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チームラボさんが作り出す、不思議な空間。麻布台ヒルズにある、「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」彼らが生んだ、体感型アート空間です。本当の感動に出会った時、時折言葉を失います。何かを表現する必要がないようにも感じる瞬間があります。この展示を体感している時、まさにその空間に溶け込んでいる。そう感じました。自分は、無であり、芸術作品の一部にさせてもらっている。神秘的な時間の流れが、そこにはありました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.09.10
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先日まで麻布台ヒルズ ギャラリーで行われていた、「カルダー:そよぐ、感じる、日本」展。ぎりぎりで間に合うことができました。カルダーと言えば、モビールが有名です。モビールを中心に、絵画など100点もの作品が、並んでいました。モビールといえば、いくつかの物体のバランスが生む芸術です。その微妙な均衡が、動きを作ります。そこに美しさが宿ります。彼の作品が、実に魅力的に展示されていました。その配置も見事にバランスを保っていました。物体がそこにあれば、なにかしらの空気の変化が生まれます。カルダーの立体物があることで、空間がより良い方向に変わっている。そう感じるのでした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.09.09
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芸術や美術、インテリアなどの面白さは、いくつかあると思います。その魅力は、その多岐に渡る幅の広さや、解釈の多様性にあるように思います。シンプルなものが流行っていたと思ったら、ごちゃごちゃとミックスされたものが好まれたり。音楽なら、クラシックが好きな人からロック好きまで。答えが一つでないところに、面白さがあります。さて、芸術家、田名網敬一さん。先日亡くなってしまいました。ちょうどその前、友人と田名網さんの話で盛り上がっていました。彼の展覧会が、東京の国立新美術館で、開かれています。彼を語る時、たくさんのアプローチができると思います。その一つは、圧倒的な作品量とそれを生み出すパワーでは、ないでしょうか。色と形の組み合わせが無限大に組み合わさっていく様が、奇想天外そのものです。人間が持つであろう芸術表現の原点的なものが、そのキャンバスや立体造形物に閉じ込められています。だからこそ、どこを切り取っても面白いですね。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.09.06
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ずっと気になっていた展覧会に行けた時ほど、幸せなことはありません。その達成感は、何物にも変え難いほどです。今年、最も注目を集めた展覧会の一つは、村上隆さんのそれではないでしょうか。京都市美術館開館90周年記念展「村上隆 もののけ 京都」ですね。2月に始まり、9月1日まで開催。なんとなく、まだまだ期間はあると、たかをくくっていました。完全に、忙しさや暑さに託けていました。本日、出かけました。京都は、車でなら、およそ2時間ちょっと。決して遠すぎる距離ではないです。新幹線なら名古屋ー京都は、およそ35分です。ただ、それまで、そこからの地下鉄や徒歩などを入れると、同じくらいの印象でしょうか。とっても暑い日でした。それでもたくさんのお客さんが、美術館に集まっていました。入館までおよそ1時間並びました。作品は、どれも素晴らしく、発見と感動、感激しまくりでした。暑さや待ち時間、混雑などは、どこへやらですね。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.08.24
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一つのことを愛する人って、輝いています。そういう人を尊敬します。アラスカを愛する画家が、います。船田善弘さん。名古屋市守山区にある、アピタ新守山店。そこにある草叢(くさむら)BOOKSさん。その中に土筆(つくし)GALLERYというスペースがあります。そこに、船田さんの絵が飾られています。アラスカの野生動物が、テーマです。どの動物も、力強く、かつ美しいです。繊細で、的確な筆使いに、アラスカを愛する船田さんの気持ちを感じます。アラスカには、まだ一度も訪れたことがありません。船田さんの絵を見ていたら、行ってみたくなりました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.08.08
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『カードキャプターさくら』、『東京BABYLON』、『X』、『魔法騎士レイアース』、『XXXHOLiC(ホリック)』などの作品を生み出してきた、女性漫画家の4人組、CLAMP(クランプ)。彼女たちが作ってきた、膨大な作品を振り返る展覧会が、乃木坂の国立新美術館で開かれています。鑑賞してきました。800点もの原画が、並びます。漫画原稿やイラスト、資料、そして、描き下ろしのイラストなど、実に奥が深い展示でした。いくら時間があっても、足りないくらいの作品数です。どっぷりとCLAMPの世界に浸れます。外国人のお客さんも多く、いらしていました。いかに彼女たちが生み出したものに吸引力があるかが、窺えます。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.08.03
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スウェーデン生まれの陶芸家である、リサ・ラーソン。独特な表情を持つ動物の置物シリーズなどは、大人気ですね。かわいいけれど、可愛くなりすぎず、芸術やデザインの領域を保っている。絶妙なバランスに惹かれます。今年の3月に、ご逝去。とても悲しくなりました。さて、岐阜県多治見市にある岐阜県現代陶芸美術館。そこで、『リサ・ラーソン展 〜知られざる創造の世界ークラシックな名作とともに』が、開かれています。鑑賞しました。今までも知られていた作品から、学生時代のあまり知られていないものまで。また夫の絵画作品なども。力の入った展示がされていて、見応えがありました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.08.01
