2018年02月18日
もっとちゃんと・・・
「もっとちゃんとパスしてよ!」試合中にこんな声が聞こえて来ました。
パスミスを責めちゃったみたいです。(^^;
すかさず「お〜い、そう言う事言うなよ〜ドンマイって一言言ってやれないか〜安心して失敗させてやってくれ〜」って、その子に声を掛けましたが・・・「あっ、そうだった・・・」って感じで、苦笑いしてましたっけ。
またある時、ベンチにいる子から「もっとちゃんとパスして!」って、フィールドに向かって言う声が聞こえました。
こちらも、パスミスした子に対して 愛の鞭 を振るってしまった様です。(^^;
「お前が失敗する時、失敗したくて失敗している訳じゃないよな?ちゃんとやっているつもりでも、失敗してしまうんだろ・・・?」って訊くと、「え〜まぁ、そうかな〜」なんて返事です。
「そんな時に、もっとちゃんと・・・って言われたら、俺だって一生懸命やってるし・・・って思わないかな?」って言うと、「・・・そう思うかな・・・」なんだそうです。(汗)
誰も、失敗したくて ワザと 失敗している訳ではないのですよね。
焦ってしまったり、地蹴りしちゃったり・・・その原因は、色々なんですけど・・・どうも人の失敗は許せない様で・・・そう言う子に限って、中途半端に上手い子だったりもするんです。
相手の 気持ちを推し量る なんて事は、大人でも中々出来る事じゃありませんから、そんな事は望みませんけど・・・自分が同じ事をされたら・・・って考える事は、子供でも十分に出来る筈です。
今は、その尺度で物事を考えて貰えたら・・・って思うのですがね。(^^;
「もっとちゃんと・・・」って言葉は、大人が子供に対しても多く使ってしまう言葉です。
私も我が子には相当言いましたか・・・。(汗)
でも、子供達はその時々をちゃんと・・・やっているつもりなんですよね。
でも、何処か足りていない部分があって・・・失敗してしまうのです。
そこを責めたって、仕方が無い事でもあるんですよね。
余りに責め過ぎてしまうと、次第にその事をしようとしなくなって来ます。
我が子を見ていてもそれは、顕著でしたね〜。(^^;
叱られるくらいなら、最初からやらない・・・と言う方向へ舵を切ってしまうのです。
こうなれば、もう チャレンジ 所ではなくなってしまって、何事に関しても同様の思考と行動を取る様になって来ます。
その方が楽なんですよね・・・ 心の平安 が期待できるのです。
出来ない事に挑戦するから失敗して、失敗するから責められる・・・だったら、始めから挑戦なんてしない方が良いよね・・・って事なんです。
子供達にとって、これは 『逃避』 ではなく 『避難』 なんですよね。
追いやられている ・・・と言ったら良いのでしょうか・・・。
知らず知らずの内に、こんな仕打ちをしてしまっている事もあるのです。
言われる相手が、チームメイトだと余計にムッっとしてしまう事も多いんです。
「お前だって、ミスするだろ〜が!」って、思うのが普通ですものね。(^^;
そんな感情が湧いてくれば、当然ながら・・・それを口に出す子も出て来ます。
そうなれば、言い合いですよね。(^^;
そこを、「ドンマイ」とか「いいよ、いいよ、次頑張ろう!」なんて、言われれば相手に 牙を剥く 必要性が無くなります。
チームの雰囲気を壊すどころか、逆に良くなる事も期待できる訳です。
これだって、言われた本人にしてみれば・・・十分 心が痛む 言葉なのかも知れないのですけどね。
少なくとも、 後ろ向き にはならずに済むのだと思うのです。
まぁ、子供達はグラウンドの上で色々な言葉を発するのですが、 刺々しい言葉 も少なくないんですよね。
子供達の中での力関係なんかも影響しているのでしょうが、それ以上に身近な大人達が子供達にこんな風に接しているんでしょうね。
これ、本当に常に意識していないと・・・中々直せそうにないんです。(汗)
もっとちゃんと・・・しないといけないのは、大人の方なんだって思い知らされますよ・・・。
子供は大人を映す鏡 なんて言われますからね・・・隠し切れませんよね・・・気を付けたい所です。(^^;
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パスミスを責めちゃったみたいです。(^^;
