どうも!
台風が通過しましたね〜...
少し九州から離れてくれたおかげで
暴風域には入っていません(ほっ...)
さて 今回は 社外部品 を取り付ける時の
注意点を書いていこうと思います...
ずいぶん前の事ですが こういう事例がありました...
うちで車の保険に入られているお客さん
車検や点検はいつもスタンドや量販店さんでやっているので
年に1回の保険の更新の時にしか 会う事はありません...
たまたま 保険の更新の時期で ご自宅にお伺いする時に
「車のバッテリーが上がってしまった」とTEL
うちが来る予定だったので 連絡されたみたい...
現場に急行すると まあ 普通にバッテリーが上がっていました...
しかし バッテリーがまだ 新品みたく見えたので
「最近 どこかで バッテリー交換されましたか?」と尋ねると
「うん! 僕が交換したよ〜 ヤフオクで買ったっちゃん!」と...
凄まじく安かったそうです
何か点けっぱなしだったかもっと お客さん...
とりあえず ジャンピングをしてエンジンを始動!
充電量も測定しましたが OKだったので
「15分から30分くらい ドライブしてください
そしたら バッテリーに充電されますんで...」っと僕
その日の夜に もう一度 お客さんにTELしてみると
「さっきもエンジンかけてみたけど
全然 OKだったよ〜 ありがとう!」っとお客さん...
よかった よかった と思っていましたが
1ヶ月くらい経った頃 また お客さんからTEL...
「また バッテリー上がったっちゃんね〜」っと
「もしかしたら バッテリーが不良品なんじゃないですかね〜」っと僕
とりあえず またジャンピングしに お客さんの家に急行!
「うちでバッテリーを検査してみましょうか?」っと尋ねると
「いや!そこまでせんでも バッテリーが不良品なんやろ〜!」っとお客さん...
買った所に電話して クレームで交換してもらう!っと...
それから 電話がなかったので
やっぱり バッテリーだったのかな〜っと思っていたんですが
数ヶ月後 お客さんからTEL...
あれから バッテリーが不良かどうか検査してみないとダメだ!っと
買ったヤフオクのお店から言われ スタンドでバッテリーの検査を頼んだところ
「検査と言われても バッテリーを預からないと出来ませんよ〜」っと言われ
「んじゃもう バッテリーを交換して!」っと
面倒くさかったらしく そのスタンドで交換したとの事...
数日後 エンジンのかかりが悪くなり またスタンドに行って症状を話すも
「前にバッテリーは検査しましたが 問題はないみたいなので
別の問題ではないでしょうか?」っと
すぐには 点検はできないし 車を預からないとダメだとの事で
「頼む!どーにかして〜!」っと...
とりあえず 現場に急行しました
なんとか エンジンはかかったんですが 弱々しい感じ...
テスターで計ると 10V前後...ギリギリですね〜
その場で充電量は計ったんですが負荷をかけても問題ありませんでした
走行中に問題があるかもしれませんが
それは計測しながら走行してみないとなんとも...(とりあえずオルタネータはOK!)
バッテリーが上がりやすいってことは 車のエンジンを切っている時に
バッテリーの電気を食っている(漏電)可能性があるので
すぐに 漏電チェックをしてみると...
なんと 0.06A!
流れています...漏電です!
「漏電していますね〜」っと僕
「すぐにわかる?」っとお客さん
「ん〜預かってみないとなんとも...」
お車をお預かりするので 社長に代車に乗ってきてほしいとTEL!
近くのお客さんなので10分程度 しばしお話する事に...
「うちが保険に更新した時に バッテリーが上がりはじめたんですよね〜」っと僕
「そう!それまでは なんともなかったっちゃん!」っとお客さん
「バッテリーを交換してから 上がり気味になったって事ですよね〜」っと僕
「そう...だけん なんかやらかした(交換の時にミスをした)かな〜」っとお客さん
「逆に取り付けたり ショートとか させていませんか?」っと僕
「いや!それはない! 何回も交換した事があるもん!」っとお客さん
車やバイクに少し詳しいお客さんなんで それはないな〜とは僕も思っていましたが...
「せっかく スイッチも交換したのに
バッテリーが上がるなら 意味ないよね〜」っとお客さん...
...ん...
「今 なんと?」っと僕
「いや〜運転席のパワーウインドスイッチが
ずーっと前から壊れていて バッテリーを交換する時に
まだこの車に乗るから ついでやけん それも交換しよ〜って
ヤフオクで落としたっちゃんね〜」
純正部品ではなく それもヤフオクで落とした社外部品!
バッテリーと同時に交換
その時から 上がりやすくなったバッテリー...
はっは〜〜ん!
工具を持って行ってなかったので無理かな〜っと思っていたんですが
そこは 車好きなお客さん!しっかりと工具を持っていました!
内張を外し スイッチを外しました!
そして 再度 漏電点検すると...
0.01A!
なんと 交換したスイッチが不良品だったんですね〜
「これが 原因です!」っと伝えると
「マジか〜!」っとお客さん
その後 「買ったヤフオクのお店に相談してみますか?」と尋ねると
「いや!いい勉強になった!
もし そこで交換出来たとしても なんか不安やん!」っと
結局 うちで純正部品と交換すると
それから バッテリーは上がらなくなったとの事...
っと長くなりましたが こんな事例もあったんですね〜
んで これからが本題なんですが
うちはデンソー関係の部品は 純正部品しか取りません!
しかし 今回 社長のお友達さん(常連さん)からのお願いで
持ち込まれた 社外の部品を取り付ける事に...
なんで 昔の事例を思い出し 動画を撮ろうと思いました!
今回の車両は ダイハツ ミラジーノ H11 L700S
同じように 運転席のパワーウインドスイッチが不良の事例
まあ 純正部品の交換の時も 漏電テストはした方がいいんですが
僕も 純正部品では そこまでした事がありません
バッテリーは早いうちでは3年くらいで逝ってしまいます...
交換して充電量は必ず点検していますが 漏電テストまでは
さすがにしていません!
まあ バッテリーもオルタネータも問題ないのに
バッテリーが上がりやすいって場合は
まず 漏電テストしてみてはいかがでしょうか?
★ 注意 ★
最近の車はむやみにバッテリーを抜いてしまうと
メモリーがリセットされ アイドリング不調や
最悪 エンジンがかからなくなる場合がありますので
点検されるが場合はくれぐれも十分に気をつけてください!
また 持ち込み可能なお店で交換される場合は
「漏電テストもお願いします!」っと一言お願いするのもアリですかね〜
2016年10月05日
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