花の名前 0
ラ行の花 0
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春から初夏に、3つに分かれた小葉にギザギサ(鋸歯)のある葉(3出複葉)をつけ、上部でよく枝分かれした茎先に、小さな黄色の5弁花が次々と咲き、淡い緑色の細長い実を結びます。3月7日の誕生花は、水田や水路に咲く湿生植物、タガラシ(田辛子、田枯し)。花の名は、水田に生え食べて辛いことから田辛子という説と、生育する水田ではイネ(稲)を枯らしてしまうことから田枯らしという説があります。 花言葉「不毛にする」は、タガラシの生育する水田ではイネ(稲)の収量が少ないことからつけられたのでしょう。花言葉「意志を貫く」は、光沢のある黄色の花の中央部に緑の果托が盛り上がって立派な長楕円形のりっぱな実になっていく様子からきているのでしょうか。 近くの狭いコンクリートの排水溝の中にタガラシが真冬に花を咲かせるようになり、水が緩むとすぐ抜かれています。排水溝のタガラシは何度抜かれても負けずに、初夏まで何度でもたくましく群生しますが、水田の中では遠慮がちにポツリポツリと生えています。キンポウゲ科キンポウゲ属、耐寒性一年草(越年草)、原産地:北半球タガラシ(田辛子、田枯し)の花言葉:意志を貫く、邪推、悪事、不毛にする、辛抱できない。タガラシ(田辛子、田枯し)の誕生花:―流通時期:―エニシダ 母の日 アジサイ
2016.03.07
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春に、羽状に深く裂けた葉とともに出した花茎に、ハート形をしたピンクや白い花が次々と咲き、長く伸びていく花茎のひとつひとつの花が順々に二つに開きます。3月6日の誕生花は、連なって咲くハート形の華やぐ春の花、タイツリソウ(鯛釣草)。花の名は、弓なりにしなった花茎(釣り竿)に咲く花が釣り糸にかかった鯛のように見えることから名づけられました。別名のケマンソウ(華鬘草)は、たくさん垂れ下がった花を仏殿の装飾具の華鬘(ケマン)に見立ててつけられています。花はハート形にふくらんだ外側の2枚の花弁の下に白い花弁がのぞき、外側の花弁が2つに開くと先端がカールして上を向き、ブロークンハートのような形になります。 花言葉「冷めはじめた恋」「失恋」は、ハートを思わせる愛らしいピンク色の花の花弁が2つに開いてブロークンハートになった花の形からつけられたのでしょう。花言葉「あなたについていく」は、花茎の先頭へと続いて十数輪の花が行儀よく並んで咲く姿からつけられています。花言葉「流れにまかせて」は、ゆらゆらと揺れる長い花茎に十数輪の花がきれいに一列に並ぶ姿からでしょう。 鉢植えのタイツリソウは椿の木の下が気に入ったようで、年々大きくなって花茎も増え、愛らしいピンクの花をたくさん咲かせています。花壇のタイツリソウは春の他の花より一足先に長い花茎に連なる白い花を咲かせます。ケシ科コマクサ属、耐寒性多年草、原産地:中国別名:ケマンソウ(華鬘草)、フジボタン(藤牡丹)タイツリソウ(鯛釣草)の花言葉:流れにまかせて、あなたについていく、あなたに従う、従順、恋心、冷めはじめた恋、失恋。タイツリソウ(鯛釣草)の誕生花:3月6日、3月26日、4月12日、4月26日、4月28日、5月1日、5月20日、6月10日流通時期:ポット苗や鉢花を春に見かけます。四国ガーデン楽天市場支店、園芸ネット プラス、花ひろばオンライン、日本花卉ガーデンセンター、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、小森谷ナーセリー 楽天市場店、e-フラワー、おぎはら植物園さんにあります。
2016.03.06
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早春に、葉に先だって3つに分かれた細い枝先に、銀色の綿毛に覆われ四つに裂けた花弁(萼)の内側が鮮やかな黄色の小花が球状に集まってうつむくように咲きます。3月5日の誕生花は、春を告げて咲く香りのよい花、ミツマタ(三椏)。花(木)の名は、黄褐色の枝が3本ずつ三叉に分かれることから名づけられました。ミツマタは成長が遅く、規則正しく3つに分かれた枝の数で成長年数がわかり、花後につける小さい種子で子孫を増やしていきます。 花言葉「永遠の愛」は、冬枯れの中で両親と子が何代も続くように伸びていく枝先に咲くふんわりしたと花の姿からつけられたのでしょうか。花言葉「肉親の絆」は、3本に分かれた枝を両親と子にたとえてつけられています。花言葉「強靱」は、強い繊維質の樹皮から連想してつけられたのでしょう。ミツマタは江戸時代に渡来し、樹皮は強度が高く良質の繊維を持ち、古くから上質な和紙の原料として利用され、弾力性に富みすかしを入れ易いので、紙幣にも使われています。 花友達のミツマタはツバキの生垣のそばで濃い黄色の花を咲かせ、早春の植物園では、小さなミツマタがたくさんの花をつけていました。ミツマタの園芸品種には、花弁の内側が赤いベニバナ(アカバナ)ミツマタ(紅花三椏、赤花三椏)があります。ジンチョウゲ科ミツマタ属、落葉低木、原産地:中国、ヒマラヤミツマタ(三椏)の花言葉:強靱、意外な思い、壮健、永遠の愛、肉親の絆。ミツマタ(三椏)の誕生花:2月21日、3月5日、3月20日流通時期:苗木を冬~春に見かけます。園芸ネット プラス、千草園芸、打出農園、遊恵盆栽 楽天市場店、Green Box (グリーンボックス)、植木生産販売専門店 芝樹園、e-フラワー、花ひろばオンライン、タカハシグリーンショップさんにあります。
2016.03.05
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春に、3つに裂けた葉(3出複葉)をつけた枝先に白い5弁花が集まって咲き、初夏に粒々の小さな実が熟すと透けるような赤い色に色づきます。3月4日の誕生花は、強い香りとまろやかな酸味があるルビー色の実、ラズベリー。花の名は、英名のraspberryの音読みで、英名は古い方言のrasp(ラズベリー)とberry(小さい果実)から名づけられました。ラズベリーは欧米で品種改良され、赤や黄、黒、紫などの実の色があり、最近ではトゲなしやトゲの小さい品種、鑑賞用の品種もあり、二季なり品種はまた秋にも花が咲いて実がなります。 花言葉「愛情」は、ラズベリーの実でケーキやジャムなどを作って食べさせてもらったことからつけられたのでしょう。花言葉「深い後悔」は、赤いおいしそうな実につられ、うかつに触って手などに傷を負わせる鋭いトゲからつけられています。アメリカ・インディアンの民話には、川面に映る赤い実を採りに川にもぐって溺れかけ、命からがら土手に這いあがったとき頭上の茂みの実に気づき、怒って弓で実を全部川にたたき落とした若者のお話があります。 庭植えの赤い実のラズベリーと鉢植えの黒い実のラズベリーは大きくなりましたが、順に熟していく実はまだジャムにできるほどまとまめて収穫できずにいます。ラズベリーはよく熟すと実が簡単に花托(かたく)から離れ、手に落ちてくるので、水やりをしながらつまみ食いをしています。バラ科キイチゴ属、木立性~半つる性の耐寒性灌木、原産地:ヨーロッパ、西アジア、南北アメリカラズベリーの花言葉:深い後悔、愛情。ラズベリーの誕生花:3月4日流通時期:ポット苗を秋に見かけます。花ひろばオンライン、園芸ネット プラス、四国ガーデン楽天市場支店、e-フラワー、日本花卉ガーデンセンター、千草園芸さんにあります。
2016.03.04
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早春から春に、立ち性や枝垂れ性、ほうき立ち性、矮性などの樹形の枝に葉に先だって、ピンクや淡い紅色、白などの一重や八重の花が枝いっぱいに咲きます。3月3日の誕生花は、ひな祭りに添える華やかな花、ハナモモ(花桃)。花の名は、花を観賞するために品種改良されたモモ(桃)で、モモは実が多く成ることからの百(もも)が転じたという説や、実が赤いことからの燃実(もえみ)が転じたという説などがあります。中国から伝わった桃の字の兆は、おめでたの徴(しるし)やとても大きな数の単位の一つで、モモは多産に通じる木を意味しているそうです。 花言葉「あなたに夢中」は、古代から女性の性のシンボルとされた桃色の花の美しさからでしょう。花言葉「恋のとりこ」は、枝にびっしりと咲く桃色の花が若く健康的な女性をイメージさせることからきているのでしょうか。 近くの公園のハナモモは1本の木に、ピンクの濃淡と白い八重の花が葉のない枝を隠すように咲き分け、毎年花色の咲き分け方が異なり、昨春は白い花が多く見られました。ハナモモは童謡うれしいひなまつりで歌われるように、女の子の健やかな成長を願うひな祭りのひな壇を彩る季節の花で、ご近所でも塀越しに咲く八重咲きの花を見かけます。 あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花 五人ばやしの 笛太鼓 今日はたのしい ひなまつり (作詞:サトウハチロー、作曲:河村光陽)バラ科サクラ属、耐寒性落葉小高木、原産地:中国ハナモモ(花桃)の花言葉:恋のとりこ、よい気立て、あなたに夢中。ハナモモ(花桃)の誕生花:3月3日、3月5日流通時期:苗木や鉢花を冬~早春に見かけます。園芸ネット プラス、日本花卉ガーデンセンター、土っ子倶楽部、ガーデンタウン、花ひろばオンラインさんにあります。
