2014年08月28日
サッカーとは・・・?
『サッカーは、スポーツである』この言葉に意義を唱える人は、まぁ殆どいないかと思います。
しかし、中には 『サッカーは、戦争だ』と言う過激な主張をする方も確かにいます。
『代表選手』に対して言っているのならまだ理解も出来るのですが・・・通常は、受け入れられない考え方です。
少年サッカーで汗を流している子供達に、サッカーとは・・・どう伝えるべきなのでしょうか?
スポーツの定義・・・意外に思うかも知れませんが、実に曖昧で混沌としています。
結論としては、 『人の数だけ』定義が存在しています。
つまり、はっきりとした定義は無いのです。
ただ、共通している考え方と言うのはある程度あります。
『遊び』と 『競う』・・・主にこの2つです。
確かに、英語で SPORTと言えば 『遊び』『楽しみ』と言う意味があります。
また、 PLAYと言う言葉には、 『遊ぶ』『演じる』と言う意味があり、 『体を使って』と言う事に力点が置かれている言葉の様です。
どうやら、遊ぶと言う事がスポーツの本来の意味の様です。
日常生活から離れて、いつもと違う事(楽しい事=遊び)をすると言うのが本来のスポーツだと言う事だそうです。
では、子供達はサッカーを非日常的な物として・・・つまり、学校や塾等とは違う 『楽しみ』として行う事が出来ているのでしょうか?
チームの考え方にも依るのでしょうが・・・必ずしもそうでは無いのかも知れません。
逆に 『サッカー中心の生活』となっている子も多いのではないのでしょうか?
それが、 『楽しみ』なら良いのですが・・・無理して、我慢して、辛い思いをして・・・だったら、何か別の楽しみを見出す必要があるのかも知れません・・・壊れてしまう前に。
もう1つ、スポーツには別の側面があります。
それは、 『競う』と言う事です。
競うのですから、勝負の場である事が分かります。
大会に参加する場合、必ず 『勝者と敗者』が決まります。
この序列によって、自分のレベルを再確認できるのですが、そこには 『苦悩』が多くの場合伴います。
遊びのはずだったスポーツが苦悩の場に・・・何か矛盾を感じてしまいそうですね。
おそらく、子供達もその辺には何かモヤッとした物を感じているに違い有りません。
サッカーは楽しいでも、練習は嫌い・・・そう言う声は、正にこのモヤッとした物を表しています。
では、サッカーは・・・遊びでやってはいけないのか?
辛い練習に耐えなければサッカーに、試合に参加できないのか・・・?
どの様に伝えるべきか、非常に悩む所です。
仲間内で行う場合(公園であれ、体育であれ、紅白戦であれ) 『遊び』としてサッカーを捉え 『楽しみ』ながらやって全く問題ないのです。
しかし、大会等の試合では、 『競技』としての位置付けとなり、 『チームの名を背負って』勝負に臨む事となります。
ここに 『個人の楽しみ』と言う考え方は、存在しません。
言い方を変えれば 『他流試合』なのですから、負ければ(大袈裟ですが)看板に傷が付く事になりかねません。
また、他流を知る事で、自分の力を改めて知る事ができます。
そう言った経験が、成長を促してゆく事に繋がるのです。
楽しむ時と、真剣になる時と 『使い分け』をする必要がある様です。
親としては、ここはしっかりと伝えておきたい所ですね。
サッカーに限らずスポーツ全体にこれは言える事だと思います。
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しかし、中には 『サッカーは、戦争だ』と言う過激な主張をする方も確かにいます。
『代表選手』に対して言っているのならまだ理解も出来るのですが・・・通常は、受け入れられない考え方です。
少年サッカーで汗を流している子供達に、サッカーとは・・・どう伝えるべきなのでしょうか?
スポーツの定義・・・意外に思うかも知れませんが、実に曖昧で混沌としています。
結論としては、 『人の数だけ』定義が存在しています。
つまり、はっきりとした定義は無いのです。
ただ、共通している考え方と言うのはある程度あります。
『遊び』と 『競う』・・・主にこの2つです。
確かに、英語で SPORTと言えば 『遊び』『楽しみ』と言う意味があります。
また、 PLAYと言う言葉には、 『遊ぶ』『演じる』と言う意味があり、 『体を使って』と言う事に力点が置かれている言葉の様です。
どうやら、遊ぶと言う事がスポーツの本来の意味の様です。
日常生活から離れて、いつもと違う事(楽しい事=遊び)をすると言うのが本来のスポーツだと言う事だそうです。
では、子供達はサッカーを非日常的な物として・・・つまり、学校や塾等とは違う 『楽しみ』として行う事が出来ているのでしょうか?