すかさず「お〜い、そう言う事言うなよ〜ドンマイって一言言ってやれないか〜安心して失敗させてやってくれ〜」って、その子に声を掛けましたが・・・「あっ、そうだった・・・」って感じで、苦笑いしてましたっけ。
またある時、ベンチにいる子から「もっとちゃんとパスして!」って、フィールドに向かって言う声が聞こえました。
こちらも、パスミスした子に対して 愛の鞭 を振るってしまった様です。(^^;
「お前が失敗する時、失敗したくて失敗している訳じゃないよな?ちゃんとやっているつもりでも、失敗してしまうんだろ・・・?」って訊くと、「え〜まぁ、そうかな〜」なんて返事です。
「そんな時に、もっとちゃんと・・・って言われたら、俺だって一生懸命やってるし・・・って思わないかな?」って言うと、「・・・そう思うかな・・・」なんだそうです。(汗)
誰も、失敗したくて ワザと 失敗している訳ではないのですよね。
焦ってしまったり、地蹴りしちゃったり・・・その原因は、色々なんですけど・・・どうも人の失敗は許せない様で・・・そう言う子に限って、中途半端に上手い子だったりもするんです。
相手の 気持ちを推し量る なんて事は、大人でも中々出来る事じゃありませんから、そんな事は望みませんけど・・・自分が同じ事をされたら・・・って考える事は、子供でも十分に出来る筈です。
今は、その尺度で物事を考えて貰えたら・・・って思うのですがね。(^^;
「もっとちゃんと・・・」って言葉は、大人が子供に対しても多く使ってしまう言葉です。
私も我が子には相当言いましたか・・・。(汗)
でも、子供達はその時々をちゃんと・・・やっているつもりなんですよね。
でも、何処か足りていない部分があって・・・失敗してしまうのです。
そこを責めたって、仕方が無い事でもあるんですよね。
余りに責め過ぎてしまうと、次第にその事をしようとしなくなって来ます。
我が子を見ていてもそれは、顕著でしたね〜。(^^;
叱られるくらいなら、最初からやらない・・・と言う方向へ舵を切ってしまうのです。
こうなれば、もう チャレンジ 所ではなくなってしまって、何事に関しても同様の思考と行動を取る様になって来ます。
その方が楽なんですよね・・・ 心の平安 が期待できるのです。
出来ない事に挑戦するから失敗して、失敗するから責められる・・・だったら、始めから挑戦なんてしない方が良いよね・・・って事なんです。
子供達にとって、これは 『逃避』 ではなく 『避難』 なんですよね。
追いやられている ・・・と言ったら良いのでしょうか・・・。
知らず知らずの内に、こんな仕打ちをしてしまっている事もあるのです。
言われる相手が、チームメイトだと余計にムッっとしてしまう事も多いんです。
「お前だって、ミスするだろ〜が!」って、思うのが普通ですものね。(^^;
そんな感情が湧いてくれば、当然ながら・・・それを口に出す子も出て来ます。
そうなれば、言い合いですよね。(^^;
そこを、「ドンマイ」とか「いいよ、いいよ、次頑張ろう!」なんて、言われれば相手に 牙を剥く 必要性が無くなります。
チームの雰囲気を壊すどころか、逆に良くなる事も期待できる訳です。
これだって、言われた本人にしてみれば・・・十分 心が痛む 言葉なのかも知れないのですけどね。
少なくとも、 後ろ向き にはならずに済むのだと思うのです。
まぁ、子供達はグラウンドの上で色々な言葉を発するのですが、 刺々しい言葉 も少なくないんですよね。
子供達の中での力関係なんかも影響しているのでしょうが、それ以上に身近な大人達が子供達にこんな風に接しているんでしょうね。
これ、本当に常に意識していないと・・・中々直せそうにないんです。(汗)
もっとちゃんと・・・しないといけないのは、大人の方なんだって思い知らされますよ・・・。
子供は大人を映す鏡 なんて言われますからね・・・隠し切れませんよね・・・気を付けたい所です。(^^;
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この記事へのコメント
>小学生の時にサッカーを始め、社会人になって引退した者です。過去の記事等も拝見させて頂き、昔のことを色々思い出しました。
長い事サッカーの世界に身を置いていたのですね。(^^)
お子さんが、サッカーをやっているのでしょうか?