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名古屋市の那古野に四間道(しけみち)という、古い街並みがあります。日差しの強い日でした。それでも、街を散策している人たちと、何度もすれ違いました。古民家というのは、なぜここまで、人を吸い寄せるのでしょうか。懐かしさやあたたかさを、本能的に感じるのでしょうか。その一つに、築150年の歴史を持つという旧森山家住宅があります。焦茶の木目が、美しい建物です。現在は、エスプラナードギャラリーとなっています。この日開催されていたのは、奥野誠也さんの個展でした。植物や動物が、独特のタッチで描かれていました。細部へのこだわりと色の使い方に、魅力を感じます。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.07.06
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名古屋市の池下という閑静な住宅街の中に、古川美術館という素敵な美術館があります。初代館長であった故・古川爲三郎氏が収集したコレクションが、基本となっています。同時に所蔵品以外の企画展などにも、積極的な印象を受けます。一方、本館から、徒歩2分ほどにある、別館の爲三郎記念館。こちらは古川爲三郎氏の旧宅であり、数寄屋造りの建物や庭園を有しています。美しい空間が、魅力的です。さて、現在、古川美術館では、『追悼 篠田桃紅 107年のキセキ展』が開かれています。篠田桃紅は、墨を使った抽象的表現の絵画を描いた芸術家ですね。107歳という長寿を全うされました。モダンで現代的な解釈は、惚れ惚れしますね。墨で描かれた線に、彼女の強い意志を感じます。シンプルな画面が多いのですが、その中には、深い世界が広がっているように感じます。本館では、肉筆作品が展示されていました。別館では、純和風の空間の中に、リトグラフ作品が中心に並んでいました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.06.29
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久しぶりに、大阪を訪ねました。雨が降り、やや蒸し暑い日でした。それでも大阪駅(梅田駅)周辺は、大変な賑わいを見せていました。阪急うめだ本店の9階にある祝祭広場。そこで開かられている、「HERALBONY ART COLLECTION」展を、鑑賞させていただきました。知的障害のある作家さんたちのアートを扱うへラルボニーさん。ヘラルボニーさんは、そのような作家さんたちとライセンスを結び、商品を作ったり、イベントなどを開催しています。アール・ブリュットと言われるジャンルのアートの発展に、寄与されています。多くの魅力的な作品が、並んでいました。時間を忘れ、見とれてしまうものばかりでした。一方、そのアートを使った洋服など商品も、並列されていました。面白い展示ですね。芸術の奥深さを、改めて感じるのでした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.06.23
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デジタルとアートの融合を試み、一つの文化を作り上げたチームラボさん。彼らの体験型のアプローチは、日本中、世界中で人気ですね。さて、現在体験できる彼らの作品の一つが、豊洲のteamLab★Planetsです。新豊洲駅の目の前で、2027年まで開催されています。訪れました。入り口で靴と靴下を脱ぎ、裸足で館内を巡ります。素足は心地良いですね。水の中や鏡の上を歩きます。時には、床に座ったり、寝転んだりします。空間ごとに、風船やお花、映像、光と自分が一体化します。いずれも不思議な空間体験です。いつもの日常とは違う世界に、飛び込みたい。これは、いつの時代も、どんな国の人も、抱くであろう感覚ですね。それを体験できる、施設です。多くの外国人の人たちが、訪れていました。みなさん、とっても喜んでいました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.06.17
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▲妻である安野 モヨコさんが描いた、監督の肖像画日本には、優秀な映画監督が沢山います。同じ日本人として、これほど誇らしいことはありません。昨今特に輝いている一人が、庵野秀明監督です。この数年は、シンシリーズが有名ですね。今、その彼が何者かを説明しようと試みる展覧会が、名古屋で開かれています。金山という街の金山南ビル美術館棟(旧ボストン美術館)が、会場です。庵野さんを表現する時、その作品がまずあるべきでしょう。ただ、その作品を作り出した人としての魅力があるのも、事実です。陳腐な表現ですが、一つのキャラを持っている方だと思います。その存在に、魅了があります。彼が幼少期から憧れた漫画や映画、アニメなどの資料。アマチュア時代も含む現在までに関わった作品の紹介と、その制作過程や資料。実に、密度が濃い空間でした。濃すぎるといっても過言ではありません。それらの膨大なピースの海の中を漂うことで、少しぐらいは、庵野さんのことがわかったのでしょうか。そうであったら幸せだな、と思うのでした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.05.09
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先日訪れた豊田市美術館。毎回企画の素晴らしさが、フィーチャーされます。ただ、その所蔵作品も、目を見張るものがあります。その中でも、好きな一枚が、藤田嗣治の作品です。『美しいスペイン女』という絵画です。1949年に描かれたといいます。唯一無二とも言える、独特の画法を生み出した藤田。一目で、彼の作品だとわかります。乳白色と細く美しい線。吸い込まれそうな、深い魅力を兼ね備えていますね。時間を忘れ、絵を感じていたい。そう思わせてくれる傑作です。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.05.04
