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2020年03月12日

韓国GSOMIA破棄後に待ち受ける旧ソ連債務返済の罠!

『数年後韓国空軍にSu-35戦闘機があるかも?』
(2019年投稿期です。)
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ついに日韓GSOMIAが、破棄となる時間が近づいてきました。

問題は、GSOMIA破棄では終わらず、トルコのように米韓関係が破綻する可能性があります。

旧ソ連の債務現物返済という、爆弾が韓国に残っています。

今後韓国にロシアSu-35戦闘機が登場してもおかしくはない?!
(前回記事):『 デレマスアニメで梨沙が使うショットガンは何だろう?
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(1)日韓GSOMIAは完全失効するだろう!

ついに2019年11月23日午前0時に、日韓GSOMIAが失効の時を迎えます。

いろいろと延長や失効回避に向けて動きを見せていますが、失効は免れないでしょう。

延長や代替案などを提示しても、韓国国内世論が納得しないはずです。

1.1 露中北に有利となるGSOMIA失効

日韓GSOMIAで利益を得るのは、ロシア・中国・北朝鮮です。

韓国は、完全に米国の信用を失い、米韓関係の根本的な亀裂となる事態です。

いわゆるレッドチームに、自ら韓国は向かい始めました。

1.2 北朝鮮から祝砲が打ち上げられる?

今回のGSOMIA失効を受けて、一番喜ぶのは北朝鮮でしょう。

早ければ2019年11月23日にも祝砲として、弾道ミサイルが発射されると予想しています。

図1 北朝鮮弾道ミサイル
弾道ミサイル.jpg
引用URL:https://news.images.itv.com/image/file/1937811/article_update_img.jpg

しかし本質は、GSOMIA失効だけではありません。

今後よりいっそう韓国がレッドチーム入りする罠が待ち受けています。

1.3 ちらつくロシア・中国の影!

韓国は、このところ軍備増強の動きを見せております。

新型潜水艦や原子力潜水艦構想を始め、空母建造という動きまであります。

従北姿勢とまで言える現在の政治姿勢の先には、ロシア・中国の影が見えます。
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(2)韓国が持つ旧ソ連債務によりロシアに取り込まれる!

GSOMIA破棄後に待ち受ける、もう一つの爆弾が対ロシアにあります。

かつて旧ソ連の末期に韓国は巨額の対外融資を行いました。

その後、旧ソ連崩壊後にロシアが債務返済を軍事装備品の現物支給で行っています。

韓国軍の一部にロシア製兵器が存在するのはそのためです。

図2 韓国にあるT-80戦車
1510150837_aea70c40c921eb70c62d1a1bfe495c8e.jpg
引用URL:http://www.kjclub.com/data/exc_board_53/2017/11/08/1510150837_aea70c40c921eb70c62d1a1bfe495c8e.jpg
2.1 戦車・装甲車・ヘリまで!

債務の現物返済にて、T-80戦車やBMP-3装甲車・ヘリコプターなどが韓国軍に譲渡されました。

(1994年から2006年までに譲渡されたもの)
・T-80U戦車:35両
・BMP-3装甲車:70両
・その他いくつかの装備品
(国連軍備管理制度記録より)


図3 韓国のBMP-3
1535539975_f655d134f9fecf2d7a40bc7a41a9e9bf.jpg
引用URL:http://www.kjclub.com/data/exc_board_53/2018/08/29/1535539975_f655d134f9fecf2d7a40bc7a41a9e9bf.jpg

現在では 約4憶5千万ドル相当の債務が残るのみです。

韓国に対し、ロシアはヘリコプター供与による債務償還を提案しています。

韓国側は維持費の問題から難色を示していますが、2026年までに債務償還という約束があります。

さらに現金償還ではなく現物償還で同意しているため、話がこじれます。

韓国のGSOMIA破棄後に、おそらくロシアは手を動かすことになるでしょう。

2.2 韓国にSu-35戦闘機が配備される日・・・

可能性がないとまでは言いませんが、GSOMIA 破棄後に韓国へのF-35Aの供給が止まる可能性もあります。
(トルコの例から)

その場合に、ロシアがSu-35戦闘機を債務償還として提案する可能性も捨てきれません。

図4 Su-35戦闘機
su-35戦闘機.jpg
引用URL:http://www.knaapo.ru/media/rus/about/production/military/su-35/views_big.jpg

現状、F-4・F-5戦闘機の代替品としてのKFXが暗礁に乗り上げている状況です。

債務償還の甘美な罠に惹かれて、Su-35戦闘機を選択する可能性もあります。

インドがロシア製兵器を導入しても、アメリカから制裁を受けない現状を見誤るかもしれません。

突然、次期戦闘機にSu-35戦闘機を導入すると公表しても不思議ではないのが、現在の韓国です。

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(3)GSOMIA終了時刻は何時やねん?!

韓国が、GSOMIA破棄後に待ち受けるものはいばらの道でしょう。

レーダー照射事案以後、韓国はすでにルビコン川を渡ってしまったのです。

2018年9月20日に、南北首脳はそろって白頭山を訪問しました。

図5 白頭山を訪問する南北首脳
e99c7_1456_5157da59_d818032a.jpg
引用URL:http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/9/e99c7_1456_5157da59_d818032a.jpg

3.1 韓国は北朝鮮に取り込まれた!

もはや、韓国は完全に北朝鮮に取り込まれたといってよい状態です。
『もはや何が起きてもおかしくない』
韓国をめぐる情勢は、予想外のことが平気で起きる不安定材料となりました。

今後日本の安全保障に、影響が出てくるでしょう。

3.2 GSOMIA 終了時刻との関係?!

ところで、日韓GSOMIAの内容文書を見ていて疑問に思いました。

「GSOMIAの終了時刻間際の扱いに関する規定がない」

関連文書: https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000205832.pdf

効力発生についての日付についての記述はあります。

もし、
「11月22日午後11時58分北朝鮮ミサイル発射」
「11月23日午前0時2分日本のEEZ内に着弾!」


こんなことが発生した場合、GSOMIAで情報交換する対象になるのでしょうか?

少なくとも、発射時刻はGSOMIA効力発生中ですが、着弾時はGSOMIA失効となります。

こうなったらどうするのでしょうかね?
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posted by sstd7628 at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界情勢
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