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2020年07月23日

庶民の木造住宅はもともとは使い捨て

庶民の木造住宅は江戸時代から昭和の初めごろまでは長屋だった。
これは江戸の火消しの話にあるように、良く燃えた。
燃えるとどうするかというと、家を潰してしまうというのが消火活動だったのだ。
当然、そんなに長く持つ家を作っていたわけではない。
無理にそんな木造を長く使うというのはそもそもおかしな話だ。

Yahoo!より、
旅に出たくなる「宿場町まるしぇ」〜いま、リノベーションとシェアが楽しい(東京都北区岩淵)
中村智彦 | 神戸国際大学経済学部教授
2018/4/27(金) 6:01
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakamuratomohiko/20180427-00084503/
記事より、
 土曜日(4月28日)、「宿場町まるしぇ」と名付けられたイベントが東京都北区岩淵町で開催される。3月にプレ開催、今回を第一回目とするこのイベントは、江戸時代にこの辺りが宿場町だったことに因んでおり、「旅」がキーワードになっている。普段はキッチンカーなどで移動店舗として営業している店舗や、素材やものづくりにこだわっている出店者や生産者を中心に11店舗が出店する。
 主催者の株式会社岩淵家守舎の代表取締役・織戸龍也氏は、「この岩淵という土地は、かつては宿場町として栄えたところです。今もその名残りが多くあります。そんな場所なので、『旅に出たくなる』をテーマに出店者を探し、集まってもらいました。」と言う。単に産直で販売するというだけではなく、出店者や生産者と来場者がつながり、「宿場町まるしぇ」をキッカケとして現地を訪ねる関係性を作っていくことを意図している。「出店者や生産者が地域と都会を結ぶことで、各地に旅に出たくなる人が生まれてくることで、関係人口を作っていくことができればと思っています。」

こすいた長屋の活用などが悪いわけではないが、長く使うなら漆喰で固めるなどの防火対策は必須。
そうした進化も建物の場合は必要だろう。
冷凍保存というような美術工芸品的な保存は歴史的には間違っているという風に思うのだけれど・・・

2020年06月07日

木造はよく燃える、本当によく燃える

木造はよく燃える。

Yahoo!より、
“窓という窓から”立ち昇る炎…木造2階建て住宅全焼し住人夫婦が火傷 約3時間鎮火せず現在も
6/7(日) 12:51配信東海テレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/aae5f906f8fe9d14c19e081cf5a5f36f54a704d0
記事より、
 住宅の窓から噴き出す真っ赤な炎。7日午前9時すぎ、春日井市小野町5丁目の住宅から煙が出ているのを近所の人が見つけ、消防に通報しました。午前11時45分現在も鎮火には至っていません。
 この火事で木造2階建ての住宅が全焼したほか、この家に住む70歳の夫婦が火傷をするなどして病院へ運ばれましたが、命に別状はないということです。
 7日午前、愛知県春日井市で住宅が全焼し、住民の70歳の夫婦が火傷をするなどして、病院へ搬送されました。
 住宅の窓から噴き出す真っ赤な炎。7日午前9時すぎ、春日井市小野町5丁目の住宅から煙が出ているのを近所の人が見つけ、消防に通報しました。午前11時45分現在も鎮火には至っていません。
 この火事で木造2階建ての住宅が全焼したほか、この家に住む70歳の夫婦が火傷をするなどして病院へ運ばれましたが、命に別状はないということです。
タグ: 火災

2020年04月06日

木造住宅の火災で逃げ遅れて死ぬ人を助けたい

木造住宅はよく燃える。
そして、煙でやられて動けなくなる。
消火活動の練習のせいで消そうと試みてしまう。
だが、多くの場合、木造住宅の火災で亡くなるのは、煙に気づいて起きた時にすぐに外に出ることだ。
それさえ守れば命は助かる可能性が高い。
だが、消防署は最初に逃げることを教えない。
ちょっと面白い消火器を使った消し方なんかを教えるのだ。そのことで死者が増加している現実。
火事に寝起きで気づいたら逃げろ!
仮に2階でも飛び降りるほうが生き残れる可能性は高い。
これを徹底したい。