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美術館や図書館、コーヒーショップや喫茶店など、自分の安らげる場所を持つ人も多いかと。自分にとって豊田市美術館は、そんな場所の一つです。建築家・谷口吉生さんのマジックが、その空間に潜んでいるのは紛れもない筆頭理由です。ただ、それに劣らない、毎回工夫された展示。本日、訪れました。現在は、『未完の始まり:ヴンダーカンマー』展が、開かれていました。Wunderkammerとは、ドイツ語で、驚異の部屋と訳されるそうです。珍しいものを飾った部屋であり、博物館の原点とも言えるそうです。この展示でも、とってもユニークな作品を楽しむことができました。リウ・チュアン、タウス・マハチェヴァ、ガブリエル・リコ、田村友一郎、ヤン・ヴォーの作品が、並びます。さて実は、建築家の坂茂さんが設計した豊田市博物館が、数日前に豊田市美術館の横に誕生しました。こちらも堪能したかったのですが、諦めました。時間がなくなってしまいました。次回は、ちゃんと時間を作って訪れたいですね。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.05.01
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ミュージカルの中で、何が一番好きか?なかなか難しい質問です。一つを決めるのは困難ですが、そのトップランキングにCATSが入るのは間違いありません。いろんな街で10回は、観劇しているかと。ニューヨーク、ロンドン、東京、名古屋。(本当のファンの方は、もっとご覧になってるでしょうね)名古屋では、4回体験しています。劇団四季さんのCATSは、40年前に始まったそうです。名古屋での公演は、来週が千秋楽だそうです。後輩達と、劇場に足を運びました。同じ題目なのに、まるで飽きが来ないのです。今回も、どこから湧いてくるのだろうというくらいの感動が、込み上げてきました。そして、初めて観たという後輩達も、興奮しっぱなしの様子でした。実は、それが最も嬉しかったです。公演前のステージは、写真撮影OKでした。幕間や終演後は、NGと説明がありました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.04.26
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エドガー・ドガと言えば、1834年生まれのフランスの画家であり彫刻家ですね。世界中で愛される芸術家ですね。彼の代名詞と言えば、バレリーナです。卓越したデッサン力で、迫ってくるドガ。静の中に動があり、動の中に静があるように感じます。彼が生前一つだけ発表したという彫刻作品。『14歳の小さな踊り子』。元々は、蝋で出来ていたそうです。その後、ブロンズのレプリカが、20数体作られたそうです。ということで、あちこちで、出会っているブロンズ像の一つです。その一つと、ボストン美術館で、出会いました。足の出し方、頭の傾け方、後に組んだ手、とっても魅力的です。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.04.24
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ジョン・シンガー・サージェント 『エドワード・ダーリー・ボイトの娘たち』メアリー・カサット 『白衣を着たエレン・メアリー・カサット』ジェセフ・デキャンプ 『ブルー・カップ』アメリカにある、ボストン美術館です。アメリカの画家達の作品も、もちろん楽しめます。サージェントやメアリー・カサットは、昔から、大好きな画家です。彼らと対峙するだけで、気分が盛り上がり、落ち着くのでした。サージェントの名作、『エドワード・ダーリー・ボイトの娘たち』。その絵画の中に描かれている大きな壺。それが、絵の前に設置されていました。凝った演出の展示ですね。ずっと前にいたい。そんな衝動に、駆られました。さりげなく飾られていた、ジョセフ・デキャンプの絵も、美しかったですね。透明感に惚れ惚れしました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.04.23
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クロード・モネ 『ジャポネーゼ』クロード・モネ 『睡蓮』クロード・モネ 『積みわら』ゴッホ 『郵便配達員 ジョセフ・ルーラン』ゴッホ 『ルーラン夫人ゆりかごを揺らす女』ルノワール 『ブージヴァルの踊り』ボストン美術館を語る上で、ヨーロッパ印象派絵画の充実振りが挙げられます。印象派の教科書的なコレクションです。あっ、これ知ってる。画集や教科書で見た。テレビで観た。誰もが知っているような絵画が、ずらりと並びます。ゆったりとした、展示です。それぞれの作品が、調和しながらも個を放ちます。画家達の筆捌きも、じっくり堪能できます。一緒に訪れた娘も、たっぷりと眼に感動を収めていました。美に関心を持ってくれる。それが、一番嬉しかったりします。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.04.22
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ミイラのマスク 1世紀ごろホメーロス(英語では、ホーマー)の頭部 紀元前1世紀から1世紀の間ごろメンカウラー王の像アメリカの3大美術館の一つ、ボストン美術館。英語表記では、Museum of Fine Arts, Bostonですね。いっときではありますが、名古屋の金山にボストン美術館の姉妹館が、ありました。およそ10年の間だったかと。そんなこともあるのか、ボストン美術館という響きは、馴染み深いものを感じます。さて、およそ20年振りに、本家を訪れました。2010年には、増床されたとのこと。知らない間に、さらに巨大になっていました。どこから観よう。楽しい悩みです。まずは、エジプト美術や、ギリシャ・ローマ、古代美術のコーナーから。莫大なコレクション。広大な空間。美術に浸る時間は、特別に思えます。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.04.21
