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先週、今週と土曜日に映画を観てきました。先週は「猿の惑星 ジェネシス」。好きなシリーズです。もともとの「猿の惑星」を観てないと、意味が分かんないかもしれません。チンパンジーのシーザーがだんだん、表情が変わってきて、人間っぽくなってくる所が良かったです。最後「アレ?」って思っちゃいましたが、本当のラストシーンは怖かったですいやぁ、こんなきっかけで「猿の惑星」ができたのかと思うと、怖すぎる・・・しかも、妙に現実味がありそうで・・・なでしこジャパンの澤さんが「マイベストムービーです」って、言わされてるんでしょうけど・・・怖すぎて「ベストムービー」にはならないですねぇ。しかも、シーザーがリーダーらしくあるのって、他が単なる猿だったからで、澤さんにそれを言わせた広告会社の人、すごいわ。澤さんの場合、実力が均衡してるなかでのリーダーですから・・・シーザーと一緒にしちゃいけないんじゃないかと・・・今週は「三銃士」です。ダルタニアン役の子がかわいい~まだ17歳のローガン・ラーマンという俳優さんらしいんですが、ダルタニアンの少年銃士らしいやんちゃなところとかが良かったです。この映画、今までみた「三銃士」映画のなかでも、けっこうベストキャストかも。アトス、ポルトス、アラミスの三人もよかったんですが・・・ミラ・ジョボヴィッチがはまりすぎ!!たしか、「ワンワン三銃士」ではミレディって猫だったような気がしますが・・・そんなイメージにピッタリのミレディです。オーランドのバッキンガム公爵もまぁ、よかったんですが・・・もうちょっと狡猾さがほしかったかなぁ。映画としては、大変楽しめました。元々、こういう中世冒険もの、「三銃士」が大好きな物語でもあるし。ただ、ツッコミところは満載なんですけどね。この映画、続編があるようです(ネタばれ)
2011.11.13
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昨日は映画を見てきました。去年、韓国で観そこねた「アジョッシ」も観たいのですが、それは帰国後見るとして・・・とりあえず、「シャンハイ」を見ました。なんじゃコリャ主役のアメリカ諜報員の位置づけが全くわからず・・・この人主役より、渡辺謙、あるいはコン・リーが主演の方が良かったんじゃないの?しかも、菊池凜子に至っては・・・出番少なすぎ。まぁ、重要な役ではありましたが。主役のアメリカ人は、あれでんなぁ・・・コン・リー演じるアジアンクールビューティに完全にハマって、翻弄されてるだけだし・・・というか、アジア勢に比べて、ジョン・キューザックが地味すぎるんだわチョウ・ユンファはさすがの存在感でした。アジアンマフィアはこの人に限りますね、やはり。「男たちの挽歌」とあまりにも被る雰囲気でしたが・・・コン・リーとの夫婦役も絶妙でした。う~ん・・・アジアが舞台だけに、中途半端な母国語を操る日系とか中華系の欧米人を使うよりは、ネイティブを使った方がいいという・・監督の意図なのかもしれませんが、出演したアジア勢があまりにもハリウッドで有名な人たち過ぎて、存在感ありすぎでした。観終わった後は、謙さまのラストの視線と、ユンファ先生の死にざましかインパクトに残ってません。ハリウッド映画というよりは、アジアスターやアジア映画が好きなら、結構楽しめるかもしれないですが、映画のストーリーは全く印象に残らない映画でした。さて、去年「アジョッシ」を見のがした経験から(その代わり、オム・テウンの「シラノ」を観た)、今年はソン・ガンホの「青い塩」狙いで行きます。「トガニ」も気になるんですが、ストーリーを読んだところ、ちょっとDEEP過ぎるかな・・・と。今回は、時間もばっちり調べました。CGVのサイトで。非居住外国人はサイトに登録できないみたいで、それがちょっと残念でしたが・・・
2011.09.18
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昨日は映画館で「インサイド・ジョブ」という、硬派なドキュメンタリー映画を見てきました。本当は「シャンハイ」を見たかったのですが、ネットで見たら、チケット売切れ・・・というのは勘違いで、開演1時間前が締切だったようですこの映画は、リーマンショックの原因を当時の関係者のインタビューをもとに探るというものでした。ただ、当時の財務省の中核にいた人とか、肝心の人のインタビューは全くなく・・・日本は当時、その波からちょっと外れていたせいか全く出てきません。やっぱり、ドキュメンタリーはマイケル・ムーアだよなぁ・・・と、ちょっと満足がいかない内容でした。分析はすごくて、サブプライムローンとかの仕組みがよく分かったのがよかったです。あと、アメリカって官僚っていう人たちがいないんですが、(いるのか)、ウォール街の人たちが非常に日本の官僚的だと思って、面白かったです。アメリカは超資本主義のせいか、彼らが政治を動かしているようです。財務長官はどっかの企業のCEOとか、そんなのが多いらしい・・・なんか、それはそれで、一部の人たちがいい思いをして、格差社会を生み出してるんだなぁ・・・と思いました。日本も、小泉さんの時にちょっとアメリカ的になり、格差が生み出されていったんですが、アメリカみたいになると嫌だなぁ・・・と思いました しかし、映画館で斜め前の席に1人、超迷惑な人がいて、困りました。映画にはちょっと遅れてきたうえ、自分で持ってきたパンとかお菓子をガシャガシャ音を出して食べ、しまいには、ペットボトルを飲み終わったら、バキバキ・・・と、潰しだすし。同じ列に座ってた、オバちゃんが睨みつけてました。その上、映画終盤くらいに携帯をパカパカやりだすし。あまりの事に、そいつの座席を後ろから軽く蹴ったら、肘でバンっと、座席を叩き返してきました。映画館は家じゃないんだよ韓国映画では結構、オバちゃん連中が喋ったりとか、家から持ってきたお菓子をカシャカシャ・・・とかあるけど、ここまで酷い人は初めてです。こういう人は、家でおとなしくビデオでも観ててもらいたいですね。
2011.09.04
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皆様、お久しぶりでございます・・・・最近、引越やら、仕事の忙しさやらでバタバタしておりました。しかも、映画みたの4ヶ月ぶり・・・仕事の忙しさが大分影響してます。絶え間ない新人攻撃に精神的にやられてますまぁ、最近のゆとり世代というか、若い人は凄いね・・・って、このことはまた折りがあればBlogに書きます。昨日は、「X-MEN ファーストジェネレーション」を観てきました。X-MENのリーダー2人、というか、対決してる2人ですかね。プロフェッサーとマグニートーの出会いと決別を描いた話で、シリーズ観てないとちょっと楽しみ半減かもしれませんが、それでも、この映画を観ておくと続きが見たくなると思います。もちろん、シリーズは全部観ている私は、最高に楽しかったです。X-MENの由来とか、プロフェッサーが車いすな理由とか。マグニートーが変な被り物してる理由とか。無理があるとしたら、やはりストーリー上、敵役を作らなきゃいけんのだが、これがまた、マーベルシリーズでどんだけ悪役やんねんっていうツッコミを入れたくなる、ケビン・ベーコンなんだよなぁ。こいつがどっから湧いてきたか・・・っていうツッコミもあるし、そこらへんはちょっと矛盾してるような気がします。プロフェッサーもマグニートーも、若いころイケメンやないかい・・・いや・・・なんかつながらないくらいイケメン俳優起用したね・・・特にプロフェッサーX。途中、ウルヴァリンやストームがチラ出するのも、シリーズファンにとっても楽しいところでした。もちろん、アクションやVFXもすごかったです。この映画から順番にX-MENシリーズを見たくなってしまいました。
2011.07.03
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DVDでは出てるのかもしれませんが、CSのチャンネルKNTVで始まりました。まだ1話だけなんですが、観てると、懐かし~な・・・と。でもやはり、高校生役がちょっと無理があるような・・・ないような毎週楽しみに観てみます。
2011.03.27
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先週金曜と、今日、映画を観てきました。しかも、2本とも社会派の映画です。金曜は「ビルマVJ」。この映画は、ビルマで起こった市民運動、デモの様子を「ビルマ民主の声」という団体の記者たちが命がけで記録に残そうとした、ドキュメンタリー映画です。3年前に、僧侶たちと市民が起こしたデモのドキュメンタリーです。正直、アウン・サン・スー・チー氏が何故軟禁状態にあるのかも、この映画を観るまでははっきりとは理解もしていなかったです。ビルマ(ミャンマー)も、独裁政権の国。市民は軍隊に怯えながら生きています。そんな市民たちを見て、僧侶たちは立ち上がります。まず、「自由」というものをこれだけ渇望している人たちがいる事に驚き、そのために自分たちの命をなげうってでも救おうという人たちがいることにまた、驚きました。日本は、平和なのだなぁ・・・と。テレビで政権の悪口を言っても逮捕される事はないし。この映画では、日本のジャーナリスト、長井さんが兵士に撃たれる場面も出てきます。何故、日本はあの時、もっと強硬な態度に出る事がなかったのか。日本の態度によっては、この軍事政権も変わっていたかもしれません。それを思うと、長井さんの死もうやむやになり、彼の撮った映像も今だに公開されていません。ビルマの市民がもっと、自由に生活できる事になにか貢献できないものでしょうか。 そして、今日観てきたのは「BOX 袴田事件」。袴田死刑囚の審理はまだ続いているようですが、20年に元裁判官の熊本さんが告白した内容を元に構成されている映画です。この映画だけを観ると、袴田死刑囚は無実のように思えます。警察・検察による長時間の取り調べによる自供のみが彼を起訴し、物的証拠はありません。確かに、映画で描かれている警察の公権力は、40年近く前と言う事もあり、科学捜査も完全ではなく、自供のみで起訴するというような風潮もあるようです。この事件だけではなく、栃木や富山でも冤罪事件が最近ありました。古いところでは、松本サリン事件でしょうか・・・河野さんは起訴まではいかなかったものの、当時の報道や状況証拠などから、一般市民(私も含めて)は犯人だと決めつけてしまってましたね。なんつーか、裁判員制度がはじまって、先日の死刑求刑事件でも結局、無期という結論になりました。人を裁く事の重さ、裁判員の人たちは肌で感じたんだろうと、私は勝手に解釈しています。この映画で、熊本裁判官が言った言葉「人を裁くということは、自分も裁かれているということだ」この言葉が重いです。ただし、個人的ですが、この映画は袴田死刑囚の側からしか描かれていません。捜査した、検察・警察の正直な証言も必要です。そのうえ、最高裁まで審理してなお控訴が棄却されているという事実も、踏まえなければいけません。この映画の事実だけでは、彼は無実ですが、描かれていない部分で司法が判断している事もあるのではないかとも感じました。ちょっと、ひねくれているかもしれませんが・・・真実を見極めるという事は、世の中で一番難しい事なのかもしれません。その上で、人が人を裁くというのは・・・・大変なことです。 ビルマと日本、対極にある国の対極にある事をテーマにした映画を2本みました。
