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2020年02月06日

自衛隊が中国軍の警護なんて反対だ!って何か勘違いしてません?

『変な話だけが先走りし過ぎてるなあ・・・』
(2015年投稿記事です。)
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安全保障関連法案の成立にて、いろいろな法律が改正となりいろんなことが変わります。

しかし中には話ばかりが変な方向に先行してしまい、妙な誤解を生んでいるところもあります。

真っ先に挙げられるのが南スーダンPKOでの駆けつけ警護に関する誤解です。

今日はこの駆けつけ警護第1号は、南スーダンの中国軍!なんていうヨタ話についてです。
(前回記事):『 自衛隊の人との結婚で問題になる中国人嫁の問題
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(1)駆けつけ警護の対象は中国軍とは決定していない。

安全保障関連法改正で、駆けつけ警護の問題が出てました。

これは 国連平和維持活動協力法(通称:PKO協力法)が改正されて、いわゆる駆けつけ警護が可能になったことです。

法案成立直後からネット上に、「駆けつけ警護の最初の対象は南スーダンの中国軍!」という話が飛び交いました。

政府が検討を進めているのは、
南スーダンに展開している自衛隊部隊の任務に、駆けつけ警護の新しい任務を付与 することです。

実施を行うまでには、ここから
『南スーダン国際平和協力業務実施計画』 (内閣府国際平和協力本部)
などで実施事項を追加するなど、多くの手続きなどが必要になります。

ここで、重要なのは、
『誰も警護対象国などの決定をしているわけではない』
ということです。

1.1 ネットによる流言飛語が問題!

ネットなどで流れている話は、あくまでその人の考えでしかありません。

さらに言うのであれば、法律の条文をよく読まずにイメージのみでしか語っていません。

図1 国際平和協力法での新たな任務(イメージ)
記事3-8 1.jpg
引用URL:http://img.mainichi.jp/mainichi.jp/shimen/images/20150918dd0phj000195000p_size8.jpg
あくまで駆けつけ警護は、そのような事態が発生した場合に実施できることです。

救出対象は、展開する外国部隊やNGOなど危険にさらされている集団です。

あくまで今まで日本の国内法で実施不可能だったことを、可能にしただけになります。

図2 南スーダンに展開中の各国部隊
南スーダン展開部隊.jpg
引用URL:http://rpr.c.yimg.jp/im_siggl3RzB2ooNxKiIpvqNgXALw---x540-n1/amd/20131224-00030921-roupeiro-001-12-view.jpg
南スーダンには各国の部隊が展開しています。

南スーダンに展開中の中国軍部隊は、ケニア軍の歩兵中隊の支援を受けながら活動を実施しています。

駆けつけ警護は、中国軍だけを対象にしているわけではありません。

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(2)ルワンダ難民救援国際平和協力活動を忘れていないか?

駆けつけ警護の対象が中国軍だから〜〜!などといろいろなことを言っている方に聞きたいのは、ルワンダ内戦と難民救援活動のことを忘れたのか?ということです。

1994年に行われたルワンダ難民救援国際平和協力活動において、事実上の駆けつけ警護が実施されています。

この時国際医療NGOが武装難民に襲われ、自衛隊PKO部隊に救出されるということがありました。

当時のPKO協力法では、駆けつけ警護は違法行為でした。

この時の緊迫した状況については、自衛隊部隊指揮官とNGO両方から本になって出版されています。
図3 ルワンダでの出来事の回想
記事3-8 3-1.jpg
記事3-8 3-2.jpg

引用URL:https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51p2bdPMWaL.jpg
引用URL:https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/91kLW8no8bL.jpg

そのほか2002年の東ティモールにおいても、事実上の駆けつけ警護による救出が行われています。

この時は東ティモールPKO司令官から、「日本部隊の行動規定では隊員の生命に危険が及ぶ」と批判されています。
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(3)「普通に」国際平和協力活動を行うために

すでに、国連PKO活動については各国部隊と協力して行うのが前提です。

2015年6月にはモンゴルにて26カ国(日本も含む)での協同訓練を実施するようになっています。

この時撮影された1枚の写真が安全保障関連法とからめて報道されました。

図4 カーンクエスト2015における訓練
記事3-8 2.jpg
引用URL:https://static.dvidshub.net/media/thumbs/photos/1506/2022497/2000x1333_q95.jpg
この写真に
『現場の暴走!南スーダンでの駆けつけ警護を想定した極秘訓練!!』
とつけてしまえば、そう思ってしまう人がいるのも事実です。

3.1 現場の実情を知ってほしい。

現場部隊では協同での行動訓練などを行ってますが、法律などが追いついていないのが現状です。

また、集団的自衛権の問題と国際平和維持活動への協力をごちゃ混ぜに考えているのも問題です。

反戦運動と切り離して考えないと、本質を見誤ることになります。
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posted by sstd7628 at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 防衛省

2020年02月03日

海上自衛隊の横須賀と佐世保でのイベントをチェック!