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どの街にも、市民に愛される憩いの場所があるものです。ニューヨークなら、セントラルパーク。ロンドンなら、ハイドパーク。パリなら、リュクサンブールやチュイルリー公園などなど。ボストンの中心に位置するのは、ボストンコモンという、アメリカで最も古い公園です。市民にとって、大切な場所だそうです。昨年できたというモニュメントが、気になりました。ハンク・ウィリス・トーマスの作品です。『Embrace Memorial』という作品名です。マーティン・ルーサー・キング牧師と妻コレットが、モデルだそうです。彼らは、1964年ノーベル平和賞を受賞しました。その際、二人が抱擁した姿を、モチーフにしたと言います。実に感動的です。作品には、愛が満ち溢れていました。その求心力に、普遍的な凄みを感じました。今、写真を見返すだけでも、感動が体内を支配します。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.04.10
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豊橋市美術博物館は、老朽化のため、大規模な改修工事を行なっていたとのこと。この度、工事を終え、リニューアルオープンしたと伺いました。早速、出かけてきました。リニューアルオープン記念の展覧会は、『ブルターニュの光と風〜画家が憧れたフランスの異郷〜』です。フランスのブルターニュ地方にあるカンペール市。そこにある、カンペール美術館のコレクションを中心に展示されていました。アルフレッド・ギユ、ボナール、クールベ、ゴーギャンなどなど、約70点が壁を飾っていました。一つ一つの作品をじっくり見られる、余裕ある時間が流れていました。本来の絵の見方を、堪能できました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.03.03
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時代は流れ、また新しい時代が作られていく。そうやって、社会は成長していきます。それを担う若い力は、尊いです。武蔵野美術大学の卒業制作展を、覗かせていただきました。美大生たちの集大成です。武蔵野美術大学の大学4年生と大学院2年生の数を合わすと、およそ1200人だそうです。それだけの芸術家の卵が、一堂に集まっているわけです。実に魅力的な作品が、溢れていました。大学の敷地内には、元々個性的な建物が点在します。その内外に、沢山のユニークな作品が並びます。空から、今この大学を覗き込んだら、宇宙人も驚くかも知れません。地球に対するイメージが、誤って伝わる可能性があります。それほど、独創的で、チャーミングでした。全部を鑑賞するのは、とても無理。時間が足りませんでした。歩いた歩数は、2万歩。足腰や目や頭は疲れた筈です。なのに、心はとっても充電されました。芸術って、とっても魅力がありますね。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.01.15
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チェコの画家であり、イラストレーターでもあるミュシャ。彼の人気が日本で高いことは、肌感としてわかります。そして自分も、彼を愛する一人です。彼の軌跡を求めて、チェコのプラハまで行ったこともあります。彼が惹かれる理由は、いくつかあると思われます。まずは、その美しい線です。輪郭枠の太さと詳細線の細さのバランスが、良いですね。漫画的でもあります。一方平面的な解釈は、浮世絵的ですね。実際、影響を受けていると思われます。浮世絵を嫌いな日本人は、いません。そして、これは、美術の根幹に関わるわけですが、無慈悲なほど正確なデッサン力。どの作品にも、絶妙な安定感が生まれています。日本人の心に通じるのが、よくわかります。髪の毛の表現や植物の表し方は、その後の美術やデザイン界にどれだけの影響を与えたことか。展覧会があれば、毎回足を運びます。その度に、彼の作品が好きになっていくのでした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.01.14
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建築が好きで、国内外の多くの建築物を見てきました。中でも、ガウディの建築物は特別な気がします。実に、有機的で、魅力が溢れています。昨年、東京と滋賀で開かれた、「ガウディとサクラダ・ファミリア展」。大変話題でした。昨年終わりからは、会場を名古屋に移しました。名古屋市美術館で開かれています。覗いてきました。入場するのにも、行列に並びました。関心の高さが、窺えます。彼の遺した図面やスケッチ、資料や写真などが、ずらりと並んでいました。彼の建築ができる過程が理解できるよう、工夫されていました。観覧している来場者皆と、勉強しているような錯覚がありました。またスペインに行き、本物と対峙したい。そんな願望が膨らみました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2024.01.04
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愛知県の芸術の中心地は、やはり名古屋市栄にある、愛知芸術文化センターとなります。美術館やギャラリー、劇場、コンサートホール、アートライブラリーやアートプラザなどで、構成されています。休館日を除けば、毎日何かしらの芸術に触れることができます。ギャラリーでは、いくつかの展覧会が同時に行われることも。例えば、この日は、「CBC翔(はばたけ)! 二十歳の記憶展」「名古屋市立工芸高等学校デザイン科卒業制作展」「愛知県立旭丘高等学校美術科卒業制作展」など。いずれも若い才能が作り出した、美術作品の展示です。それらを、梯子しました。熟練の技が生み出した傑作とは、対比されるかもしれません。勢いと無限の可能性を感じる作品が、たくさんありました。芸術は、太古の昔から、連鎖される人間が生み出す行為の一つです。それらが、また新しい枝葉に繋がった。そんなことを思わせてくれる、秀作ばかりでした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.12.17
