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2019年10月08日

ついにゲット!!秋の味覚!マ〇タケ!!

必ずお読みください!

お久しぶりっす。

なかなか投稿できない理由として、今年はあまりにも多忙すぎるということも間違いないが、きのこ的に最も大事なこの時期に、10年に1度くらいの割合でひく風邪を、今年はひいてしまったのもキツかった。

そして何しろ今年は、とにかく梅雨が長く、夏の猛暑も一瞬で終わり、なんとも雨が多い年であり、おそらくその影響で、この秋のきのこがひどい有様。タマゴタケの大群生が期待された9月終わりころは、私の風邪の菌が猛威をふるっており、白血球はたけり狂っていたこともあり、私の体調こそひどい有様であった。タマゴタケは出ていたのかいないのか・・・それすら未確認である。

で、この時期といえばもう間違いなくヒラタケが絶賛出没中であるはずなのだが、今年はほとんどゼロ。厳密にいえば、たったの4枚(1食分(お通し程度))しか収穫できていない。

そんなわけで、あーもうダメなんだなー今年は。と半ばあきらめモードである。だったらもう、ヒラタケなんてケチなこと言ってないで、コウタケ(見たことねえけど気配はある)とかオオシメジ(ムレオオフウセンタケ)とか、マツタケを上回る高級きのこを見つけ出してやる!などと、まあ内心どーせなんもとれやしねえよと思いながら、テキトーに山歩きをしていた。

すると、今日!ついに「あのキノコ」に出会うことができた!

左サイドの崖から滑落しないよう注意しつつ、コウタケありそうゾーン(正式にはケロウジばかばかゾーン)をつぶさに観察していたところ、右肩をポンポンと叩く者があった。お、誰だ?いやちょっと待てよ・・・いやいやそんなはずはない。

確かにここはいつものヒラタケエリアと違ってかなり多くの人が入り込む場所ではある。しかしなんといっても崖伝いの頼りない山道だ。すれ違うことができるほど道幅は広くない。

あれ?ヘンなもんが俺の肩を叩いたか?と思ってそちらを見やると、木に生えたこんなきのこが私の肩を叩いていたのだった——

DSC_0122.JPG

じゃじゃじゃーん!という感じである。なんだかわかりますか、これ。
そう、コイツは紛れもない「天然マイタケ」である!

いやね、いつもヒラタケとる山だったらわかりますよ。いや、ちょっとそれもにわかには信じられんけど。
でもまさか、人が大勢入る「観光地の小山」にマイタケが生えてるとは思わんかったなー・・・まあ、うれしい誤算なので大歓迎なんですけどね。

マイタケっていうと、ひと玉(ひと株)5?sとか7?sとか、大きいものでは10?sとか、そういった大株が木の根っこのどこかにシロをつくって発生するイメージだと思うが、出始めは、上の写真のように、ごくごく小ぶりのマイタケが木の幹の部分に発生することも珍しくないらしい。ということは、来年以降は・・・の期待がガゼン高まったことになる。

まああそこはゴツゴツの岩場なので、木の枝がどっち方面に延びているのかの判断がつきづらいが、まあ可能性は小さいものの、楽しみは広がる。ということで、今夜早々と「マイタケご飯」を食った。小株なので、今夜と明日朝のマイタケご飯2食だけ、ありがたく頂戴しようと思う。

いやーしかし、やっぱり天然のものは香りがすごいですよ。天然も養殖も味や香りは変わりません!天然のほうが香りがつよいと思うのは気のせいです!なんていう、きのこに詳しい人もいるが、私からすれば、どっちかといえばその人の鼻がどうかしていると思う。ヒラタケにしろマイタケにしろ。

今日のマイタケなんて「くせえ!」というくらいすごい香りだった。みなさんスーパーで売ってるマイタケを「くせえ!」と思ったことなんてないでしょ?天然のマイタケは、一歩間違えばくせえくらいの強い香りなんですよ。

歯ごたえもシャッキシャキのコリコリ、やっぱりヒラタケとは違うなー・・・
とはいえ、これから先はヒラタケやシメジ類(今年はすでにキンタケ(キシメジ)をちょっとばかり食った)への期待を高めているところである!

2019年09月14日

9.10?/9.14 ナラタケモドキ

必ずお読みください!

