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暑い中、1日に少女マンガ原作の映画を2本観るという暴挙(?)に出てみました。少女マンガ大好き30歳の友達と一緒に。「ハチミツとクローバー」実は1年と少し前、テレビアニメが始まる頃に、原作を3巻まで読みまして、特にハマることはなかったのですが、この世界は音や動きをつけるべきでない(アニメは見ないわ)、と思いました。その後、花本はぐみ役が蒼井優で映画化の情報が入り、実写だったら原作とはまるきり別物になって、いいかもしれない、はぐ=蒼井優は最良の配役かもしれないと期待して待ってました友達は当初は「やっぱりはぐちゃんは小さくないと・・・」と、不満そうでしたが。でも、十分小さいと思うけど。他の人ではきっと出来ない、はぐちゃんを演じてました。映画の主演というか筆頭出演者は桜井翔くんなんですけど、観てる間、他の人たちがなんだかんだやってると、桜井くんの存在なんか忘れそうになるのに、終わると一番印象に残ってるのが不思議です。だから主演なの・・・?みんなそれぞれキャラが強いですからね。そして、この人たちをずっと見ていたいと思えたので、第二弾をつくってほしいです。午後は「ラブ★コン」こちらは私は原作は全く読んでいませんが、だいたいの設定は知っている、「やっぱり大谷くんは小さくないと」、成り立たない身長差ラブコメ。「ハチクロ」は、映画館内2~30代と思われる人が多かったですけど、「ラブ★コン」は、女子小中学生がかなりの割合を占めていて、こっ、ここにいる自分が恥ずかしい・・・以前、1人で行ったら男子ばっかりだった「花とアリス」(岩井俊二監督 鈴木杏、蒼井優主演)より、恥ずかしい・・・。「ハチクロ」は登場人物より上の年代の観客が多くて、「ラブ・コン」は下が多いんですね。でも、単純に楽しい作品でした。170cm小泉リサ役の藤澤恵麻ちゃんのくるくる代わる表情がかわいいな23歳だそうですけど、高校生役に違和感なかったです。小池徹平くんといい、よくこれだけ実写化の適任者がいたもんだー。(原作が好きな人はそれぞれ不満もあるかもしれませんが)今の高校生たちのファッションがいろいろ見られて楽しかったし、よしとしましょう。リサのお姉さん役の南海キャンディーズのしずちゃんも、かわいくて、好きになりました映画館を出るとき、18歳ぐらいの男子が1人ですっと出てったのですけど、勇気ありますね(笑)藤澤恵麻ちゃんか他の出演の女の子のファンなのかなー・・・と思いつつ、友達に「小池くんのファンかなー」とボケたら、やけにウケました映画としては、比較対象にならないぐらい「ハチミツとクローバー」のほうが、万人におすすめですけど(出演者全員俳優だし)、どちらも撮影現場はとても楽しかっただろうなと思いました。楽しいのはいいことです。
2006年07月30日
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しつこいようですが、旧暦を読むと今年は夏が長いわけでありまして、体調保持、紫外線対策も怠りなく、乗り切りましょう。夏、暑さに痛めつけられる体を強力サポートしてくれるのは、夏野菜、麦茶(ホットのほうがよろしい)そして、アイスやかき氷は避けることですね。(ま、たまのお楽しみということで、食べ過ぎないように。私は今年まだ一度も食べておりません)なじみの深い、夏にかかせない美容・健康食材といえばスイカです。スイカには、活性酸素を抑制するリコピンが含まれています。 さらに、システインも含まれていて、紫外線で傷んだ肌細胞の回復を助け シミ・シワ・ソバカスを予防・解消する働きまであります。やはり、旬の食べ物は美味しくて間違いないです。で、つい、八百屋さんで大玉スイカを見かけて、予定外の買い物をしてしまいました。お店の人が「重いよ、家は近く?」と心配してくれました。「はい、このくらいでしたら」と、その時はせいぜい5kgぐらいと思ったんだけど・・・なあ。片腕にかけて、徒歩8分。曇天の夕方とはいえ、汗が流れます。家に着いてみたら、ひじの内側に、ほんのり内出血が・・・。スイカを量ったら8kgでした。2リットルぺットボトル4本片手でさげて来たのと同じで、そりゃあ、血管も切れるわ・・・。しかし、この少々の血と引き換えに、美味しさと共に夏の美肌が手に入るのさ。次は、もう少し小さめのものを選びますけど。
