

(41) パッシブSW-01 キット 12cm口径
    :ワンダーピュア 12cm口径ウーファー
    :WP-SP121SUB SW

(42) パッシブSW-02 完成品 16cm口径
    :ワンダーピュア 16cm口径
    :WP-SP161SUB SW

(43) パッシブSW-03 自作 16cm口径
    :フォステクス FW168HS WF-Unit
    :+ FW165WB2 バスレフ型 SP-BOX

(44) パッシブSW-04 自作 10cm口径
    :+ フォステクス P1000(Stereo誌付録)
    :密閉型 SP-BOX

等を加えて試聴レビューを載せていました。
さらに 「炭山アキラ 氏」「生形三郎 氏」による
氏らの 実際 システムに組み込んだ試聴記事も
載っています。

自作や上記のようなSPシステムに向いている
ムック付録「バス・チャンデバ」だと思いました。
でも、どのような価格クラスのシステムでも使える
と載せています。


参考にしたウェブページは

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 8

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 7

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 6

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 5

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 4

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 3

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 2

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 1

ONTOMO MOOK Stereo編 付録SWチャンデバ

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット2018 は、これならできる特選スピーカーユニット マークオーディオ編 Model OM-MF5 ロングストローク・メタル振動板 です。

今年は新コラボ・気鋭 マークオーディオ製


これならできる 特選スピーカーユニット
マークオーディオ編
ONTOMO MOOK Stereo編

特別付録
8cm フルレンジ・スピーカーユニット
「Model OM-MF5」 (ペア)

  振動板の運動エネルギーを正確に音圧エネルギーに
  反映させることを重視した、新発想の設計方針に基づく
  ユニットをお手頃価格の付録として提供

  ・発 売 日:2018年7月19日(木)
  ・予   価:5,616円(8%税込 本体価格 5,200円)
  ・判型/頁数:B5/24頁

スピーカー工作の基本&実例集 2018年版
ONTOMO MOOK Stereo編

特別付録
MOOK ステレオ編
付録 MarkAudio Model OM-MF5 対応
エンクロージュア・キット
(ダンプドバスレフ)

"おまけ" とは言わせない
市販品に肉薄する音質と外観

   ・発売予定日:2017年7月19日(水)
   ・予価:4,968円(8%税込 本体価格 4,600円)


※1)以下、スピーカーユニット ≡ "SP-Unit"
※2)以下、エンクロージャー  ≡ "SP-BOX"
※3)以下、Model OM-MF5   ≡ "OM-MF5"


 が発売されました。遅くなりましたが
「付録SP-Unit: OM-MF5 について、
検証 してみます。


ステレオ編集部 による特別企画の「SP-Unit」
として、 10
(去年は第8弾、第9弾 が同時発売?!)になります。


「ステレオ2018年4,5,6,7月号」
インターネット上の 「ONTOMO MOOK Stereo編」
告知 が載っていました。


「ステレオ2018年8月号」では 「OM-MF5」 を使用した
スピーカー工作記事が、 "特集" で組まれていました。

今年 は、今注目を浴びている、気鋭の
マークオーディオ製「OM-MF5:SP-Unit」が
付録になっています。


付録「SP-Unit」としては初めての 「ブランド」
番目 の登場になります。


 今年の付録モデル 『OM-MF5』 特徴 は、


高剛性 軽量 な振動板
   宇宙工学グレードの 100μm厚
   アルミ・マグネシウム合金


ロングストローク (Xmax が一般より長い)
   低音域での正確なストロークを達成?


高コンプライアンス ・サスペンション
   サスペンション系が柔らかくて、微細な力でも
   振動板の運動エネルギーをが音波エネルギーに
   変換可能(微小信号の再現性が高い?)


となっているようです。


『OM-MF5』 は「マークオーディオ」の
同じ8cm口径市販品「Alpair6v2」等から
低コスト化しています。


まず「フレーム」 ですが、市販品は
「エンジニアリングプラスチック」を使って
いますが


『OM-MF5』 は「鉄板プレス」に変えて、
量産化によって、低コスト化しています。


また 「高コンプライアンス(柔らかい)」
サスペンション系が、多分組立工程での難しさから
やや「低コンプライアンス」方向に向けたようで、


{最低共振周波数:f0 ≒ 124 Hz } と高く、
{等 価 質 量:m0 ≒ 2.05 g } と軽く
なっています。


これら は「マークオーディオ SP-UNIT」の特徴から、
一般ブランド? 「SP-UNIT」の特徴へ傾いていて、
重低音の再生が、やや後退していると推測します。


以上の低コスト化等で、市販フルレンジ
「MarkAudio SP-UNIT」から聴感上の
ワイドレンジが、やや低下すると思われますが、


「マークオーディオ」の 指向性が広く
高い解像力 明るさ は、保たれていると、
告知 や MOOK誌の冊子 に載っていました。


また エンクロージャー ですが
「エアーサスペンション」系の「SP-BOX」で、
内容積の少ない「密閉型」

つまり「小型エンクロージャー」にやや向いて
いる「SP-UNIT」ようです。
(バスレフ は万能でフルレンジなら普通に可能)


計算したところ「密閉型」では{内容積:Vc}は、
{ 先鋭度 :Q0 = 0.7  〜 0.8 の範囲で
{ 内容積 :Vc = 3.10 1.28 ?  となります。


