2015年04月12日
はぁ〜・・・今日も審判か・・・
高学年の1人審判は、正直キツイですね。
攻守の切り替えの早さと、展開力、キック力、どれを取っても低学年のそれとは、比較にならない程成長しています。
1人で全てを見る・・・現実的とは言えませんね。
いえ、練習試合なら特に問題は無いのですが・・・公式戦ともなると・・・やはり、腰が引けます。
なるべくなら、笛を吹きたくはないものです。
その理由は、簡単で・・・ 『審判への文句が多過ぎる』事があげられます。
保護者席から、ベンチから、審判員へ浴びせられる 『罵声』たるや、常軌を逸した物があります。
これでは、将来審判員を勤めてくれる方が激減してしまうのではないか・・・そんな危惧さえして来ます。
多くは、 『保護者の方』が審判を勤めて下さっているのですから・・・必然的に、子供のサッカー人口も減ってきてしまう事につながってくる事も考えられるのです。
噂と言う物は、本当に怖い物です。
『悪い評判』は、千里を走ります。
そして、その評判を払拭するのには、物凄く長い時間と労力を費やす事となります。
私も、子供達のチーム運営への協力と言う事で、審判員の資格を取得し、実際に試合で笛を吹く者です。
もちろん、私なりに一生懸命やってはいますが、誤審をしない自信はゼロです。
今日も、6年生の公式戦で主審を務めましたが・・・やはり、判断に迷う事場面が非常に多い事に気付きます。
『線審』でもつけば、確認してから最終判断出来る様なケースもあるのですが・・・1人ではそれすら出来ない為、私の目に映ったものを判断材料にしなければなりません。
選手が1人、プレイゾーンを横切れば・・・視界は遮られ、プレイが見れないと言う状況が瞬間的であれ発生します。
それでも、その時にボールがラインを割れば・・・どちらのボールか判断しなければなりません。
子供達も互いに、マイボールをアピールする事だってあります。
ベンチから、保護者から、「マイボール!」と言う大きな声が挙げられる事もあります。
その声に従い、笛を吹いてしまう事は簡単です。
私は、自分の目に映った物だけを判断材料にしています。
これは、ベンチや保護者、子供達の感じた物とは、全く違う判断なのかも知れません。
よく、文句を言われますが・・・全無視です。(笑)
『審判の判定に従う』事は、サッカーに携わる者(保護者であっても)の義務ですから・・・。
そう言う訳で、1人審判員についてちょっと考えて見ます。
日本サッカー協会発行の 『8人制趣旨開催ハンドブック』から抜粋です。
以上が、サッカー協会の目指す8人制です。
はっきりと、1人で全てを見て判断する事は出来ないと言う事を認めています。
にも拘らず、1人制を採用したのは、 『フェアプレイ精神』を育む為であると言う事です。
さて、ここが何処まで浸透しているのでしょうか・・・。
ラインを明らかに割っていても、「笛が鳴るまでプレイを止めるな!」と言う声がベンチから聞こえて来る事が多いのです。
そればかりか、子供達でさえ両チーム共手を上げ、マイボールをアピールして来ます。
何処にフェアプレイ精神が育まれているのやら・・・。
これは、保護者側にも言える事で、判定にざわめきが起きる事自体が問題だと言えます。
実は、この8人制の1人審判には、 『審判員の育成』と言う狙いもあります。
審判員だって完成形ではありません。
多くは 『4級審判員』であって、たった1日の講習会で資格を得ただけの審判員です。
誤審をするな・・・そう言う方が無茶な話です。
誰かがやらないといけないから 『引き受けて下さっている』方が少年団では殆どなのです。
サッカー経験の無い方も大勢いらっしゃいますね。
にも拘らず・・・罵声を浴びせられるのでは、割りに合いません。
下手ならピッチに立つなと言うのなら、やって下さる方もいなくなってしまうでしょう。
そうなれば、試合もできませんね。
子供達にフェアプレイ精神を植え付ける事も必要ですし、急務と言えますが・・・それと同時に、指導者にも保護者にもこの点に関しては教育の場を設けないといけない様に思います。
気持ち良く審判を引き受ける事が出来る様に皆で協力と理解をして行かないと・・・何れ、少年サッカーは廃れてしまうのかも知れません。
勝負事ですから、熱が入ってしまう事も分かるのですが・・・声援と罵声が入り混じっている今の現状は、変えて行かないといけない様に思います。
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攻守の切り替えの早さと、展開力、キック力、どれを取っても低学年のそれとは、比較にならない程成長しています。
1人で全てを見る・・・現実的とは言えませんね。
いえ、練習試合なら特に問題は無いのですが・・・公式戦ともなると・・・やはり、腰が引けます。
なるべくなら、笛を吹きたくはないものです。
その理由は、簡単で・・・ 『審判への文句が多過ぎる』事があげられます。
保護者席から、ベンチから、審判員へ浴びせられる 『罵声』たるや、常軌を逸した物があります。
これでは、将来審判員を勤めてくれる方が激減してしまうのではないか・・・そんな危惧さえして来ます。
多くは、 『保護者の方』が審判を勤めて下さっているのですから・・・必然的に、子供のサッカー人口も減ってきてしまう事につながってくる事も考えられるのです。
噂と言う物は、本当に怖い物です。
『悪い評判』は、千里を走ります。
そして、その評判を払拭するのには、物凄く長い時間と労力を費やす事となります。
私も、子供達のチーム運営への協力と言う事で、審判員の資格を取得し、実際に試合で笛を吹く者です。
もちろん、私なりに一生懸命やってはいますが、誤審をしない自信はゼロです。
今日も、6年生の公式戦で主審を務めましたが・・・やはり、判断に迷う事場面が非常に多い事に気付きます。