2010.11.03
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日曜の朝から、飛脚のマークの配達員とバトルって疲れている私です。昨日は、「ナイト&デイ」を観てきました。トム様と、キャメロンという豪華キャストなのでまぁ、安定してみていられたかな。トムは相変わらず、スタントなしでアクションをこなしたそうですが・・・年齢的に途中・・・・だんだんジャッキー・チェンに見えてきて仕方なかったいや、トムもジャッキーもカッコいいんですけどね・・・トムも年齢的にアクションでなくて、もうちょっと抒情的な映画にも出演してもらいたいんですよね・・・次はMI4だし。「ラストサムライ」なんて、良かったけどなぁ。で、映画なんですが、やはり「MI」テイストが強く、トムは相変わらずCIAエージェントの役でした。キャメロンは普通の女性の役なんですが。途中から何故か、アクションに目覚める的なちょっと、強引な役というか。トムの役柄がまた、彼女を犯罪に巻き込まないように気遣う、ナイスガイなエージェントという、なんとも出来すぎた役ストーリーもそんなに作りこんでなく、アクションとラブコメ。気軽に見られる映画です。トムの性格が良すぎて惚れてまうやろ~な感じの、トム様の魅力満載な映画です。でも、アクションはそろそろスタント使った方がいいですよ・・・
2010.10.24
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久々の映画でした。邦画を見るのも久しぶりですが。出演者がとにかく、豪華ですね。暴君を狙う刺客メンバーは、役所公司、山田孝之、松方弘樹、井原剛志、沢村一輝、古田新太・・・等など。暴君は、稲垣吾郎に、それを守る家臣が市川正親。市川正親と役所公司の、仕える君主によってこうも武士としての人生が違ってしまうのか、という所もテーマのひとつなのかな。戦闘シーンが多すぎて、途中、かなり飽きてきましたホント、途中切ったハッタばっかりで・・・途中から登場する山男の伊勢谷くんがなんとも・・・善徳女王のピダムを120%くらいワイルドにした感じでした。けっこう、際立つキャラでしたね。稲垣君の暴君ぶりも話題になりましたが、確かに残虐なんですが・・・言ってることややってる事が純粋なボンボンという雰囲気がただよってました。ある意味、韓国の暴君・燕山君な感じが。将軍の弟ですし、殿様ですからね~・・・育て方間違えると、どこの国もあんなになっちゃうんだろうな、って感じがしました。この映画、監督が三池崇史ということもあり、殺戮シーンとか、切腹シーンとか、残虐なシーンは結構リアルです。首がコロコロ~~~~~とか。なので、バトルロワイヤル的な血とかそういうのが苦手な人は観ない方がいいかもしれません・・・・というか・・・・前の席には家族連れが座ってました。父・母・中学生くらい男子、小学生男子。他人事ながら、大丈夫なのか??と、思っちゃいました。殺戮シーンもさることながら、性描写とか結構リアルだったよ・・・・「キャタピラー」ほどではないにしても。手足のない女性が全裸で出たりとか・・・もあったし。母親が吾郎ちゃんのファンとかなのかもしれないけど、家族で観る映画じゃないよね。明らかに。映倫では、PG12になってるみたいだけど・・・明らかに子供主導で観に来てるという感じじゃなかった。小学生の方の子供と父親はやたら落ち着きがなかったし。まぁ、観ちゃいけないってわけじゃないけど、この夫婦で、この映画の内容とか意味とか、武士の生きざまとか、子供にちゃんとフォローできんのかな・・・って思いました。多分、この映画、子供に意味を説明しないと、単に残虐シーンとかしか記憶に残らない映画になると思うんだけど。映画としては、可もなく不可もなくって感じでした。
2010.10.17
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昨日、映画館で見てきました。しかし・・・長い映画だったなぁ。一言でいうと、「ジュリア・ロバーツの紀行記」そんな感じの映画でした。ジュリア・ロバーツが出てるだけで、ジュリア・ロバーツがイタリアとインドとバリを旅します・・・って感じ。もっと「自分探し」とかがテーマで、もっと色々な人から色々な事を学ぶのかと思ったんですが、同じような女性ロードムービーだったら、「マイ・ブルーベリー・ナイツ」の方が全然面白かったなぁ。まぁ、もともとジュリア・ロバ―ツのアメリカ女チックな大口笑いと、ヒステリックにまくしたてる演技があんまり好きじゃなかったような気もしますが・・・旅に出るきっかけになった、夫との離婚と、その後の若い恋人との別れの意味がよくわからなかったし・・・なんか、ただ単に、身勝手な女って感じがしたしなぁ。イタリア本を手に取ったのを「縁」と感じて、イタリアに行くのはわかるけど、インドは結局、その若い恋人に影響されただけじゃん。バリは、1年前取材に行った時に、そこの占い師に「あんたはもう一回ここに来る」と言われて、バリを選んだだけだと思うんだけど・・・ストーリーはそんな感じで、ただジュリア・ロバーツが旅してるだけでした。これも、あんまり人には進めないなぁ。特に、悩んでる女子とか・・・あんまり参考にならないよ。これだったら、キャメロン・ディアスの「イン・ハー・シューズ」とか。「マイ・ブルーベリー・ナイツ」とか。そんな映画の方が参考になると思います。さて、そんな私は明日から自分のアナザー・スカイである韓国に旅します。
2010.09.21
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ほとんど、映画日記になりつつあります・・・日常生活はちょっとハードです。というか、日記のネタにもならないようなルーティンワークと新人の指導で、本当にネタ切れ。さて、昨日は「キャタピラー」を新潟シネイウィンドという超ミニシアターで観てきました。寺島しのぶがベルリン映画祭で受賞した作品です。それだけに、観に来たのもすごい人の数でしたが、後ろに座っていたオバちゃんがはじまって30分であくび連発してました。まぁ、そんな映画でした。寺島さんの演技は迫力がありましたが、10分おきくらいにはあのシーンで、全裸になったり・・・中盤にはちょっとやりすぎ感があり、さほど受賞するような感じでもなかったような。多分、戦時中の村の様子(ロケ地は新潟上越地方某所と思われる)と、戦時中の女性の雰囲気などがヨーロッパの人には新鮮で、ノスタルジックな感傷を与えただけだっただけなんじゃないかと。新潟とはいってないけど、あの田園風景は空襲も来ないような田舎が想定されるのに、寺島さんが終始標準語なのが、また、戦時中のリアリティがないというか。個人的には、夫役の人の方が凄みがあったけどなぁ。四肢を失っても、衰えぬ食欲と性欲、そして、軍神として村人たちに崇められながらも、どこか自分で矛盾を感じている演技に、ちょっと恐ろしいものも感じました。終戦が濃くなるとともに、自分が戦争中にした事を思い出して、次第に精神を病んでいくとう・・・個人的には、夫役の人の方が心理描写といい、演技といい、良かったような感じがします。しかし、この映画、反戦映画らしいんですが、村の様子や夫婦の様子を色濃く描写してる割には、最後があまりにも大きくまとめすぎているような・・・玉音放送や原爆投下の記録シーンによって、肝心の夫婦の結末がぼやけてしまったというか。映画としては、ちょっと中途半端なできだったかなぁ。まぁ、機会があれば観たらいいと思いますが、人におススメするほどの映画ではないかな。
2010.09.05
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PCの調子が悪くて、パソコンからの更新がなかなかできません。昨日は、「インセプション」を観てきました。一言でいうと、難解。しかも、怖い夢の中の潜在意識を操る、という話なんですが、眠りの深さとか、意味なく繋がる夢とかが関連してて、観終わった後は「これが夢か?現実か?」という感じになりました。ストーリーが緻密すぎて、引き込まれるんですが、頭の中は「??????」でした。でも、渡辺謙さん、良かったです。サムライでもなく、忍者でもなく、変なニホン人の役ではなく普通の日本の人としてハリウッド映画に出演出来るのはなかなかのものです。しかし、謙さん演じるサイトーの会社がどんな会社なのか、最後まで謎でした・・・ラストシーンが衝撃で、脱力した映画でした。しかし、続けて映画観ている私。映画は元々大好きだったのですが、唯一映画が見られる休日に韓国語教室が入ってたりして、この2年くらいはあんまり観ていません。映画館が2館も徒歩圏内にあり、他の映画館も車で30分もあれば行けたりします。なので、映画三昧です。
2010.08.08
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ネットワーク捜査員でありながら、引越しのせいで見るのが今になってしまいました。面白かったですが・・・なんか・・・消化不良な感が・・・今更、日向真奈美っていうのもねぇ。「踊る」の事件は今まで、世相をどっか表わしているところもあり、「1」で登場した真奈美ちゃんが猟奇的事件を裏サイトを使ってやるとか、「2」の裏サイトで知り合った見ず知らずの人間が組んで殺人をしたりとか・・・今回はまぁ、やっぱり裏サイトが出てきたりするわけですが、何かイマイチ。確かに、現実社会に犯罪者を崇拝する人間ってのがいるんだろうけど、イマイチ現実感がなかっていう事が、消化不良の一つかな。あとは、ドラマから繋がってるメンバーがあまり出ていない雪乃サンは事情があった(水野美紀の事務所の問題)があったとしても、新城さんや真矢みきは出してほしかったな~・・・究極的には和久さんがいなかったのが締まらなかった・・・ってのもあるかもなぁ。和久甥の使い方ももったいない気がするし。小栗くんは・・・キャラ的に次回があればまた出てくるんだろうけど、これだけキャラが増えると「踊る」というよりは、「渡る世間」的になってきたなぁ。ストーリーもちょっと強引だったかなぁ。う~ん・・・やはり旧来の「踊る」ファンとしては、期待しすぎたのもあるのかなぁ。まぁ、もしかしたらもう一回くらい見るかもしれません。しかし、「1」も新潟市で見たんですが、青島は出世したのに、私もすみれさんと同じくヒラのままだなぁ・・・・
