はじめに
技術士の筆記試験合格発表から10日経ちました。合格された方、そろそろ準備を始めましょう。口頭試験は例年12月初めの第一週の土日から始まります。12月初旬の方はそろそろ準備しないと時間切れになります。
お仕事が忙しくなる時期と重なりますが、口頭試験までは仕事の配分を半分ぐらいに落とすべきです。 仕事を部下や上司に振る等の工夫をして、勉強のための時間を確保しましょう。 職業柄、この資格が必要な会社に勤めている方は尚更です。
どうしても仕事で忙しくて時間が取れない方は、寝る時間を削減、起きる時間を早くする、通勤中に勉強、お酒を飲んでいる時間や趣味の時間を削減する等の努力をして時間を確保しましょう。
口頭試験の準備ですが、以下の3つの項目を今週中に行うべきです。
筆記試験の再現
これはいうまでもありません。面接官は筆記試験の答案内容もみていますので、 一字一句覚えている範囲で、記述した内容を再現しましょう。 再現とは、再度答案を作成することではありません。 試験場で書いた内容を再現すること です。 これを行わないと何も始まりません。
業務経歴書の掘り下げ
上記、筆記試験内容の再現が終わったら、試験申込時に記述した業務経歴書の掘り下げを行いましょう。
まず行うべきことは、下図の赤枠で囲んだ項目、 大学院における研究経歴/勤務先における業務経歴の業務内容を、赤枠の下で詳述した「業務経歴の詳細」の形式でまとめること です。
これはかなりつらい作業ですが、今週中に行わないと下の模擬面接を受ける意味がなくなります。
模擬面接のアポ取り
上記2項目と同時に行うべきことは、模擬面接のアポ取りです。
方法は以下のとおりです。
・ 受験支援機関(いわゆる予備校)を利用する。 経済的に余裕があり、コネがない方はこの方法が手っ取り早いです。ただし、 金額は高額です。お金さえ払えば、何度でも行ってくれます。
・社内外で開催している模擬試験の受験。私が保有している建設部門、この他応用理学部門、環境部門では、 建設コンサルタント協会を中心に模擬試験を行っています。 建設部門以外の部門は判りません。ただし、建設コンサルタント協会に所属している会社の社員が優先です。公務員の方でも参加可能ですが、余り良い顔をされないと考えてください。ゼネコン、メーカーの方は参加は難しいです。
・一番効果的なのは、社内(組織内)での模擬面接です。 上司(有資格者に限る)や資格保有者の方に頭を下げて、お願いするしかないです。受け身では誰も手助けしてくれません。 自分でお願いするしかないです。私の場合、仙台でほぼ毎日、東京の本社で3回、試験前日に2回実施していただきました。
以上が、今週から行うべき口頭試験のための準備です。おそらく上記3項目を行うだけで今週一杯要すると思います。また、地方の方は 東京までの交通機関の予約、宿の予約も行う必要があります。
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