チームの考え方にも依るのでしょうが・・・必ずしもそうでは無いのかも知れません。
逆に 『サッカー中心の生活』となっている子も多いのではないのでしょうか?
それが、 『楽しみ』なら良いのですが・・・無理して、我慢して、辛い思いをして・・・だったら、何か別の楽しみを見出す必要があるのかも知れません・・・壊れてしまう前に。
もう1つ、スポーツには別の側面があります。
それは、 『競う』と言う事です。
競うのですから、勝負の場である事が分かります。
大会に参加する場合、必ず 『勝者と敗者』が決まります。
この序列によって、自分のレベルを再確認できるのですが、そこには 『苦悩』が多くの場合伴います。
遊びのはずだったスポーツが苦悩の場に・・・何か矛盾を感じてしまいそうですね。
おそらく、子供達もその辺には何かモヤッとした物を感じているに違い有りません。
サッカーは楽しいでも、練習は嫌い・・・そう言う声は、正にこのモヤッとした物を表しています。
では、サッカーは・・・遊びでやってはいけないのか?
辛い練習に耐えなければサッカーに、試合に参加できないのか・・・?
どの様に伝えるべきか、非常に悩む所です。
仲間内で行う場合(公園であれ、体育であれ、紅白戦であれ) 『遊び』としてサッカーを捉え 『楽しみ』ながらやって全く問題ないのです。
しかし、大会等の試合では、 『競技』としての位置付けとなり、 『チームの名を背負って』勝負に臨む事となります。
ここに 『個人の楽しみ』と言う考え方は、存在しません。
言い方を変えれば 『他流試合』なのですから、負ければ(大袈裟ですが)看板に傷が付く事になりかねません。
また、他流を知る事で、自分の力を改めて知る事ができます。
そう言った経験が、成長を促してゆく事に繋がるのです。
楽しむ時と、真剣になる時と 『使い分け』をする必要がある様です。
親としては、ここはしっかりと伝えておきたい所ですね。
サッカーに限らずスポーツ全体にこれは言える事だと思います。
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この記事へのコメント
日本の少年サッカーがどの位のレベルなのかは、ちょっと分かりかねますが・・・楽しんでやってくれていれば幸いです。
そちらのチームもこちらのチームも似た様な物だと思いますよ。
やはり、温度差と言う物があります。
日本でも、クラブチームの子達は、練習中にくだらない事で説教なんて事も少なく、練習に集中できる様ですが・・・少年団ともなると、お説教に割く時間が多くて、練習時間が削られてしまったりする事も多いのです。
サッカーに取り組む姿勢の違いと言えますが、それがチーム選びの幅を作り出してくれていると言う側面もあるのかな・・・と思います。
しっかりサッカーしたい子は、そう言うチームに入れば良いのだし、楽しむ為だけなら地域の少年団でも良いのだと思います。
この辺は、サッカーに何を求めるのか?
と言う、各個人の考え方次第と言えますかね。
人の数だけ、サッカーはあって良いのだと思いますよ。
底辺には底辺の、頂点には頂点の考え方がある方が自然です。
年相応のサッカーを先ずはして、そこから頂点を目指すなら・・・自然と向き合い方は集約されてゆく事でしょう。
うちは、子供が皆と一緒に入団したいと言ったので、地元の少年団に入れただけです。
子供達は、保育園の時に皆で誓い合ってサッカー少年団に入団したのです。
それ以上の深い意味は無いのですが・・・今でも皆サッカーで結ばれていますかね。
面白い子達だと思います。(^^;
サッカーってやはり面白いですよ。
日本の少年サッカーすごくレベルが高いと思いますよ。世界少年サッカー大会を開いたらかなり上位に行くんじゃないでしょうか。うらやましい限りです。システマティックに訓練させることがこちらはあんまりなくて、ちょっともどかしいことがあります。
最近他チームとの練習試合があり、コーチの指導法もずいぶん違うなあ、と思いました。
前回は体育会系のチームと当たりぼろ負けでした。そのチームとうちのチームは試合前の自主練から全然違ってました。相手チームはコーチがいなくても自主的に輪になってパスの練習。その後列になりドリブル、キックの練習。仲間もめなどありません。
対するわがチームは、フィールドにはいったとたん皆がゴール目指しとにかくシュートしたがる。ボールの数が足りないので、仲間で奪いあい。
やはりメンタル大事です。(笑)
すみません、レベルの低い内容で。
まだ低学年の息子なので、もう少し見守って行きたいと思います。
東ヨーロッパですか?