2010.08.01
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「AVATAR」をレンタルDVDで見ました。結論は・・・80円で良かった!!そう、近所のGEOが土日新作も80円で、しかも何故か1本だけレンタルされてなかった「AVATAR]。良かったよ・・・80円で。映画館で1,900円出して、しかも普段メガネの私はメガネonメガネでこの映画を見なきゃいけなかったと思ったら、確実に映画館で3Dメガネを投げつけてたな。いや、映像はキレイだったし、色彩も良かったんですよ。確かに、3Dで見たら良かったかもしれない。でも、3Dが生かされるのは、始まってから1時間くらいたってからだと思うし、その間に確実にストーリーに飽きます最初の着眼点は今の時代も表わしていて、すごくいいと思うんですよ。人類が異星に資源を奪うために行って、そこにいる原住民(?)そっくりの分身(アバター)を作って、人間の意思をリンクさせてアバターを操るという・・・発想はとてもいいんですけど・・・PCの世界でもアバターが流行ってるしね。いろんな所がパクりか?みたいな。異星の様子は宮崎駿的世界だし。人間が操るロボットはまるでガンダムのザク。ここまでちょこちょこパクリ的要素を入れられると、中国の事も笑えません。それに、ストーリー自体は中途半端なハリーポッターVSスターウォーズみたいな・・・・なんといったらいいんだろう・・・映画観た人があんまり映像以外の事を語らない理由が分かった気がする私は個人的には、映画はストーリー重視なんで、映像だけみるんだったらCSの環境チャンネルでも見てた方がいいと思うタイプで、ついつい辛口になっちゃいました。ま、アカデミーにノミネートされたのは、3Dという技術をさらに進化させた事と、今後映画館で3Dが主体になるであろう、今後を見据えてのことだったのではないかと思いたい。ストーリーや、人類への含みを鑑みての事であれば、もうちょっといい映画があったはずですから。そんなわけで、個人的には80円で良かったと思いました。
2010.04.25
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昨日は韓国語教室が休みだったので、映画を見てきました。「シャーロックホームズ」、面白かったです。単純に楽しめるエンタテイメント映画というのかな、謎ときもあり、個々のキャラクターもたっていて、面白かったです。ガイ・リッチーも普通の映画作れるのね・・・って思いました。今まで、ブラピの「スナッチ」とか、ミニシアターでやるようなクセのある作品が多かったような印象があったんですけど。しかし、ホームズって、あんな汚い感じだったでしょうか??私は探偵ものは結構好きで、日本だと金田一耕助が一番好きなんですけど・・・あんな感じが近いです。自分のホームズのイメージとしては、日本でいえば浅見光彦のような・・・上品な感じがあったんですけれども、映画のホームズはもろ、金田一です。ワトソンは良かったですね。ジュード・ロウがぴったり。ホームズに振り回される感じも良かったです。自分のイメージとは違った感じのホームズでしたが、あれはあれでありかな、と、原作をいい意味で裏切ってる映画でした。日本の場合、有名小説とかだと変に忠実にやろうとして中途半端になってる事が多いのですが、ガイ・リッチーの意外な切り口がすごいと思いました。どうも、モリアーティ教授が最後の方に出てきたので、続編もあるようです。久々に続編が楽しみなシリーズになりそうです。
2010.04.04
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昨日は休暇だったので映画館で「パブリックエネミーズ」を見てきました。久々に落ちそうになりましたよ、この映画。前半は完全に睡魔との闘いでした。話が淡々としすぎてるというか。ジョン・デリンジャーという大恐慌時代の銀行強盗をジョニデが演じてるのですが、とにかく淡々としすぎてる。強盗シーンにしても、別にテクがあるわけでもなく、普通に銃突き付けて「動くな!」って歴史の浅いアメリカだから、人物ものって言っても、ほとんど現代人なんで、別に劇的な事もなにもなく・・・日本人だったら、「一般人の金には手を付けない」という、デリンジャーの義賊的な部分をクローズアップしたりするのだけど、そこも何か中途半端。あとは、とにかく銃撃シーンばっかりで、追うFBIとデリンジャーの駆け引きもあまりなく・・・歴史人物ものの映画としても、サスペンス的な要素からも中途半端すぎて、最後もあまりにもあっさりしすぎてました。全体的になんじゃ、こりゃ~みたいな感じで終わりました。歴史ものと言うか、歴史人物もの(怪盗系や犯罪ものも含めて)はやっぱりアジアにはかなわないなぁ・・・と思います。追う、追われるにしても、銃とかの飛び道具って、ドラマがないんですもん・・・ただ、バンバンやってるだけで。今年は映画あまり見なかったなぁ・・・韓国ドラマにいそしんだ一年でした。土曜に韓国語教室を入れたっていうのもありますが、来年はもうちょっと時間を計画的に使って、映画も見たいと思います。
2009.12.29
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2週間限定ということなので、マイケル世代としては見ざるを得ない!と、言う事で観てきました。一言で言うと感動ですドキュメンタリーという事もありますが、下手に作りこんだ映画より感動しました。ステージを所狭しと動き回り、ダンスするマイケル。とても、この後亡くなった事も信じられず、1曲目から何故か涙ぐんでしまいました。あんなに元気だったのに、彼の歌やダンスに「生」で触れられない事の悔しさもあったのかもしれません。彼が最後のロンドン公演でやろうとした事は、いかにファンを楽しませるか、そして、自分の伝えたいメッセージを音楽やダンスに載せるにはどうしたらいいか、その事に全身全霊をささげていたような気がします。ファンが楽しむ、ということでは、ヒット曲はPVになるべく近いような演出をしたり、ジャクソン5時代の歌も歌う予定だったようです。家族との確執も言われていましたが、彼は「I'll be there」のエンディングに両親と兄弟への感謝の言葉を入れる予定だったようです。そのシーンに、また、涙してしまいスタッフ、ダンサー、バックミュージシャンもいろいろな人が参加していて、彼は本当に「その人自身」というアイデンティティを大切にする人だったんだな・・・と。彼に必要な才能があれば、国籍・性別・年齢関係ないんだという。でも、ダンサーはほとんど20代っぽい感じで、さすがにマイケルよりは体のキレは良かったですが、やはり、マイケルが中心に立つと、全然違う・・・っていうカリスマ性もすごいと思いました。なんだか、とりとめのない感想になってしまいました。彼のメッセージは凄く強く伝わってきた、良い映画でした。機会があったら、「スリラー 3D」誰か、作ってくれないかな。
2009.10.31
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今日は早々に社宅に戻ったのですが、歩いて5分の所にGEOができて、しかもOPENイベントで入会金無料、レンタル料10円だったので、行ってみました。アンジェリーナ・ジョリー主演の「チェンジリング」を借りて観ました。昨日、今日と立て続けに母親が中心というか、話の軸になってる映画をみてますね。しかも、実話の。この映画は、子供が行方不明になるだけれど、5ヶ月後、警察が探し出してきた子供は別の子供だった。母親は、別人だと警察に訴えるが、全く取り合わず、母親は一人で警察と闘う事になるという話なんですが、これに幼児連続殺人事件も絡んでくるという展開です。この1920年代には、ロス市警は非常に腐敗していて、市民を守るどころか、歯向かう者は精神病棟に入れたりする始末。当たり前の事も通じないような状態で、アンジー演じる母親は、非常に理知的に正義感を持って警察を訴えます。昨日みた「私の中のあなた」の母親とは全く違う感じ。ヒステリックに叫ぶわけでもなく、冷静に自分の立場を訴えていきます。キャメロンに母親らしさがイマイチ感じられなかったのは、実際に母親かどうかってところなのかなぁ。アンジーは子供5人だっけ???いるし。この映画、警察の不正が暴かれ、殺人事件も解決し、一件落着と思いきや・・・最後に意外な結末が用意されてました。最後に母親が「希望よ」というセリフは、本当の母親の強さを観た感じがします。
2009.10.12
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昨日、友人と会った後、映画を観てきました。「私の中のあなた」。泣けたとか、感動したとかいうレビューが多いんですが、私は全然泣けませんでした。題材はすごくいいと思うんです。白血病の姉のために、意図的に作られた妹。妹は生まれた時から、姉のために臍帯血から、血液まで提供させられます。幼い子供には、当然同意などもないわけですが・・・姉が腎不全も併発し、妹は両親に腎臓の提供をさせられようとしますが、ここで、妹は両親を法廷に訴えます。「自分の体は自分のもの」と。妹は、有能な弁護士を代理人として雇い、母親は姉が発病するまで弁護士として働いていたので、訴えを受けて立つ格好になります。って・・・法廷劇を期待していたんですが、この映画、どうもそうでもなく。「私の中のあなた」なのですが、原題は「My sister keeper」で、妹目線の話とおもいきや、途中、姉の闘病中での恋愛物語が組み込まれたり、母親の回想が始まったりと・・・なんだか、映画としてバラバラなんです。まぁ、邦題もなんか的外れですけどね。うまく感情移入できない。確かに、姉と、自分の出生を知りながら深い絆で結ばれる妹のくだりは、感動もしますが・・・それまでの編集のまずさに、なんだか感動も吹き飛ぶようでした。題材がいいのに、なんだか中途半端。「家族の愛」を描きたいのか、医療問題を中心にしたいのか、途中、心の中でだから、何が言いたいねん!と、叫んでました。映画として、テーマを盛り込みすぎかなぁ。アカデミーの候補作になりそうな感じですけど、過去の受賞作「バベル」っぽい雰囲気が漂う映画です。(つまり、盛り込みすぎでテーマがぶれている)キャメロン・ディアスが母親役に挑んだってことは評価できますが、子役の演技が凄すぎて、母親がキャメロンじゃない方が逆によかったかなぁ・・・