2006年07月28日
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7月が終わるのに梅雨明けはまだです。個人的には気分はまだ6月なのに。実際、今年は旧暦では6月(水無月)は終わって、7月(文月)が始まったばかりです。来週の月曜が七夕ですよ。やはり、旧暦のほうが自然の大きなサイクルと合致するものなんですね。いまだに、農家ではちゃんと旧暦を見ながら作業を進めているところもあるそうです。季節物の販売に携わっていて、旧暦を見て仕入れ計画を立ててる人もいるとか。7月があまり夏らしくなく終わっちゃったーと思っても、夏はこれからです。心して備えましょう。雨が多いのに何故水無月となのかいうと、この場合「無」は、「の」にあたる連体助詞「な」で、「無い」という意味は持たず、「水の月」ということになるらしいです。土曜夜9時の連ドラ「マイボス・マイヒーロー」を見てますが、年齢を10歳ごまかして高校生をやっている主演の長瀬智也くんのセリフが面白いです。期末テストで、何もかもわからないという話で「日本史と古文は話題が古すぎて話が見えねぇ」と。いいですね、この感覚。取扱い内容が昔のことなのは当たり前なものを、「話題が古すぎて」・・・でも、温故知新という言葉もありますから、古いものが先を現しているものもあります。自然と共生していた、先人の知恵が込められていますから。この日記を通りすがりにたまたま読んで「旧暦で仕事するとか話が見えねぇ」と思ってる人がいるかと思うと楽しいです( w )
2006年07月27日
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北極の動物ドキュメンタリー映画「ホワイト・プラネット」を観ねばと初めてTOHOシネマへ。NHKの生きもの地球紀行の拡大版とも言えますが、とはいえマイナス50℃、時速100キロのブリザードの中でホッキョクグマ、アザラシ、カリブー、イッカク・・・、小さいところではクリオネまで、生きもの達の姿が丁寧に撮影されていました。広大で真っ白な世界にぽつりと、弱肉強食の食物連鎖をあらわす血の痕があるのが痛々しいですが、それも含めて北極圏です。「この世界は数十年後には残されていないかもしれない」という、冒頭に流れるテロップの通り、北極の氷の大地は地球温暖化により、消えつつあります。映画の前、他の映画の予告編よりさらに前に、映画館のショップの宣伝がスクリーンに映りました。各種飲み物、ポップコーン、フライドポテト等々があります、と。「上映中のご飲食は他のお客様のご迷惑にならないようお願いします」と常識的な案内文が出て、その後「食べ切れなかったらゴミ箱へ」という一文が出ました。・・・たぶん、一番言いたいことは、「座席や床へ置いて行かないでほしい」ということで、「残ったらお持ち帰りください」と指定するのも変なので「ゴミ箱へ」という表現になったんだと思います。が、公共の場で堂々と、食べ物を粗末にすることを勧めないで欲しいわ。それよりも映画館側が注意を出さねばならない程、食べ残しが多いということですかね。だったら、スモールサイズの設定をしたらどうでしょうか。私は、映画館でわざわざ食べる習慣が無いので、量や価格の相場はわかりませんが。食べ物に限らず「気軽に買って、いらなければすぐ捨てる」という意識をあらためないと、ばちが当たって日本沈没の方が北極消滅より早い気がいたします。
2006年07月23日