910モドキ.JPG
↑台風が来た翌日か翌々日くらいに生えていた、比較的キレイなナラタケモドキ。このきのこは割ときたねえ色合いだが、これはイイ感じ。

914モドキ.JPG
↑これは今日とれたやつ。ナラタケモドキらしくきたねえ色。正直味もそこまでうまくない(と私は思う)が、うどんのダシとしては最適。

しょうゆも入れてないのにしょうゆを入れすぎたみたいな色のダシが出る。こちらも山で収穫した野生のみょうがのてんぷら&薬味で、今夜はうどんを食うのだ。もうすぐだな。

EFFECTS.jpg
↑白くてデカくてこえーきのこ。こえーってのは、こえードクツルタケに酷似しているからで、このきのこはドクツルではない。ツボがないんでね。でもこういうのは食わない。

タマゴタケ、ナラタケモドキ、そしてもう1回くらいタマゴタケを収穫したら、次はいよいよヒラタケですねー。今年はきのこ全般が不調なのでヒラタケにも一抹の不安があるが、まあだいじょぶだろう。

今年はヒラタケと並行して、「あの実」に初チャレンジする予定。うまくいったらこの場に掲載しようと思う。

2019年09月07日

9.5 大タマゴタケ

必ずお読みください!

タマゴタケは夏の前後に発生する優良食菌。秋季大会という感じで、久々のタマゴタケを収穫することができた。それにしても・・・サイズというよりは「型」の分類でいえば、史上最大級の良型タマゴタケに遭遇し、採取し、食うことができた。

この周辺で20本くらいの、いずれもかなり良型のタマゴタケが群生していた。

1.JPG
↑その中で最大の良型タマゴタケ(奥) 手前のものも標準サイズ

2.JPG
↑近づいてみると、大タマゴタケの傘の中に小玉のタマゴタケが雨宿りしていた

手前.jpg
↑非常に美しい標準タマゴタケ

大.JPG
↑デカっ!

袋.JPG
↑デカいのはそのまま袋に入らず、傘と柄を泣く泣く分解して入れ、傘は20本くらいのタマゴタケの下敷きになった

飯.JPG
↑黄色いご飯 インドカレー屋で出てくる黄色いご飯はおそらくタマゴタケを炊き込んだものだろう(ウソ)

てことで、タマゴタケご飯、タマゴタケのてんぷら、バター炒め、佃煮と、なんにでも使うことができ、非常においしい、素晴らしい食材である。

2019年08月15日

タマゴタケ特集

必ずお読みください!

台風すごいですね。たまの休みなので釣りにでも行こうかと思ったけれど、これじゃあ無理。なにすっかなーと考えてみたら、そういやブログ書いてねえなぁということで、かなり無理やりブログを書くことにする。

なぜ無理やりなのかというと、今年はキノコが絶望的にとれないから。いやー・・・ここまで不作の年はちょっとなかったなーというくらい、キノコがとれない。毎年一番とれるタマゴタケでさえ、ほんの20本程度だから困ったもの。まあタマゴタケなら9月終わりくらいに一瞬どばーっと出ることがあるので、そのときに期待できるからまだ救いがある。

しかしイグチ類がとにかく不調。私は食わないが、食う人もいる毒きのこのコガネヤマドリが、今年は1本も出ないというとんでもねえ事態が起こっている。当然極めて美味なヤマドリタケモドキもアカヤマドリもススケヤマドリも、いったいどうしちまったんだよ・・・というくらい、まったく姿を見せない。まったくうまくないシロヌメリイグチもセイタカイグチもない。

それどころか、このあたりでタマゴタケ以上に毎夏大発生する毒キノコとされるモエギアミアシイグチも、1本も生えてねえって・・・なんなのこれ?という気分である。

とはいえ、20本ばかりのタマゴタケは相変わらずかわいらしく美しく、そして美味であった。まあいくら私が天才だからといって、読者に味を感じてもらうことはできない。しかし見た目のかわいらしさ、美しさなら十分伝わると思うので、今年これまでに(というか、6月終わりくらいまでに?)とったタマゴタケを、遅まきながらに掲載してみようと思う。


kawa.jpg

かわいいっしょ!


kire.JPG

キレイっしょ!


utsuku.JPG

うつくしいっしょ!


rippa.JPG

立派っしょ!


mushi.jpg

虫食ってるっしょ!