2016.03.03
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早春から初夏に、深く羽状に切れ込んだ葉の間や葉のわきから伸びた花茎の先に、八重や万重に花弁が幾重にも重なった赤い花が華やかに咲きます。3月2日の誕生花は、ボリューム感のある重ねの多い豪華絢爛な赤い花、ラナンキュラス(赤)。花の名は、ラテン語のrana(カエル)で、原種がカエルの住むような湿地に自生することから名づけられました。別名のハナキンポウゲ(花金鳳花)は、華やかな色彩を持つキンポウゲ(金鳳花)で、原種がキンポウゲと同じ5弁の鮮やかな黄色の花であることからつけられています。 花言葉「あなたは魅力に満ちている」は、絹のような肌触りの花弁が幾重にも重なり、遠くからでも人目を引く華やかさがあることからつけられています。ラナンキュラスは赤、白、黄、ピンクなどの花色別の花言葉もあります。 花の少ない冬の花つきのラナンキュラスのポット苗はつぼみから花が開いて散るまでゆっくりしているので、かなり長い間咲きます。鉢に植え替えると春に側芽が出て花茎を伸ばし、主茎の先端につく一番大きい花を中心にたくさんの花が次々と咲きます。キンポウゲ科ラナンキュラス属、半耐寒性の秋植え球根、原産地:中近東、東地中海沿岸別名:ハナキンポウゲ(花金鳳花)ラナンキュラス(赤)の花言葉:あなたは魅力に満ちている。ラナンキュラス(赤)の誕生花:1月31日、3月2日ラナンキュラスの花言葉:名誉、光輝を放つ、晴れやかな魅力、あなたは魅力に富んでいる。ラナンキュラスの誕生花:1月29日、1月31日、2月25日、3月2日、3月6日3月20日、4月3日、5月25日流通時期:球根を晩夏~秋に、花つきポット苗や鉢花を冬~早春に見かけます。緑の風yamashoku、ゲキハナ 感激安心のお花屋さん、産直花だん屋、ガーデニング専門店 hana*world、園芸ネット プラスさんにあります。
2016.03.02
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春から初夏に、白い綿毛におおわれた細長い花茎の先に、青やピンク、白などの花弁の先が大きく切れ込んだ小花(筒状花)がたくさん集まった花(頭花)が次々と咲きます。3月1日の誕生花は、端午の節句が近づく頃から咲く透明感のある青い花、ヤグルマギク(矢車菊)。花の名は、花の形が鯉のぼりの竿の先で風を受けて回る矢車に似ていることから名づけられました。別名のコーンフラワーは、トウモロコシなどのタネに混じって畑に定着し、たくましく育つことからつけられています。ヤグルマギクはプロシア(のちのドイツ)の皇后ルイーズがナポレオンに侵攻された際、麦畑に隠れて花輪を作り子供たちの慰めにしたという逸話があり、ドイツの国花にもなっています。 花言葉「繊細」「繊細な心」は、周りにつく長い筒状花と、中心の短い筒状花からなる優美な花の形からつけられたのでしょう。花言葉「独身生活」は、つぼみがボタンの形をしていて独身の男性がこの花を襟元につける習慣があり、別名でバチャローズボタン(独身者のボタン)と呼ばれていたことからきています。 ヤグルマギクは小学校の花壇で育てたときにはユキノシタ科のヤグルマソウ(矢車草)と同じ名で呼ばれ、ご近所の庭などでも青い花をよく見かけました。ガーデニングを始めてすぐ、郷愁から庭に青藍色の花をタネから育て、ご近所では今でも青い花やピンクの花をたまに見かけます。キク科ケンタウレア属、秋まきの耐寒性一年草、原産地:ヨーロッパ東南部別名:コーンフラワー、ヤグルマソウ(矢車草)ヤグルマギク(矢車菊)の花言葉:繊細、繊細な心、幸福感、優美、優雅、独身生活。ヤグルマギク(矢車菊)の誕生花:3月1日、3月5日、4月11日、4月26日、5月11日流通時期:タネを晩夏~秋に、ポット苗を冬~早春に見かけます。ハッピーガーデン、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、花ひろばオンラインさんにあります。 ヤグルマソウ
2016.03.01
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晩春から初夏にかけて、糸のように細かく分かれた葉(苞)の上にふんわりと、不思議な形の空色の花が咲き、花弁(萼)が重なり合った花の中心に実が風船状にふくらみ始めます。3月31日の誕生花は、繊細な葉からのぞく姿が幻想的なクロタネソウ(黒種草)の花、ニゲラ。花の名(属名)は、ラテン語のNiger(黒い)で、タネが黒いことから名づけられました。別名のクロタネソウ(黒種草)も黒いタネの色からつけられています。英名のlove in a mist(霧の中の恋)は、糸状の細かい葉(苞)に包まれた幻想的な花のイメージからきているのでしょう。英名のdevil in a bush(茂みの中の悪魔)は、藪状に茂みを作り、実が先端にツノ状の突起をもつことから呼ばれています。 花言葉「当惑」は、英名のlove in a mist(霧の中の恋)から連想してつけられています。クロタネソウには風変わりな花の形から、好きな人と会うことができなくて悶えて死んだ女性の化身という伝説があります。花言葉「夢で会いましょう」「夢の中の恋」は、この伝説によって花を枕の下に入れて眠ると、夢の中で恋しい人に会うことができるといわれていることからつけられています。 ニゲラは花壇に植えると、レースのような特殊な葉(苞)が花を包み、細かく分かれた葉がよく茂り、次々と花を咲かせながら、藪のような茂みの中で実を次々とふくらませています。花色は紫、ピンクなどもあり、八重咲きは花弁が萼のように発達していますが、最近見かけなくなった一重咲きは花弁が退化してあまり目立たない花でした。キンポウゲ科ニゲラ(クロタネソウ)属、秋まき一年草、原産地:地中海沿岸、西アジア別名:クロタネソウ(黒種草)ニゲル(クロタネソウ)の花言葉:夢で会いましょう、夢の中の恋、夢路の愛情、当惑。ニゲル(クロタネソウ)の誕生花:3月8日、3月31日、4月7日、8月7日流通時期:ポット苗を春に見かけます。花みどりマーケット、産直花だん屋、大神ファーム、錦幸園 楽天市場店さんにあります。 ブルーの花
2015.03.31
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冬の終わりから春に、長く伸びたつるの葉のわきから出した花茎につぼみを数十個つけ、蝶のような形のすみれ色や白などの小花が小さな房になり、垂れさがって咲きます。3月30日の誕生花は、小さな小さなすみれ色の胡蝶蘭のようなかわいい花の群れ、ハーデンベルギア。花の名は、ドイツのハーデンベルグ伯爵夫人(Franziska von Hardenberg)にちなんで名づけられました。別名のコマチフジ(小町藤)は、小さな花房がフジ(藤)に似ていることから呼ばれています。 花言葉「壮麗」は、花径1cmほどの花が房になり、濃緑色の厚い葉がかくれるほど豪華に美しく咲く姿からつけられています。花言葉「奇跡的な再会」は、からみつく場所を探して伸びたつるが同じつるの元の方に戻ってからみつく姿からでしょうか。 鉢植えのハーデンベルギアは土に根を下ろしてフェンスにからみつき、暖かくなると、葉のわきにたくさんのつぼみをつけたつるを伸ばしながら、葉芽のわきにさらにつぼみをつけています。つるは行きつ戻りつフェンスをおおい、花房は幾重にも重なり合って、プロが育てた元の鉢花からは想像もできなかったほど、たくましく大株になっています。マメ科ハーデンベルギア属、半耐寒性常緑つる性低木、原産地:オーストラリア、タスマニア別名:コマチフジ(小町藤)ハーデンベルギアの花言葉:壮麗、広い心、思いやり、過去の愛、奇跡的な再会、運命的な出会い。ハーデンベルギアの誕生花:2月6日、3月22日、3月26日、3月30日、4月11日流通時期:鉢花を冬~早春に見かけます。トオヤマグリーン、ガーデニングショップ四季の里さんにあります。 カリフォルニアライラック ヤマボウシ