2009.10.12
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「X-men ウルヴァリン」観てきました。ローガンって、相当長生きだったのね~しかも、兄弟いたなんて、知らなかったです・・・映画自体は、シリーズものの始まりという感じで、ストーリー的にもローガンが軍に騙されて、超合金の体を手に入れたというのもアリかな、と。最初のミュータント軍団で、どこかで見覚えのあるアジア人が一人出ていると思ったらなんとダニエル・ヘニー韓流ファンとして、ちょっとびっくりしてしまいました。前半しか出演ないんですけどね・・・ローガンにやられちゃうから。でも、なかなかいい重要な役でしたよ。AGENT・ZEROという名前で、銃の早打ちを特技とする役で。しかし、ヒュー・ジャックマンはどこに向かおうとしてるんでしょう・・・すごい鍛え方です。途中、全裸で座ってる姿は「ターミネーター」のシュワちゃんを思い出して、ちょっと笑ってしまいましたが。あまりにもワイルドな感じで、今後恋愛映画とかにはちょっと向かないんじゃないか・・・と思ってしまいました。もう一人のヒューのヒュー・グラントは恋愛ものばっかりですけどね。まぁ、何も考えずに楽しめるアクション映画でした。
2009.09.19
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7月は忙しくて、Blogも更新あんまりできなかったな~昨日は韓国語教室のあと、映画を見に行ってきました。先生、相変わらず、同じ話の繰り返しで・・・ちょっと疲れる教室の変更もできないしなぁ・・・会話が成り立たないのがちょっとした悩み。見た映画が「剣岳 点の記」。静かな感じの映画でした。大半は山の映像とクラシック音楽・・・「剣岳」は立山曼陀羅の世界では「死の山」と言われてるんですが、いくら富山県民とはいえ、自主的に「死の山」に入っちゃった観客もいるんじゃないかな。(つまり、寝てしまった人がいるかも・・・)そうは言っても、剣岳を中心とした立山連峰の大自然、吹雪や雷雨、雪崩があったかと思うと、綺麗に晴れてる夕焼けや雲海の様子などは圧巻でした。ニホンカモシカや雷鳥などの立山の動物たちも良く映ってました。話としては、史実に基づいて、明治時代の陸軍測量部の測量士たちが地図ができていない剣岳に登る、という話なので、ひねりも何もなく・・・ただ、山に登るというだけなので、動きはあまりないです。この映画は浅野忠信さんが主役なのですが、山の案内人、宇治長次郎役の香川照之さんがとても良かったです。いい感じに、雪山焼けしてる肌の感じとか、素朴な昔の富山県人という感じがとても出てました。その場では「ふ~ん」って感じで終わる映画ですが、後からジワリとくる映画です。映画館からの帰り道、剣を始めとした立山連峰を車から眺めながら帰りました・・・と、言いたいところですが、曇ってた上に夜だったので、何も見られませんでした
2009.08.02
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久しぶりに映画館へ行ってきました。しかし、すごい人だったなぁ~「ポケモン」「ごくせん」とお子様向け映画が公開されたこともあり、さらに、富山県、「剣岳 店の記」が大盛り上がりで、家族連れだけでなく、ご年配の方々も多くて、人でごった返してました。「剣岳~」もいづれ見なきゃいけないとは思うんですけどね、もうちょっと治まってから行くか、休暇取って見に行きます。オール剣岳ロケで、SFXだのVFXだのといった特殊効果は一切使わず、まるで黒澤明のように「天気まち」な撮影だったらしいので、それだけでも見ごたえがありそうです。チケット売り場の人の多さに辟易してましたが、携帯電話でチケットが買えるようにシステムが変わって、すんなり買うことができました。さて「ハリー・ポッター」ですが、なんだか消化不良的なまぁ、最終章に向かって・・・って感じの作りだけで、ドキドキ感も魔法のワクワク感もあんまり感じられなかったです。シリーズに慣れてきて、魔法にもびっくりしなくなったってこともあるかもしれないけど・・・ハリーがイマイチ活躍しなかったなぁ。ハーマイオニーも恋愛の悩みばっかりで、なんだかなぁ。まぁ、最終章に向かって、ヴォルデモードのさらなる秘密とか、見ておかなきゃたぶん、最終章は分からなくなっちゃうんだろうけど・・・・先が2010年って長すぎ。そして「謎のプリンス」って誰?
2009.07.19
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個人的には、「サイボーグでも大丈夫」なんという映画を作ったとき、「大丈夫か?パク・チャヌク!」と思ったものですが。サイボーグと思い込む女の子との恋愛って、今までの路線と違いすぎたので、どうしちゃったんだろう?と思ったてたんですけど。新作「コウモリ」で、カンヌの審査員賞を取ったみたいですね。元の、というか、ちょっと猟奇的かつ哲学的な作品に戻られたみたいで、この作品もかなり衝撃があるみたいです。「復讐3部作」的な?コウモリ神父がバンパイアになるって、展開もどうかと思うけど、「オールドボーイ」も「親切なクムジャさん」もそういうイキナリ展開は結構ありましたもんね。この作品、チャヌク作品常連のチェ・ミンシクさんの出演はありませんが、ソン・ガンホにキム・ミスクさんが出演してるようです。日本での公開はないんでしょうか・・・・?チャヌク作品、ファンなもので。
2009.05.28
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すいません。またまた済州旅行記はお休みです。はよ、書けって!2日連続で映画です。せっかく、平日に休暇とったんだから、すいているうちに映画館に行っておかないとね。今日は「レッドクリフ」を観てきました。まぁ、続編なので、全編に引き続き良かったです。前回は見事な陣形が見どころでしたが、今回は「火責」。またしても諸葛亮の策が光りますが、周楡の策略も見事なものです。圧巻は、ラストシーン。孫権・劉備軍の精鋭たちと、曹操が対峙し、息詰まるような時が流れて、趙雲・周楡・孫権の連携が見事でした。監督の演出もそうですが、迫力ある映像で、見ごたえがありました。まぁ、一つ言えば、尚香のエピソードはいらんかったかも・・・・出来としては、Part1の方が入れ込んで見られたような気がしますが、Part2はキャラクターも把握しているので、余裕をもって観られたような気がします。「天候を制する者は戦を制す。」まさにその通りでした。天候を見る目(現代社会では社会の空気?)、人を見る目、欲望に流されない冷静な心、が大切ですね。諸葛亮の知恵と冷静さ、周楡の大胆さと勇気は現代社会を生き抜く上でも通じるような感じがします。
2009.05.08
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済州旅行記はちょっとお休みさせていただいて、今日は久しぶりに映画館で映画をみてきました。アカデミー賞受賞作の「スラムドック$ミリオネア」です。しかし・・・何ですか?この映画??まぁ、言いたい事は分かりますが・・・「受賞するほどの作品か?」と思ってしまいました。もしかして、私の感性が超鈍いのか?アカデミーの審査員に授賞理由をぜひ聞いてみたいです。確かに、低予算っぽい雰囲気は漂っているし、編集もすごくいいと思うんですが・・・ラストシーンがすべてぶち壊してるエンドロールのダンスじゃなくてね。ラストシーンをラストとせずに、その後の二人を描いた方がストーリーに深みがでた様な気がします。多分、二人は逃避行しなきゃいけない事にはなるのか、それとも国民的人気が出て主人公に手出しができなくなるのか・・・ああいう終わり方じゃなくて、そこら辺を匂わせた終わりの方が良かったような。カースト制(身分制度)が未だ残る、インドの底辺の人たちの過酷な状況はよく分かりますが、なんつーか・・・・ストーリーは単にシンデレラボーイの誕生と、それまでの彼の人生と言う感じで。「運命」というのが一つのテーマとして、伝えたかったのかもしれませんが、私には「単にツイていた」ということしか、感じませんでした。う~ん・・・それにしても、本当に授賞理由が聞いてみたい
2009.05.07
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この半年くらい、ぱったりと映画を映画館で見ておらず・・・最近見たのはCSでやってた「パヒューム ある殺人者の物語」くらいです。この作品、公開された当時結構話題作だったので、観てみたのですが・・・確かに、ラストシーン30分くらいは衝撃的な映像が続きます。だけど、話の流れとしては「・・・」って感じでした。話の主流はサスペンスタッチでなかなか見ごたえがあるんですけどね・・・映像のインパクトだけでした。で、今年に入っては正月映画すら1本も観てなくて、割引で買った「ベンジャミンバトン」も見逃してしまい・・・「チェンジリング」も終わってしまい・・・と言う感じで、全然見ていないのです。これから7月にかけて、「レッドクリフ パート2」「天使と悪魔」「ハリーポッター」と話題作満載だし、今現在も「ワルキューレ」と「ドランゴンボール」は観たいと思っているのですが・・・どうも、土曜の午前中は午後から始まる韓国語教室の予習だとか、ダラダラ過ごしてしまって、時間がとれません。平日は気軽に観に行ける距離に映画館がないしなぁ・・・・ちょっと、休日の生活スタイルを見直して、なんとか時間をひねり出すしかないなぁ。
2009.03.28