つーことで、こいつらはもう全部食っちまって、もうないよーーーー!!
例年なら1年分あるんだけどね・・・

まあ正直、タマゴタケはなくてもガマンできるけど、ヤマドリタケモドキとアカヤマドリがねえのはしんどいなぁ・・・泣

2019年07月15日

【!注意!】危険!キケン!KIKEN!ついに来やがったか・・・(山の恐怖番外編)【!喚起!】

必ずお読みください!

今回は、「これはなんでしょう?」などとのんきになぞなぞ遊びをしている場合ではないくらい、非常にリスキーな菌を発見したので、注意喚起を目的として書く。

おそらくご存じの方も多いと思うが、まずはご覧いただこうか。

DSC_0088.JPG

お?

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ほえ??

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うぎゃーーーーー!!!!

つーことで、もうおわかりですね?
菌類のなかでも「最恐」の呼び声高い「カエンタケ」の可能性がかなり高いんじゃないかなーと、個人的には分析している。

カエンタケは食ったら即死、触っただけでも大やけど様のびらんや炎症が現れるというツワモノ。実はこのあたりで、カエンタケによく似ている「ベニナギナタタケ」というきのこが、年によってはかなりたくさん発生するのだが、ベニナギナタはこの時期に発生した姿を見たことがない。それに色、形が微妙に異なっていることから、やっぱりこいつはカエンタケなんじゃないの?と判断した。

なんつっても、ちょっくら引っこ抜いて観察してみるかね、というわけにもいかない菌なので、今度ばかりは実食してこうでしたー!なんていう自殺行為は不可能、あくまでも分析と推測しか許されない、何かと許容範囲が狭い菌である。

ちなみに、上のはまだ幼菌で、成菌になると、人間の指のような形へと変貌を遂げ、かなり気味の悪い菌である。なお、カエンタケは細菌兵器の材料としてつかわれることもよく知られる。ベニナギナタとの誤食で死亡例もあるというが、まかり間違って一命をとりとめたとしても、脳障害や運動障害など、かなり重篤かつ深刻な後遺障害が必須ということで、なかなか悪質な菌だ。

保健所に連絡したところ、相当のんきなトーンであったが、今年のように梅雨らしい梅雨ともなると、大木でも根腐れは避けられない。そういうときに、全国規模で多発しやすい菌だというから、幸いにもこのブログに目を留めた読者は、十分注意すべきである。これを読んでるアンタ、ラッキーでしたねー。

全国的というくらいだから、わざわざ私が入っている山の具体的な情報を公開する必要もないだろう。

てことで、みなさん、お大事に。

2019年06月27日

第28R〜うれしい!初お目見えの「白いあいつ」

必ずお読みください!

前回、超量型ワラビの生息地を教えてもらった関係もあって、今年はワラビの収穫量が半端ではない。例年ゼンマイは天日干しにして1年かけて食っているが、今年は初めてワラビも天日干しにしてみた。干しちまうとゼンマイもワラビもまったく同じように見えるから、注意が必要である。

私の認識では、ワラビにくらべてゼンマイは極太、長さも長いイメージだったが、今年のワラビはゼンマイと同等か、長さだけでいえばそれ以上という感じ。ほんとうにすごい。

ワラビは昨日2?sほど収穫した。毎年この時期どこかで熱中症のような症状に見舞われ、それを境に体調がどんどん上向いていくことになるのだが、それが昨日だった。2?sのワラビを捨てて行こうかと思うくらいからだが重く、修験者道をよじ登るのがしんどかった。

そこに鎌の刃の部分だけ落としてきてしまい、今日はげんなりしながら刃を探しに修験者動に向かわなければならなかった。これまで修験者道で熱中症だか脱水症だかに襲われることはったが、2日連続はない。あーもうやだやだやだやだやだーとか女子中学生のような愚痴り方で車に乗って、修験者道に向かった。

これ以上車ではいけませんというところに車を捨てて、例によって廃道を徒歩で進む。ヒラタケの話のときに再三登場した「1本目のホダ木」と呼んでいた木の周辺に、コイツがあった。

DSC_0067.JPG

さあ、なんだべなんだべ!?!?