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名古屋栄の松坂屋で開かれている再興第108回院展 名古屋展に、行ってきました。本日が、最終日でした。毎回楽しみにしている展覧会の一つです。日本画において最も権威がある展覧会である、院展。当然伝統が、あります。ただだからと言って、古き良き性質だけではありません。新しい解釈と普遍的な美の追求。そのどちらも垣間見ることが、できます。若手作家の活躍も、目立ちます。そこが、嬉しかったですね。日本の芸術界に未来があると、期待させてくれます。素晴らしい作品が、たくさん展示されていました。いずれの絵にも、長い時間を鑑賞に費やしたくなる魅力が溢れていました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.12.03
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ブルガリアの旅。その最後を飾るのは、国立美術館です。まるで宮殿のような白い建物。ブルガリア人芸術家の作品が、充実していました。詳しくないものを知る喜びが、あります。たまたまでしょうが、観覧している方は少ない日でした。じっくりと隅々まで、作品を堪能できました。ブルガリア出身で、フランスで活躍した、ジョルジュ・パパゾフ。キャプションには、Georges PAPAZOFFとあります。一方資料には、PAPAZOVと書かれているものも。出身のブルガリアで見られるのは、特別な気がしました。実に魅力的でした。彼の作品をじっくり感じられたのは、大いなる収穫となりました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.11.30
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大学の一般教養で面白かった授業。その一つは、民俗学でした。その国や地域、町、村、様々な歴史があり、文化があります。自分たちのルーツを知る面白さ。他者との違いを理解し尊重する重要さ。ブルガリアのソフィアにある、国立民族学博物館に行きました。ハイライト的ですが、ブルガリアの歴史を知ることができました。面白いエピソードが、ありました。ブルガリアは、社会主義国として初めて、コカコーラを輸入したそうです。その際、キリル文字(ブルガリアなどで話される言語)で、ラベルが表記されたとか。ボトルが展示されていました。相当象徴的だったと理解できます。さて、受付の方とお話をしました。ちょうど日本に来られたばかりとのこと。日本のこと、そして、ブルガリアのことを語り合いました。彼女は、とても日本を評価してくれました。そして、こちらもブルガリアを知ろうとしています。互いの民族や歴史、文化に触れる。これこそ、民俗学の醍醐味ですね。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.11.15
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ブルガリア国立美術館の別館。国立民族博物館と、同じ建物を二分しています。どこの国でもそうですが、国立美術館などには、その国の歴史を象徴する人物の肖像画が多く収蔵されています。それらを観るのが、好きです。歴史の一部を知ることができます。国立美術館で出会った、一枚の肖像画。モスグリーンの壁に飾られた、絵画。豪華な額縁に納まります。ブルガリアの、プリンス・アレキサンドル・バッテンベルクの肖像です。1878年から1908年、今のブルガリアの一部は、ブルガリア公国と呼ばれていました。その時の初代ブルガリア公が、アレキサンドル・バッテンベルクです。享年36と言いますから、若くして亡くなっていますね。その割に、大変威厳がありますね。この絵に、とても惹かれました。しばらく、絵画と対峙するのでした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.11.14
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11月なのに、夏らしさを感じてしまう。少しおかしな気候が続いています。本日も青い空の朝でした。ただ、気温はやや下がり、やっと晩秋らしくなりました。すがすがしい空気でした。気分良い午前中を過ごし、午後からはお出かけです。名古屋の本山にある、gallery Nさんに行きました。中小路萌美さんの個展が開かれています。「感覚の記憶」展。大好きな作家さんです。我が家にも何枚か、彼女の絵があります。どうしても見たくて、出かけました。彼女が生み出す、美しい青色。曖昧で穏やかな空間が、心地良いんですね。ブレることのない、中小路萌美の世界がありました。明日11月12日(日)が、最終日だそうです。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.11.11
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1979年から放送開始された、『機動戦士ガンダム』。そこからさまざまなシリーズ作が生まれ、継続しています。あらゆる世代から愛される、超人気アニメの一つですね。ガンダムの設定上の大きさは、18mです。「その実物大のガンダムが、横浜に降り立った」そのニュースが流れてから、数年が経ってしまいました。山下埠頭に聳え立つガンダム。やっと会いに行くことができました。目の前にして、感動している自分に気づきました。手足の関節が動き、ポーズを変化させる。その度に、あちこちから声が上がりました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.11.04