「ステレオ誌」に載った 標準 バスレフの計算式では、
ダクト共振周波数: fd ≒ 81.4 Hz} かつ
内容積: Vd ≒ 3.4 ?} となりました。


今年 の「ムック誌付録エンクロージュアキット」
『ス ピーカー工作の 本& 例集 2018 年版 は、
商品解説では "高音質" を強調していますが、


内容積 がおよそ 1.5 ? 弱} になる
「ダンプドバスレフ 型 SP箱 KIT」
なるそうです。


なお「ダンプドバスレフ」は「密閉型」と
「バスレフ」の中間となる特性になります。
よって適正内容積も中間になります。


以上より、設計計算値の範疇に入りますので、
商品解説に "誇大表現" はなく、その解説は、
信じて良いと思います。


さらに 「SP箱KIT」の音質を向上させるためには、
「仕上げ塗装」や「吸音材」や「スピーカー端子」と
「内部配線材」等の工夫で容易に達成できるハズです。


設計者 は、新進気鋭のオーディオ評論家? で、
スピーカー自作にも熱心な 「生形 三郎 氏」 です。


「生形 氏」 は、音楽之友社公式オンラインショップ
「ONONMO Shop」で発売された バッフル面 に
「オーク(楢):無垢材」を使った数量限定品


UBUKATA MODEL DBR-3
(マークオーディオ製 8cmフルレンジ・
  スピーカーユニット・キット OM-MF5 対応)


  ・型   番:STKT-008
  ・発 売 日:2018年7月19日(木)?
  ・販売価格:54,000円(8%税込 本体価格 50,000円)


も設計しています。こちらは「SP-BOX」素材に高額な
「オーク(楢):無垢材」等を採用した、
ハイエンド機的な仕様なので、


工夫せずとも、解説通り正確かつ丁寧に工作すれば、
あまり苦労せずに高音質を得られると予想します。
ただし「使いこなし」は重要で必須事項になります。


参考にしたウェブページは

OMS編 これならできる 特選スピーカーユニット2018 について

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット マークオーディオ編3

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット マークオーディオ編2

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット マークオーディオ編1

ステレオ誌2015年8月号付録 フォステクス スピーカーユニット 8cmフルレンジ M800 について、付録初 メタル振動板

ステレオ(Stereo)2016年8月号  スピーカー工作特集号
【特別付録】 8cm径フルレンジ スピーカーユニット (× 2)

今年のユニットはステレオ誌 付録史上初 メタル振動板
Stereo誌 × Fostex、共同企画 8cm口径: M800

   ・発売予定日:2016年7月19日(火)
   ・予価:3,900円(8%税込 本体価格 3,611円)

Stereo編 スピーカー工作の基本&実例集 2016年版
(ONTOMO MOOK)
【特別付録】 ステレオ 2016年8月号 付録 フォステクス M800用
バックロードホーン エンクロージュア・キット

今年の付録エンクロージュアは、 "凄いぜ!メタル対応"

   ・発売予定日:2016年7月19日(火)
   ・予価:4,900円(8%税込 本体価格 4,537円)

の発売が近づいています。

「Stereo誌:特別付録 8cm 口径スピーカー ユニット の歴史は、

第2回 :「ステレオ 2011年 7月号 特別付録 Fostex スピーカー ユニット
     キット P800 (8cm口径 フルレンジ スピーカー ユニット)」
     2010年 6月19日発売 特別定価¥2,667円(税抜)

  『 昨年の6.5cm口径フルレンジ・スピーカーユニット・キット「P650」
   を、8cm口径にして、低音をグレードアップしたユニット・キット、
   後に、量産改良完成品「かんすぴ:P800K」が市販発売されました。 』

第3回 :「ステレオ 2012年 8月号 特別付録 スキャンスピーク(Scanspeak)製
10F/8422-03 10cm口径 フルレンジ スピーカーユニット 完成品」
     2012年 7月19日発売 特別定価¥2,848円(税抜)

  『 デンマークの高級スピーカーブランド御用達(OEM)メーカー:
   スキャンスピーク製10cm口径フルレンジユニット完成品。実質 9cm口径
   だが「P800」からさらに低音域強化のグレードアップスピーカーユニット』

第5回 :「ステレオ 2014年 8月号 特別付録 Fostex(フォステクス)製
     2ウェイ・スピーカーユニット ツィーター: PT20 、ウーハー: PW80
     2014年 7月19日発売 特別定価¥3,528円(税抜)

  『 8cm口径コーン型ウーファー×2、2cmソフトドーム型ツィーター×2の
   計4個(Fostex、PW80、PT20)+備品(NW用コンデンサー×2等)の
   2ウェイ化で超高音域再生を拡大、ワイドレンジ化した、高CP付録。
   後に、市販品番化した「かんすぴ:PW80K、PT20K」が発売されました。 』

となり、 今年は 8cm 口径としては、 第4回目
特別付録スピーカーユニッ0ト 『M800』 になります
(「10F/8422-03」は取付穴寸法が「PW80」と同寸法より追加)。また、

★☆★ :「DigiFi[デジファイ] No.19(別冊 Stereo Sound ) 特別付録
オラソニック製 グラスファイバー製振動板、ハイレゾ対応
8cm口径フルレンジ ・スピーカーユニット(以下、 DF19FSPU )」
     2015年 8月31日発売 特別定価¥4,500円(8%税込)

  『「卵型USBスピーカー」でデビューして「DigiFi」のオーディオ付録を
   今まで一貫して担当しているブランド「オラソニック製 8cm口径
   フルレンジ・スピーカーユニット」「No.20 付録スーパーツィーター」
   と2ウェイ化してハイレゾ対応ワイドレンジ・スピーカーに進化する。』   

と「デジファイ」でも8cm口径スピーカーユニットを付録で発売しました。

『M800』 「PW80(K)」 は、 同じユニットフレーム を採用、
「DF19FSPU」 「PW80(K)」 同じ取付穴寸法 (φ79mm)
同じ取付ねじ位置 となっていますので、

磁気回路がスピーカーボックス内部でエンクロージャーと干渉しなければ、
お互いの スピーカーボックス を、 流用 出来る
ように設計されていいます。

ただし、 上記3モデルの 仕様上規格値が異なっていますので
「密閉型」 ですと低音再生能力で差が少ないので、
そのまま 交換可能 ですが

「バスレフ」 ですと、周波数特性上、低音再生能力の差が大きく、
調整する必要 があります。

面倒であれば 「バスレフ・ダクト」 を吸音材等で
塞いで しまえば、スピーカーボックスは 「密閉型」 となりますので、
低音の量感は減ってしまいますが

聴感上の周波数特性のバランスは整い
十分実用に耐えるスピーカー が完成します。

3モデル のユニットを1つのエンクロージャーで聴き比べて、
「パルプ」「グラスファイバー」「メタル(アルミニウム)」の素材違いの
音色を楽しむ遊びも出来ます(音色の違いは振動板の違いだけではありません)。