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面白かったです!今年見た映画のなかで、最高の作品かもしれません。と、言っても、去年に比べて今年は全然映画を観れてないので、比べる作品も限られていますが・・・金城武とトニー・レオンの二人のシーンはやっぱり、ため息がでますねアジアのいい男二人って感じで。この映画はこの二人だけじゃなくて、すべてがいい感じでハマってました。劉備もそうですが、関羽・張飛・趙雲の三人の猛将もイメージ通りです。3人の個性もよく出ていました。一番圧巻のシーンはやはり、八卦の陣のところでしょうか。一糸乱れぬ兵士たちの動きに曹操軍が翻弄され、劉備・孫権連合軍の武将たちの見せ場もあって。すごい数のエキストラを使ってるのも凄かったです。史実なので、面白いのは当然なのですが、それを上手く現代的に再現しているところが感動しました。そして、これは私が好きな韓国史実ものとも通じるものがあって、劉備が民をつれて曹操軍から逃れる姿は「朱蒙」を思い出しましたよ。朱蒙の頼れる部下であるオイ・マリ・ヒョッポは関羽・張飛・趙雲をモデルにしたんですかね~そう言えば、ソウルには関羽を祀る廟があるんですよね。12月にソウルに行ったときに行ってみようかな。韓国と三国志の関係もちょっと気になります。北方謙三さんの三国志も読んでみようと、帰りに書店に寄りましたが、すごい長いので正月休みのやることがない時にでも、チャレンジしてみようと思います。Part2も絶対見ます! *****************************この日記が1,111件となりました。毎日は書いてないですが、韓国の事、映画の事、自分の事と・・・・よくまぁ、これだけ書いたものだと、自分にちょっと呆れつつ・・・これからも雑多なことでも書いていこうと思いますので、よろしくおねがいします。
2008.11.29
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やっと、観てきました。このシリーズ、物凄い好きです。ハリウッドのシリーズものには飽き飽きしていた私ですが、このシリーズは飽きなく観られるので好き。ってか、単に歴史冒険モノが根本的に好きなだけですが・・・「ナショナル・トレジャー」シリーズも好きですし。さて、今回、リック&エヴリンの息子アレックスは可愛かったのに、生意気な20歳の青年に成長してます。それに伴って、エヴリンもレイチェル・ワイズからマリア・ベロという女優さんにバトンタッチ。リックが変わらないのに、エヴリンだけ変わるってのも・・・って感じですが、女性は男性に比べて年月と共に落ち着いていくっていう事を考えると仕方ないのかも。そして、舞台はエジプトから中国へ。中国の始皇帝(かな~)をジェット・リー、敵対する妖術師がミシェル・ヨーと、中国側のキャストも豪華でした。ジェット・リーはアクションものを数多くこなしているだけあって、アクションシーンは流石ですね。リック役のブレンダン・フレイザーと直接対決のシーンは少なかったですが、ミシェル・ヨーと相対するアクションシーンは美しかったです。そして、いつも笑わされるエヴリンの兄ジョナサンですが、上海でやってるクラブの名前が「クラブ・イムホテップ」・・・なんちゅう名前じゃちょっと笑っちゃいましたが、前作に比べて劇的に羽振りがよくなってます。今回もミイラたくさんなのですが、動く兵馬俑前回のミイラ軍団にも笑っちゃいましたが、今回はそれ以上に笑っちゃいましたリック・オコーネルのキャラは大好きで、なんつ~か、体つきが良くて坊ちゃん顔の人に何故か惚れてしまうというか奥さん一筋に大好きな所もポイント高いです20歳の息子に負けず劣らずの活躍で良かったです。で、シリーズものにありがちな次回作を予感させるような終わり方でした。ジョナサンは南米に渡るらしい・・・
2008.09.14
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またまた映画館へ足を運ぶのが久し振りになってしまいました。ナルニア国物語は第1章を観て、とてもハマってしまって。ファンタジーものはやはり現実感がなくて、映画に入り込めるのがいいですよね。今回、兄弟姉妹が作ったナルニアから数百年、ナルニアは滅び、テルマール人というのが世界を握っているという設定から始まります。そこで、テルマールの王子、カスピアンが政権争いに巻き込まれ、ピンチになった事で、スーザン王女(兄弟の2番目、長女)の残した角笛を吹いたため、またしても4人がナルニアに呼び戻される・・・ってことで、またナルニアで戦争をやっちゃうはめになります。しかし、今回、アスランがなかなか登場しない!!ナルニアのキャラクターのなかで、やっぱりアスランが一番好き雄大で、気高くて、世界の王様という雰囲気が最高です。そして今回も愛すべきキャラクターがたくさん出てきます。ネズミの騎士や、アナグマさんたち、人間っぽいところではドワーフも。カスピアン王子は確かにイケメンでしたが、ピーターと年も雰囲気も被っちゃってて・・・印象が薄かったような・・・・イケメンではありましたが。第3章はどうなるのか、次回作がまた楽しみです。第3章といえば、好きなシリーズで「ハムナプトラ」シリーズの3作目が8月に公開されるようです。リックとエヴリンの息子、アレックスはすっかり大きくなり、今度はエジプトを飛び出し、中国です。イムホテップは全作でいなくなりましたので、仕方ないですが・・・今回は中国の皇帝としてジェット・リーが敵役のようです。そしてまたまた、エヴリンのお兄ちゃん、ジョナサンが何かやらかしてしまうみたいです。今回はエジプトの騎士は出ないみたいだなぁ・・・それが残念ですがオコーネル一家がアジアで大暴れというのも楽しみです。
2008.06.22
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久々に映画を観てきました。「最高の人生の見つけ方」。原題は「THE BUCKET LIST」~棺おけリストです。ストーリーは癌により余命を宣告された初老の男性2人が死ぬまでにやりたい事をやる、っていう単純なものなのですが、いろいろ考えさせらる映画でした。日本でも今、医療制度や保険制度が変わり、自分が「その時」になったら、どうしたいか、どうなっていたいかという事を最近、真剣に考え始めたところだったので、この映画は本当に感じるものがありました。まだ若いじゃん、とか、将来のことは分かんないし・・・と言ってると、言っちゃ悪いが、今突然制度が変わってオタオタしてるような老人になりそうなので、将来何があっても大丈夫なように、今から準備しておかなきゃな・・・とは思ってます。だからって、自分のやりたい事を我慢したりはしてないですけど。まぁ、やってる事っていっても体力作りと貯蓄くらいですが。あと、「おひとりさまの老後」を参考書にしてるくらいか。おひとりさまの老後そうは言っても、彼らのように癌になっちゃう可能性もあるわけだし、最後の時までにどうしたいかというのは、誰にとっても最大のテーマでもあると思う。誰でも死にむかって歩み続けているわけだし。途中、「心臓麻痺で死ぬやつが羨ましい」というセリフもありますが、それはそれで、最後の時に後悔したことが残りそうな・・・今から「棺おけリスト」を作って、やりたい事をちょっとづつこなしていくのもいいかもしれません。でも、主人公の2人は短い間に色々やったから、最後は単純なことが一番やりたかったのかもしれません。で、この映画、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンがやっぱり、とても良かったです。「死」がテーマなのに、お涙頂戴でもなく、何だか爽快な気分も残る、不思議な映画でした。さて、とりあえず、近い将来のためにはウォーキングでもしてその後、韓国語ラジオ講座でも聞こうかな。
2008.05.17
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昨日は飲み会でしたが、その前に映画を観てきました。ウォン・カーウァイ監督にすべて西洋人俳優っていうのがちょっと意外でしたが、いい映画でした。この監督の作品は、とにかく映像のを印象的に見せるのが上手い!色彩の鮮やかさや音楽の使い方がすばらしいと思います。以前見た「2046」は「なんじゃ?コリャ?」って感じのストーリーだったんですが、この映画はすごく分かりやすい。失恋した女の子が旅に出るというストーリーもまた、意外な感じがしましたが、ノラ・ジョーンズが普通っぽくて、とてもいいの。彼女を待つ、ジュード・ロウもまた恋によって心に傷を持ってる男の人って感じなんですが、これもまたいいセリフも心に残るものがありました。最後のキスシーンもとても良かったと思います。ハリウッド映画にあるような、ワクワク・ドキドキ感は全くない映画ですが、大人が落着いて観られる映画だと思います。
2008.03.23
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久々に映画館で映画を観て来ました。「ライラの冒険 黄金の羅針盤」、これもシリーズものです。ラストはやっぱり、次に続くのね・・・って感じの終わり方でした。しかし、最近の洋画って、児童小説を原作にしたシリーズものが多すぎませんか?観なきゃいいんだけど、ついつい手をつけちゃってさ・・・どれがどの作品だったか、だんだんごっちゃになってきました。「ナルニア国物語」に、「ハリー・ポッター」もそうだし、2年前に公開された「エラゴン」もそうか?できれば、「指輪物語」のように、サッサと終わってもらいたい・・・というのが、本音だったりします。さてこの「ライラの冒険」ですが、タイトルそのものです。冒険モノに良くある感じで、主人公をサポートする大人たちに、それに敵対する悪役。二コール・キッドマンが悪役なのですが、狡猾な貴婦人がハマり役でした。金髪碧眼が何故か怖く見える私には、「これぞ、悪役!」あとは、取り立てて感想を書くほどの映画でもないです・・・よくあるパターンというか。でも、ストレス解消にはいい映画でした。
2008.03.16
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休み明けというのに、忙しすぎて朝からテンションが下がる一方自分の仕事は溜まる一方なのに、バイトに振る仕事がないので、ストレスがMax「ややこしや~」な事をしてるときに限って、バイトは「次何しますか?」と声をかけてくるので、さらにストレス度UP空気読めよ!KYかい!?と、心の中でず~っと叫んでおりました。何故にこんなにストレスフルなのかと考えておりますと、そういえば、年が明けてから映画を1本も観ていない!しかも、今日、アカデミー賞授賞式だったと言う事も忘れていました。思えば、一年前、「ディパーデット」が作品賞を受賞し、「なんでやねん!」という日記を書いておりました。今回は、ノミネートもよくよく見ないまま、発表も終わっていたので、なんともコメントの書きようもなく・・・でも、主演男優賞はなかなか豪華なノミネートだったのですね。コレだけでもCSで録画をしておけばよかった、と後悔する面々です。この中で、今日本で既に公開になってるのは「スウィニートッド」だけでしょうか?コレも見ないまま、公開終了となりそうですが・・・・こんな事じゃいけない・・・・週末、「エリザベスゴールデンエイジ」でも観てこようかな。前作「エリザベス」を観ずして楽しめるものだろうか・・・?