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ファッションというのは、文化を牽引する大きな要素です。ファンションデザイナーやモデルさんたち、先端の洋服やアクセサリーは、一つのアイコンです。そんな中でも、最大級のカリズマ性を持ち得た一人は、ファッションデザイナーのイブ・サンローランではないでしょうか。頭文字を組み合わせた美しいロゴ。その名前の響き。本人の存在感。そして、特徴的なデザイン。世間を圧倒する魅力を持ちえた、人でした。モードの帝王の展覧会が、六本木の国立新美術館で、開かれています。体感してきました。歴代の傑作がずらりと並び、迎えてくれました。ファッションの教科書が目の前にある!そんな感覚を、覚えました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.09.23
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あらゆる世代に愛される、ヒーローキャラクターの一つは、ウルトラマンですね。おじさんおばさん、若者、子供、みなそれぞれの推しがありながら、ウルトラマンという大きな共通項で繋がれる。実に素晴らしい文化ですね。今、名古屋栄の松坂屋美術館で、「円谷エクシビジョン」が開かれています。円谷プロダクションが作ってきた作品は、多々あります。ただ、もちろん今回は、ウルトラマンが中心です。キャラクタースーツの展示が、メインになります。また、デザイン画や小道具、模型などが、並びます。ウルトラマンの魅力を再確認できた、展示でした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.08.17
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先日上野でおもしろい展覧会を、鑑賞しました。東京都美術館で開かれている「荒木珠奈展 うえののそこから「はじまり、はじまり」」です。荒木珠奈(たまな)さんは、ニューヨークを拠点に活動されているとのこと。メキシコに留学していた経験が、あるそうです。展示を観ながら、合点が行きました。ものの捉え方や形の取り方、ユニークなモチーフの扱い、可愛い表現。そこに、メキシコで学んだ何かが流れているに違いないと。展覧会全体を通じて、ちょっぴり暗い空気が流れながらも、楽しくて、幸せな感じがするんですね。なんて言うのでしょう。幸福感に満たされるのでした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.08.16
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映画に求めるものは、多岐に渡ります。ハリウッド的な壮大な世界観の描写は、その一つになります。潤沢な予算や技術力の高さがあってこそです。なかなか日本では、そのような作品が作りづらいのも事実。そんな中、映画『キングダム』シリーズは、圧倒的なスケール感を誇れる作品ですね。予算も国内では最大級との報道も、ありました。現在公開されているのは、『キングダム 運命の炎』。一刻も早く劇場で観たい映画の一つです。さて、栄のソニーストアに行きました。映画の公開記念展が開かれていました。実際使われた衣装や映画の基本になる絵コンテなどが、展示されていました。橋本環奈さんが演じるのは、河了貂(かりょうてん)。一方清野菜名さんが演じるキャラは、羌瘣(きょうかい)。名古屋には、この二つのキャラ衣装の展示がありました。会場によって、違うそうです。鑑賞欲求が、さらにさらに高まるのでした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.08.09
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恐竜という漠然とした大きなカテゴリー。どうして、ここまで広い世代や世界に受け入れられるのでしょうか。約2億年前から6600万年前ぐらいのこと。現存する人間や動物の代わりに、地球で暮らしていた生き物。途方もなく昔のことです。想像できない時間の長さと、特異な形態や特徴は、魅力を発するに十二分ですね。さて、六本木。東京ミッドタウン・ホールで開かれているのが、「DinoScience 恐竜科学博」です。覗いてきました。恐竜が住んでいた時期の一つに白亜紀があります。その後期、アラスカから、アメリカ、メキシコまで広がっていたのが、ララミディアと呼ばれる大陸です。トリケラトプスやティラノサウルスといった、代名詞的な恐竜が存在していました。それらの骨格標本を中心とした、展示が楽しめました。トリケラトプスの「レイン」。ティラノサウルスの「スタン」。その決闘シーンが、骨格標本によって再現されていました。ハイライトの一つです。実に迫力満点でした。肉や表皮はありませんが、十分臨場感がありました。学習とエンターテイメントが共存する展示でした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.08.06
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今春、上野駅の公園口が改装され、新しく動き出しました。今までは、改札を出て、横断歩道を渡った先が、公園でした。現在は、信号を渡ることなく、駅は公園と直結しています。文化・芸術の中心地として、ふさわしいな。個人的にはそう感じています。特別感があります。上野には、いくつも美術館や博物館があります。その中の一つが、東京都美術館です。そこで現在開かれているのが、『マティス展』です。フランスのポンピドゥー・センターは、マティスの作品を多数所蔵しています。そこから海を越えてやってきた作品たち。鑑賞しました。マティスといえば、その色彩感覚の粋です。万人の心を掴み、癒す色使い。心に沁みますね。何度見ても、全く飽きることがないのです。写真の一番下は、『緑色の大理石のテーブルと静物』という作品です。この軽やかなタッチ。抜ける部分がある。だからこそ、そこに他者の心が入り込めるのかもしれません。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.08.05
