検索
プロフィール
理琉(ワタル)さんの画像
理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
最新記事
カテゴリーアーカイブ

広告

posted by fanblog

2022年10月14日

負け惜しみを言う人ではなく、言われる人になる。

「今日は本調子じゃなかったから」
「本気を出していたら勝てた」


多くの負けを経験するほど、
1勝をつかみ取ったときの喜びは大きい。

そんなとき、相手から負け惜しみを言われたら、
水を差されたような気持ちになる。

反対に自分が負けたとき、
つい負け惜しみを言ってしまうと、
なぜか自分のモヤモヤが増してしまう。



すっきりしない勝利や、悔しさを突きつけられる敗戦。
そういう場面に出会うたびに、心がけたいことは、

負け惜しみを言う側ではなく、言われる側になる。
負け惜しみを言いたくなったら、相手を讃える言葉に変える。
そこで飲み込んだ悔しさは、自分を磨くための力に変える。



ー目次ー
  1. 負け惜しみは心の崩壊を守る
  2. 負け惜しみは”私は小物です”宣言
  3. 負け惜しみは”自分への不信感”を募らせる
  4. 負け惜しみは”相手を讃える言葉”に変える
  5. 負け惜しみを言われる側になろう

1.負け惜しみは心の崩壊を守る

負け惜しみを言うことには、
自分の心を守れる というメリットがある。


たとえば勝負に負けたときや、
目指す何かに届かなかったとき。

本気であればあるほど、
胸の奥から激しい悔しさが湧き上がってくる。

それは正面から受け止めるにはあまりにも痛い、
無力感、劣等感、後悔。


そこで負け惜しみを言うと、
負けた原因を自分以外にすり替えられる。

そうすれば、
湧き上がる負の感情が心を直撃することを防げる。

たとえそれが
「他責」「自分に都合のよい言い訳」と呼ばれても、
負け惜しみが心の崩壊を防いでくれることは事実。

負け惜しみは「合理化」という、心の防波堤の1つ。

2.負け惜しみは”私は小物です”宣言

ただし、負け惜しみを言うことには
大きなデメリットがある。

それは、負け惜しみを聞かせた人に対して、

『私は小物です』

と宣言してしまうこと。



「この人は負けを受け入れられない人だ」
「言い訳がましい、他責思考な人だ」

と思われる恐れがある。

負け惜しみを聞いたすべての人が、
「悔しさから心を守ろうとしてるのかな…?」
などと、背景に思いを巡らせるとは限らない。

弱ェと言われて取り乱す奴ァ
自分で弱ェと認めてる証拠だ。

弱ェ強ェは結果が決めるのさ


『ONE PIECE 7』 60話 首領・クリークのセリフ より

もちろん、プロセスは大切。
そして勝敗は時の運。

だが、ひとたび決着がついたら
「説得力を持つのは口ではなく結果」

悔しいが、そういうことなんだろう。

3.負け惜しみは”自分への不信感”を募らせる

負け惜しみのデメリットは、
まわりからの自分の評価を下げる恐れ。

それだけでなく、
負け惜しみが癖になると、
自分の内面にも大きなダメージを与える。


それは、
「自分への不信感がどんどん募っていく」 こと。



本当は自分の失敗や、負けた理由を、自分が1番よく知っている。
なのに、負け惜しみで目をそらし過ぎると、

『本当の自分は悔しいと思ってるの?
  負けたのは自分のせいじゃないと思ってるの?
  どっちなの?自分の本音にさえウソをつく自分なんて信じられない!』


こうして、心の奥底で自分への不信感が募る。



自分への不信感が募ると、失敗が怖くなる。
そして鍛錬や挑戦を避ける。

「どうせ自分は勝てない」
「努力しても上達しない」

すると成長しないので、

⇒また負ける
 ⇒負け惜しみを言う
 ⇒自分への不信感が増す


という負のスパイラルに陥る。

4.負け惜しみは”相手を讃える言葉”に変える

負け惜しみを言いたくなったら、
それを 「相手を讃える言葉」に変換する。

そうすることで、
負けた自分をそのまま受け入れられるようになる。




負けた自分を受け入れるのは、とてもつらい。

胸の奥から湧き上がる悔しさ、無力感。
正面から受け止めると、息苦しくなって逃げ出したくなる。


負け惜しみのセリフはもう、喉元まで来ている。
そこをぐっとこらえて、相手を讃えよう。

そうすれば
「自分の負の感情を乗り越えた」という自信を得られる。



自信がつけば、自分への不信感を少しずつ和げていける。

「自分は素直に悔しいと思っていいんだ」
「本音にフタをしたり、何かのせいにしなくていいんだ」
と思えるようになる。

失敗しても、負けても、
「またあの感情が襲ってきても大丈夫。自分なら乗り越えられる」
から、鍛錬や挑戦ができる。


すると実力がつくので、

⇒勝てる
⇒負けても受け入れられる
⇒また挑戦できる
⇒また実力がついて勝率が上がる

という、良いスパイラルに乗れる。

5.負け惜しみを言われる側になろう

負け惜しみは自分への不信感を代償に、
自分の心を守ってくれる。

ただ、
心は守れても実力を上げなければ、
負け惜しみを言いたくなる場面は減らせない。


だから目指す場所は、
負け惜しみを言う側ではなく、言われる側。



負け惜しみを言われたら、その瞬間は心がゆらぐ。
言い返してやりたい衝動に駆られる。

そんなときは、
負け惜しみを言われるのは喜ばしいことと考えよう。

負け惜しみは、負けたと思っている者だけが言える。

だから負け惜しみを言われたら、
「あなたの勝ちです」 と認められた証拠。




負け惜しみを言わない力と
負け惜しみを喜ぶ力をつけよう。

負け惜しみを飲み込んだ悔しさを、
自己研鑽の力に変えよう。


実力をつけて、
自分にとっての壁を見返してやろうじゃないか。



劣等感を刺激されたら、次の日から感謝する。










posted by 理琉(ワタル) at 19:42 | TrackBack(0) | 生き方

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11634173

※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
Build a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: