2018年02月10日
正義の名の下に・・・
子供でも、大人でも、 『正義は我に在り』
そう思い込んでしまったら、徹底的に人に対して攻撃的になってしまう事ってあります。
言っている事は、確かに間違ってはいない・・・かも知れませんけどね・・・例え 正論 であっても、何度も、何度も、必要以上に繰り返されると・・・相手に与えるダメージも相当な物となってしまうものです。
この辺は、少し気を付けたい所でもありますかね。
今見ている学年は、最後に触った人がボールを取りに行くと言うルールとなっています。
ある時、A君がシュートを外した所でゲーム終了の笛が鳴り、同時にコーチの集合の声が掛かります。
当然、そのボールを取りに行くべきはA君と言う事になります。
B君は、その事に気が付いて「A、ボールを取りに行けよ!」って言い出しました。
A君は、「後で行くよ!」と言い、コーチの集合の声に先ずは従う事にしました。
そのまま、ダウンを行う事になり皆で走り出したのですが・・・その間も、ず〜っとB君はA君に対して「早くボールを取りに行けよ!」と言い続けています。
A君も「後で行くって・・・」と言い続けているのですが・・・次第にB君の声が大きくなって行きヒートアップして行きます。
執拗に言い続けるB君の声に、周りの子達も感化され始めた様で「早くボールとって来いよ!」って、騒ぎ出しました。
次第に多対1となってしまい、A君は何も言い返すことが出来なくなってしまいました。
確かにB君に 正義 はあったのだと思うのです。
繰り返される発言も、間違った事は何も言っていないのです。
そう言うルールとなっているのですからね。
ただA君にしても、コーチの声に先ずは従うべきだと考えたのであって、こちらも間違った選択だったのか・・・と言うと、そうとも言い切れない訳です。
執拗に繰り返される正論は、時として 凶器 となってしまう事があります。
正論故に、周囲も同調し易く、気が付けば・・・そんな気は全然無かった筈なのに、大勢で1人を 集中攻撃 してしまう所迄、事は大きくなってしまっていたのです。
こうなってしまうと、 正義の名の下に行われるイジメ ・・・と言っても過言では無くなって来てしまいます。
自分は正しいと思い込んでいるだけに、その声も強く大きく鋭利になって行ってしまうんですよね。
言われている方としては、本当に痛いし辛い・・・言葉1つ1つに打ちのめされてしまうんですよね。
A君が真面目過ぎる子であったと言う事も自体を大きくしてしまったのかも知れません。
先ずは、コーチの声に従うべきだと考えたのは、A君にとっては至って当たり前の考え方だったのだと思うのです。
コーチの声より優先されるべき事って、サッカーの時間内ではそれ程多くは無いのですからね。
A君の「後で取りに行く」と言う声に、耳を貸さなかった事が正義を 悪意 に変えて行ってしまった気がします。
先ずは、そのA君の言葉を信じて、様子を見る・・・と言う態度が必要だったのではないのかな・・・って思うのです。
区切りの良い所で、A君がボールを取りに行かなかったら・・・その時、改めて「ボールを取りに行けよ!」って言えば良かったんですよね・・・きっと。
結局、B君は自分の声に直ぐに 従わない A君が許せなかったと言うだけの事なんです。
この件に関しては、B君に注意をしておいたのですけどね。
こう言う構図は、大人の世界でも度々目にする事があります。
保護者間のイザコザなんかも、多くはこう言う 正義を振りかざす 事で起きている気がします。
相手に対する 思いやり が不足している・・・とは言えそうです。
子供にしても大人にしても、 同じチームを構成する仲間 である事には違いはない訳で・・・その辺にもう少し配慮した言動と言う物も必要なんだろうなって・・・自分自身を振り返ってもそう思います。
ただ、言うべき事は言う事も必要な訳で・・・ サジ加減 を考えないと・・・と言う事なんだろうと思います。
この件で私も、子供達に教えられた気がします。(^^;
【サッカー】人気ジュニア用ウェア・バックパックランキングを見る