◎ カビ
○ ゴミ
△ 便所紙の破片
△ シロキクラゲ

なかなか希少な食材で、栄養価にすぐれた食いもんだということで、この時点でテンションは急上昇した。正解は・・・シロキクラゲ!!!

DSC_0066.JPG
↑長さ(幅)にするとだいたい10?p程度か。大して大きくはない。
↓でも、そんなのがいくつかとれそうだからうれしい
DSC_0065.JPG

シロキクラゲについてはまったく詳しくないので、もうちょっと様子を見て、もうちょいでかくなったところを収穫したいなーなんてことを目論んでいる。

シロキクラゲはここらでとれるアラゲキクラゲとは異なり、つるつるの触感。アラゲではないほうのキクラゲに近いかもしれない。キクラゲよりも似ているのが、ハナビラニカワタケというきのこ。これは別の山でとれるので、そろそろ見てこようかなー。

とにかくこの時期はキクラゲ類が多くとれる。先日はアラゲキクラゲの大群生を収穫したばかりだったが、今日はふつうのキクラゲを大量ゲット。

DSC_0068.JPG

そろそろタマゴタケ、ヤマドリタケをはじめ、夏きのこのシーズン到来である。
鎌の刃も無事発見したし、2日連続熱中症は回避できたし、キクラゲ大量ゲットに成功したし、シロキクラゲも生まれて初めて食えそうな予感はあるし、なかなか悪くない1日だったと思う。

2019年06月01日

感動、感謝の「ワラビ祭り」

必ずお読みください!

どうも。久しぶりである。

ここんとこ晴れが多いから、できる限り山に足を運んではいた。しかしブログを書く時間がとれなくて、更新が遅れてしまった。と同時に、特に目新しい収穫がなかったともいえる。

あくまでも「真新しい収穫」がなかっただけで、「収穫」はほぼ毎日していた。この時期の収穫といえば、もちろん「ワラビ」だ。

近所でワラビが採れるところはあちこちにあるのだが、中でもぶっとく長いワラビを一気に収穫しようということで、非常に険しい山(山々の合間にある小山?)でワラビを収穫していた。まあ例年でいえば「ワラビ祭り」である。

なかなかの良型ワラビをものすごい勢いで収穫していた。ここに来るまでにはかなり険しい修験者道を通る必要があり、人はまず来ないだろうと踏んでいた。すると、頭の上のほうから「こんにちは」の声がした。

おや?と思った。やっぱり知ってる人は知ってるんだなーと思い、適当にあいさつを返してワラビ採りを続けた。すると、一気に声が近くなり、「ワラビですか?」と訊かれた。

「そうですよ」と、おそらく相手にもそれとわかるくらいめんどくさそうにそちらを振り向くと、自治体の名前が入ったユニフォームを身に着け、名札をぶら下げた大柄の男が立っていた。「あ・・・」と思った。ここが誰の土地なのかは知らなかったのだが、確かにここに来る道中には、公的な土地であるということを示す標識がいくつか立っていたことに思い当たる。

「あ、この土地の方ですか?」私は思わず、ちょっとピンとがズレた疑問を投げた。
「この土地の・・・管理をしている者です」

やっぱりねー・・・そう思った。「あ、じゃあ、ワラビ採っちゃまずいですよね?」

私は少し申し訳ない気持ちでそう問い掛けると、その男性は苦笑いを交えながら、答えた。

「・・・見なかったことにしますよ」
「え?」
「いや、みなさんここでけっこうワラビ採ってるのを見てますから」

二重のびっくりである。ここに来る人いるんだーーー!
そしてこの職員も、ここにはけっこう来てるんだ・・・

実をいうと、私は隣町の人間である。この場所は自分しか知らないだろう、ここで男ゼンマイを採っていっているワケわからんヤツはよそ者だろう・・・そんなふうに思っていたが、考えてみれば私こそ誰よりもよそ者であった。

「いや・・・なんというか・・・申し訳ないです」私は素直に頭を下げた。
「いやいや、そんなそんな・・・」男性はかえって恐縮しているようだった。

「私がこんなこと言っちゃうのもまずいかもしれないけど、あの岩、あるでしょ?あの大岩。あれを越えた向こう側に、けっこういいワラビが生えてるとこがあるんですよ」

男性は急にそんなことを言い出した。「あの、道がけっこう険しいんで、特にあの岩のとこね。行くなら気を付けて行ってください」

私がポカンとして聞いていると、男性は「じゃあ、失礼します!」と言って去っていった。
まず間違いなく自治体の職員であるはず。自治体の土地であるとするなら、無断で入り込むこと、ましてやワラビを採取することなど、本気で罰せられたとしても不思議はないはず・・・こんなこともあるんだなーと、心底驚き、そしてその心意気には心底感動した!