2008.02.25
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2本目は「椿三十郎」を観て来ました。織田裕二ファンとしては、映画が決まってから2年くらい、期待して待ってた映画ではあります。やはり、映画の中の織田さんが一番カッコよく見えます。ただ・・・この人、現代劇でも時代劇でも織田裕二は織田裕二って感じでした。ストーリーは黒澤明の完全リメイクなので、完璧といってもいいくらいの出来なのですが・・・やっぱり、凄みという点では元ネタには負けるかも。三船VS仲代のラストシーンの方がもっと凄みがあったような感じが・・・って、黒澤作品を見ていないんだけどね。殺陣は流石でした。運動神経の良い織田さん、40歳近いとは思えません。キレのある綺麗な殺陣でしたよ。笑えるシーンもあり、楽しい映画でした。織田くんはもちろん、佐々木蔵之助さんがかなりイイ味を・・・・ 今年はこの「椿三十郎」で映画は見納めです。今年は、たった19本と、去年の半分くらいしか観られませんでした。今年一番を決めるのは難しいくらい、いい映画を観ましたが・・・・何だろうな・・・やっぱり「ブラッドダイアモンド」かなぁ。世界でおこってる事で、知らないことがたくさんあるんだなって、思わせられた作品でもあったし、レオ様ってイマイチだったと今まで思ってたのですが、この作品のレオ様は抜群だったしなぁ。来年はもっとたくさんの映画を観たいと思います。
2007.12.29
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昨日は映画を2本観て来ました。そのうちの1本がコレです。シリーズものだと思わずに観ました。もちろん、1作目は観てなかったのですが、充分楽しめました。歴史(とくに古代史)が絡んだ謎解き・冒険ものの映画って好きです。最後までドキドキハラハラさせられました。要は、謎を解いて、お宝探しなのですが・・・・外国人ってなんであんなに黄金が好きなんだろう・・・??発見されたものは、日本人にとっては超趣味が悪いと思えるようなものでした。(外国人は金閣寺が好き、日本人は銀閣寺が好き、みたいなもの)そして、こういう映画にありがちな人物設定ではありましたが。歴史家の主人公に、その妻、おっちょこちょいの助手という点では、大好きな映画「ハムナプトラ」シリーズと同じです。「ハムナプトラ」一家の場合、コレにかわいく賢い子供が加わるし、おっちょこちょいの助手は主人公の妻のお兄さんですが。このゲイツ一家は、子供ではなくて、年老いたご両親です。そして、キャストも豪華です。ニコラス・ケイジがカッコよく見えます。(私にとって、ニコラス・ケイジは決してイケメン俳優の部類ではない・・・・)ストーリーも、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のスタッフが作っているだけあって、面白い!!日常をポコッと忘れたい時におススメの映画です。
2007.12.29
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何か、メンテナンス中でず~っとBlogが書けなかったしっかりして下さい楽天さん昨日、「オーシャンズ13」もやっと観てきました。このシリーズ、好きですね。音楽とか、映像とかのちょっと古くさい感じが。まぁ、もともとリメイクものなので、その時代の雰囲気を何となく承継してるというか。よくよく考えたら、私「12」を観ていないので、ジュリア・ロバーツがいないのもすんなり受け入れられました。「11」では、彼女はオーシャンズのメンバーじゃなかったしね。って、ここでツッコミ。「オーシャンズ13」って、誰が増えたのアントニオ・バンデラスを入れて、「13」になったっていう、強引なタイトル付けじゃないよね。でも、それしか考えられないですが・・・今回は、もしかしたら過去3回の仕掛けの中で一番派手だったのかも。アル・パチーノの金に執着する悪役ぶりが何とも言えず、良かったです。彼はやっぱり、悪役でもいい人でも何でも出来ますね~。そして、ラスベガスって今日本ブームなのですかホテルのカジノのオープニングショーでは、相撲とってたし、乾杯は新潟銘酒の「久保田」。久保田の名前が出てきたときはちょっと嬉しかったです。このシリーズ、次も続くんだろうけど、ジョージ・クルーニーの気分しだいって所でしょうか。 9月になったので、背景デザインを「中秋の名月」にしてみました
2007.09.09
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やっと観てきました。「ラッシュ・アワー3」と迷いましたが、こっちはまだ上映期間があるし、ハリーポッターは上映期間がいい加減おわるだろうと思って。このシリーズ、全部みてるのですが、今まで一番つまらなかった。とはいえ、2時間半はあっという間なんですけどね。明らかに、シリーズの終わりに向かっての繋ぎという感じ。しかも、ハリーが大人の魔法使いたちの政争に利用されてるし。今回は新しい魔法も出ないし、ワクワク感とかそういうものが欠けてるんだよね。CGとか映像は確かに凄いんだけど・・・DVDでも良かったかな、と思ってしまいました。
2007.08.31
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今更観てきました「スパイダーマン」前作と、前々作を観たので、とりあえず、完結編だという今作を見に行ったのですが・・・ハッキリ言ってつまらん!典型的アメコミハリウッド作品というものの、コレだけアクション以外見所がない映画も珍しい。何時だかも書きましたが、主人公の二人がブサイクで華がないので、せめて、ストーリーをもうちょっと作りこんでくれよ・・・と、思いましたが・・・どちらかというと、作りこみすぎて裏目に出てしまった、というのが正しいかも。詰め込みすぎっていうか、いきなり1のエピソードが満載で、忘れちまってた・・・私。その割には、突飛なエピソードも多く。MJが女優になってたり、ハリーがお父さんの開発した武器を継承してスパイダーマンを襲ったり。その、途中のエピソードは何もなしって感じ。う~ん・・・完結したというものの、何だか中途半端な気もするし。というか、あの雰囲気だと、続編がまた出来そうな感じもするし。何だか、私にとっては消化不良な感じの映画でした。
2007.06.17
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話題の映画なので、人は多かったです。でも、あの多くの観客の中で、この映画の訴えたいことが分かる人って何人いたんだろう・・・ちなみに、私には難解でした。久々に、難しい映画にぶち当たった感じ。多分、一回観ただけじゃ、この映画の意味とか、テーマとかそんなものが理解できないんだろうな・・・と思いました。それでも私なりに考えたことは、「物事は意外と単純」だったりする、ということです。映画の中で、単なる殺人未遂事件が国際問題となり、果てはテロ事件とまで言われる。人間っていうのは、思い込みや偏見で物事を判断するというエピソードが映画の端々にちりばめられていたような気がします。さて日本で話題の菊地凛子さん。やはり、彼女が女子高生というのには無理があったような気がします。まあ、同じ日本人目線なので、外国の方から見ると、彼女も十分高校生で通じるくらい若くみえたのかもしれませんが。そして、彼女の役が聾であり、女子高生だったという点にも何の意味も見出せませんでした。またしてもこの結論になっちゃうんですが「また日本が誤解されてる」日本の女子高生が皆あんな性的な刺激を求めてるわけじゃないと思うんですが・・・そして、話題のシーン。私もちょっと気持ち悪くなりました。すっごいフラッシュの嵐と、大音量のディスコミュージックがとまったり、流れたり。これからご覧になる方は、ご注意下さい。今日はもう一本「ラブソングができるまで」のレビューも書きましたので、そちらもよろしく。**********************************************追記です。最後まで考えて、消化不良だったのが、ラスト手前。菊地さん演じるチエコが刑事・マミヤに渡したメモには何が書いてあったのか??たいして、重要な事ではなかったのか?では、なぜ、メモを渡したのか?しかも、最後に居酒屋で酒を飲むマミヤの姿は?多分、ラストシーンのチエコを見て、また別のストーリーが産まれるのかもしれないです。やっぱり、何だか謎の多い映画でした。
2007.05.05