言っている事は、確かに間違ってはいない・・・かも知れませんけどね・・・例え 正論 であっても、何度も、何度も、必要以上に繰り返されると・・・相手に与えるダメージも相当な物となってしまうものです。
この辺は、少し気を付けたい所でもありますかね。
今見ている学年は、最後に触った人がボールを取りに行くと言うルールとなっています。
ある時、A君がシュートを外した所でゲーム終了の笛が鳴り、同時にコーチの集合の声が掛かります。
当然、そのボールを取りに行くべきはA君と言う事になります。
B君は、その事に気が付いて「A、ボールを取りに行けよ!」って言い出しました。
A君は、「後で行くよ!」と言い、コーチの集合の声に先ずは従う事にしました。
そのまま、ダウンを行う事になり皆で走り出したのですが・・・その間も、ず〜っとB君はA君に対して「早くボールを取りに行けよ!」と言い続けています。
A君も「後で行くって・・・」と言い続けているのですが・・・次第にB君の声が大きくなって行きヒートアップして行きます。
執拗に言い続けるB君の声に、周りの子達も感化され始めた様で「早くボールとって来いよ!」って、騒ぎ出しました。
次第に多対1となってしまい、A君は何も言い返すことが出来なくなってしまいました。
確かにB君に 正義 はあったのだと思うのです。
繰り返される発言も、間違った事は何も言っていないのです。
そう言うルールとなっているのですからね。
ただA君にしても、コーチの声に先ずは従うべきだと考えたのであって、こちらも間違った選択だったのか・・・と言うと、そうとも言い切れない訳です。
執拗に繰り返される正論は、時として 凶器 となってしまう事があります。
正論故に、周囲も同調し易く、気が付けば・・・そんな気は全然無かった筈なのに、大勢で1人を 集中攻撃 してしまう所迄、事は大きくなってしまっていたのです。
こうなってしまうと、 正義の名の下に行われるイジメ ・・・と言っても過言では無くなって来てしまいます。
自分は正しいと思い込んでいるだけに、その声も強く大きく鋭利になって行ってしまうんですよね。
言われている方としては、本当に痛いし辛い・・・言葉1つ1つに打ちのめされてしまうんですよね。
A君が真面目過ぎる子であったと言う事も自体を大きくしてしまったのかも知れません。
先ずは、コーチの声に従うべきだと考えたのは、A君にとっては至って当たり前の考え方だったのだと思うのです。
コーチの声より優先されるべき事って、サッカーの時間内ではそれ程多くは無いのですからね。
A君の「後で取りに行く」と言う声に、耳を貸さなかった事が正義を 悪意 に変えて行ってしまった気がします。
先ずは、そのA君の言葉を信じて、様子を見る・・・と言う態度が必要だったのではないのかな・・・って思うのです。
区切りの良い所で、A君がボールを取りに行かなかったら・・・その時、改めて「ボールを取りに行けよ!」って言えば良かったんですよね・・・きっと。
結局、B君は自分の声に直ぐに 従わない A君が許せなかったと言うだけの事なんです。
この件に関しては、B君に注意をしておいたのですけどね。
こう言う構図は、大人の世界でも度々目にする事があります。
保護者間のイザコザなんかも、多くはこう言う 正義を振りかざす 事で起きている気がします。
相手に対する 思いやり が不足している・・・とは言えそうです。
子供にしても大人にしても、 同じチームを構成する仲間 である事には違いはない訳で・・・その辺にもう少し配慮した言動と言う物も必要なんだろうなって・・・自分自身を振り返ってもそう思います。
ただ、言うべき事は言う事も必要な訳で・・・ サジ加減 を考えないと・・・と言う事なんだろうと思います。
この件で私も、子供達に教えられた気がします。(^^;
【サッカー】人気ジャケット・上下セットランキングを見る
【サッカー】人気スパイク・トレーニングシューズランキングを見る
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
この記事へのコメント