せっかくなのでお言葉に甘えて行ってみた。そして、収穫してきた。

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↑すげーワラビ畑。しかし向かって右側はとんでもねえ急斜面で、そっちに畑は広がっており、サルとか以外は収穫不可
↓たった5分で収穫。こっから先は急斜面につき、サルとか以外は撮影不可
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ということで、なんだかちょっと目からうろこというか、市町村区役所の職員さんを妙な色眼鏡で見ていたこと(要は、とてつもなく頭がカタイ人種とみていた)を大いに反省し、素晴らしい小一時間を提供してもらえた人とワラビに感謝感謝感謝!!!である。

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↑「拷問具」を思わせる植物。とんでもねえ鋭さのトゲ。地獄の門番という感じ。

これは確か先週土曜日の出来事だったかな。金曜日だったかな・・・ちょっと記憶があいまいではある。しかしそろそろ次なるワラビがにょきにょきしているはずなので、またちょっくら行ってくるかなー、あしたあたり。

2019年05月15日

第27R〜要注意なおいしい山菜

必ずお読みください!

5月13日
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↑うまいもんと危険なもんが隣り合わせ・・・それが山菜。奥がウルシ、手前がタラ。
↓本日の問題はコイツ
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◎ オオバギボウシ
○ バイケイソウ
▲ コバギボウシ
△ コバイケイソウ

正解は「◎ オオバギボウシ」です。山菜ファンはの間では「ウルイ」として親しまれている。なんか完全に時期を間違えており、もうとっくに出払ってしまって、今年は縁がなかったなーと思っていたところでこうして出てくれたので、非常にうれしい。

(コ)バイケイソウはウルイにそっくりな野草、もしくは観葉植物で、かなり強い毒があるという。似たようなところに生えるし、実際かなり似ている。ただ、生え方がちょっと違うかなー。(コ)バイケイソウはウルイよりももっとギッシリ生える印象がある。

特に若芽の時期(ウルイがいちばんうまい時期)は区別がつきにくい。ウルイの若芽がバイケイソウに似ているからタチが悪い。茎の部分がはっきりしているのがウルイ、いきなり葉っぱが生えている感じなのが(コ)バイケイソウという感じか。とにかく採取には慎重を要する。

5月14
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↑ウド

5月15日
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↑本日の収穫(タラの芽6、立派なワラビ数本、ウルイ3株)
↓いただいた本家の山菜3種(左からアイコ(たぶん)、シドケ(モミジガサ)、たけのこ(根曲竹))
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東北出身の隣人が毎年山菜を持ってくる。東北のお姉さんから送ってくるんだそうだ。こんなもの送ってこないでって言ってるんだけど・・・と顔をしかめるが、実はわたくし、いやしくも毎年「本家の山菜」を楽しみにしているのだ。

例年ウド、シドケ、ミズ(ウワバミソウ)をいただくが、今年はウワバミソウのかわりにアイコ(ミヤマイラクサ)、ウドのかわりに根曲竹が入っていて、非常に新鮮である。どちらも初めて味わうので、非常に楽しみ。

ただしアイコは取り扱いに注意。もちろん食って毒されるようなことはない。ただ、素手で触ると非常に細かいトゲが刺さって、しばらく痛痒い目に遭わなければならない。

それと冒頭に登場した「ウルシ」にも注意が必要。ウルシの樹液に触れるとかなり激しいアレルギー症状に見舞われるから。しかし中にはウルシがあっても全然平気だぜ!という人もいるだろう。そういう人はだいたい天才でイケメンで性格も非の打ちどころがないなどと言われる。

偶然にも私はウルシにはまったく反応しない体質の持ち主である。ウルシオールっていったかな。ウルシの成分であるコイツがアレルゲン。ウルシを見ただけでもアレルギー症状に見舞われる人もいる。これは、ウルシオールが揮発性に富んでいるからだそうだ。

実はウルシにそっくりなタラは、ウルシ並木をかきわけてぽつぽつと生息しているのだが、半袖の私はは素手でウルシをかきわけなんともいえぬ樹液の香りをガンガン吸い込みながら、タラのポイントまでたどりつくのだ。個人的にはウルシよりタラのほうがよっぽど怖い。あのトゲトゲはけっこう私の天敵である。加えて、初対面となったアイコ、あいつのチクチクもなかなか手ごわいぞ。

てことで、今年4度目の山菜天ぷらを食った。今日は昨年とったタマゴタケも天ぷらにして食った。
うまかったなぁー!

