そもそも、このフィルターの素材はなんだ?
手掛かりはすきまテープに書いてあった。
●はりつけ直後は ウレタンフォーム素材 や接着剤のニオイがするので.......
とかかれている。
そうか、ウレタンだったんだ。
過去に見た類似した素材がつかわれていたものは。
散布機のエアーフィルター
マザーボードや精密機器のクッション材
など。
素材の化学的性質の中に、「分解は素材が合成された時から始まる」とある。
確かに、TVのfanフィルターは10年たって、指で触ると、ボロボロに崩れる。
記事参考:
SONY TV ファンフィルター交換するも結果むなしく
加水分解ってゆうやつらしい。中学か高校の時ならったが、詳細はさっぱり。
なんで、このような素材が、交換を前提としないTVのフィルターの使われるのか疑問に思う。通気と防塵性?を優先し、耐久性は軽視したのか?代わりのものが無いのか?コストだうんか?
それとも、 これより良い素材がないのか?
化学的性質
抗張力や耐摩耗性、耐油性に優れるが、耐熱性や耐水性は他の合成ゴムに比べ低い。水分による加水分解や空気中の窒素酸化物(NOx)、塩分、紫外線、熱、微生物などの影響で、徐々に分解される。分解はその素材が合成された時から始まる。
抗張力や耐摩耗性、耐油性に優れるが、耐熱性や耐水性は他の合成ゴムに比べ低い。水分による加水分解や空気中の窒素酸化物(NOx)、塩分、紫外線、熱、微生物などの影響で、徐々に分解される。分解はその素材が合成された時から始まる。
− ウィキペディア(Wikipedia)より引用 −
この素材は色んな所で使われている。
台所の洗い物用スポンジ、各種フィルター、クッション材など
スピーカーのエッジもウレタン素材のものが多いが、
おそらく10年くらいでボロボロになってしまうウレタン素材を何でスピーカーに使用するのだろう
スピーカーエッジの役割
受け売り+脚色があるが、
■センターの保持
振動版を正しくセンターに置き、正確、忠実な音を出す。
ボイスコイルがマグネット接触しないよう。
■低域制御
大音量時には特に低域では、スピーカーも大きく振幅する。これをエッジで受け止めダンパーとして働き破損を防ぐ。
■振動版背面の音の遮断
背面の音が混ざると音も濁るのを抑制。SP背面の音を利用するバスレフタイプのSPでは、特に重要。
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