『M800』 は、恒例になったステレオ誌 工作特集号 特別付録で、
去年は10cm口径と振動板の面積を大きくして低音域再生を拡大しましたが、

今年の『M800』の進化は、振動板素材変更の高剛性化の 高音域再生拡大 と、
等価質量(m0)アップで 低音域拡大 も図っています。

価格は、 去年とほぼ同じですが、振動板がメタル(アルミニウム)素材で、
加工にコストが掛かっていますので、音質はさておき、コストパフォーマンスは
去年より、高いかもしれません。

『M800』 の高音域再生限界は、可聴帯域を超えた(〜32[kHz])に達しています。
低音域の伸びも明らかに、一昨年の 8cm口径ウーファーユニット「PW80」より、
間違いなく1ランクは充実しています。

 今年のステレオ誌 付録 スピーカーユニット『M800』の概要は、

(1) メタル(アルミニウム)振動板採用

   紙(パルプ素材)製を超える硬い素材で剛性を高めたコーン型振動板
   によるワイドレンジ(fo=105[Hz]〜 32[kHz])を達成

(2) アップロール・ラバーエッジ採用

    ラバー(ゴム製:内部損失が高いので鳴かない)製エッジで、
   メタル(アルミニウム)振動板の弱点である鳴き易い性質(内部損失が低い)
   を補完して鳴きの癖を減少させ、低音再生を可能とする高ストロークを確保

(3) コーンとセンターキャップが同じアルミニウム素材

    中・高音域の音色感を同素材(アルミニウム)を使って音色を統一

(4) ステレオ誌2014年8月号 付録 PW80:ウーファーと同じ鉄板フレーム

    上記に記入済み

と告知されていました。

今年 ムック 誌の付録にて、ステレオ誌付録スピーカーユニット用
エンクロージャー・キット 発売 されます。

今年 去年と同じで 『M800』 専用「バックロードホーン型(以下 BH )」です。
しかし、ユニットの規格数値上「BH」には向かない スピーカーユニット
ですが、

去年の「P1000」よりは、やや制動力を上げユニットなので
「P1000」 よりは 『M800』 の方が
BH向き にはなっています。

「P1000」でも何とか「BH」独特の音は聴けるそうなので、去年よりは
高音質が期待が出来そうです。

参考にしたページは

ステレオ2016年8月号 メタル振動板8cmスピーカーユニット M800 について

ステレオ誌2016年8月号 特別付録 M800 アルミ振動板スピーカーユニット

igiFi No.22[デジファイ No.22]バランス駆動対応ヘッドフォンアンプについて 多数オプション付録基板 その1

デジファイ [DigiFi] No.22 (別冊STEREO SOUND)
【特別付録】 オラソニック[Olasonic]製
バランス駆動対応ヘッドフォンアンプ
   発売日:2016年 5月30日、特別定価 ¥5,500 8%税込


※以下付録を 「DigiFi22:HPA」 と呼びます。

特  徴

  □ アナログ入力1(φ3.5mm ステレオミニジャック 1系統)
  □ アナログ入力2(RCAピンジャック入力1系統)
  □ アナログ出力1(φ3.5mm ステレオミニジャック 1系統)
  □ アナログ出力2(バランス駆動用XLR 3Pin 1系統)

  ■ USB 5V電源を13V昇圧電源で使用する 高駆動 仕様
  ■ ヘッドフォンの仕様にマッチさせる インピーダンス切替 (アンバランスのみ)
  ■ OPアンプ交換可能(アンバランス駆動のみ OPA2134PA 搭載)
  ■ バランス駆動対応(OPアンプ未搭載、2個搭載可能)

  ◇ Micro USB TypeB 入力の別電源(別途、必須)
  ◇ オプション、 DF22-EXP 接続端子拡張基板 ¥3,000 有
  ◇ オプション、 バランス駆動用OPアンプ OPA2134PA×2 ¥1,000 有


デジファイ No.22 の特別付録、
バランス駆動対応ヘッドフォンアンプ (以下HPA)が
発売されます。

市販品ヘッドフォンアンプで数万円以上 するアイテムが、
1万円未満で手に入ることが最大の魅力 になっています。


私が思うに「DigiFi22:HPA」は、付録で実現させることは原価コストが
掛かるので、普通は考えられない、

ヘッドフォン再生のトレンド になる
バランス駆動に対応 したオーディオ基板です。


残念 ながら "対応" と載っていたのは、実現させるには、
通常のヘッドフォンアンプより増幅回路をさらに2倍用意しなくては
いけないので、


電源(ACアダプター)を添付せず、主要部品のオペアンプを
「別売り」の仕様にして、付録の価格を抑えた、苦肉の企画だと、
私は考えています。


そのおかげで「バランス駆動用オペアンプ」を市販されている
各社「オペアンプ」に交換して、その音色違いを楽しむ、
マニアックな遊びもできるようになっています。


その場合、気を付けたいのは「オペアンプ」の「ソケット」の
抜き差しには、使用回数の限度があるということです。
一般的には20回程度が限界でしょう。


それでも雑誌の価格として、売られる上限の販売価格
(月刊誌:4千円未満?)を大幅に超えてしまうことは必然です。


今回、ムック雑誌の「デジファイ」特別付録号として、
初めて、 特別定価が5千円を超えてしまいました


しかし、市販品ヘッドフォンアンプには無い 珍しい特徴 があります。
それは、


◇ オプション:
接続端子拡張基板 DF22-EXP  ¥3,000(8%税込)

を公式ウェブサイトのネット通販ショップ
Stereo Sound STORE (ステレオ サウンド ストア)」にて、
販売していることです。


「ヘッドホン/イヤホン」 「バランス駆動」は、数年前に登場した
新しい駆動方法の製品なので、普及させるためには 「接続プラグ」
「接続ジャック」 規格を統一 させなくてはいけませんが、