2019年05月14日

第26R〜妙なヤツ

必ずお読みください!

PC、スマホ、Wi-Fiルーターともども同時多発的に新しくなった。でもこいつらすべて連動しているため、何かが不調を起こすと同時多発的不調に陥り、しかも真犯人がわからず、まるで同時多発テロを思い出させるような青天の霹靂っぷり。ここ数日、けっこうやんなってる。

ブログなど、仕事以外のものは予備用の新PCで書いているから、とても使い勝手が悪い。書いた内容が消えちまうことが多く、こんにゃろーこのクソPCめ!という気分に陥ることが多い。もちろん同時多発的に、クソルーターめ!クソスマホめ!となることも多い・・・したがってここんとこ数日はクソまみれの日々を送っている。

しかもここ数日、腰の調子がすこぶる悪い。腰というより、下半身の状態というべきか。もちろん腰に起因する不調である。下半身の特定部位ということではないので、そこは勘繰らないでほしい。

特にケツがやばい。ケツが非常に痛い。痔ではない。ケツと下肢の境目あたりの鈍い痛みだ。そんな妙なところに痔ができたなんつったらそれこそ一大事だが、この痛みが腰に起因する痛みであることはよくわかる。

しびれるような鈍い痛み。正直、あまりよい傾向ではない・・・そんな不吉な痛みなのだ。しびれるということは、血液がちゃんと通っていないことを意味するなんていう話をきいたことがある。血液が通わないとその部分の細胞が壊死するなんていう話もきいたことがある。

壊死というのは細胞、および組織が死んで腐ってしまうこと。ということは、しびれの感覚がある私のケツは、近々腐っていくことになるのだろうか?そんなのイヤだ。ものすごくイヤである。

若いとは思っていないが、それでもけっこうな高確率でまだまだ私の人生は続いていくだろう。その長い道のりを、腐ったケツを持つ男として生きていく自信はまったくない。他人様のためには大して役立つケツではないしわがケツを自慢したいわけでもないが、せめて自分で納得できるケツではありたい・・・手術しようかなー・・・

さて、ケツやクソの話はともかく、妙なものを見つけたので、クイズ。コイツはなに?

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◎ ワラビ
○ ゼンマイ
△ なんかのシダ
△ ヘビ
△ ホース

これね、正解は「◎ ワラビ」でした。ここはなんかの木の枝が大量に積まれたポイントなのだが、その間隙を衝いて飛び出した感じのワラビ。自由に伸びることを阻害されたものの、かなり強引に飛び出すことには成功したが、その代償が、ぐにゃぐにゃしたヘビのような茎の変形だったのではないかと推測jされる。

ほら、こんな感じ。
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似たようなポイントはほかにもある山で、こんな悩ましい姿のワラビ(↓)も生えていた。

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これは先週土曜日に撮影したもの。死にそうな下りを降りて修験者の道をのぼる、あのタフなコース。

ほかにも掲載しておきたい山菜はたくさんあるのだが、もう疲れちゃったのでまた明日以降にまわす。
それではごきげんょう。

2019年05月09日

5/9 ミツバ祭り第2弾 あと2〜3日早いほうがよい

必ずお読みください!

廃道と林道の接続ポイント(沢)、ガードレール向こう崖沿い。

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本日の収穫:でけえミツバ大漁、ウド新芽(やや開き気味)1、ワラビちょぼっと。
ウドは反対側の山入口カーブ手前。ワラビはその上。所要時間1.2hくらい。

昨日のシドケ、おひたしでは著しく苦かった。陸生のものだったからか。多少成長が進みすぎた感。
茎の天ぷらはうまかった。

どうもイノシシが活発らしい。山に入る者は気を付けたほうがよい。
このへんに限らず。
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