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カーブを駆け下る 2000 系「南風」を撮ったあとは速やかに撤収して移動します。トラス橋とガーダー橋が組み合わされて長大な鉄橋となっている吉野川橋梁のたもとでスタンバイします。
車窓から眺めるビューポイントであることから、「千年ものがたり」はこの鉄橋を非常にゆっくりと渡っていきます。乗客をもてなすため、河原には黄色い旗を持った人型のかかしが 20 体ほど並べられています。そして、かかしのほかにも黄色い旗を持った地元の方が 3 人ほどお出迎えに来ています(もしかすると、観光協会などの関係者かもしれません)。定期的に運行されるようになって年月が経っているため、この日のおテツはわたくし一人だけです。いずれにせよ、 20 体のかかしと、リアルな人間 3 人が黄色い旗を列車に向かって振るのです。わたくしも列車がフレームアウトしてから大きく手を振りました。
列車の中でもアナウンスがあったのでしょう。乗客がわたくしたちに向かって手を振ってくれます。こうした交歓風景はお互いの思い出として残っていきます。これからも折に触れて観光列車の撮影に出向いたときには手を振ろうと思いつつ、機材の撤収に取りかかったのでありますよ。
撮影地 :土讃線佃~箸蔵
今日 1 月 14 日は、愛と希望と勇気の日、左義長、タロとジロの日、尖閣諸島開拓の日だそうです。
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