2015.03.30
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春から晩春に、紫や白、ピンクなどの小さい花が枝先に大きな円錐状に集まって咲き、さわやかな風に揺れながらよい香りを漂わせます。3月28日の誕生花は、初夏の訪れを告げる北の大地に咲く華やかな花、ライラック。花(木)の名は、英名のlilacからで、英名はペルシャ語のlilak(青色)に由来し、薄紫色の花色からきています。フランス名のリラ(lilas)はフランスでは一年で最も心地よい季節に咲く花とされていて、白いリラは青春のシンボルだそうです。 花言葉「若き日の思い出」は、フランスやイギリスに憧れた若き日の追憶といった気持ちをこめてつけられています。また、花の香りとやわらかく美しい花の印象に与えられたものでもあるそうです。花言葉「青春の喜び」は、春の一番気候のよいときに、枝先にたくさんの花がかたまって集うように咲く姿を、人生の春を過ごす青年にたとえてつけられたのでしょうか。ライラックは紫、白、ピンク、赤の花色と八重咲きによる花言葉もそれぞれつけられています。 ライラックの花弁が4つに裂けている花の中に、もし5つに裂けているラッキーライラックを見つけたら、誰にも言わずにその花を飲み込むと、愛する人と永遠に過ごせるという言い伝えがあるそうです。植物園の高くなった木の梢の先で、風に揺れる花5弁の花を望遠鏡で見つけても、手にできそうにありません。モクセイ科ハシドイ属、落葉中木、原産地:ヨーロッパ 別名:リラ、ムラサキハシドイ(紫丁香花)ライラックの花言葉:愛の芽生え、青春の喜び、若き日の思い出、無邪気、友情。ライラックの誕生花:3月28日、4月12日、5月2日、5月11日、5月17日、5月25日、6月12日ライラック(紫)の花言葉:恋の芽生え、初恋、初恋の感激。ライラック(紫)の誕生花:5月30日ライラック(白)の花言葉:若者の純潔、青春の喜び、無邪気。ライラック(白)の誕生花:6月26日ライラック(ピンク)の花言葉:思い出。ライラック(ピンク)の誕生花:6月30日ライラック(赤)の花言葉:愛の芽生え。ライラック(八重咲き)の花言葉:優しく控えめな女性。流通時期:鉢植えを冬~春に見かけます。園芸ネット プラス、日本花卉ガーデンセンター、SORA、産直花だん屋、千草園芸、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、花ひろばオンラインさんにあります。 姫ライラック
2015.03.28
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春から初夏にかけて、縁にギザギザのある卵形の葉のわきから花茎を伸ばして、黄や赤、赤い斑点が細かく入った黄色のなどの下部の唇弁が袋状にふくらんだ二唇形の花がたくさん咲きます。3月27日の誕生花は、袋のような形をしたユニークなキンチャクソウ(巾着草)、カルセオラリア。花の名(属名)は、ラテン語のcalceolus(小さな靴、スリッパ)で花の形からつけられたという説と、イタリアの植物学者F. Calceolariの名にちなむという説があります。別名のキンチャクソウ(巾着草)は、上の花弁が小さく、下の花弁が大きい袋状している花の形を巾着袋にたとえてつけられています。英名も同じようにPocketbook(財布)flowerと呼ばれています。 花言葉「あなたに私の財産をささげます」は、巾着袋の中にあるお金を連想してつけられたのでしょう。花言葉「強い愛」は、愛があれば貧しくても幸せといわれているようなので、高い経済力に裏打ちされると愛がますます強固になるということでしょうか。花言葉「私の伴侶に」は、結婚相手から求められる条件の一つである収入をクリアする、巾着袋にたとえられた花の形からでしょう。 ガマ口の色はレッド、オレンジバイカラー、イエローバイカラーなど色々あり、上の花弁の黄色い留め金の赤いガマ口がお気に入りでしたが、オシャレでも赤い財布はお金がたまらないそうです。温室で育てられた鉢花は日の当たる窓辺で楽しんで、春になって庭植えして、月1~2回薄めの液肥を与えると、また花がよく咲きます。キンチャクソウ科キンチャクソウ属(ゴマノハグサ科カルセオラリア属)、非耐寒性秋まき多年草(一年草扱い)、原産地:メキシコ、ペルー、チリ、ニュージーランド別名:キンチャクソウ(巾着草)カルセオラリアの花言葉:強い愛、援助、あなたを伴侶に、私の伴侶、援助、あなたに私の財産をささげます。カルセオラリアの誕生花:1月30日、3月27日、4月24日、5月23日流通時期:ポット苗や鉢花を冬~早春に見かけます。ニオイバンマツリ 春植え球根
2015.03.27
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晩春から初夏に、放射状にたくさん伸びた細い枝の葉のわきに、鮮やかな黄色い蝶形の小さな花が群れるように咲きます。3月26日の誕生花は、伝説の魔女の空飛ぶ箒の木、エニシダ(金雀枝)。花の名は、旧属名で、ラテン語のgenistaがオランダでgenista(ヘニスタ)となり、スペインで hiniesta(イニエスタ)となり、日本でエニスタから変化したといわれています。漢字の金雀枝は中国で、細い枝が満開の花の重みでゆるやかに垂れる様子を、細枝に金の雀が連なっている姿にたとえてつけられています。単にエニシダというと学名Cytisus scopariusを指し、園芸品種にはヒメエニシダ(姫金雀枝)やホオベニエニシダ(頬紅金雀枝)などがあります。 花言葉「清潔」「きれい好き」は、昔のヨーロッパで細い枝をたばねた箒を作って掃除をしていたことからつけられています。花言葉「豊穣」は、たくさんの花が枝にびっしりと咲くことからつけられていて、イギリスでは豊穣の象徴とされています。花言葉「卑下」は、兄を殺してアンジュー伯になった弟が罪を悔いてのエルサレムへの巡礼中に、エニシダの枝に何度も引っかかれて、毎日枝を手に懺悔したというお話からつけられたそうです。後に、孫のアンジュー伯(フランスの貴族)がエニシダの木(planta genesta)を意味する中世イングランドのプランタジネット朝の初代国王ヘンリー2世になります。 子供の頃、町内の家に植えられていたエニシダは2mほどの高さで、まっすぐな幹の上部からたくさんの枝を出して箒状になって、葉がほとんど見えないくらい枝いっぱいに花を咲かせていました。今は庭植えのエニシダをご近所では見かけなくなり、ヒメエニシダの鉢植えを楽しんでいます。 マメ科エニシダ属、耐寒性常緑低木、原産地:地中海沿岸エニシダ(金雀枝)の花言葉:卑下、謙遜、清潔、きれい好き、豊饒、幸せな家庭、恋の苦しみ。エニシダ(金雀枝)の誕生花:3月12日、3月26日、3月30日、4月8日、4月14日流通時期:鉢花を早春から見かけます。ガーデニング専門店 hana*world、園芸ネット プラス、花ひろばオンライン、おぎはら植物園、Green Box (グリーンボックス)、花のまちころぼっくる、癒し空間 One’s Garden&Plantsさんにあります。
2015.03.26
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春に、固いつぼみを6~10個つけた細い花茎を伸ばして、らせんをまいたようなつぼみがゆるやかに花弁を開き、淡いブルーやピンク、白などの5弁花が咲きます。3月25日の誕生花は、フロックスの仲間で地を這うタイプ、ツルハナシノブ(蔓花忍)。花の名は、流通名で、葉の形をシダ植物のシノブ(忍)にたとえたハナシノブ(花忍)とは別属です。ツルハナシノブの学名Phlox stoloniferaは、属名がギリシャ語の火炎(phlogos)で、リクニスの赤い花色に由来し、後にフロックスに転用されたもので、種小名はstolonifera(匍匐する茎のある)です。 花言葉「謙遜」は、茎先に花が四方に向いてたくさん咲いても、素朴でやさしい花からつけられたのでしょうか。花言葉「清楚」は、淡いブルーや白の花色と一重の花形からつけられたのでしょう。 ツルハナシノブは茎が横に這うようにして伸び広がるので、這性フロックスとも呼ばれていますが、環境が合わないようでどんどん広がることなく、猛暑の夏には半日陰でも消えてしまいます。ネームタグにツルハナシノブとある香りフロックス(学名Phlox divaricata)のホワイトパヒュームは丈夫で、毎年鉢いっぱいに白い花が咲き、やわらかな香りがします。ハナシノブ科フロックス属、耐寒性・耐暑性多年草、原産地:北米別名:フロックス・ストロニフェラ、這性フロックスツルハナシノブの花言葉:清楚、謙遜、温和。ツルハナシノブの誕生花:3月25日流通時期:ポット苗を冬~春に見かけます。おぎはら植物園、花みどりマーケット、ハッピーガーデンさんにあります。 ハナシノブ 培養土