黎明 期なので、各アンプ/ヘッドホン・ブランドごとに採用している
「アンプ側:接続ジャック」と「ヘッドホン側:接続プラグ」の規格
が異なっていることが現実です。


よって、バランス駆動で、使用したい「ヘッドホン/イヤホン」と
「アンプ」の「接続規格」が同じでないと「バランス駆動」で再生
出来ないという使い勝手が、非常に良くない状態となっています。


「接続端子拡張基板:DF22-EXP」 は、その「アンプ側:接続ジャック」の
形状を挿入することで別規格に変換して、使える「バランス駆動」用
「ヘッドホン」の数を増やそうとする「オプション・アイテム」です。


さら 素晴らしいことは「DigiFi22:HPA」専用でなく{XLR 3ピン}の
キャノン入力を装備しているので、市販品の{XLR 3ピン}の
「バランス駆動ヘッドフォンアンプ」でも使用可能なアイテムです。


ただし「ヘッドホン/イヤホン」を沢山コレクションしていない
「一般人/マニア」には無用の長物になります。しかも音質の劣化が
聴いて分かる電気回路の接続箇所が増えるというデメリットもあります。


その ような状況なので、接続プラグの規格統一の動きが始まっていて、
日本では{4.4ミリ/ 5極}という、新しいプラグの提案が
「JEITA」からありました。


欧米でも統一規格の動きがありますので、どの「接続プラグ」の規格が
世界統一規格になるのかは、分からない状況です。


ちなみに「接続端子拡張基板:DF22-EXP」では「JEITA」の統一規格用の
「接続プラグ」用「ジャック」は採用していません。


すでに「アステル&ケルン」の{2.5mm4極タイプ}や
「ゼンハイザー}などが採用している{4極タイプ}などの

「接続プラグ」の「ヘッドホン/イヤホン」を持っている方が多いこと
などを考慮した結果だそうです。


まだ、規格が発表されたばかりで、実際に採用した「ヘッドフォン」が
存在していませんので、当然ですが・・・


参照したウェブページは下記リンク先になります。


DigiFi No.22 付録 バランス駆動対応ヘッドフォンアンプに決定 5

デジファイ No.22 付録 バランス駆動対応ヘッドフォンアンプに決定 4

Digi Fi No.22 付録 バランス駆動対応ヘッドフォンアンプに決定 3

デジ ファイ No.22 特別付録 バランス駆動対応ヘッドホンアンプに決定 2

DigiFi No.22 特別付録 バランス駆動対応ヘッドホンアンプに決定 1

Stereo[ステレオ]2016年4月号 特別付録 ショートピン「LXJ-OT5」について、アンプの音質をグレードアップするアクセサリーです。

Stereo (ステレオ) 2016年4月号
   【特別付録】 ラックスマン ショートピン: LXJ-OT5
      発売日:2016年 3月19日(土)、予価 2,900円 8%税込

 のネットショップの予約が始まっています。

  ※以下、コストパフォーマンス -> C/
      と略称します。

ステレオ誌の付録特集号 は、
夏のスピーカー工作特集号に対して、 新春のオーディオ基板付録号 は、

第一弾 :「Stereo2012年 1月号 特別付録 Luxman製 デジタルアンプ
LXA−OT1 2011年12月19日発売 特別定価 2,800円

第二弾 :「Stereo2013年 1月号 特別付録 Luxman製 HPA付USB-DAC
LXU−OT2 2012年12月19日発売 特別定価 2,800円

第三弾 :「Stereo2014年 1月号 特別付録 Luxman製 デジタルアンプ
LXA−OT3 2013年12月19日発売 特別定価 3,700円

第四弾 :「Stereo2015年 1月号 特別付録 エミライ製 USBノイズフィルター
ES−OT4 2014年12月19日発売 特別定価 3,000円

と発売されてきましたが、日本の経済事情(付録の原価がアップ)により
、残念ながら「2015年1月号」で、終わり(中断?)になってしまった
ようです。と思っていましたが


「オーディオ基板」ではなく 「オーディオ アクセサリー」 に代わって、
3号遅れて「 2016年4月号 」で「 付録号 が発売するようです。

機能的「付加価値」上の「お得感」は無くなりましたが、
無駄に高級で非常に贅沢なこだわった作りの低C/Pになって、
実用付録が戻ってきました?


1. ショートピン とは?


「インテグレーテッド(プリメイン)アンプ」で、
「プリ部」と「パワー部」を分離可能か「パワーアンプ」として
使えるように準備された「POWER IN端子」のある単体「アンプ」や、

「RCA入力端子」が2系統以上あるセパレート型「パワー(メイン)アンプ」で、
一般的には使われないだろう「RCA入力端子」の空の「RCAピンジャック」に
出荷時点から取付けられている。

「RCAピンジャック端子」の
プラス側端子(中心部導体)とマイナス端子(外側導体)を
ショート(短絡)させる(接続する)「RCAピンプラグ」です。

「プリメイン」や「パワー」と名前の付く「アンプ」で、
出荷時点で取付けられている主な目的はこれから下記に書く効果

● 電気的効果 :挿した端子から(電磁波)ノイズ等の侵入を防ぐ
● ダストカバー :端子を覆うので、埃・塵 による 汚れ を防ぐ

の機能を働かせることです。


2.「 LXJ-OT5 」とは?