随分と遠い所からのアクセスありがとうございます。
親が熱くなる事は、悪い事ではないと思いますよ!
無理強いする様になると問題ですが・・・。(笑)
日本人は、直ぐに精神論と根性論に還元する癖がありますね。
しかし、何事も内面の強さが結果に大きく反映されてくるのだと思います。
メンタルトレーニングって、内面の強化ですから、欧米でもその辺の必要性は、理解しているはずですよね〜。
ただ、日本人は、そこにこだわり過ぎな所もありますかね・・・。
しかし、それが日本流なのですよきっと。
体格で恵まれていない分、精神面でカバーすると言う考え方もありかなとは思います。
もっと、肉体的な差が無くなって来れば・・・精神論も過去の遺物となる日も来るかも知れませんね!
しかし、それでも精神論を懐かしむのが日本人の様にも思います。
良いか、悪いかは、解りませんがね。
また、気が向いたら通りすがりにコメント残していって下さい。
励みになりますから。
すみません、私は通りすがりのものですが。。。
息子がサッカーを始めたきっかけに、つい親の私が
熱くなってしまい、どうしたらいいものかとブログを拝見させてていただきました。
もっとも東ヨーロッパ在住でして、サッカー人口は日本より多いけれど日本的な精神論はあんまりないかもしれないです。勝ち負けよりもいい勝負を応援する親御さんもたくさんいます。
サッカーばかになってもいいけど、たかがサッカーだと思っています^^。
この程度か・・・とがっかりしました。
普段、子供達に指導している事が、何も出来ていない・・・その上、ダラダラ感も・・・。
案の定、J2に転落しましたがね。
自由な発想でプレイする事は大事な事です。
その一方で、試合に出る為には、個を殺す必要がある場面もあるかも知れません。
子供には、自由にサッカーをしてもらいたいものです。
双方共にパス打開策しか無く個で勝負する
選手が居ないこと。
バイタル付近でのプレイスピードが遅く
手詰まり感半端なく…
常に一定のテンポで、メリハリ感が乏しく
とてもレベルの高いゲームでなかったですね
これが、現在の日本サッカーの現状でしょうか。
これが日本サッカーの王道なら
この先ずっと勝てないでしょうし
サッカーというスポーツが日本にしっかりと根を張り浸透する
事は難しいでしょうね。
私の指導は
常識にとらわれず、枠の外を飛び出した発想を磨きなさいとアドバイスしてます。
固定観念ほど、邪魔なものはありません。
脳が固いと駄目なんです。
常にニュートラルでないといけません。
しかし、日本で奇想天外なプレーをすると
理解を得られず孤立を招く場面もあるでしょう
難しいですね、この部分は
楽しむ事が出来ないと、もっと・・・と言う欲求が出て来ないと思います。
その延長線上に『勝利』があるだけで、サッカーの場合、団体競技ですから、個人の能力だけではこの勝利と言うものを手にする事は難しいのです。
だから、勝ちにこだわる事は、否定しませんが、問題はそこへの道筋なのです。
楽しいから上手になりたいし、上手になりたいから、どんな苦しい練習にも耐えられるのだと・・・中田が現役時代に言っていました。
逆に、楽しくなくなったら引退するとも言っていた事を覚えています。
何を楽しいと思うかは、人それぞれですが、先ずは何事も好きになる事が大事です。
『好きこそ物の上手なれ』とは、そう言う事だと思います。
家の息子は『下手の横好き』なのですが・・・(笑)。
『戦う姿勢』と言う事でしたら、スポーツの世界では、常に『自分に対して』のみ使う事を許されている言葉だとお思います。
他者との戦いではないのです。
練習から試合まで、常に自分自身との戦いです。
サッカーも例外ではありません。
自分に負けたら、試合にも負けるのです。
この点は、プロでもアマチュアでも同じだと思います。
必要なのは、自分を奮い立たせる精神力であって、他者に向けられる敵意ではないのです。
この点は、サッカー協会(FIFA)も現在力を入れて指導している点ですね。