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今日は映画を2本見てきました。1本目が「ラブソングができるまで」。2本目は「バベル」。まずは、「ラブソングができるまで」ですが。ベタベタベタベタなラブコメなんですが、ものすごくHappyな気分になれる映画です。ちなみに、ストーリー展開はホント、ベタベタって感じで、ラブストーリーの王道を行ってます。設定もそう。でも、何がいいかって言うと、80年代なPOPSが詰まってるってところかな。30歳以上で、そこそこ洋楽を聴いてた人なら、絶対嵌ると思います。オープニングの80年代チックな曲とPVにもう、笑っちゃいました。オリジナルの曲なんだろうけど、あの振りといい、歌い方といい・・・ちょっとデビット・ボウイを彷彿。そして主人公のアレックス(ヒュー・グラント)は、80年代、一世を風靡したアイドルポップスグループの一員だったという設定で、メンバーが彼と一緒に作った曲を持ち逃げして、解散・・・しかも、持ち逃げした本人は「ナイト」の称号まで与えられてるけど、彼は落ち目のまま・・・と言う、どこかで聴いたような話。この映画中、80年代POP歌手の名前がわんさか出てくるのが楽しいです。中でも「80年代元スター対抗戦」という番組をやってることになってます。この番組、元スターがボクシングで戦うという事になってるのですが、そこで、「今週の元スターはティファニーVSデビー・ギブソン」という予告が流れ・・・観てみたい!と思ったのは、私だけではないはずです。さて、この映画、ヒュー・グラントがとてもいいです。こういう落ち目なのに軽いナンパ男をやらせたら、右に出る人いないですね。「ブリジット・ジョーンズの日記」の怪しい編集長といい・・・この映画での腰の振りも80年代な感じでとても良かったです。そして、次に印象に残ったのが、ソフィー(ドリュー・バリモア)のお姉さん。「私の名前はキム・サムスン」(韓国ドラマ)のサムスンのお姉さんみたいでした。この映画、30歳以上で笑いたい方にはすごくおススメです。
2007.05.05
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「ハンニバル」シリーズも今回で五作目だそうです。今回は幼少期から青年期までのハンニバルの話です。ハンニバルが最初の殺人を起こすきっかけと、その理由ですね。ハンニバル、第二次世界大戦中に家族を失い、その体験がきっかけになってるようです。あまりに壮絶すぎて、多くを語れませんが。「人肉食い」もこのときがきっかけだったようです。そして、最初の方の殺人って、一応大義名分のようなものもあったらしいのですが、罪を犯すうちに分からなくなっていったんでしょうかね~でハンニバルの叔母さんという人(父親の兄弟の嫁と思われる)が、日本人という設定で、この女性をコン・リーが演じています。まぁ、「マイアミバイス」の時よりは数段良い扱いなのですが、どうして、最近日本人でもないのに、日本人を演じさせられるのでしょうね・・・彼女は。そして、ここでも日本に対するとんでもない、大誤解設定があります。日本人には鎧兜と刀を飾って、それを拝むという習慣はございません!そして、今は死んだ人の生首を晒す・・・という習慣もございません。一体、いつの時代だよ・・・・戦国時代じゃあるまいし。この映画みて、「日本人はこんなだ」と、誤解するのもいるんだろうな~・・・と思ったら、ちょっと頭が痛くなってきました。コン・リーもなかなか良かったですが、ハンニバルの青年役の俳優も良かったです。冷た~い感じがして。この映画も万人にはとてもおススメできるものではないですが・・・「ハンニバル」シリーズがお好きな方なら、見ておく必要ありですね。今日は「ブラッドダイヤモンド」「クィーン」のレビューも書いたので、そちらもよろしく
2007.05.03
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「クィーン」は今日見てきました。ダイアナ元妃の死亡事故前後の王室と政府の様子を描いた作品です。この映画よくこんなに集めたわ!と思うくらい、現実の人たちに俳優たちがそっくり。エリザベス女王といい、ブレア首相、ブレア首相夫人にチャールズ皇太子。顔は微妙に違うのですが、雰囲気がそれっぽいのかな。女王は、イギリス王室の伝統を守らなければいけないために、ダイアナの死に対して素直に弔意を表せないのか、タダ単にダイアナが嫌いだったために弔意を表さなかったのか。まぁ、両方あるのでしょうが。離婚後、私人となったダイアナの事件はこれほどまでにイギリス王室を揺らしていたのかが、よく分かります。国民に絶大な人気があったゆえに、批判の的となった女王が少し可哀想な感じもしました。しかしダイアナの死後、2日間「気晴らしだ」と言って、二人の王子を鹿狩りに連れ出すエジンバラ公の感覚は良く分からん・・・そこらへん、やっぱり国民の感覚と大分ズレてるような・・・
2007.05.03
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この映画は30日に観たんですが、1日2日と仕事だったせいか、書きそびれてしまい、今日見た映画とまとめ書きです。この映画を観るまで、シエラレオネ共和国という国の名前すら知りませんでした。現在は落ち着いてるようですが、今まで、内紛が絶えなかった国のようです。政府と反政府組織であるRUFが、人民を犠牲にして紛争をしてきたという・・・反政府組織RUFは決して、庶民の味方ではなく、貧しい村々を襲っては略奪し、殺し、働ける男はダイヤの採掘場で働かせ、少年は薬漬けにして少年兵としてまた、人々を殺させる。惨い組織です。そんな組織がダイヤをかき集めて、武器に変えているのです。武器に変える手段として、密輸なのですが、あたかも正規品のように市場で出回る助けを先進国の宝石メーカーがやっているという事。この映画は何処までフィクションであるのか分かりませんが、それに近い現実があることに衝撃を受けました。心が痛んだシーンが、最初怯えていたはずの少年たちが、RUFによって洗脳され、次第に「人を殺す」という事の感覚を忘れていく事。最後には、親さえも殺そうとした事。ダイヤと言うものの価値と、人間の命について考えさせられました。アフリカの人たちにとっては、ダイヤは自分を飾るものではなく、紛争を長引かせる種でしかないようです。レオ様が「紛争ダイヤは買わない」と言った気持ちは良く分かりました。この映画、レオ様はとても良いです。密輸組織の一員なので、悪い人なのですが、悪人とも善人ともつかない感じで。「ディパーデッド」の彼より、こっちの方が数段良い感じがするのですが・・・しかし、この映画、良い映画だとは思うのですが、想像以上に戦闘シーンが生々しいのと、あと、小さなお子様がいらっしゃるような方にもおススメできないですね。少年兵が銃を乱射する姿はとても心が痛みますし。
2007.05.03
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今日から(明日からの人もいるだろうけど)、GWですね。私は一応、暦通り。1日2日は出勤です。というか、韓国行きがポシャってしまったので、休まないことにしただけです。それで、ナニをするでもなく・・・まぁ、今更人の多いところに出かけようという気もあまりおこらないので、出かけるのは、せいぜい映画館と言う事に。それで、GWの映画計画。まず3月4月忙しくて、映画を1本も見ていないので、4月に取りこぼしているブラッドダイヤモンド「ディパーテッド」より、こっちの方がなんとなくアカデミーっぽい感じの作品だし。あとは、GW前公開の映画を観ようかな。一応、候補としては「クィーン」「ハンニバルライジング」「スパイダーマン3」「ロッキーファイナル」「バベル」ってところかな。優先度としては、「ブラッドダイヤモンド」「バベル」「ハンニバルライジング」「クィーン」です。「スパイダーマン」と「ロッキー」は同列で、うまく時間が合えば観るかな。何せ、「スパイダーマン」に関しては昨日テレビでもチラっとみましたが、あれだけ主役の二人がブサイクで華がない(トビー&キルスティンのファンの方、スイマセン)ハリウッド映画も珍しい、という・・・でも、シリーズもので1&2も観ちゃったもので、観ないと消化不良かな、と。「ロッキー」は単なる興味本位です。スタローンがあの年で、鶏を追い、肉を打ち、生卵を飲む姿を見たいだけ、という。CMで観て、トレーニングの方法に進歩が無いのに興味本位。あとの作品は話題性もあるし、単純に観ておきたいかな、と。まぁ、それもこれも上映時間が合えばなんですけどね。残った時間は韓国ドラマに費やす事とします。観るのは「九尾狐外伝」残り、「宮」、「火の鳥」・・・ってところかな。あと、何本か実家に持ち帰ろうと思ってますけど。そんなこんなで、何処にも行かず、行くとしたら飲みに行くくらいで・・・旅行もせずの地味な連休。何だか、休みの過ごし方も「負け犬」っぽいなぁ事実、1日目の今日やった事は部屋の掃除でした。部屋もキレイになった事だし、そろそろ実家に帰るかな~
2007.04.28
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なんか、中途半端ですね。6話・7話って。いつの間にか、5話まで見てたらしい、私。でも、インパクトの強いドラマなので、ストーリーがすぐ思い出せちゃうのがすごいですが。6話はなんか、このドラマにしては、ゆったりした感じで進んでいきます。まぁ、ハウン(ガンヒョク)の双子の弟が殺されちゃったりしたもんだから、仕方ないんですけどね。回想シーンが多くて。7話でやっと、ガンヒョクはシンヒョクとして生きていくことになるのですが・・・イキナリの人格豹変に秘書の人は口あんぐりです。普通、あれだけ変わってたら、気付くのかもしれませんが・・・何しろ、顔がそっくりなんだから、疑ってみたところで、確信がもてない、ってところなんでしょうか。8話で、何だかシンヒョクの豹変ぶりにツッコミが入れられるような雰囲気になってきました。オム・テウン、相変わらず、上手いですね。話が進むにつれて、演技が乗ってきてる、って感じです。そしてイ・テジュンは大悪なのか、コ悪なのか・・・こいつの後ろに何かがあるのか・・・ナゾです。まさか、あの悪顔3人組が真犯人だと、20話以上もたないからなぁ。さらにハウンの妹、ウナ・・・何だかイライラしてきた愛するお兄ちゃんが死んじゃって、悲しいのは分かるけどさぁ・・・暗いのよ。暗すぎ・・・ってか、私、メソメソメソメソ・・・してる人、苦手なんですよね。色んなドラマのジウっちとか、「サムスン」のヒジンとか。あ~イライラするうって感じなのですが、韓国ドラマで嫌いなキャラって1人くらいはいつもいるので。完全にストーリー重視ですね、このドラマ。