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通販は、梱包資材などのゴミが出るし、納品書が箱の中でさらに封筒に入ってたり、宅配便の車のエネルギー消費まで、“もったいない”がたくさんあるので、なるべく利用しない方が地球にやさしいかと思います。しかし、インターネットショップの普及で、消費者の“近所のお店に売ってない”、“どこで売ってるかもわからない”、“注文したけどいつ来るかわからない”、これらの不満は劇的に改善されたことは確かであり、私もその恩恵に預かることはあります。長期的に考えて、なるべく注文をまとめることを考えながら。で、様々な物が一括注文できる、「Amazon」で年に3~4回、お買い物します。Amazonを一度でもご利用になった方はご存知でしょうが、サイトに行って、ログインしてあれば、今まで買ったものに応じて、おすすめの商品がオートで紹介されます。文字通り、“手を変え品を変え”です。メールも届きます。そして今日は、こんな件名のメールが来ました。「Amazon.co.jp から転生などのおすすめ商品のご紹介」・・・転生などのおすすめですか。「あなたの魂は、現世に見切りをつけて、さっさと生まれ変わったほうがお得ではないでしょうか。そのための商品をご紹介します」という内容なわけではありませんです、当然ながら。件名を見て、「はて?今まで輪廻転生やら前世やらについて書かれた本を買ったことはありませんが、何の関係でこんなのが?」と思いつつ、開きましたら、中島みゆきのCDアルバム「転生」の紹介でした。他にも、今まで買った本と同じ著者の本などいろいろと。件名を丁寧にすると、『「転生」などをはじめとした、おすすめ商品のご紹介』 でしたのね。せめて、「 」をつけると、良いと思うのですが・・・。この宣伝メールのタイトルもおそらくは、人がいちいち考えてるのでなく、受信先の各お客さんの購入品から関連商品をランダムに選出して、たまたま一番に来たものを「Amazon.co.jp から○○などのおすすめ商品のご紹介」にはめ込んで送信してるのでしょうなあ。(もしくは、あんまり長い題は避けて一番文字数の少ないものとか?)他に、この文例にはめると、ちょっと意味不明な件名になる本やCDのタイトルはないかしら、などと考えてみました。「Amazon.co.jp から生かされている私などのおすすめ商品のご紹介」(どこで文節を区切るの? 高木美保著「生かされている私 ― ナチュラリストの幸せ」 )「Amazon.co.jp から最後の願いなどのおすすめ商品のご紹介」(一瞬、Amazon閉店!? と思いそう。 光原百合著「最後の願い」)「Amazon.co.jp から笑われた人が、ヒーローになれる。などのおすすめ商品のご紹介」(これも文節が・・・ 中谷彰宏著「笑われた人が、ヒーローになれる。」)「Amazon.co.jp から坂の途中などのおすすめ商品のご紹介」(歩行用器具まで取扱い? 村山由佳著「坂の途中」)他にもいろいろ思い当たりましたが、もっと、面白いパターンを思いついた人は、コメント欄に書き込みお待ちしてます。Amazonさん、ネタにしてすみません。でも十分宣伝にもなってると思います。ちなみに「転生」はAmazonでは買ってないけど、持ってます。
2006年07月22日
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旧暦では、まだ六月だと思えば、降り続く雨も納得・・・と言ってられない地域の皆さん、どうぞお気をつけて。ともかく、日本は雨が多く、水資源に恵まれています。そんな国が、砂漠から水を輸入するなあぁぁぁ一部のスーパーやコンビニで、アラブ首長国連邦のミネラルウォーターが気軽に売られているのです。数千年の時をかけて“砂漠の砂”を自然のフィルターとして濾過された地下水脈、まさにオアシスの水だそうです。大変貴重な水であるため、1リットル千円以上とかいうならまだ良いのですが、他のミネラルウォーターより安いくらいなのが恐ろしい。しかし、ちょっとネットで検索したところ、近年その水源地は枯れて、今販売されているのは本物かどうかあやしいとの噂もあるようです。真偽はわかりませんが、もし枯れた原因が、「他国が喜んで買うのでどんどん輸出したため」だったら、困りますね。もし、枯れたというのが大げさだったとしても、アラブからわざわざ水を運ぶということ自体、かなりの輸送エネルギーがかかっています。こういうグローバルに悪影響を及ぼすと思われる商品は、ためしにでも買わないほうがいいでしょう。買わないことで意思表示を。現地では、水を輸出する仕事に関わって生計を立てている人達がいるかもしれなくて、そこまで考えると難しい問題ですが、別の商売に転向していただくよう祈って、地産地消の精神で。水も食べ物も、みんながなるべく近場で採れた物を選ぶと、大きな省エネとなります。フェアトレード商品は別として・・・、私も基準があいまいですが。