2015.03.25
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早春に、淡い緑と褐色の斑の入った2枚の葉を広げた間から出した花茎の先に、淡い紅紫色の可憐な花が一輪、花弁を後ろにそらして咲きます。3月24日の誕生花は、山里でひそやかに春の訪れを告げる山野草、カタクリ(片栗)。花の名は、傾いた籠(かご)状の花からのカタカゴがカタコ、カタコユリ、カタクリになったという説や、葉の形が栗の子葉に似ていることからという説があります。2枚葉になって花をつけるまでの7~8年は葉が1枚なので、鹿の子模様の葉を1枚だけ出す(片葉)ことからきた片葉鹿の子(かたはかのこ)が転じたという説もあります。 花言葉「初恋」は、うつむき加減に咲く紅紫色の花の姿に、恥じらいが先だって自分の気持ちをうまく伝えられない切ない気もちを託したのでしょう。花言葉「寂しさに耐える」は、秋に落葉樹林の地下で目覚めてからずっと春のやわらかな日ざしを待って可憐に咲くことからつけられたでしょうか。花言葉「嫉妬」は、6枚の花弁を後ろにそらせた花の形が燃え上がる炎を連想させることからついたようです。 カタクリは早春に芽生えて花を咲かせ、他の草木が大きくなる初夏に休眠に入るので、地上にいるのは春の間だけの春植物(スプリング・エフェメラル)です。昔、ゴールデンウィークに雪がわずかに残る山里のくぼ地で、思いがけずカタクリの花が点々とたくさん咲いていました。春の植物園の木陰で、カタクリの仲間のキバナカタクリ(黄花片栗)を見かけました。ユリ科カタクリ属、秋植えの耐寒性球根、原産地:日本カタクリ(片栗)の花言葉:初恋、嫉妬、寂しさに耐える。カタクリ(片栗)の誕生花:3月24日、4月24日流通時期:球根を秋に、芽だしポット苗や鉢花を早春に見かけます。紫桜館 山の花屋 楽天市場店、園芸ネット プラス、charm 楽天市場店、日本花卉ガーデンセンター、ガーデン・チコリ 彩乃里、山野草と盆栽の専門店ヴェールモア、片岡笑幸園「悠々の森」さんにあります。
2015.03.24
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冬の終わり頃から春に、横に這うように太い根茎から出たつややかな厚い葉のわきに、次々と伸びる花茎の先に、淡いピンクの五弁花がかたまって咲きます。3月23日の誕生花は、常緑の葉とかんざしのようにきれいな花、ヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪の下)。花の名は、ヒマラヤ山脈周辺地域の林や岩場に自生し、つやのある大きい葉が冬でも雪の下からのぞいていることから名づけられました。別名(属名)のベルゲニア(Bergenia)は、ドイツの植物学者Karl August von Bergenの名にちなんでつけられています。別名のオオイワウチワ(大岩団扇)は、岩場に生え、葉を団扇に見立てたイワウチワ(岩団扇)より葉が大きいことからつけられています。 花言葉「忍耐」「秘めた感情」は、冷たい雪の下でも葉が枯れることなく、早春に花を咲かせることからつけられたのでしょう。花言葉「順応」は、明治初期に遠くヒマラヤから渡来して、冬の日陰にも真夏の暑さにも土も選ばず、どんな環境にも合わせられることからきているでしょうか。 ヒマラヤユキノシタはガーデニングを始めた頃、庭でのびのびと増え広がって、たくさんの花を咲かせていました。今では他の草丈の高い花に囲まれて、花が咲きにくくなったので、プランターに子株を植え替えたら、窮屈そうですが、また花を見せてくれるようになりました。ユキノシタ科ベルゲニア属、耐寒性多年草、原産地:ヒマラヤ山脈別名:ベルゲニア、オオイワウチワ(大岩団扇)ヒマラヤユキノシタの花言葉:順応、忍耐、深い愛情、情愛、秘めた感情、切実な愛情。ヒマラヤユキノシタの誕生花:1月7日、2月14日、3月23日流通時期:ポット苗を冬~早春に見かけます。園芸ネット プラス、日本花卉ガーデンセンター、産直花だん屋、トオヤマグリーン、おぎはら植物園、ガーデンタウンさんにあります。 ユキノシタ
2015.03.23
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晩春になると、深い切れ込みの入った柔らかな葉をつけた茎先などに、黄色や舌状花の外側が白い覆輪になっている黄色い花が咲きます。3月22日の誕生花は、冬から春まで摘みとり収穫できるキクナ(菊菜)、シュンギク(春菊)。花の名は、春にキク(菊)に似ている花を咲かせることから名づけられました。シュンギクは17世紀に伝わったとされ、東アジア地域では食用にしていますが、ヨーロッパでは観賞用に栽培されているそうです。草丈の長短や葉の切れ込みによって、大葉、中葉、小葉などの品種があります。別名のキクナ(菊菜)は、関西で香りと葉や花の形から呼ばれています。 花言葉「とっておき」は、冬から春まで長い間、独特の香りのある葉を楽しんだあと、きれいな花を咲かせることからつけられたのでしょう。花言葉「豊富」は、カロテンの含量が多く、ビタミンC、カルシウム、鉄分なども豊富に含まれていることからつけられたのでしょうか。それとも、新芽を摘みとって収穫するとわき芽が伸びて春まで何回も収穫できることからでしょうか。 ご近所の畑では、鍋物の季節が過ぎてそのまま残されたシュンギクが長く伸びた茎に、輝くような黄色い花を次々と咲かせています。家庭菜園では、葉の切れ込みが多く香りの強い中葉が作られています。キク科シュンギク属、春まき・秋まき耐寒性一年草(二年草)、原産地:地中海沿岸別名:キクナ(菊菜)シュンギク(春菊)の花言葉:豊富、私を信じて下さい、とっておき。シュンギク(春菊)の誕生花:3月22日流通時期:タネを秋~春に、栽培キットを春に見かけます。ホンダウォークさんにあります。マーガレット 鉢植え
2015.03.22
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春に、短い枝先の銀色の毛皮をかぶったようなつぼみの日当たりのよい南側がふくらみを増して、花弁の外側が赤紫色で内側がほんのりと紫がかった大きな六弁花が上向きに咲きます。3月21日の誕生花は、香りと存在感のある春の代表花木のシモクレン(紫木蓮)、モクレン(木蓮)。花の名は、花がハス(蓮)似ていて木に咲くことから名づけられました。かつては花をラン(蘭)に見立ててモクラン(木蘭)と呼ばれていました。別名のシモクレン(紫木蓮)は花色からつけられています。モクレンの仲間にはハクモクレン(白木蓮)、サラサモクレン(更紗木蓮)があります。 花言葉「自然への愛」は、枝先に紫色の大きな花が自然を謳歌しているように咲き誇る姿からつけられているそうです。花言葉「高潔な心」は、ハス(蓮)に似ていて、上品な香りを漂わせる気品のある花の美しさからつけられたのでしょう。原産地の中国では古くから高貴な花と尊ばれ、宮中や寺院に植えられ、日本でも社寺や庭園などに利用されています。 近くの公園では、ハクモクレンが咲いて散ってソメイヨシノが満開になると、先端が北を指すシモクレンのつぼみが次々とふくらみ、半開きの花が咲きます。高い小枝の先に咲くので、見上げることが多い花ですが、たまに目の下で咲いて、半開きの花の中をのぞかせてくれます。モクレン科モクレン属、落葉小高木、原産地:中国別名:モクレンゲ(木蓮華)、シモクレン(紫木蓮)モクレン(木蓮)の花言葉:自然の愛、高潔な心、崇敬。モクレン(木蓮)の誕生花:3月21日、3月27日、7月4日流通時期:苗木を冬~早春に見かけます。園芸ネット プラス、花ひろばオンライン、バラ苗・野菜苗・さいじょう緑花、e-フラワー、千草園芸、日本花卉ガーデンセンター、GRANDYさんにあります。
2015.03.21