なぜ、こんなブログに辿り着いたのでしょう?(^^;
>真面目な話、誰でもチームに入団できる故に将来犯罪者になるんじゃないかというような子供もチラホラ見かけました。
穏やかじゃないですね。(汗)
でも、少年団には色々な子供が入って来ますよね・・・確かに。
やんちゃが過ぎるかな・・・って子は確かにいますよね。
それでも、多くの子は卒団する頃までには、それなりになってくれる物です。
中学になった頃には、ちゃんと顔を見れば挨拶してくれる事が多いですかね。
そう言う時には、何だか嬉しい物です。
>そのような子供に人を傷つけるような言動を慎むよう指導するのは本当に骨が折れることでしょう。
確かに、難しい・・・一筋縄では行かない事が多いですよね。
ただ、サッカーの時間だけで何とかしようだなんて思ったら気が狂いますよ。(^^;
その都度、話はしますけど・・・所詮少年団のオヤジの言う事です。
大した効き目なんてありませんよね。(笑)
ただ、そう言う大人達が世の中には大勢いて、そう言う人達のお節介が、やがて実って行くのだとは思います。
色々な人に接して、皆大人になって行くのだと思うのです。
その中の1人に過ぎないのですよね。
>私が小中学校生の頃、スポーツ面以外にも助け合いの精神など高いモラルを持って指導してくれたコーチがいました。
今、振り返ってそう言う風に思えるって、よいコーチに出会えていたんですね!
そう言う心に残る大人になりたいものです。
>当時は言ってることをあまり理解していませんでしたが、社会人となった今では当時の指導にとても感謝しています。
時と共に色々な事が理解できる様になって来るものですよね。
私なんかもそうですが、親の言葉、先生の言葉、上司の言葉・・・等々、その時は反発してしまった様な言葉でも、時と共にその気持ちと共に言っている事を理解できる様になるんですよね。
やっとそこまで成長できた・・・って事なんでしょうね。
>人と人との関係性の重大さを理解できないまま大人になり、コーチとして振る舞っている人間も大勢いる中、貴方のような指導者の存在は救われる思いがします。
いやいや・・・私も息子がこの世界に足を踏み入れなければ、何も考えずにこの歳まで来たんだと思います。
人と人との関係性なんて、私も構築するのが苦手な方なんですよ。(^^;
人見知りですしね〜。
ただ、子供達とのコミュニケーションを通して大分変わったなとは思います。(笑)
私も子供達に教えられる、考えさせられる事が多過ぎて・・・一緒に成長できているんだろうな・・・って思います。
「大分変わったな〜」って言われる事も多いですかね。(^^;
>とても大変だとは思いますが、子供達が将来周囲から軽蔑され、排除されるような大人にならないよう、今後もスポーツ面以外の指導も継続して頑張って頂きたいと思います。
サッカーなんて、私には教えてあげられるスキルはありませんからね。(汗)
せめて、この部分だけは・・・って考えていますが、上手く出来ているかどうかは分かりません。(^^;
私の立場もヘルプですから・・・担当コーチにサッカーの技術的な指導は任せていますよね。
余分な事は一切指導してません。(笑)
サッカー以外の部分では、一言も二言も自分の事は棚に上げて言いますけどね〜。
子供達に言っている事は、同時に自分にも当てはまる事ばかりでもあります。
そうやって、一緒に成長させてもらっている感じですよね〜きっと。(^^;
そして、こう言うコメントが寄せられる事も私にとっては大変な励みとなっています。
気が向いたら、またコメント下さいね!
小学生、中学生の指導は本当に大変だと思います。本当に色々な子供がいますから。真面目な話、誰でもチームに入団できる故に将来犯罪者になるんじゃないかというような子供もチラホラ見かけました。そのような子供に人を傷つけるような言動を慎むよう指導するのは本当に骨が折れることでしょう。
私が小中学校生の頃、スポーツ面以外にも助け合いの精神など高いモラルを持って指導してくれたコーチがいました。当時は言ってることをあまり理解していませんでしたが、社会人となった今では当時の指導にとても感謝しています。当時培った価値観が社会人になった今も活かされ、助けになっているからです。
人と人との関係性の重大さを理解できないまま大人になり、コーチとして振る舞っている人間も大勢いる中、貴方のような指導者の存在は救われる思いがします。とても大変だとは思いますが、子供達が将来周囲から軽蔑され、排除されるような大人にならないよう、今後もスポーツ面以外の指導も継続して頑張って頂きたいと思います。