2006年07月19日
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世界で一番モテた男、カサノバ。彼のエピソードを描いた映画「カサノバ」を観てまいりました。予告編を観て、豪華なつくりだわねと感じつつ、別にわざわざ観なくてもよいかと迷ったのですが、観てよかったです。なにせ、歴史に名を残した恋愛の達人の物語ですから、18世紀ヴェネチアの貴族社会舞台に、究極のロマン、・・・というよりはアクティヴで楽しい作品です。当時を再現した美しい街並、大道具や衣装、バロック調のBGMもすばらしく、それだけでも満足でした。女たらしの話なのに、明るく清々しい感じが全篇に流れてて、登場人物みんな個性的でおもしろい。しかし、あの、平気で嘘をつく人達の繰り広げる活劇と策謀が、みんな要は自分の恋愛成就のためと思うと、何やっとんじゃ、と・・・。そして、恋敵なのにいつのまにか親友になってる人達もいるし。映画の宣伝コピーは単刀直入に「恋愛至上主義」ですけど、あの人達、“主義”とかいうまでも無く、当たり前に、呼吸をするように、それが最優先事項としてやっている感じがよく出ていて、でもそれが全然嫌味が無いです。さすがイタリアというのか・・・。「現代だって、イタリアンモードはかっこいい。女性を美しく見せるなら、男だってカッコよくないとね。だから、洋服や車にもスタイルを重視する。それがイタリアの伊達男。そして、ヴェネチアが生んだイタリア最高の伊達男がカサノバなんだ」(パンツェッタ・ジローラモ)上映劇場は少ないですけど、豪華な娯楽作として、おすすめしたいです。
2006年07月17日
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手づくり豆乳ローション。無調整豆乳200mlを湯せんで70℃まで熱し、少々さめたらレモン果汁1/2個分、ホワイトリカー60mlを入れて漉す(私はコーヒードリッパーとフィルターで代用)わけですが、夏なので防腐効果を願って、グレープフルーツのエッセンシャルオイルも入れました。いつも、プチグレンとかレモンとか、ちょっと贅沢にネロリとか使ってまして、グレープフルーツを入れようと思い立ったのは、今回が初めてです。 グレープフルーツの香りはダイエット効果があると言われています。じゃあグレープフルーツの香りをずっと漂わせておけば、どんどん痩せるのかというと、そんな単純なことではなく、メカニズムとしては、あの香りを嗅ぐと、中性脂肪を燃焼させるUCPというタンパク質の働きを促進する効果があるそうです。まー、つまり、その効果以上に、太る要因を抱えていれば太刀打ち出来ないということで。朝日新聞のコラムで、どなたか書いていたか忘れましたが、「アメリカのグレープフルーツ農園で働いている人がみんな痩せているかというと・・・(笑)」だそうで。 でも、製造中の温まった豆乳ローションにほんの3滴、グレープフルーツのエッセンシャルオイル(byヴェレダ)をたらしただけで、すばらしい香りが広がって、幸せな気になりました。気分的に熱帯夜も心地よくなったりして。
2006年07月14日