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春から初夏にかけて、地を這って広がった茎につく羽状の葉のわきからまっすぐ伸びた花茎の先に、紅紫色の小さな蝶形の花が輪状に集まって咲きます。3月20日の誕生花は、紫の雲のように低くたなびくゲンゲ(紫雲英)のお花畑、レンゲソウ(蓮華草)。花の名は、花を仏像の蓮華座に見立てたという説とハス(蓮)の花に見立てたという説があります。別名のゲンゲ(紫雲英)は、紫雲(おめでたい雲)と英(花)で、紅紫色の花が一面に咲いている様子を遠くから見ると紫の雲がたなびいているように見えることからつけられています。 花言葉「心が和らぐ」「わたしは苦痛をやわらげる」は、ギリシャ神話のお話で、ニンフが変身したレンゲソウを誤って摘んで、自ら花になったドリュオペの気持ちを伝えています。ドリュオペと妹のイオレは祭壇を飾る花を野に摘みに行き、川辺近くに美しい花を見つけたドリュオペが摘むと、折った茎から血が流れでたのに驚いて投げ捨て、足をあげようとしました。でも、ドリュオペの足が草に変わりすっかり根が張っていて、だんだん草に変身しながら、イオレに「もうこれからは花を摘まないで、花はみな女神が姿を変えたものだから」と言い残しました。 子供の頃は、レンゲの花が辺り一面に咲くあちこちの田んぼの中で花冠をつくって遊び、特にきれいな花を花束にして持ち帰り、花瓶に飾るとすぐしおれ、親にこういわれました。手に取るな やはり野に置け 蓮華草江戸時代に滝野瓢水が遊女を身請けしようとした友人を止めるために詠んだ俳句で、そのものにふさわしい環境に置くことがよいというたとえとして使われます。最近またご近所で、レンゲ畑を見かけるようになりましたが、花を摘む子供の姿はなく、葉より突き出て咲く花が淡いピンクの雲のように浮き出ていました。マメ科ゲンゲ属、秋まき一年草、原産地:中国別名:ゲンゲ(紫雲英)レンゲソウ(蓮華草)の花言葉:私の幸福、心が和らぐ、あなたは幸福です、わたしは苦痛をやわらげる。レンゲソウ(蓮華草)の誕生花:3月12日、3月20日、4月8日、4月13日、4月18日流通時期:タネを晩夏~秋に見かけます。噴水 庭池 セット苗
2015.03.20
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春から初夏に、鋭いトゲがある羽状に裂けた葉をつけ、まっすぐ伸びて枝分かれした茎先に、赤紫色の筒状花の集まった頭花がふんわりと咲きます。3月19日の誕生花は、緑の野に咲く赤紫色のノアザミ(野薊)の花、アザミ(薊)。花の名は、花を折ろうとするとトゲが刺さることからの古語のあざむ(驚いてあきれる)が転訛したという説と、沖縄八重山地方の方言のアザ(棘)と接尾語のミからという説などがあります。アザミの仲間には、ノアザミ(野薊)やオニアザミ(鬼薊)、ノハラアザミ(野原薊)、フジアザミ(富士薊)などがあります。 花言葉「触れないで」は、鋸歯の葉のトゲの多さと鋭さからがつけられています。花言葉「素直になれない恋」は、おしべとめしべが飛び出したやわらかできれいな赤紫色の頭花の根元にある総苞や茎葉に、チクチク刺すトゲがあることからでしょうか。花言葉「厳格」「権威」は、葉や太い茎がトゲにおおわれて気軽に手を出せない厳しい様子からつけられています。花言葉「独立」「報復」は、デンマークとの戦争で収めた大勝利を記念し、アザミを救国の花としているスコットランドの故事に基づいています。 10世紀頃、デンマークと戦争したとき、城の回りの堀を裸足で越えようとして、アザミのトゲで足を刺した敵の偵察兵を捕らえてデンマーク軍の作戦を聞き出して敵の裏をかいて勝利しました。ドイツアザミはノアザミ(野薊)を品種改良したトゲが少ない園芸品種で、ピンクや白、紅などの花色があります。キク科アザミ属、耐寒性・耐暑性多年草、原産地:日本、北半球別名:シソウ・トゲクサ(刺草)アザミ(薊)の花言葉:独立、権威、厳格、復讐、報復、触れないで、安心。アザミ(薊)の誕生花:3月19日、4月19日、6月29日、7月1日、9月14日、10月21日流通時期:ポット苗や鉢花を早春に見かけます。charm 楽天市場店、e-フラワー、日本花卉ガーデンセンター、ここなぎ、園芸ネット プラス、花みどりマーケットさんにあります。 ルリタマアザミ
2015.03.19
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早春に、葉に先だって小枝の節に、小さな淡黄色の花が5~10輪ほど連なって、枝にぶら下がって咲いたあとに、葉脈のはっきりした葉が出ます。3月18日の誕生花は、茶花として人気の春を告げる花木、トサミズキ(土佐水木)。花(木)の名は、土佐(高知県)に自生し、葉がミズキ(水木)に似ていることからという説と、マンサク(満作)同様に木いっぱいに花をつける満木(ミタスキ)の転訛という説があります。トサミズキの仲間には、ヒュウガミズキ(日向水木)、キリシマミズキ(霧島水木)、コウヤミズキ(高野水木)などがあります。 花言葉「優雅」は、ヘラ形の5枚の花弁の間からおしべの暗赤色の葯をのぞかせた小花が、糸で通したように連なる花房の上品な美しさからつけられています。花言葉「伝言」は、枝の節ごとにたくさんぶら下がるイヤリングのような花房が風に揺れると、花と花が互いにささやきあっているように見えることから連想してつけられたのでしょう。 鉢植えの香りトサミズキはニオイトサミズキ(匂い土佐水木)ともシナミズキ(支那水木)とも呼ばれていて、トサミズキより花数が多く、淡い黄緑がかった花がほのかに香ります。公園のトサミズキは株立ち状の低い樹高で、たくさんの花穂を垂れ下げて咲き、初夏になると葉の間に実が連なってなり、秋に熟すと弾け黒いタネが出ます。マンサク科トサミズキ属、耐寒性落葉低木、原産地:日本トサミズキ(土佐水木)の花言葉:愛、伝言、優雅。トサミズキ(土佐水木)の誕生花:3月18日流通時期:鉢植えや苗木を冬~春に見かけます。おぎはら植物園、園芸ネット プラス、植木生産販売専門店 芝樹園、ガーデンタウン、花ひろばオンライン、日本花卉ガーデンセンター、千草園芸さんにあります。
2015.03.18
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早春から初夏に、先が尖って縁に粗いギザギザのある葉をつけてすっと伸びた花茎に、淡いピンクやブルーなどのパステルカラーの小花がふんわり房になって、あふれるように咲き続けます。3月17日の誕生花は、蝶が飛んでいるようなかわいい花、ネメシア。花の名(属名)は、キンギョソウ(金魚草)の一種につけたギリシャ古名で、花の形が金魚を連想させることから名づけられました。ネメシアは赤や黄、オレンジなどカラフルで大輪の花を春に咲かせる一年草タイプと、春から秋まで花を長く楽しめる多年草タイプ(宿根ネメシア)があります。 花言葉「過去の思い出」は、属名のキンギョソウからの連想で、子供の頃にお祭りの夜店で金魚すくいをしたことや飼っていた金魚のなつかしい思い出からでしょうか。花言葉「包容力」は、惜しげもなく次々と咲くふんわりと甘く優しい色合いの花の印象からつけられたのでしょう。 サンサシアネメシアは咲き進むにつれて花色が変わるものやバニラのような甘い香りのあるもの、斑入り葉などバラエティ豊かで、寄せ植えにして楽しめます。サンサシアは一年草と宿根ネメシアの交雑品種で、這い性と半這い性、立ち性があり、黄や赤などカラフルで大きな花が咲き誇ります。ゴマノハグサ科ネメシア属、耐寒性多年草、原産地:南アフリカ別名:ウンランモドキ(海蘭もどき)ネメシアの花言葉:正直、包容力、偽りのない心、過去の思い出。ネメシアの誕生花:3月17日、4月12日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。Green Box (グリーンボックス)、園芸ネット プラス、世界で一つの花、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、ハッピーガーデンさんにあります。
2015.03.17