 " LX " ≡ Luxman(ラックスマン)、
?" J " ≡ Jonit[or Jack] terminal(ジョイント[ジャック]端子)
 " OT " ≡ Onngaku no Tomosha(音楽之友社)
 " 5 " ≡  第5弾 

になると思います。

材質・仕上げ :真鍮無垢削り出し、24K金めっき

・真鍮(シンチュウ)    電気回路の端子素材によく使われる銅と亜鉛の合金、
    JIS規格等では「黄銅」と呼ばれている。

    導電率は銅の1/3位だが、機械的衝撃に強い
    適度な強度がありますが、金属としては柔軟で変形しやすい
    ので、加工が非常にし易い。

    電気回路の導体としては、コスト・電気的性能(体積低効率)
    から、銅が多く採用されていますが、

    純銅の端子では、機械的強度が実用上では弱過ぎる
    (衝突等の衝撃で変形してしまう)ので黄銅が多く使われている。

・無垢(ムク)削り出し
    加工処理上、
    金属の場合、まじりけがない丸棒から削り出して加工
    プレス加工等での応力による歪み・劣化が無い。
    プレス加工より素材肉厚を厚く出来、剛性が高い。

・24K金めっき
    24/24=1(100%)の純金めっきを表しています。

    K(カラット)は、純度を示すもので、なぜか? 分母になる
    数値は "24" が使われる?

    純金はとても柔らかく、爪でもつくと変形してしまうレベルの
    硬度しかありませんので、装飾品の場合は柔らか過ぎて、
    形状が維持できず、使えない場合があります。

    その場合、銀や銅とパラジウムなどが添加した合金として硬度を
    上げるそうです。18Kとはそのようなものになるそうです。

    電気的接続用端子のめっきの場合は「硬度」はあまり関係なく、
    「耐食性」に優れ「電気伝導性」の高さを要求されますので、

    「24K金めっき」と謳っているのは "装飾品" と扱っている
    のか? 純度が高いと振動のダンプ材として有効としてとらえて
    いるのか? 全く意味がないのか? 私には不明です。


3.「 LXJ-OT5 :ショートピン」の 効果

 オーディオコンポーネントの音質を出来るだけ向上させるための
対策アイテムで、無くても音は再生出来ますが、少しでも高音質を目指して
いる場合は、試しで使ってみるのも良いアイテムです。

● 電気的効果  :挿した端子から(電磁波)ノイズ等の侵入を防ぐ

   使用していない入力端子から、外来ノイズの混入によって誘起された
   不要電圧が、デリケートな音楽信号を汚す要因となっています。

   「ショートピン」によって不安定な入力回路を電気的にショートさせる
   ことで、オーディオ回路が安定し、クリーンで高品質な信号増幅が
   得られます。

● 機械的効果  :入力端子部分の不要振動する共振を取り除く

   機械的な入力端子振動の抑制は、より表現力の豊かな音楽再生を
   実現するために必須となっています。入力端子部分が振動することに
   より発生する不要な共振を「ショートピン」の装着によって取り除く

   なお、この効果はアンプ側の「RCAピンジャック」との機械的相性が
   影響するので「Luxman:アンプ」の「真鍮削り出しRCA入力端子」
   とは相性が良いと思いますが、

   他ブランドの「プレス加工」の「RCA入力端子」では、機械的効果が
   表れない可能性があります。

● ダストカバー :端子を覆うので、埃・塵 による 汚れ を防ぐ

   リアパネルにある入出力用「接続端子」は、設置してから1年ぐらい
   経ってから、掃除をすると分かりますが非常に汚れています。

   「金めっき端子」なら、多少汚れてもクリーニングすれば、直ぐ導通
   が良くなりますが「ニッケルめっき端子」は、下手をすると数年で
   錆びてしまい使いものにならなくなります。

   その「RCAピンジャック(入力用接続端子)」に「ショートピン」を
   差すとが「入力側外側端子」が大気と直接触れなくなるので、
   空気中の塵やゴミが端子に付着しなくなります。

   それらが主な原因で、湿気を帯びて端子の表面が酸化(錆びの発生)
   することを防止できます。


4. LXJ−OT5 使い方 (主にアンプで使用する)

1) フォノ入力端子が空いている場合
   (デジタルプレーヤー等の再生重視)

   フォノ音声信号は微弱で入力端子の増幅率が高いため、ショートピン
   の短絡による「電気的効果」が高い。よって最初に試すべき入力端子
   になります(L/Rの2個)

2) フォノ入力を中心に使っている場合
    (レコード再生重視)

   フォノ音声信号は微弱で他の端子に節されているプレーヤー系コンポ
   の出力等した信号(ノイズ源の電磁波を導体がアンテナとして拾う
   ことも含む)に影響され、音質劣化します。

   よって、それらの端子のノイズを閉回路にすることで、
   発生防止・ノイズ消滅をもとして、空いている全てのRCA入力端子に
   使用する。

   2個では足りないので、別途「Luxman:JPT-10(8個1組)」などを
   追加購入して、空いている全てのRCA入力端子をショートさせる。

   「ADプレーヤー」からの「フォノ出力」は微弱信号なので、
   少しの環境変化で音質劣化します。

   高音質を目指すのなら「ADプレーヤー」を含めてアンプの
   入力端子には3台を超えるコンポーネントは接続しない方が
   良いそうです。


参照したウェブページは下記リンク先になります。

ステレオ2016年4月号付録に Luxman製ショートピン LXJ-OT5 が付く

ONTOMO MOOK「極上のハイレゾサウンド抽出法」に ステレオ誌付録だった USBノイズフィルター ES-OT4 が便利になって再登場。

ONTOMO MOOK Stereo編 極上のハイレゾサウンド抽出法
 【特別付録】 USBノイズフィルター ・ケーブル、特殊カバー B5版 24頁
  2015年12月19日[土]発売 定価:3,996円(税込)

が発売中(2016年2月現在)です。

USBノイズフィルター は「Stereo(ステレオ)2015年 1月号」
(2014年12月19日発売)の特別付録 USBノイズフィルター
「エミライ×Stereo: ES-OT4 」と 同一品 です。

ステレオ2015年1月号付録 ES-OT4 について LXU-OT2 を高音質に


 ただし、本誌のコンテンツが{B5版 24頁}と「ES-OT4」の取扱説明書
程度の内容しかない、まるで「ステレオ誌」付録の再販売の在庫整理
のように受け止められでも困るようで、