精神と体を鍛える事は、常に自分の内面との戦いです。
そこを突き詰めないで、試合で他者に勝とうとしてもなかなか出来ない事なのです。
また、レベルが上がっても、楽しめないのならそこで終わりですよ。
その人にとって、そのレベルは、居るべきレベルでは無いと言う事です。
他の人は、もっと努力をしてそこまで来たんだと言う事であって、そこにもやはり自分との戦い方の甘さが反映されているに過ぎないのです。
もちろん、才能に恵まれた人もいるのでしょうが、そんなのは一握りであって、やはり努力の賜物なんですよ。
仮に日本人に足りない物があるとするのなら、多分『ハングリー精神』でしょうね。
恵まれ過ぎているのですよ。子供の時から・・・。
なんて邪道ですよ。
正々堂々こそ、日本人の精神です。
海外だと、よく目にする光景ですが
日本人は真似させてはいけません。
そういう部分は、きれいごとで構わない。
僕ら日本人は他国には無い独特の気高い
日本人の精神があります。
これらを継承しつつ、欠落してる戦う精神を
育まないといけないと思うんですね。
香川選手は世界的に見ても好選手ですよね
でも、何かが足りない
そう、思われる方多いと思います。
戦う姿勢なんですよ。
だから、プレーに迫力や凄みが出ないんです。
プレーヤーなんですよ。
戦士では無いんです。
いくら楽しくプレーしてても、レベルが上がっていくにつれて楽しめなくなってきますよ。
そうなった時、どうするんでしょうか
通用しない、負けてばかり…
果たして、その子はそれでも楽しくプレーが
できるでしょうか、出来ないと思います。
実力で通用しない時、気持ちでは負けないという
方向に切り替えが出来る子なら
伸びしろがあると思うんです。
ただ、少年時代から楽しくサッカーを
モットーに指導されてきた子どもさんは
将来、厳しい局面に立たされた時
心許ないですね〜
負けたくない、勝ちたい欲求が結果的に
実力を飛躍的に向上させます。
よってプレーが通用します。
すると、楽しくて仕方ありません
これが理想的と思いますね。
ですので僕の場合は
楽しむは二の次なんです。
そう言う考え方が、『勝つためなら何でもする』と言う『獣=人でなし』を生み出します。
勝ちにこだわる事は、悪い事ではありません。
負ける事より、勝つ事の方が得る物は大きいのです。特に子供の場合。
『男児=戦い』と言うのも、後付けでしかありません。乱暴な論理ですよ。
男女の差は、『育て方』で変わるのであって、元々備わっている訳ではありません。
逆に、女の子を女の子らしく育てるのは、女の子の方が本来強いからで、男の子を男の子らしく育てるのも、本来弱いからなのです。
ドイツが強い事も、現代サッカーに合った育成をしっかりと子供の時からしているからです。
保護者のクオリティーと言う点で言えば、『余分な口出しをしない事』これに尽きます。
ただ、安心してサッカーに取り組める環境を作り上げてあげられれば、それで良いのだと思います。
プロを目指す子には、特に親の干渉は『害』でしかないかと・・・。
戦争ですよ。
プレーを楽しむ精神よりも
戦いを楽しむ精神が先に立ってないと
ダメな気しますね〜。
きれいごとじゃ、勝てませんし
負けたら楽しくないですしね。
男児は本来、程度はあれ戦う本能を秘めていて
戦う性分なんです。
子どもに、そんな部分を刺激して本能を覚ましてあげる事で、試合に臨む心構えや姿勢が変わると思います。
結果的にもこちらの場合が、良いプレーします
しね。
実際に経験しました。
プレーを楽しむ事はすごく大事です。
しかし、それは二の次ですね。
ドイツは強いでしょう?
毎回、W杯にでれば優勝争いに絡みますしね
それは、おそらくどの国よりも
戦う精神が根付いてるからですよ。
所詮、日本人は農耕民族ですから
他国と比べると劣りますが、今からはそんな事
言ってられません。
指導者も勿論ですが、保護者もクオリティが
求められる時代に来てると思います。
私も常に日々、勉強ですから。