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春になると、枝先から出した長い花柄の先に桃紅色のつぼみが数個ずつ吊り下がり、一重や半八重の桃白色の花が房状に垂れ下がって咲きます。3月16日の誕生花は、美人を指す代表花のひとつ、ハナカイドウ(花海棠)。花(木)の名は、花の美しいカイドウ(海棠)で、漢名の海棠は外国からきたナシ(棠)からつけられています。別名のカイドウ(海棠)には実を楽しむミカイドウ(実海棠)と、ハナカイドウがありますが、単にカイドウというと、ハナカイドウを指すことが多いそうです。 花言葉「美人の眠り」「艶麗」は、世界三大美女の一人とされている楊貴妃の故事からつけられています。唐の玄宗皇帝が、ほろ酔い機嫌で寝た楊貴妃を呼びにやったところ、まだ眠そうな顔をして現れたのを見て、「海棠の眠り未だ足らず」といったので、海棠は中国では眠花と呼ばれているそうです。 日本でも、美人が雨にぬれた海棠の花のようにうちしおれている可憐な様子をたとえて、海棠の雨に濡れたる風情というそうで、雨にぬれてほんのりと紅をふくむうつむきがちの花は「艶麗」です。ご近所では、ハナカイドウは鉢植えではなく、玄関先や畑の片隅に植えられているので、花数が多く、固まって咲く雨に濡れた花の姿はしとやかな貴婦人のようです。バラ科リンゴ属、耐寒性落葉低木~小高木、原産地:中国別名:カイドウ(海棠)、スイシカイドウ(垂糸海棠)、ナンキンカイドウ(南京海棠)ハナカイドウ(花海棠)の花言葉:艶麗、美人の眠り、温和、友情。ハナカイドウ(花海棠)の誕生花:2月7日、2月25日、3月6日、3月16日、3月25日、3月26日、4月5日、4月14日、4月8日、4月20日流通時期:鉢花を春に見かけます。千草園芸、園芸ネット プラス、花ひろばオンライン、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、ソムリエ@ギフト、モダン盆栽 中村屋、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。
2015.03.16
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春に、左右に広げた肉厚の濃緑の美しい葉の間に固まったつぼみをのぞかせ、暖かくなると太い花茎を伸ばして、鮮やかなオレンジや黄色の漏斗形の花が次々と咲きます。3月15日の誕生花は、華やかに春の訪れを告げる明るい花、クンシラン(君子蘭)。花の名は、学名Clivia nobilisの種小名のnobilisからで、種小名はラテン語のnobili(高貴な)に由来し、ラン(蘭)のように美しく整った葉と気高く凛とした雰囲気の花から名づけられました。本来のクンシランであるClivia nobilは淡い色の花が下向きに咲きますが、現在は花が上向きに咲くウケザキクンシラン(受け咲き君子蘭)のClivia miniataを指しています。 花言葉「望みを得る」は、属名(別名)のクリビアが英国クライブ家出身で、高貴な公爵夫人になったことからきたのでしょうか。花言葉「高貴」「貴い」は、身分や品位の高い人を指す君子からつけられたのでしょう。 鉢植えのクンシランは丸めで短めの葉をしたダルマ系のオレンジ色の花を咲かせる姫達磨と、葉が細めで長く黄色い花を咲かせる普通種があります。黄花のクンシランは最初葉が3枚から育てて、3年後に10枚になって、大きなクリーム色の花を咲かせました。植え替えた年には花茎が2本出て、いっそう華やかに咲きました。クンシランは品種改良が進んで、花形や花色のバリエーションが増え、美しい斑入り葉もあります。ヒガンバナ科クンシラン属、半耐寒性多年草、原産地:南アフリカ別名:クリビア、ウケザキクンシラン(受咲き君子蘭)クンシランの花言葉:高貴、望みを得る、幸せを呼ぶ。クンシランの誕生花:2月4日、3月5日、3月15日、4月13日流通時期:鉢花を冬~早春に見かけます。千草園芸、園芸ネット プラス、あなたの街のお花屋さんイングの森、花のまちころぼっくる、はなや IchiJin‘いちじん’、小森谷ナーセリー 楽天市場店、e-フラワーさんにあります。
2015.03.15
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早春から初夏まで、よく分枝してたくさん伸びた細い花茎の先に、さわやかなブルーの花弁(舌状花)に花芯(管状花)が濃いブルーの花が一輪ずつ、次々と咲きます。3月14日の誕生花は、花芯に宝石をちりばめたような青い花、フェリシア。花の名(属名)は、ラテン語のfelix(恵まれている、幸福な)で、花の形や花数が多いことから名づけられました。フェリシア属には、花芯が黄色い多年草のブルーデージー(Felicia amelloides)と、秋まき一年草のフェリシア(Felicia heterophylla)があり、フェリシアといえば一年草を指すそうです。 花言葉「恵まれている」「幸福」は、次々ときれいな花を咲かせることからつけられたのでしょう。フェリシア(Felicia)は欧米では「幸福」を意味する一般的な女性名です。 フェリシアは朝に花弁を開き、夕方に広い花弁がくるっと丸まって休み、何日かそれを繰り返していました。お花屋さんで初めて見かけたフェリシアは、株によって微妙に色合いの違う淡いブルーや濃いブルー、薄いピンクなどがありました。キク科フェリシア属、半耐寒性秋まき一年草、原産地:南アフリカ別名:フェリキアフェリシアの花言葉:幸福、恵まれている。フェリシアの誕生花:3月14日流通時期:ポット苗を春に見かけます。ブルーデージー 花苗
2015.03.14
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初夏から夏にかけて、線形の葉の間から伸びた花茎の先につぼみをたくさんつけ、黄や赤、オレンジ色などの小輪や大輪の花が毎日、1~2輪ずつ咲きます。3月13日の誕生花は、くっきりした花形と明るい花色の魅力あふれる一日花、ヘメロカリス。花の名(属名)は、ギリシャ語のhemera(一日)とcallos(美)で、美しい花が一日でしぼむことから名づけられました。ヘメロカリスは日本や中国原産のユウスゲ(夕菅)やトウカンゾウ(唐萱草)などを元に、ヨーロッパで誕生した園芸品種だそうです。 ドリームベイビー花言葉「コケットリー」「媚態」は、組み合わさった複数の花色や花の姿の艶めかしさをたとえたのでしょう。花言葉「一夜の恋」は、夕方に花を咲かせて、翌朝にしぼむ夜咲きタイプの花からでしょう。ヘメロカリスは昼咲き(朝咲いて、夕方しぼむ)タイプや夜咲き(夕方咲いて、翌朝しぼむ)タイプなどがあります。花言葉「とりとめのない空想」は、半日陰を明るく照らし、日なたでは花数多く華やかなこの花のどこからきたのでしょう。 ブラックアイステラ鉢植えのヘメロカリス ドリームベイビーやブラックアイステラは草丈25cmほどの矮性で、花茎を2~3本伸ばし、十数輪ほど花を咲かせます。咲き方は一重咲きやゴージャスな八重咲き、花弁は細いものや幅のあるもの、先端が尖るものや丸いもの、縁が波打つものなど多種多様です。ユリ科ヘメロカリス属(ワスレグサ属、キスゲ属)、耐寒性多年草、原産地:日本、中国別名:デイリリーヘメロカリスの花言葉:一夜の恋、とりとめのない空想、コケットリー、媚態、宣言。ヘメロカリスの誕生花:3月13日、6月4日、7月9日流通時期:ポット苗を春に見かけます。四国ガーデン楽天市場支店、産直花だん屋、日本花卉ガーデンセンター、ガーデンタウン、e-フラワー、小森谷ナーセリー 楽天市場店、園芸ネット プラスさんにあります。
2015.03.13
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冬の終わり頃から春に、針状の葉をつけてよく枝分かれした細くしなやかな枝先に、紫がかったピンク色の花が房になって咲きます。3月12日の誕生花は、蝋細工のような愛らしい花、ワックスフラワー。花の名は、花弁にワックスをかけたような光沢があることから名づけられました。別名(属名)のカメラウキウム(Chamelaucium)は、ギリシャ語のchamai(背の低い)とleucos(白)で、低木で艶のある白い花を咲かせる品種があることからつけられています。 花言葉の「気まぐれ」は、点々とついた白い水滴のようなつぼみが薄皮をはがして、ある日ピンクのつぼみに変わることから連想してつけられたのでしょうか。それとも、一枚の花弁の色に変化があることからでしょうか。花言葉「可愛らしさ」は、五枚の花弁に飾られた蜜つぼの中央にめしべをピンと立てて、縁をおしべが取り巻くかわいらしい花の姿からでしょうか。 初め小さな鉢植えだったワックスフラワーは枝葉が見えないくらい花いっぱいでしたが、大きくなると枝先に集まって咲き、樹姿がわかるようになりました。オーストラリアから輸入される切り花には白、ピンク、 赤紫、 紫などの花色があり、 八重咲きもあるそうです。フトモモ科カメラウキウム属、半耐寒性常緑低木、原産地:西オーストラリア別名:カメラウキウム、ジェラルトン ワックス、ジェラルトン ワックスフラワーワックスフラワーの花言葉:可愛らしさ、気まぐれ、気まぐれな人、愛らしい人柄、長所。ワックスフラワーの誕生花:1月19日、3月12日、7月17日、8月2日、11月12日、11月26日流通時期:鉢花を冬~早春に見かけます。緑の風yamashokuさんにあります。ギョリュウバイ シジミバナ チョウジザクラ