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映画「笑う大天使(ミカエル)」が、15日から公開されます。コメンタリーが、今日の朝日新聞夕刊に掲載されていました。私は中学生の頃、原作の川原泉先生のファンで、ファンレターを送ったこともあります。その川原先生御本人の顔写真が、小さいけれど載っていたんですよ。作品を初めて読んでから23年目にして、初めて、御尊顔を拝見いたしました。感動とか衝撃とかいうことは無いんですけど、ほおおおおおおお・・・ですわ。ご本人の姿が見たい知りたいと思ったことも特に無かったので、今日は思いがけないことでした。しかし、思えば、川原センセより前、自分が小学生の頃から知ってる漫画家さんで、顔を知らない人なんてたくさんいるね・・・。小説家は本に著者近影がありますけど、漫画家は無いですからね。・・・そして、訃報。私が小学生の頃、アイドルとして活躍しておられた、甲斐智恵美さんが43歳で心不全でお亡くなりになりました。あの頃を懐かしく思い出しながら、ご冥福をお祈りします。
2006年07月12日
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梅雨も明けない、記録的日照不足の続く中、映画「タイヨウのうた」を観に行きました。XP(色素性乾皮症)という、太陽にあたると死に至る過酷な病気を抱えた少女の、残された日々の物語です。一緒に観に行った友達が「いろいろ唐突な話」と、言ったとおりで、はしょりまくった感は否めませんが、でも美しい話です。今月はじまる、連ドラ版ではきっかけからじっくりとやってくれるでしょう。塚本高史くん、高校生の役はかなりギリギリだけど、ハマリ役でした。そういえば、この映画は初日が6月17日で、夏至の21日に合わせたようで、そのへんから洒落ていたと思います。映画館から出たら、一時晴れていました。でも、すぐ曇ってしまいました。その後、入谷の朝顔市に行って、明日咲きそうな蕾が2つ付いた鉢を買って、それを持って喫茶店に。喫茶店というより、珈琲専門店です。小さくて、店内は薄暗い。ですが、マスターのこだわりの超本格淹れたて珈琲をいただけます。それから、外を歩いていたら、友達が朝顔の蕾がさっきより開いてると気づきました。あのお店が暗かったから、夜が来て朝が来たと感知しちゃったのー!?暗いと言っても真っ暗なわけでなく、30分ぐらいしかいなかったのに・・・。「ごめん、今のは間違いだから、あと12時間待って」と説得(笑)を試みましたところ、どうにかとどまったようです。植物は、単純で繊細です・・・。だから、樹木を使ったライトアップは絶対よくないなと思いました。
2006年07月08日
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日本アロマ環境協会(旧名・日本アロマテラピー協会)の会誌到着。今回は、好きな精油、苦手な精油のアンケートの集計発表があって、その理由として様々な意見が掲載されていて興味深かったです。「苦手」とするのは、単に香りが好きでないという理由から、使って頭痛を起こしたとか体質やその時の体調に合わなかったということもあって、人それぞれです。このアンケートで「好きな精油」第1位となったラベンダーが、実は私は好きではないのでした・・・。理由1:嫌いでもないけど特に好きな香りでないのに、リラックス効果や様々な効能、つまり知識として得たことを優先して、精油やマッサージオイルやバスミルクを買って、使っているうちに飽きた。※シトラス系やローズマリーは毎日使っても飽きない。やはり好きでない香りは、使うにしても少量入りのものを買って、たまーにというのがいいと思います。理由2:「春はラベンダーの香りで」とかいうレコメンドを読んで、春特有の眠気を抱えている時に、ラベンダーのバスミルクを入れてお風呂に入っていたら、鎮静効果で副交感神経が優位になりすぎ、そのまま内臓がお休みモードになり、気を失いそうになった。以来、ラベンダーの入浴剤は睡眠不足でないときに限るようにしています。理由3:以前、御土産でもらった、「ラベンダー紅茶」が美味くなかった。ベースの紅茶葉の質があまりよくなかったようです。・・・と、いい思い出が無いわけであります。香りと記憶は密接なので、一度何かあるとその印象を払拭するのは難しいのね。協会会員の皆様の好きな精油ダントツ1位で、苦手な精油ではかなり下位の、ほとんど万人に愛されているのに、ごめんよ、ラベンダー。でも花を見るのは好きですよ。色も形状も美しいと思います。イメージもね。♪ラベンダーの夜明けの海が見たいの~って知ってます?