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世界を代表する美術館の一つといえば、イギリスのテート美術館(テートギャラリー)です。今、六本木の国立新美術館で、テート美術館展「LIGHT」が、開催されています。イギリスから、約120点の作品が、日本に上陸中です。この展覧会のテーマは、光です。当然、テートと光と来れば、ターナーですね。ターナーを主役としながらも、多岐に渡ります。さまざまな時代のあらゆるタイプのアーティスト。その画風は、当然それぞれです。それでも、光というコンセプトで切り取ることで、一連の流れを持った立体的な展示になっていました。どの断面を切り取っても、それぞれの巨匠が感じる光が存在しています。多彩な光が、そこにはありました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.07.29
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一つの素晴らしい作品には、さまざまな派生した展開が生まれます。イギリスの作家であるJ・K・ローリングによって書かれた『ハリー・ポッター』。7巻で構成される内の第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』から始まった、世界的なブレイクの旅。そこからさまざまな形で発展していったことは、誰もが知る所です。映画にもなり、舞台にもなり、その映画を作ったスタジオツアーなども生まれました。スタジオツアーは、まずロンドンにできました。2012年でした。およそ11年を経て、その日本版が、いよいよ東京にオープンしました。どれだけ待ち焦がれたことか。数年前、ロンドンのそれを体験した時の感激は、未だ色褪せません。実は、ロンドンと東京では、同一や類似の展示もあります。ただそのような既視感を上回るさらなる感動を、与えてくれました。そして、すでにまた訪れたい。そう思わせてくれました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.07.11
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プッチーニといえば、言わずと知れたイタリアの大作曲家です。『蝶々夫人』や『トスカ』などは、オペラという枠に留まらず、社会に浸透していますね。さて、彼の代表作の一つである、『ラ・ボエーム』。イタリア・シチリア島にあるパレルモ・マッシモ劇場。そちらの演奏による、『ラ・ボエーム』を、愛知県芸術劇場で、観劇してきました。主役のミミは、アンジェラ・ゲオルギューさんです。ルーマニア出身のソプラノ歌手です。彼女の美しい声が、劇場に響きわたります。時に明るく前向きに、時に悲しく、胸に美声が伝わってきます。美術セットに衣装、演奏、歌手たち、ゲストである地元の少年少女合唱団、それを見つめ耳を傾けるお客様たち、、、、。総合芸術の雄大なる面白さと感動を、いただきました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.06.24
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東京駅に、仏像・空也上人がいっぱいいました。JR東海のキャンペーンの一つ、「そうだ 京都、行こう。」。あまりにも有名ですね。京都への旅を促す宣伝ですね。そして、その一貫したセンスの良さには、いつも脱帽です。現在そのキャンペーンの中心的なモデルになっているのが、空也上人(くうやしょうにん)立像です。六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)の宝物館に安置される像ですね。何が面白いって。この立像、口から、変なものが出てますよ!空也上人の口から、なんと6体の阿弥陀仏が吐き出されてるではないですか。この発想、全くもって現代アート並みです。実物を見てみたい。最近は、心の中が、そのことで満ちているのです。キャンペーンの良い虜です。さて、東京駅の八重洲中央口前に、その空也上人立像のパネルが、大量に設置されていました。キャンペーンの一貫ですね。実に、47体。ここにユニークな仕掛けが。47体は、日本の都道府県を表しています。そして、それぞれが、ご当地の言語で、「そうだ 京都、行こう。」と伝えているのです。参りました。空也上人ではないですが、口から何かが出来きそうです。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.06.13
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宝塚に行くと、訪れる場所があります。宝塚市立手塚治虫記念館です。漫画の神様、手塚治虫さん。彼が幼少期を宝塚で過ごしたことは、知られていますね。彼の生涯を凝縮した展示。それがとても楽しく工夫されているミュージアムです。1994年にオープンしています。決して広くはないのですが、その密度の濃さが魅力です。手塚さんのゆかりの品を見ていると、なんだか、創造の力を貰えそうな気分になります。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.05.29
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宝塚大劇場を、久しぶりに訪れました。雪組が演じる、『ライラックの夢路〜ドロイゼン家の誇り〜』『ジュエル・ド・パリ』が、演目でした。主演は、彩風咲奈さん、夢白あやさんです。イギリス革命の影響を受ける19世紀初頭のドイツが、舞台です。豪華なステージセットの中で、可憐な演技が繰り広げられます。まさに夢の中にいるような、心地良さを感じました。一方、『ジュエル〜』には、研究科一年も出演。宝塚音楽学校で、厳しい授業やレッスンを終えた、第109期生です。その初々しく明るい演技は、溌剌としていましたね。宝塚を愛する気持ちが、伝わりました。未来のスターたちの初演技。貴重な時間を共有させていただきました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.05.26