2007.03.05
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映画好きのクセに、何を今さら・・・なのですが。未だに見ていなかった「セブン」です。最後のどんでん返し、含蓄があって何とも・・・・「ディパーテッド」なんて、目じゃないです。箱の中身はなんなのよと、見終わった今でも気になっています。猟奇的事件を題材にしてる点と、犯人がハンニバル・レクター気取りなのが、レクター作品っぽいのですが・・・最後のどんでん返しと言ったら・・・何とも考えさせられるものもあります。7つの大罪のうち、5つは人に罰せられることがあっても、確かに残りの2つは何気なく許している、というのが納得、でした。そしてモーガン・フリーマンの抑えた演技と、対照的なブラッド・ピット。まさにブラピの演技は熱演でした。私の好きな「踊る大捜査線」で、和久さんのことを「セブン」のモーガン・フリーマンそっくりだ、と言ってた青島の言葉がよく分かりました。もっと早くに見とけばよかったな~しかも、映画館で見たかった。
2007.03.03
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朝、菊地凛子さんがテレビに出てて、「アカデミー賞の発表の日なんだな」と、思って会社に行きました。帰ってきて、ネットで受賞者等などをチェックしてて・・・・なんじゃ、こりゃ~頭が呆けましたよ。いや、凛子さんが受賞できなかったことじゃなくてね。「ドリームガールス」のジェニファー・ハドソン、なかなかの歌唱力で演技も凄かったと聞くし。「ドリームガールス」まだ見てません。それよりもね。作品賞が「ディパーテッド」ってなんでやねん!アカデミーって、代々、こういうタイプの映画っていっつも次点だったような。ってか、「ディパーテッド」って、作品賞取るほどの重みのある映画とも思えなかったんですが・・・確かに、レオ様も良かったし、何と言ってもジャック・ニコルソンの強烈なイメージしか記憶に残ってないのですが・・・てか、この作品の「助演」のノミネートがマーク・ウォルバーグっていう、ノミネーションもよく分からないですね。どっちかというと、やはり、ジャック・ニコルソンのような。作品的にも、受賞ほどのものとは、素人目には思えないんですよねぇ。そもそもが「インファナル・アフェア」のリメイクな訳だし。リメイクものに作品賞を取らせるほど、懐が深いと考えればいいのか・・・・でも、どっちにしてもなぁ~選考委員が、この作品に賞をあげた理由を聞きたいですね。私の中では、「リトル・ミス・サンシャイン」か「バベル」だと思ってたもんで。ま他は順当だと思いますが、作品賞に芋づるみたいなスコセッシも気に入らん。この面々の中で、「監督」なら「ユナイテッド93」の監督かなぁ。出演者がホトンド、ド素人だったと言う事を考えれば、よくやったと思いますが。
2007.02.26
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昨日、レビューを書こうと思ってたんだけど、ちょっと時間がなくて。この映画で写譜師という職業があった事を始めて知りました。写譜師とは、作曲家が書いた譜面を綺麗に書き写す仕事のようです。ストーリーはウィーンの音楽学院を主席で卒業した、アンナは教授の依頼でベートーベンの写譜師として働く事になります。女性というだけで、アンナを侮辱していたベートーベンも彼女の才能を認め、次第に信頼するようになっていきます。圧巻は、第九(交響曲第9番)の初演シーンです。1時間ちょっとの交響曲をすべて演奏すると、映画の半分くらい使っちゃうので、曲のうち、いいトコ取りなんですが、生でオーケストラを聴いてるような錯覚に陥りました。特に、ベートーベンとアンナが指揮をしているシーンは、鳥肌モノでした。何か、自分がアンナになってしまったような、映画と一体になったような感覚さえ沸いていました。ベートーベン役のエド・ハリス、本当にベートーベンそっくりです。学校の音楽室の後ろに飾ってあった、肖像画そのものと言った感じです。ベートーベンがアンナを信頼し、ちょっとだけ特別な感情を抱いていく様がよく描かれている映画です。映画の中の第九に感動して、帰りに小澤征爾&サイトウキネンのCDを買ってしまいました。単純な私です。 追記エロトラバが多い為、楽天以外からのトラックバックを禁止させて頂きます。エロじゃない楽天外のブロガーの方、申し訳ございません
2007.02.12
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久々の更新です。木曜に更新したんだけど、何か気分が乗らなくて削除しちゃったんだけどね。休日はココのところ、映画三昧です。今日も2本観てきました。「守護神」と「敬愛なるベートーベン」。「守護神」の方ですが、「海猿」のパクリかと思いきや・・・ハリウッドテイスト満載でした。海洋シーンは、流石に迫力満点。ホトンドが巨大プールセットでの撮影がホトンドだったそうですが、嵐の感じは全くそんな事を感じさせない出来でした。やっぱり、最近のCGというか・・・技術はスゴイのね。ストーリーの方は、師弟愛が中心ってとこでしょうか。久々に観たケビン・コスナーが渋くていい役でした。アシュトン・カッチャーがやんちゃな生徒役で。ラストの展開は大体予想してた通りでした。あと、「愛と青春の旅立ち」のテイストも随分入ってたかな~。ストーリーは意外とベタな展開でしたが、久々にケビン・コスナーを見られただけでも、何だか満足しました。
2007.02.11
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「それでもボクはやっていない」に引き続き、「ディパーテッド」も観ました。最近、レオ様、繊細な役が多いなぁ。今回も、すごく神経質な役。そして、マット・デイモンも神経質というか、なんというか・・・二人がすぐにキレて、大声出して殴りまくるので、演技も何もあったもんじゃない、と思いました。レオ様のギリギリな感じは良く伝わってきましたけど。それより私はマフィアの首領、ジャック・ニコルソンばっかりに目がいってしまい。彼に比べたら、やっぱりレオ様もマットも、まだまだだな、っていうか・・・やはり迫力がね。ジャック・ニコルソンがいなくなってから、急速に作品がつまんなく感じたのは私だけでしょうか。
2007.01.28
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昨日は周防監督の11年ぶりの作品「それでもボクはやっていない」を観てきました。正月に夏樹静子さんの「量刑」という本を読んだし、裁判制度に関してある程度知識をもっていましたので、裁判用語とかに関しては割とすんなり頭に入ってきました。ただ、知識がないと、ちょっと何言ってるか分かんない部分もカナリありますが、解説もあります(細かくはないですが)。ただ、本や法律の勉強だけではあまり描かれない、被疑者の勾留中の留置場の様子や、警察から検察までの護送のシーンなどがリアルで、興味深く観られました。この作品は、痴漢冤罪事件を題材にしていると言われてるけど、私個人としては、「本当にそうなのかなぁ?」と思いました。確かに、主役である被告人は一貫して否認しているのですが、痴漢をやってないという確実な映像はないのです。多分、この作品をみた多くの人は、裁判官の判断に対して疑問を持っていると思います。だけど、私はこの作品の裁判官の判断は、正しいとも間違ってるとも思いません。書類や、一つ一つの事実を細かく検証していけば、あのような判断も「アリ」だと思うのです。最近は痴漢などの女性が被害に会う事件に対しては、裁判は厳しいけど、「痴漢事件くらい」という、警察の捜査のずさんさが見え隠れするという、矛盾もあるのかもしれません。ただ、やはり「疑わしきは被告人の利益に」という、グレーなら白、という法哲学は守られていないのです。日本の裁判制度ではグレーなら、黒なのです。この作品は、被告人の決定的な映像がないだけに、私たち観客にも問題を投じている作品なのかもしれません。あと、今回、被害者が中学生という設定でしたが、コレが30代のOLや主婦だったら、裁判官の判断はどうなっていたんだろう??、変わったかもしれない・・・とも考えました。男性の皆さん、痴漢と間違えられるような怪しい動きは満員電車の中では禁物ですよ!
2007.01.28
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