Yahoo!より、
逃げ遅れたか 未明の住宅火災 1人暮らしの88歳女性が死亡 北海道・苫小牧市
4/5(日) 13:15配信北海道ニュースUHBUHB 北海道文化放送
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000002-hokkaibunv-hok
記事より、
 5日未明、苫小牧市で住宅が焼ける火事があり、1人暮らしだった88歳の女性が死亡しました。
 火事があったのは苫小牧市泉町1丁目の木造2階建ての住宅です。
 5日午前2時半ごろ、近所の住民から「家が燃えている」と119番通報がありました。
 消防車9台が駆け付けて消火に当たり、火はおよそ7時間後に消し止められましたが、住宅内部が全焼しました。
 この家では石川葉子さんが1人で暮らしていて、消防隊が玄関で倒れている石川さんを見つけ、病院に搬送しましたが、まもなく死亡が確認されました。
 出火当時、家には鍵がかかっていたということで、警察などで原因をくわしく調べています

2020年02月24日

文化庁が調査を主張して名古屋城の復元が進まない

文化庁の言うことを聞く必要があるのか?
文化庁が「市の石垣などの調査が不十分」というのは,一体どういうことか?誰が決めたのか?
無駄な調査はもういらない.

Yahoo!より,
名古屋城木造復元 市、28年10月完成案を検討 河村市長はより早い目標要求
2/23(日) 20:12配信毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-00000042-mai-soci
記事より,
 名古屋城天守閣の木造復元事業で、名古屋市が2028年10月に完成させる工程案を検討していることが判明した。一方で、河村たかし市長はより早期の完成目標を求めており、市内部で調整が続けられている。

 市関係者によると、文化庁に求められている石垣の追加調査などを考慮し、実現可能な工期として28年10月完成の工程案を作成。2月1日に開催された有識者会議で案を示す方針だったが、早期完成を求める河村市長と折り合いがつかず、提示を見送った。

 河村市長は当初、22年末完成に強いこだわりを見せていたが、文化庁が「市の石垣などの調査が不十分」として現天守閣の解体許可を出しておらず、19年8月に「22年末完成を断念する」と表明していた。

 河村市長は23日、コメントを出し、「少しでも早く市民に木造天守閣をお届けできるよう、事務方にはさらに調整、検討するよう指示を出しており、市として目標時期を言う段階にない」と説明。「できるだけ早く案を固め、有識者の意見を聞きながら決定していきたい」とした。市関係者は「市内部で合意してから有識者会議に諮りたい」としている。
タグ: 名古屋城

2019年11月20日

古民家再生物語ー古材を生かす、未来を建てる、森久美子著

古民家再生物語ー古材を生かす、未来を建てる、森久美子著を読んだ。
古民家再生協会の物語。
各地区で一般社団を設立しているようだ。
共通するのは古い家を生かすということ。
古民家の定義は築50年以上ということだが、紹介される事例は100年以上の古民家ばかりで、その方がイメージにあう。
古材が劣化して使えないか、というと別にそんな心配はない。
ただ、古材を生かすといってもコストは新築並みにかかることは覚悟をすることが必要だ。
面白いのは古民家鑑定士の講習・試験を受けに行く人は、そこで行われる講習の話は、前から思っていたこと、であること。もちろん、新たな発見もあるのだが、これまで考えていたことを肯定的に捉えられるという枠組みを示すというのが基本のようだ。ビジネスとしてはうまくできているように思う。

参考)
中央公論新社
http://www.chuko.co.jp/tanko/2018/11/005142.html
タグ: 再生 古民家

2019年09月29日

高級木造、老舗料亭の歴史ある建物を快適な宿へとリニューアルした「SOWAKA」

高級木造、老舗料亭の歴史ある建物を快適な宿へとリニューアルした「SOWAKA」。

オリジナルのサイトは、以下。
https://sowaka.com/index.html

1泊、朝食付きで\59,430

このクラスのホテルでないと耐震化までして、昔の木造の建物は使えないというのが現実。
庶民の長屋といったものを保存ずるのには、やはり無理があると言える。
それは当たり前で、昔の江戸時代の長屋などは度々火災に見舞われ、その度に壊し、再建するというような建物であり、安普請。
長くいつまでも使うような建物としては作られていなかったからだ。
このsowakaのような建物はもともと高級なものであり、部材もそれなりに利用できるのだろう。
それでも、1泊5万円以上のホテルとするほかには活用方法がなかったというのが現実。
なんでも古い建物を残そうというのは無理があるのだ。