2015.03.12
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早春から晩春に、這うように四方に伸びた赤紫色の茎につく縁に波状の鋸歯のある長い毛の生えた葉のわきに、濃い紫色の唇形花が数輪ずつ咲きます。3月11日の誕生花は、アジュガ(セイヨウキランソウ)の仲間、キランソウ(紫藍草、金襴草、金瘡小草)。花の名は、漢字の紫藍草が紫の古語のキと藍色のランで、紫藍色の花から、金襴草は葉を地面に広げた様子が織物の金襴(きらん、きんらん)に似ていることから名づけられました。漢名の金瘡小草は、金瘡(きんそう)に効く小さな草で、金瘡(刀傷)に効果があることからきているそうです。 花言葉「健康をあなたへ」は、昔から知られている民間薬で、乾燥させた葉を煎じて飲むと鎮咳や去淡、解熱、健胃などの効能があることからきているのでしょう。花言葉「あなたを待っています」は、出迎えるように両手を広げた唇形の小さな花をたくさん咲かせる様子からつけられたのでしょうか。 キランソウの花は下唇が3つに裂けて開いた中央の大きい裂片の先がくぼみ、上唇は小さく浅い切れ込みがあり、人形のように見えます。春の植物園では、アジュガより早く山道の斜面のあちこちで咲き始め、ロックガーデンの日当たりのよい大きな石の近くでは咲き誇っていました。シソ科キランソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮半島、中国別名:ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)、コウボウソウ(弘法草)キランソウ(紫藍草、金襴草、金瘡小草)の花言葉:あなたを待っています、追憶の日々、健康をあなたへ。キランソウ(紫藍草、金襴草、金瘡小草)の誕生花:3月11日、5月24日流通時期:ポット苗を早春に見かけます。charm 楽天市場店、四国ガーデン楽天市場支店さんにあります。 アジュガ
2015.03.11
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晩春から初夏に、柔毛におおわれた葉をつけてよく枝分かれしてすらりと伸びた花茎の先に、ライトブルーの小さな花が半手まり状にたくさん集まってわき上がるように咲きます。3月10日の誕生花は、繊細で優しいブルーのレース編みのようなディディスカス、ブルーレースフラワー。花の名は、青い小花がふんわり集まった花の姿が豪華なレースのように見えることから名づけられました。別名(旧属名)のディディスカスは、ギリシャ語のdi(2)と diskos(円盤)で、めしべの形からつけられています。 花言葉「優雅な振る舞い」は、上品な青色の小花と小花がレース編みのドイリーのように集まったエレガントな花からつけられたのでしょう。花言葉「無言の愛」は、花弁とおしべが落ちたあとにめしべがスーと伸びる様子からでしょうか。 鉢植えの白と青、ピンクの3色のディディスカスは庭植していたときよりコンパクトに咲くかと大きな鉢に混植し、青、ピンク、白の順で咲きました。ディディスカスのホワイトの花と、セリ科アミ(ドクゼリモドキ)属のホワイトレースフラワーは別種で、花言葉と誕生花も別にあります。セリ科トラキメネ属、半耐寒性一年草、原産地:オーストラリア別名:ディディスカスブルーレースフラワーの花言葉:無言の愛、優雅な振る舞い。ブルーレースフラワーの誕生花:1月28日、2月28日、3月10日、4月10日、4月14日流通時期:ポット苗を春に見かけます。レースフラワー 春植え球根 ハエマンサス
2015.03.10
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早春から、まっすぐ伸びた花茎の先に、鮮やかな黄やピンク、オレンジ色などの十字形の4弁花が心地よい香りを放ちながら、次々と咲き始めます。3月9日の誕生花は、甘く香る恋人たちの春の花、エリシマム。花の名は、ギリシャ語のerysimon(救う)で、薬効があることから名づけられました。別名のチェイランサス(ケイランサス)は、ギリシャ語のcheir(手)とanthos(花)で、香る花(ブーケ用)を持ち歩いたことからつけられています。 別名(英名)のwallflower(壁の花)は、よく古い土壁の上や壁沿いに咲いていることからつけられたとも、城壁から相愛の男女が落ちたあとに咲いたからともいわれています。花言葉「愛の絆」は、この花を駆け落ちの合図に使ったことからつけられています。花言葉「ときめき」は、甘く香る花を持ち歩いていたことからきているのでしょうか。 エリシマム・アリオニー(学名Erysimum allionii)は別名でシベリアンウォールフラワーとも呼ばれ、甘く香る濃黄色の花がたくさん咲きます。斑入りエリシマム(Erysimum 'Cotswold Gem')は多年草で、ブロンズがかったピンクからライラックに変化する花が混ざって咲き、細長い斑入りの葉は花のないときには美しく涼しげです。アブラナ科エリシマム属、耐寒性多年草(一年草)、原産地:南ヨーロッパ別名:ケイランサス、チェイランサス、ニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)、ウォールフラワーエリシマムの花言葉:ときめき、愛の絆、ほのかな思い、末長い愛情。エリシマムの誕生花:1月7日、3月9日流通時期:ポット苗を春と秋に見かけます。ハッピーガーデン、e-フラワー、イン ナチュラル 楽天市場店さんにあります。 ガーデンオーナメント
2015.03.09
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晩春から初夏に、光沢のある濃い緑色の葉つけた枝先に、白い小さな5弁花がいっせいに房になって咲き、秋になると少し粉をふいたような黒紫色に熟した実がたくさんなります。3月7日の誕生花は、真っ白くこぼれるように咲く生垣の花、シャリンバイ(車輪梅)。花の名は、葉が枝先に車輪のように放射状に集まり、白い5弁の花が梅の花に似ていることから名づけられました。 花言葉「そよ風の心地よさ」は、さわやかな風が新緑の中をそよ吹く季節に花を咲かせることからつけられたのでしょう。花言葉「純真」は、雪の降り積もるように咲く真っ白な花の清らかさをたとえたのでしょう。花言葉「愛の告白」は、ベニバナシャリンバイの車輪状についた葉の中央の花房がピンクの花束を差し出しているように見えることからつけられたのでしょうか。白い花も花束のように見えますが、愛を語るならやはりピンク色の花でしょう。 シャリンバイの変種のマルバシャリンバイは樹高が低く、葉の幅が広くて枝が横に張りやすく、乾燥に強いそうで、道路の中央分離帯の植え込みや公園の生垣でよく見かけます。植物園では、淡い紅色を帯びた花が咲いています。ベニバナシャリンバイは中国南部原産のインディカの園芸品種(ピンク、白花)や、インディカとシャリンバイの交雑種のうち、ピンク色の花を咲かせる品種を呼ぶそうです。バラ科シャリンバイ属、常緑低木~小高木、原産地:日本、韓国、台湾別名:ハナモッコク(花木斛)、浜木斛(ハマモッコク)シャリンバイ(車輪梅)の花言葉:愛の告白、そよ風の心地よさ、純真。シャリンバイ(車輪梅)の誕生花:3月7日流通時期:ポット苗や苗木を秋~春に見かけます。園芸ネット プラス、植木組合、トオヤマグリーン、インターフェース市、ガーデンタウン、ガーデニングショップ四季の里さんにあります。 ヒメシャリンバイ
2015.03.07