『線審』でもつけば、確認してから最終判断出来る様なケースもあるのですが・・・1人ではそれすら出来ない為、私の目に映ったものを判断材料にしなければなりません。
選手が1人、プレイゾーンを横切れば・・・視界は遮られ、プレイが見れないと言う状況が瞬間的であれ発生します。
それでも、その時にボールがラインを割れば・・・どちらのボールか判断しなければなりません。
子供達も互いに、マイボールをアピールする事だってあります。
ベンチから、保護者から、「マイボール!」と言う大きな声が挙げられる事もあります。
その声に従い、笛を吹いてしまう事は簡単です。
私は、自分の目に映った物だけを判断材料にしています。
これは、ベンチや保護者、子供達の感じた物とは、全く違う判断なのかも知れません。
よく、文句を言われますが・・・全無視です。(笑)
『審判の判定に従う』事は、サッカーに携わる者(保護者であっても)の義務ですから・・・。
そう言う訳で、1人審判員についてちょっと考えて見ます。
日本サッカー協会発行の 『8人制趣旨開催ハンドブック』から抜粋です。
1人の審判が全てを見て判断することはできません。
だからこそ自ずとフェアプレー精神が育まれていきます。
審判から見える見えないにかかわらず、子ども達はゲームの精神を尊重して全力でプレーします。
自己申告を含め、ゲームを協力してスムースに進め、プレーに集中し、判定にしたがって次のプレーに移る。
選手と審判がお互いにリスペクトすることでゲームが成立していくのです。
以上が、サッカー協会の目指す8人制です。
はっきりと、1人で全てを見て判断する事は出来ないと言う事を認めています。
にも拘らず、1人制を採用したのは、 『フェアプレイ精神』を育む為であると言う事です。
さて、ここが何処まで浸透しているのでしょうか・・・。
ラインを明らかに割っていても、「笛が鳴るまでプレイを止めるな!」と言う声がベンチから聞こえて来る事が多いのです。
そればかりか、子供達でさえ両チーム共手を上げ、マイボールをアピールして来ます。
何処にフェアプレイ精神が育まれているのやら・・・。
これは、保護者側にも言える事で、判定にざわめきが起きる事自体が問題だと言えます。
実は、この8人制の1人審判には、 『審判員の育成』と言う狙いもあります。
審判員だって完成形ではありません。
多くは 『4級審判員』であって、たった1日の講習会で資格を得ただけの審判員です。
誤審をするな・・・そう言う方が無茶な話です。
誰かがやらないといけないから 『引き受けて下さっている』方が少年団では殆どなのです。
サッカー経験の無い方も大勢いらっしゃいますね。
にも拘らず・・・罵声を浴びせられるのでは、割りに合いません。
下手ならピッチに立つなと言うのなら、やって下さる方もいなくなってしまうでしょう。
そうなれば、試合もできませんね。
子供達にフェアプレイ精神を植え付ける事も必要ですし、急務と言えますが・・・それと同時に、指導者にも保護者にもこの点に関しては教育の場を設けないといけない様に思います。
気持ち良く審判を引き受ける事が出来る様に皆で協力と理解をして行かないと・・・何れ、少年サッカーは廃れてしまうのかも知れません。
勝負事ですから、熱が入ってしまう事も分かるのですが・・・声援と罵声が入り混じっている今の現状は、変えて行かないといけない様に思います。
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この記事へのコメント
走る事しか、誠意を見せる手立てが無いのも1人審判の悲しい所ですね。(笑)
それでも、お小言がそこかしこから聞こえて来ますから、本当に割に合わない役割分担です。
しかし、審判がいなけりゃ試合にもならない訳で、重要な責務である事も事実です。
だから、迷いは断ち切らねばなりません!
神様モードで、フィールドに立つしかないのです。
あまりうるさいと・・・退席させるぞっ!(笑)
今年は、精一杯走ります・・・老骨に鞭打って・・・。(泣)
また、気軽にコメントして下さい。
U-12の1人審判、確かに大変です!!
私も必死に審判しとります(笑)
どれだけミスしても、必死に走ってミスのないジャッジを目指します。
サッカー少年の為にみなさん頑張りましょう!
元々、子供達が判断し難い時に介入する程度がこの1人制審判の存在理由でした。
ラインを割ったかどうかは、殆どの場合子供達自身で判断が付きます。
しかし、時折ギリギリの所の攻防があったりします。
そう言った時に、第3者の目で判断し、ゲームをコントロールする程度で良いので審判は1人でも良いだろう・・・と言うのが、この制度の導入を勧めた理由だったはずなのですが・・・。
先ず、制度有りきでは、当然上手く運用できる訳も無く、指導が行き届いているとは言い難いのが現状ですね。
かなり、以前よりはマシになったとは言え、まだまだ快く審判を引き受けられる状態になるまでには、程遠い状態だと言えます。
アピールは、全て無視しています。(笑)
但し、協会も誤審に関しては「3人でも有る」と言う事を認めている訳で、誤審そのものよりも「判定に異議を唱えない」と言う事に重きを置いている様です。
その辺も、浸透しているとは言い難いのですが・・・。
だからと言って、誤審をして良いと言う訳でもないので、審判を任された時は、なるべく厳正に行える様にトレーニングしておく必要もあるのかな・・・とは思います。
1人審判は、当分無くなりそうにないですよ。
うちの地区はベンチ・選手からの文句はだいぶ減ったけど、チームによっては保護者があるかな。
1人審判になってから、逆にアピールは増えた気が。子供達だって、審判が見えないこと分かってますからね。
フェアプレーとは逆にすすんでいる気がします。
早く、1人審判を辞めて欲しいものです。