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銀座という街の魅力は、あらゆる角度から語られます。その一つはアートです。多くのギャラリーの所在地でもあります。その中に、ギンザ・グラフィック・ギャラリーがあります。頭文字をとって、スリー・ジーgggとも呼ばれますね。大日本印刷さんが、1986年に設立しました。いつも刺激的な展示をおこなっています。銀座を訪れる理由の一つです。現在は、『横尾忠則 銀座番外地』展が、開かれています。鑑賞させていただきました。横尾さんが手掛けてきた有名ポスターの数々。そのアイデアスケッチなどを見ることができます。フィニッシュワークが魅力的な物は、その過程さえも、人を惹きつける力を持っていますね。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.05.23
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この数年、衝撃的なアニメが増えていますね。刺激的なシーンが盛り込まれている作品が、人気です。そんな中の一つが、『チェンソーマン』です。藤本タツキさんが描く漫画が、ベースとなっています。初めてこのアニメを見た時、心が、かなり揺さぶられました。そのアニメをテーマにした、展覧会が、『ANIMATION チェンソーマン展』です。西武渋谷店モヴィータ館で開かれています。覗いてきました。アニメの原画や絵コンテ、設定資料などが、とても魅力的に配置されていました。等身大のフィギャアの、迫力も圧巻でした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.04.12
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芸術作品が好きです。芸術に関わる人が好きです。そして、オールド的な作品も、現代的なものも好きです。二月や三月は、芸術大学や美術大学の卒業制作展が、目白押しです。少し前になりますが、愛知県立芸術大学の卒業・修了制作展を観に行かせていただきました。題名は、木木木と書いて、森の卒展だそうです。洒落が気いてますね。若い人たちの発想力、そしてそれをやり遂げるパワーが、校内に満ち溢れていました。社会と向き合ったもの。時代を切り取ったもの。独りよがりではなく、芸術が社会に発信できる可能性を、十二分に表現している作品がたくさんありました。若さは、素晴らしいですね。学生のパワーに感銘を受けました。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.03.19
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島々を橋で繋ぎ、愛媛と広島(広島と愛媛)を結ぶ、瀬戸内しまなみ海道。全長は、およそ60km。愛媛から見ると、今治をスタートし、6つの島を渡ります。終点は、広島の尾道になります。一度は、車で走ってみたかった海道でした。レンタカーを借りました。途中、大三島(おおみしま)で、一旦降りました。いくつか興味あるミュージアムがあり、行ってみたいと思っていました。まず最初に訪れたのが、『今治市岩田健母と子のミュージアム』です。岩田健の彫刻が、屋外展示されています。母と子が主題です。いずれも、母子間の温かい愛を感じる立体作品でした。展示物は、円形のコンクリートの壁の中に、収まります。このミュージアムの設計は、伊東豊雄さんになります。のんびりという言葉が、ぴったりでした。実に、優しく贅沢な時の進み方でした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.03.12
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浦上天主堂から、西方面に進みました。すると現れるのが、平和公園です。長崎の象徴的な空間の一つですね。その公園にそびえ立つ、およそ10m程の高さの像。彫刻家・北村西望さん作の平和祈念像です。公園が造られた1951年から4年後の1955年に、この場所に設置されたと言います。天に人差し指を指す右手は、原爆の脅威を示しているそうです。また他方、水平にピンと伸ばされた左手は、平和を意味していると言います。左右の足の形にも、特徴があります。それらの要素が重なり合い、全体として、ものすごく力強い構図ができていますね。一つのシンボルを形成しているようにも見えます。筋肉の表現にも、美しさがあります。人の心を惹きつける引力を、感じました。その像を前に平和とは何か、再考するのでした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.02.27
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今では、世界中で、美術館による地域興しが行われています。中でも、その建築物自体に吸引力を持たせることは、一つのセオリーと言えます。さて、長崎にも、訪れたいと思っていた美術館が存在しています。2005年に開館した、長崎県美術館です。長崎県立美術博物館を、前身としていると言います。この建物の設計は、隈研吾さんです。運河沿いに、二つの躯体で構成されています。ベイエリアにマッチしたモダンな建物です。館内は、大変ゆったりとしていて、贅沢な時間が流れていました。現在開かれていたのは、「フィンレイソン展」でした。北欧を代表するテキスタイルブランドですね。フィンランドで生まれ、創業200年以上。そのテキスタイルやデザイン画が、ずらりと並んでいました。歴史を垣間見ながら、その魅力を再確認するのでした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
2023.02.25
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大竹伸朗さんと言う、アーティストがいます。彼の作品と対峙する時は、相当の覚悟を持って挑みます。なぜなら、作品から、とてつもないパワーが伝わってくるからです。人間が持つ破壊的なオーラが、作品の周りに漂っているのです。東京竹橋の東京国立近代美術館で、行われている大竹伸朗展。覗いてきました。様々な表現にチャレンジし、多作な大竹さんです。それらの流れを感じながらも、混沌としている空間は、これまた大竹節と言えるでしょう。向こう数日は、接種物は要らない。それ程までに、満足度の高い展示でした。BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。にほんブログ村
2023.01.18
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