「極上のハイレゾサウンド抽出法」の付録一式で、
直ぐに実用 的に「USBノイズフィルター」を使用出来るように、


「ES-OT4」を使用する場合に、別途必要だった
「ノートPC」等と「USBノイズフィルター」を接続させるための
短い(20cm位?) 「USBケーブル」 と、


チリ・ホコリ等から守り、基板のハンダ加工処理後の鋭利な金属突起が
周辺の物に傷を付けないようにするための、
足付きトップ用アクリル製 「特殊カバー」 を備品として追加しています。


上記 2点の備品を追加 して「ステレオ2015年1月号、¥3,000(税込)」
より、 約千円高いだけ で再販されているのは「USBノイズフィルター」
を試しでみたかった方々には、 さらにお買い得 であるといえます。


  私が 「ES-OT4」 を使った 感想 は、無い場合と比較して有る場合は、
「USB DAC」の価格ランクが2ランク以上、上がったような、音質向上
(ベールを2枚剥がしたクリア感と明確な音場感)を感じました。


「USB DAC」を使った「PCオーディオ」では
「USBノイズフィルター」は、間違いなく、 必需品 だと感じました。


「ES-OT4」を試しで使っていた私の「USB DAC」は、雑誌付録の


(1) ステレオ2013年1月号特別付録 「LXU-OT2」
(2) DigiFi No.10  特別付録「USB DAC付ヘッドフォンアンプ」
(3) DigiFi No.15 + No.16 ハイレゾ対応「96/24対応 USB DAC」


ですが、いずれの「USB DAC」でも「ES-OT4:USBノイズフィルター」を
経由させて「PC」と、それら「USB DAC」を接続させますと、


必ず音質は良くなり、2ランク位上級の「USB DAC」を使ったような
高音質に激変しました。


 「(1)LXU-OT2」の場合は「Stereo2013年1月号」の付録解説の記事で
検証されています。


「サンプリング周波数/量子化ビット」が「PCM:48kHz/16bit」の
ハイレゾ対応ではない「USB DAC」ですが「PC」の再生ソフトで、
リアルタイムに「ダウンコーンバート」しているのに関わらず、


「ハイレゾ音源(PCM:96kHz/24bit)」の音質と「ダウンコンバートされた
音源(PCM:48kHz/16bit)」の音質と比較しても、
何も不満がなかった試聴状態になったそうです。


予想としては「USBバスパワー」の市販「USB-DAC」


(4) Fostex (フォステクス): HP-A4
(5) KORG (コルグ)    : DS-DAC-10、DS-DAC-100(m)


でも音質向上効果は高いと思います。さらに


「LAU-OT2」や「DigiFi付録 USB DAC」は「USBバスパワー」で、しかも
「PC」が発生源のノイズ対策を施していないので「ノイズフィルター」
の効果は明らかに音質に表れるものだと思っていましたが、


そのようなデジタルノイズ対策が十分施されているされている市販品
「DSD128:5.6MHz」 音源ネイティブ再生対応の 「USB DAC」


(6) DENON (デノン)  : DA-300USB
(7) marantz(マランツ) : HD-DAC1


でも「USBノイズフィルター」の効果が高いと「ステレオ2014年12月号」に
載っていました。「USB DAC」が大きく化ける可能性があるそうです。


2015年は、ハイレゾ対応の USB-DAC 内臓 D級プリメインアンプ が、
結構、新発売されました。それら


(8) pioneer(パイオニア) : A-70DA
(9) DENON (デノン)   : PMA-50
(10) marantz(マランツ)  : HD-AMP1


でも「USBノイズフィルター」は、効果を発揮するハズです。


 私は「レコード」の「デジタルファイル(データアーカイブ)化」を
「(3) DigiFi15+16付録 USB DAC」を使って計画していますが、その場合でも
「ES-OT4:USBノイズフィルター」は、活躍できるはずです。


「PC」出力の再生時だけでなく「PC」入力録音時のフィルタリング?
効果も期待できるのかもしれません(あまり意味は有りませんが・・・)。


参照ページは


極上のハイレゾ抽出法について ステレオ誌付録号の代替誌?


ステレオ2015年1月号付録 ES-OT4 その1 USB-DACが音質アップ


ステレオ2015年1月号付録 ES-OT4 その2 HP-A4がHigh-end機に


ステレオ2015年1月号付録 ES-OT4 その3 HD-DACが大化け?


ステレオ2015年1月号付録 ES-OT4 その4 DigiFi13付録で試聴

DigiFi No.20[デジファイ No.20]ハイレゾ対応スーパートゥイーターについて 2号連続付録、その2

★  デジファイ[DigiFi] No.19 (別冊ステレオサウンド)
【特別付録】 オラソニック[Olasonic]製
8cmフルレンジスピーカーユニット
(Fostex: PW80K と取付で 交換可能

  特別定価 ¥4,500(8%税込)発売日:2015年 8月31日
  以下付録を 「DigiFi19:FSP」 と呼びます。

★  デジファイ[DigiFi] No.20 (別冊ステレオサウンド)
【特別付録】 オラソニック[Olasonic]製
3cmドーム型スーパートゥイーター
(Fostex: PT20K 取付で 交換可能

  特別定価: ¥4,980(8%税込)発売日:2015年11月30日 予定
  以下付録を 「DigiFi20:STW」 と呼びます。

 デジファイ No.19,No.20 の特別付録、
ハイレゾ対応スピーカーユニットが2号連続付録で付いてくる。
スピーカーでもハイレゾを楽しもう!

 ●  DigiFi No.19,No.20 、2号連続付録(3号連続?)