Yahoo!より、
京都・祇園八坂に大人宿「そわか(SOWAKA)」がオープン
5/20(月) 18:38配信 T JAPAN web
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190520-00010000-tjapan-life
記事より、
 老舗料亭の歴史ある建物を快適な宿へとリニューアルした「SOWAKA」の魅力を探る
 夏には祇園祭でにぎわう八坂神社と、京都の観光の中心地ともいえる祇園八坂エリアにこの春オープンした宿「そわか(SOWAKA)」。位置するのは観光客の絶えない八坂神社南門の通り沿いだが、暖簾をくぐり石畳の路地を進むと、静寂に包まれた別世界が待っている。
 もとは100年の歴史を刻む老舗料亭で、料理のおいしさとともに数寄屋建築の見事さから、国内外の多くのVIPを迎えた名店であった。その後、建物は解体の危機に瀕したが、優れた数寄屋大工の技が随所に施された建築の文化的な価値を理解する現所有者によって、京都の宝ともいえる建物はそのままに、幸いにも宿としてよみがえることになった。現在、多くの歴史的文化的な建造物が経年劣化や相続などの理由から取り壊され、姿を消している京都にあって、この改修および再生は京都人を喜ばせている。
 大正後期から昭和初期に建てられた数寄屋建築は、11室の本館客室に改装された。この設計を託されたのは、伝統的な町家改修に豊富な実績をもつ「魚谷繁礼建築研究所」。だが食事を楽しむ客をもてなす料亭の構造を、滞在者を迎える宿に改修するのは至難の業だったという。宿の客室に不可欠な風呂やトイレの水回り、完全なプライベート空間を確立する設計は、すなわち建物の構造全体を構築し直す作業である。安全性を高めるため、耐震補強も求められた。
 かつて賓客を迎えた料亭の座敷は、床の間、欄間、天井など随所に職人の技がふんだんに施され、それぞれ異なった趣向が凝らされている。客室も、広さや構造、光の入り具合や庭の見え方など、ひとつとして同じ間取りのない個性豊かな造りとなった。連泊のゲストやリピーターの中には、一泊ずつ別の部屋に宿泊を希望する人もいるというのもうなずける。
タグ: SOWAKA 耐震

2019年08月03日

木造住宅で知っておきたい火が出て20分で全焼という事実

木造住宅は燃える。
よく燃える。
放火のターゲットにされやすく、放火による火災が今は一番多いというのが現実。
京都アニメーションの大量放火殺人が可能なように、建物の中はよく燃えるのだ。
そして、消火活動というのは基本は延焼の防止。
つまり一つの火災が周りに広がらないように、周りに放水したりということを重視するのだ。
火元の建物を消すことは後回し。
それが現実だが、個別の建物の内部からの消火の仕組みは適当なケースがほとんどだ。
何より、火が出ると家の中にいると死ぬ。無駄な消火活動はやめたほうがいいのが現実だ。

参考)舞鶴市のホームページより、
https://www.maizuru119.com/ansin3.html
ここにあるように、

木造家屋の火災は、平均すると全焼にいたるまで20分程度です。火災の燃焼がどれくらいの時期までが初期消火が可能かを見極めるものまた難しいことです。
 一般に初期消火のが可能なのは、天井に火がまわるまでといわれております。
 これが初期消火の限界と考えて、天井に火がまわれば、現場に到着する消防隊にまかせてください。