2006年07月06日
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「13歳の夏―」のエピソードも頭から抜けないうちに、「バルトの楽園」を観に行きました。・・・今も、100年前も、世界は大変。「バルト」は、今までの戦争題材の映画とは、かなり違います。第一次世界大戦中、徳島県の坂東にあった捕虜収容所の物語です。この収容所の所長は軍人ですが、非常に高い人格を持って、ドイツ人捕虜に敬意を持って人道的に接しました。それ故、軍上層部から呼び出されるも、「収容所は、刑務所ではない」と、方針は変えませんでした。だから、捕虜のドイツ兵たちも、所長に敬愛の念を持ち始め、みなそれぞれの学識やモノづくりの技術を惜しみなく、坂東の人々(学生や子どもたちまで)に教えてくれたのでした。ドイツ兵たちが最大の思いを込めてくれたものが、ベートーヴェンの第九交響曲の演奏です。四国の美しい自然の中、素朴な人たちと異国人との交流が暖かかったです。で、バルト海もしくはバルト三国(リトアニア、ラトビア、エストニア)はどう絡むのかと思ってたら、関係無かったです・・・。「バルト」はドイツ語で「ヒゲ」だそうで。松江所長(松平健さん)のヒゲですね。 第二次大戦中の日本軍が、みんな松江所長のようだったら、中国や他の国に今こんなに怨まれることは無かったでしょう、と考えずにいられませんが、実際に当時、非道なことをした人たちが元々そんな気質だったかというと、必ずしもそうではなくて、様々な要因に左右されてのことと思います。“戦時下”というものが、人の気分を変えてしまうのは確かで、だからこそ、繰り返しちゃいけない、今度やったら61年前以上に大変なことになるのだから・・・。今日は北からミサイルが7発飛んだ、物騒な日でした。でも、戦争は出来ませんよ。
2006年07月05日
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Bunkamuraル・シネマはひとつの作品の上映期間は2~3ケ月というイメージがあって、6月3日から公開になった「13歳の夏に僕は生まれた」も、8月までは余裕でやってるだろうと思ってたら、今月7日までだという告知が出たので、ちょっと慌てて今日観に行きました。最初からこの1ケ月の予定だったのか、社会派でテーマが重くて、人が入らなくて切り上げられたのかどっちだ?と思いつつ・・・。今日の午前中の回は、ほぼ満席でしたけどね。イタリアの上流家庭の少年が、夏休みにクルーザーでの旅行中、海のど真ん中に転落。夜だったため、気づかれず漂流していたところ、不法移民たちの密航船に助けられますが、親切に受け入れられるはずはなく、ルーマニア人の兄妹にどうにかかばわれながら・・・。全く知らなかった世界の人々の厳しい現実を身を持って知る少年でした。「心臓の中は隔壁で分かれているので、静脈と動脈の血は決して混じりあいません。」少年が学校で受ける授業の一説なのですが、「世界の人は分かれているので、富裕層と難民が均質になることは有り得ません」ということの暗喩でしょうか。「世界は深く大きく二つに割れていて、愛や善意では修復できないところまできている。私たちはそこから逃げも隠れもできないのだと、この映画は教えてくれている。それならその現実を超えるどんな愛が可能なのかと・・・」立松和平さんのコメントです。確かに、個人の善意だけで解決出来ないことは、国内外に山のようにあって、日本の農業すら危ないです。オーガニックの食品や化粧品を選択し、フェアトレード製品を買うだけでもやるしかないでしょう。映画館を出て、ぐらするーつ渋谷店へ行き、コーヒーを買いました。これも、一部の人にしか届かないんだけど、大手企業の安いコーヒーを買うよりはいいのだろうと・・・。この映画は、好き嫌いはあるかもしれませんが、ストーリー展開やセリフ、役者さんたちも良く、映画としていい出来だと思うので、単館上映はもったいないです。要するに、テーマは重いし、ハッピーエンドでも無いけど、作品全体のテイストとしてはやさしさが感じられて、登場人物もみんな、私は好きなのでした。
2006年07月02日
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