『各所のイベントをチェックしよう!』
(2015年投稿の記事です。)
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皆様初めまして、管理人のペンギンと申します。

当サイトをご覧いただきましてありがとうございます。

本日は、海上自衛隊のイベントについて、まず横須賀と佐世保についてご紹介していきたいと思います。

ホットなイベントが多いですよ〜!
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(1)横須賀でのイベントチェック!

2015年10月には、自衛隊観艦式が予定されています!

すでに、観艦式の乗艦チケットは当選者に送付され、当日券などが無いため乗艦することができない方でも、この時期はいろんなイベントが楽しめます!

観艦式では護衛艦など多数の艦艇が横須賀周辺に集結するため、一般公開やイルミネーションなどが予定されています。

また、「Fleet Week」ということでその他の各種イベントが10月の横須賀地区では予定されています。

詳細は、海上自衛隊横須賀地方隊のホームページから「イベント情報/広報」などで確認できます。

海上自衛隊横須賀地方隊「イベント情報/広報」のページ
URL :http://www.mod.go.jp/msdf/yokosuka/event/event.html


10月の横須賀地方隊のイベントはいろんなものが多くなっていますので、お近くの方はご覧になってみてください。

 おや、横浜でのイベントでなにか面白いものが・・・
『横浜エリア限定 各種イベント』
・『蒼き鋼のアルベジオ −アルス・ノヴァー』トークショー&ミニライブ

・・・おおおおいいいい!!!またやるのかああ!!
図1 コラボの様子
kizi1-2 1maime.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/CCDBOZcWgAAjlBJ.jpg


以前2006年に『タクティカル・ロア』とコラボして怒られたのに・・・

図2 以前アニメコラボした『タクティカル・ロア』
kizi1-2 2maime.jpg

引用URL:http://www.schaft.net/n00bs/diary_img/tactical-roar.jpg

おい〜海幕広報室〜、また懲りてないのか〜!
(参考記事):『 【アニメコラボ】アニメコラボで大騒動・・・!その時・・・! 』 
現職時代のエピソードでの一つがこのアニメでした・・・

横須賀地区でのイベントチェックには、横須賀地方隊のホームページが活用できますよ。

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(2)佐世保地区でのイベントチェック!


海上自衛隊佐世保地区でのイベントについては、今年の大きなイベントはほぼ終了しました。

しかし、海上自衛隊佐世保音音楽隊の演奏会などがあるため、ここもチェックしておくべきところです。

イベント情報についてまずチェックするのは、海上自衛隊佐世保地方隊のホームページです。

ここの『広報・イベント』にて各種のイベントが告知されます。

『海上自衛隊佐世保地方隊』の『広報・イベント』ページ
URL: http://www.mod.go.jp/msdf/sasebo/2_pr/

また、この佐世保には『佐世保史料館(セイルタワー)』があります。

ここの見学についても佐世保に立ち寄ったときはおすすめ致します。

海軍時代から海上自衛隊の歴史資料が多く存在致します。

ぜひ一度ご覧になってください。

『佐世保史料館(セイルタワー』について
URL: http://www.mod.go.jp/msdf/sasebo/5_museum/1_guide/index.html


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(3)地方協力本部のホームページをチェックするのもアリですよ!

海上自衛隊のイベントなどについて、海上自衛隊のホームページをチェックする方が多いと思います。

確かにそれは間違っていませんが、実はもう2つほどイベントチェックに使えるところがあります!

それは、 『地方協力本部のホームページ』『各地方防衛局のホームページ』
です!

意外と、海上自衛隊のホームページにイベントの記載が乗るのが遅いところがあります。

地方になるとさらに、情報が確定してから掲載されるため、気付くともう間に合わないということがあります。

しかし、この2つのホームページには、早くからイベント予定などが掲載されます!

さらに、ここのホームページからのイベント参加申請などが当選しやすいという噂もあります。
(あくまでうわさですが、防衛省直轄機関のため通りやすいと言われています)

あの、『狂気の宮城地本』もこの地方協力本部の人です。

お住まいの地域の『地方協力本部』『各地方防衛局』をチェックしてみるのもいいですよ。

イベントチェックには、ここも欠かせませんよ〜。
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posted by sstd7628 at 14:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 防衛省
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