第一回19号 :8cmグラスファイバーコーン・フルレンジユニット
第二回20号 :3cmソフトドーム型スーパー・トゥイーター
第三回21号:不明?現状は未計画

 と超高音域再生まで記録可能なハイレゾ音源の再生領域を
カバーするスピーカーシステムを製作可能な2ウェイ用スピーカー
ユニット(2号連続付録)の販売が始まっています。

私は 「DigiFi19:FSP」をムック誌付録「ステレオ2011年7月号付録
P800」用エンクロージャーキットに取付けて、試聴していますが

7万円以下の市販品小型2ウェイスピーカーユニットと公平な比較
は出来ませんが、音質は、絶対に負けていません。

 スピーカーシステムの音は、ユニットだけでは決まりません、
そして、聴く側の主観による嗜好(好き・嫌い)の違いが大きく
影響しますので、コストだけでは分かりません。

※)オーディオ・システムの音は4大要素の総合で決まる。
  4大要素は{ソース,装置,部屋,リスナー}になります。
  それらが複雑に絡み合って、影響し合っているので、

  音だけでなく、視覚上のデザインによる違い(コストに大きく
  影響する)も大きいので、高価であれば必ず(主観による)
  良い音になるとは、全く保証できません。

一般 的にフルレンジスピーカーシステム(1ウェイ?)の場合、

ワイドレンジ(最低音〜最高音の幅)と振動板の分割振動による
歪を無くすことが出来ない等で、2ウェイスピーカーシステムに
敵いませんが、

再生周波数帯域をユニット毎に分割するパッシブ・ネットワーク
回路(音が劣化して変化する)を必要としないので、

ダイナミックレンジ(最小音量〜最大音量の幅)は明らかに上回り、
微小信号に敏感に反応(透明感,鮮度感 が高くなる)します。

加えて、再生音源が分かれていない、導線配線の接続が少ない
(電気的接続点が減るので劣化が減る)などのメリットもあります。

「D igiFi20:STW」 の場合はプラス・ツィーター方式でフルレンジ
とは並列で接続され、アンプから見てフルレンジにはネットワーク
が入らないため、フルレンジのメリットは残っています。

好みですが「DigiFi19:FSP」をウーハー
「DigiFi20:STW」をツイーターとした本格2ウェイで使っても
他のメリットもあるので、構わないと思いますが・・・

一般 人の可聴可能な周波数範囲は{ 20Hz〜20kHz }とされて
いますが、ハイレゾ音源は[〜40kHz以上]と聴くことの出来ない
超高音域まで記録する性能を持っています。

しかし、録音で使う「マイクロフォン」の性能と聴力の限界で、
実際には、超高音域は聴くことが出来ない音域になっています。
(感じられなくとも音質に影響する可能性は残っています。)

よって、ブランドのキャッチ・コピー等の仕様上数値に惑わされ
ないようにしてください。特にヘッドホンで超高音域をアピール
している場合、耳の老化を進行させるのでご注意をお願いします。

デジ ファイ19号 付録8cmフルレンジ スピーカーユニットは、
ステレオ2014年 8月号付録2ウェイスピーカーユニットのウーハー
PW80(現在、Fostexかんすぴ:PW80Kとして市販化済み)と

ユニット取付寸法を同一に企画されたようで、取付互換性がある
ことが購入してみて分かりました。そのことは都合が悪いようで、
DigiFi No.19 の本誌には、一切、載っていません。

Digi Fi No.20 付録3cmドーム型スーパー・トゥイーターは、
ステレオ2014年 8月号付録2ウェイスピーカーユニットのツィータ
PT20(現在、Fostexかんすぴ:PT20Kとして市販化済み)と

取付互換性のある着脱可能なサブバッフルが付属することが公開
されています。以上の取付に関する2点によって

「DigiFi No.19,No.20 付録2ウェイスピーカーユニット」は、
「ステレオ誌2014年8月号 付録 2Wayスピーカーユニット」の
エンクロージャーを、加工せず使用可能となています。

入手しやすいスピーカーボックスを上げてみますと、

 ● Fostex かんすぴ P802-E スピーカーボックス
  マルチアンプ対応・2ウェイバスレフ型
  標準価格 ¥6,000(税別/ペア)

 ● Fostex かんすぴ P2080-E スピーカーボックス
  ネットワーク内臓・2ウェイダブルバスレフ型
  標準価格 ¥4,800(税別/1台)

になります。そして、他ブランド等(販売元ステレオサウンド)の
エンクロージャー・キット等でも、市販されていますので、
工作が都合が悪く出来ない方でも楽しむことが出来ます。

しか 「DigiFi19:FSP」のエンクロージャーを設計するための
規格「T/Sパラメーター(ユニットの物理的性質の数値化)」
の値は「PW80(K)」のそれらと違いますので、

「PW80(K)」用のバスレフ型スピーカーボックス
(エンクロージャーに低音増強用ダクト[パイプ状穴]付)の
場合、

最適なダクトのチューニング周波数がズレていますので、
再調整(チューニング)が必要になりますが、

「DigiFi19:FSP」は、平面バッフル(一枚板にユニット取付)や
密閉型(エンクロージャーにダクト穴等が無く密閉状態)に
適しているスピーカー ユニットなので、

バスレフ型のダクトに吸音材等を詰め込んで、エンクロージャーを
密閉型に変更するだけでも聴感上の周波数帯域(低・中・高)の
バランスが取れるようになっています。

参照したウェブページは下記リンク先になります。

DigiFi No.19 付録 8cm SPユニット 購入・検証 2

DigiFi No.20,No.19 付録 エンクロージャーの設計

DigiFi ??19 付録 8cmフルレンジSP について その5


最後 に別件 ですが、2015年6月5日のブログ記事の件ですが、
「ステレオ2015年8月号付録P1000」について、

「磁石の大きさ」は「Fostex P1000K」では、付録の梱包上、
磁石が大き過ぎて、NGなので、小さくする必要があり、
小さくなったそうです。

磁石の小型化で、中高音域の再生効率が下がるため、
それを防止するために

「エッジ軽量化」や「ガラスコンポジット・ボイスコイル」
を採用したそうです。

磁石を小型化した理由は完全に間違いでしたが、
技術的対策上の理屈は前回の説明で間違ってはいません。

実際は、磁石を小型化したので、上記改良をしたのですが、
私は上改良をしたから、磁石を小型化したと説明しています。
原因と結果が逆になってしまいました(ただし、可逆性あり)。