たったの20分で全焼。
さらに、

約5分後には、隣室各部屋へ延焼。火は2階の天井へ(約7分)。全焼まで約20分。

これが現実。消火活動は基本的に火が燃え上がっている状態なら無理と考えたほうがいい。でなければ死ぬ。

2019年05月16日

京都のミシュラン三つ星の日本料理店「千花」が終えたのは板前の使ったバーナー

京都のミシュラン三つ星の日本料理店「千花」が終えたのは板前の使ったバーナーだったという。
ダクト掃除にバーナー?
これは誰から引き継いだ掃除の仕方なのだろうか。

Yahoo!より、
重過失失火容疑で書類送検、京都 祇園火災で料理店板前
5/16(木) 13:38配信 共同通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190516-00000097-kyodonews-soci
記事より、
・京都・祇園で昨年5月、日本料理店「千花」などが燃えた火災で、京都府警東山署は16日、ガスバーナーでダクトを掃除したことで火が建物に燃え移ったとして、重過失失火の疑いで、当時千花で板前をしていた男性(30)=京都市東山区=を書類送検
・火元になった千花は、格付け本「ミシュランガイド」で9年連続三つ星を獲得
・現在は別の場所で営業を再開している。
・送検容疑は昨年5月12日午後、東山区の同店1階の調理場でガスバーナーを用いてダクトを掃除し、建物に火を燃え移らせて木造2階建ての一部約60平方メートルを焼き、付近の住宅など6棟に類焼させた疑い

参考)函館市のページより、
油を取るためにバーナーで温めるということは行われるようだが、そのまま油が燃えて燃え広がってしまうということになるようだ。温水などでクリーニングする会社もある。
清掃自体は必要だが、適切な道具とやり方が重要なポイントとなる。
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014011500860/

2019年05月01日

令和元年にも木造の火事

木造はよく燃える。
放火にも弱い。地震にも弱いし、津波はもちろん、水害にも弱い。
これが現実。平成が令和になっても、木造のシェルターとしての脆弱さは何ら変わらない。
火事も相変わらず頻繁に起きている。

Yahoo!より、
無人の陸自宿舎で火災 兵庫・姫路、けが人なし
5/1(水) 9:27配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190501-00000520-san-soci
記事より、
・1日午前2時45分ごろ、兵庫県姫路市峰南町の陸上自衛隊姫路駐屯地の建物から出火しているのを巡回中の隊員が発見、119番
・火は約5時間後に消し止められたが、木造平屋建て約630平方メートルのうち約430平方メートルが焼けた
・けが人はなかった
・同署によると、燃えたのは有事などの際に招集される即応予備自衛官が訓練で年3回ほど寝泊まりに使う宿舎
・出火当時は使用されておらず、無人だった

この場合は自営地の施設。
放火の可能性も疑われる。人がいない状態。

2019年04月06日

震災で死ぬのは木造住宅という真実

震災で死ぬのは木造住宅。
これはどんな災害でも共通している事実だ。

Yahoo!より、
東京でも「1.17」ともす 阪神大震災24年 神戸から分灯
1/17(木) 21:50配信 THE PAGE
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190117-00010001-wordleafv-soci
記事より、
・6434人が亡くなり、3人が行方不明となった阪神・淡路大震災の発生から24年を迎えた17日、東京都千代田区の日比谷公園で、平成最後となる追悼行事「1.17のつどい」(阪神淡路大震災1.17のつどい実行委員会主催)が開かれた
・1995年1月17日午前5時46分、淡路島北部を震源としたマグニチュード(M)7.3の地震が発生した。神戸市や洲本市で震度6を観測。後に、気象庁の地震機動観測班の現地調査によって、神戸市や淡路島の一部地域で震度7相当の揺れがあったことも明らかになった
・内閣府(防災担当)の資料によると、阪神・淡路大震災の犠牲者の多くは自宅において被害に遭ったと考えられている。中でも戦前の木造住宅が比較的多く残っていた地域での死者が多かったという。死因の大半は、家屋の倒壊や家具の転倒による圧迫死だったが、震災に伴う過労、病死などの「震災関連死」も高齢者を中心に多く発生

大事なことなので重複するのだが、
・阪神・淡路大震災の犠牲者の多くは自宅において被害に遭った
・中でも戦前の木造住宅が比較的多く残っていた地域での死者が多かった
・死因の大半は、家屋の倒壊や家具の転倒による圧迫死

これが災害の真実。
災害で死ぬということは、
・自宅で死ぬ
・古い木造住宅で死ぬ
・木造住宅の倒壊で死ぬ

だが、もう一つ、大切なことが抜けている。
・木造住宅の1階で死ぬ

だから、2階で寝ることが大切なのです。簡単で、お金もかからない防災対策なのです。
特をするのは忖度する誰かではなく、古い木造住宅の住民自身なのです。
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