推測したことをアップしたのですが、誤解を招きかねませんので、
お詫びします。
大変申し訳ありませんでした。

DigiFi No.19[デジファイ No.19]ハイレゾ対応 8cmフルレンジスピーカーユニットについて 2号連続付録、No.20には、スーパートゥイーターが付録 その1

★  DigiFi[デジファイ] No.19 (別冊 Stereo Sound )
【特別付録】 オラソニック(Olasonic)製
ハイレゾ対応8cm フルレンジスピーカーユニット
  特別定価 ¥3,780 (8%税込)発売日:2015年 8月31日


★  DigiFi[デジファイ] No.20 (別冊 Stereo Sound )
【特別付録】 オラソニック(Olasonic)製
ハイレゾ対応3cmソフトドーム型 スーパートゥイーター
  特別定価:まだ未定    発売日:2015年11月下旬


 デジファイ No.19,No.20 の特別付録、
ハイレゾ対応スピーカーユニットが2号連続特別付録で付いてくる。
スピーカーでもハイレゾを楽しもう!


 ●  DigiFi No.19,No.20 、2号連続付録(もしかしたら、3号連続)

第1回19号 :8cmフルレンジユニット( 20[kHz] まで再生可能)予約中
第2回20号 :3cmソフトドーム型スーパートゥイーター(〜 40[kHz]
第3回21号 :不明?現状は予定なし


  と超高音域再生(一般の人間には聞こえない高音域)まで記録可能な
  ハイレソ音源の再生領域をカバーするスピーカーシステムを構築可能な
  2ウェイ用スピーカーユニット セット(2号連続)の付録販売


デジファイ19号 付録:フルレンジスピーカーユニットの 仕様・特徴 は、

○ 仕様:口径8cm フルレンジスピーカーユニット


   ・インピーダンス: 8[Ω]
   ・出力音圧レベル:82[dB]
   ・マ グ ネ ッ ト:直径60[mm](?t=10.5[mm])、フェライト
   ・振動板の素 材:グラスファイバー(編込み式?)
   ・寸法 / 質量 :W83×H83×D43.7[mm] / 280[g]


○ 特徴(独自解説)

   ・ボイスコイルボビンの径を大きく取り、等価質量:m0 を重めに確保、
    共振周波数:f0 を低めにして、 再生低音域を伸ばしたフルレンジ
    そのため、出力音圧レベルは、低めの82[dB/W?]となる。


   ・磁気回路を強力にして、剛性の高い グラスファイバー製 の重めの
コーン振動板を強力に駆動して、再生最高域を20[kHz] まで
    伸ばした。


   ・剛性の高い振動板のため、分割振動が起き難く、
    低歪だが、高音領域の周波数特性(分割振動の再生領域)に、
    暴れが大きめに発生している。


デジファイ20号 付録:スーパートゥイーターの 仕様・特徴 は、


○ 仕様:口径3cmソフトドーム型スーパートゥイーター(〜40[kHz])

   ・インピーダンス: 6[Ω]
   ・出力音圧レベル:86[dB]
   ・マ グ ネ ッ ト:直径15.5[mm](t:不明)、ネオジウム
   ・振動板の素 材:ポリエステル
   ・寸法 / 質量 :W77.6×H77.6×D13[mm](端子含まず)
           / 16.6[g](サブバッフル含まず)


○ 特徴(独自解説)

   ・ソフトドームに使われている素材は「ポリエステル」で、振動板に
    使われる化学繊維としては一般的です(可もなく不可もなし)。


    大きな特徴は磁気回路の磁石がネオジウム(一般的にはネオジム)
    磁石であることです。 ネオジウム磁石は、フェライト磁石の 10倍
以上 強力な磁石です。


    よって、フェライト磁石に換算すると、平たい面の総磁束量(磁束
    と呼ばれる力の仮想線で本数が多いほど磁力が大きい)が同じになる
    磁石の大きさは、 直径 50[mm]以上 フェライト磁石に相当 します。


    フェライト磁石では、口径 30[mm]のドーム型の振動板には、
    サイズが収まらないので、使用不可能な、超強力磁気回路です。


    普通、超高音域の振動でも振り回せるように高音域を伸ばすためには、
    振動板による負荷を小さくするために、口径を小さくしますが、

    「3cmドーム型」は、普通の2ウェイ用トゥイーターと
    同じぐらいの口径なので、
    2ウェイ用のトゥイーターとしても、十分使えると思います。


    しかし、磁気回路が超強力なので {〜 40[kHz]} まで高音域が伸びて
    いて、かつ、十分な音圧出力のある2ウエイ用トゥイーター兼用の
    ワイドレンジな、スーパー トゥイーターとなっているようです。


   ・「ステレオ誌2014年8月号付録:PT20(市販品 PT20K同等品)」と取付
    互換性のある着脱可能なサブバッフルが付属しており「PT20(K)」と
    交換して音色の変化を楽しむことも可能なスーパートゥイーターです。


    注意点は 「ネオジウム磁石」は高温に弱いので、ボイスコイルの放射
    する熱で「ネオジウム磁石」が熱せられて、磁力が下がるようなことが
    ないように、ユニットの放熱のことも考える必要があるかもしれません。


となっています。


 ちなみに、何故か?この磁石の開発者は、磁石自体の名前の付け方を最初に
間違えた?らしく、 実用製品化された頃には 「ネオジウム磁石」 と呼ばれて
いました。


しかし、一般的には 「日本科学学会」 「ネオジム磁石」 と名前を 決めた ので
最近は「ネオジム磁石」と呼ばれることが多いですが、オーディオの世界では、
昔ながらの「ネオジウム磁石」と呼ぶ使い方が、多い気がします。


どのような理由があるのか? 私には分かりません。


参照したウェブページは下記リンク先になります。


DigiFi(デジファイ) No.19 付録 8cmフルレンジスピーカーユニット -予約- 。


デジファイ(DigiFi) No.19 付録 8cmフルレンジスピーカーユニット -予約2- 。
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