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早春に、筆先のような頭を出して、薄茶色の輪状の葉(袴)の取り巻く茎がすくすく伸び、頭につくった胞子を散らしたあとに、スギナが緑の葉を広げます。3月6日の誕生花は、土に筆を立てたような姿がかわいい春の風物詩、ツクシ(土筆)。花の名は、突く突くし(突き出している)が詰まったという説、船の航路を示す杭の澪標(みおつくし)からという説、袴の所で継いでいるように見えることからの継く子という説などがあります。漢字の土筆は宛て字で、筆を立てたような形からつけられています。春先に、ツクシが深い地下茎から胞子茎として芽を出して胞子を散らした頃、栄養茎のスギナが伸びてくるので、ツクシはスギナの子ではなく、同じ地下茎から出た兄弟だそうです。 花言葉「向上心」は、暖かい日に温まった大地から、淡い紅緑色の筆先のような芽を出し、1日に1cmくらいの速さで伸びるので、成長の速さをたとえたのでしょう。花言葉「驚き」も、驚くほど速く伸びることからつけられたのでしょう。花言葉「意外」は、ツクシのスギナの関係からでしょうか。 子供の頃、日当たりのよい土手から何度かツクシを摘んで帰り、茎をぐるっと取り巻く茶色の袴(はかま)をとって、卵とじにしてもらって食べました。今はツクシの生えている場所も少なくなって、ツクシを摘むこともなくなりましたが、昨年ご近所の畑だった空き地に、ツクシの白い穂が緑の草の中に一面に突き出ていました。見とれていると、空き地の所有者の女性が声をかけてくれ、一緒に箱いっぱいに摘んでいただいて帰りました。トクサ科トクサ属、多年草、原産地:日本ツクシ(土筆)の花言葉:意外、驚き、向上心、努力。ツクシ(土筆)の誕生花:3月6日、3月9日流通時期:―ツクシ・・・
2015.03.06
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春に、剣状の灰色がかった緑の葉の間からすっと伸びた花茎に、三枚の垂れ下がって基部が黄色い花弁と三枚の立ち上がった花弁が美しい青紫や白、濃黄色などの大きな花が順に数輪咲きます。3月5日の誕生花は、西洋のアヤメ(菖蒲)、アイリス。花の名(属名)は、ギリシャ語のiris(虹)で、花が虹のように美しいということからギリシャ神話の虹の女神アイリスの名をつけたといわれています。単にアイリスや球根アイリスというとダッチアイリスを指すことが多いそうです。別名のダッチアイリスは、オランダで品種改良された園芸品種であることから呼ばれています。 花言葉「恋のお使い」「恋のメッセージ」は、ヘラの侍女のアイリスが虹の女神となって、天上と地上を結ぶ虹の橋をわたって神々の使者をつとめたことからつけられています。アイリスがゼウスのラブ・コールを固く拒み続けたことを知ったヘラは、アイリスのけなげな心に感激して七色に輝く首飾りを与え、大空を渡る虹の女神にかえたということです。虹の女神アイリスが届ける「恋のメッセージ」は、もちろん「私はあなたを愛します」でしょう。花言葉「雄弁」は、古代エジプト人がアイリスを雄弁の象徴と考えて、スフィンクスの顔を飾っていたからでしょうか。 ダッチアイリスは植えっ放しでよく毎年きれいな濃紫青や白の花を咲かせ、大きくなった果樹の陰になってもけなげに花を咲かせています。ご近所の畑の片隅では、淡青色の花が年々少しずつ増えて、今では群生して咲いています。アヤメ科アヤメ属、秋植えの耐寒性球根、原産地:地中海沿岸別名:ダッチアイリス、オランダアヤメ(阿蘭陀菖蒲)、キュウコンアイリス(球根アイリス) アイリスの花言葉:恋のお使い、恋のメッセージ、私はあなたを愛します、雄弁。アイリスの誕生花:3月5日、3月18日、4月17日、5月10日、5月14日、5月18日流通時期:球根を晩夏~秋に見かけます。ミニアイリス スプリアアイリス、原種アイリス ルイジアナアイリス
2015.03.05
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春から初夏に、羽状に細かく裂けて深く切れ込んだ葉をつけたやわらかな花茎に、花弁の先が濃い紅紫色をした筒状の紅紫色の小さな花がたくさん咲きます。3月4日の誕生花は、上下の花弁にはさまれ左右の花弁がくっついたユニークな四弁花、ムラサキケマン(紫華鬘)。花の名は、花が紫色のキケマン(黄華鬘)で、近縁種のキケマンは密生して咲く黄色い花の姿を仏殿の装飾具の華蔓(けまん)に見立てて名づけられました。コマクサ属のケマンソウ(華鬘草)は、たくさん垂れ下がった花を仏殿の装飾具の華鬘(ケマン)に見立ててつけられています。 ムラサキケマンの花はめしべとおしべが左右の合わさった花弁の中にあり、蜂が距の中にある蜜を吸いにくると、めしべとおしべが飛び出してくるそうです。花言葉「あなたの助けになる」は、全草に有毒成分を含むというこの花のどこきているのでしょう。花言葉「喜び」は、小さな筒状の花が重ならないように花柄を四方八方に向けてたくさん咲く様子をたとえたのでしょうか。 子供の頃は、野原や空き地、道端などに生えていて、きれいな花を摘んで帰ろうと茎を折ると嫌な臭いがしました。最近空き地などでは見かけなくなっていましたが、植物園のツツジに寄り添うように、花茎を長く伸ばして花を咲かせ、さや状の実をつけていました。ケマンソウ科(ケシ科)キケマン属、耐寒性一年草(越年草)、原産地:日本、中国、台湾別名:ヤブケマン(藪華鬘)ムラサキケマン(紫華鬘)の花言葉:喜び、あなたの助けになる。ムラサキケマン(紫華鬘)の誕生花:3月4日流通時期:―ケマンソウ(タイツリソウ)
2015.03.04
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旧暦のひなまつりの頃に、葉に先だって枝に沿うように花弁の先がとがった桃色の5弁花が次々と咲き、夏になると、甘くておいしい蜜たっぷりの大きな実がなります。3月3日の誕生花は、邪気を払うみずみずしい実とひな壇を彩る花、モモ(桃)。花の名は、実が多く成ることからの百(もも)が転じたという説、真実(まみ)から転じたという説、赤い実の色からの燃実(もえみ)が転じたという説などがあります。モモは実を食用とする果樹と、観賞用に品種改良されたハナモモ(花桃)があり、ハナモモはひな祭りに華やかな彩りを添えます。 花言葉「気立てのよい」は、娘の成長と幸せを願ってひな壇に桃の花を飾りながら、娘に寄せる親の期待をあらわしたものだそうです。花言葉「天下無敵」は、邪気を払い不老不死の霊薬と信じられてきたことからつけられています。花言葉「なつかしい日」は、ひな壇に飾られた美しいひな人形を見ながら、「うれしいひな祭り」を歌った幼い頃のなつかしい思い出につながることからつけられています。あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花(サトウハチロー作詞、河村光陽作曲) モモの清水白桃は少し日当たりが悪くなってきた頃から、どんどん幹も太く大きくなって、今では高い所でたくさん花を咲かせています。白桃は花粉が少なく、枝に手が届いたときにはお向かいの別品種のモモの花をわけてもらって受粉していました。今は受粉できない高い所の花がポツポツと実をつけるようになっています。バラ科サクラ属、耐寒性落葉小高木、原産地:中国モモ(桃)の花言葉:気立てがよい、あなたのような魅力、なつかしい日、天下無敵。モモ(桃)の誕生花:3月3日、4月12日、4月14日流通時期:苗木を秋~春に、鉢植えを早春に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、Fleur Town 吉本花城園、GRANDYさんにあります。 ハナモモ
2015.03.03
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冬から春に、ピンと立った葉をつけてまっすぐ伸びた太い茎(バルブ)の節々に、ピンクや赤紫、黄、白などの花が数輪ずつ咲いて、葉や茎が見えなくなるほど多く咲きます。3月2日の誕生花は、華やかで可憐な洋ラン(蘭)、デンドロビウム(デンドロビューム)。花の名は、ギリシャ語のdendron(木)とbios(生ずる)で、原種が他の木に着生して成長することから名づけられました。デンドロビウムはノビル系、草姿がコンパクトなセッコク系、ギンギアナム系、夏咲きのフォーモサム系(フォーミディブル系)、コチョウラン(胡蝶蘭)に花が似ているファレノプシス系があります。ノビル系デンドロビウムはDendrobium nobileを基本種としてつくり出された園芸品種で、品種改良が進み、今では花や草姿のサイズがさまざまあり、花色もバラエティーに富んでいます。 花言葉「わがままな美人」は、色鮮やかで豪華絢爛たる大輪の花の圧倒されそうな美しさを現わしたものだそうです。花言葉「天性の華を持つ」は、あまり大きくない唇弁(リップ)の目が美しいことからきていのでしょうか。 デンドロビウム スプリングドリーム クミコは二年に一回の植え替えを忘れて、花つきが悪くなっています。本来は植物園の温室のデンドロビウムのように、すっと伸びた茎に淡い色の美しい花が群がるように咲きます。ラン科セッコク属、半耐寒性多年草、原産地:ヒマラヤからタイ(ノビル系)デンドロビウム(デンドロビューム)の花言葉:わがままな美人、天性の華を持つ。デンドロビウム(デンドロビューム)の誕生花:3月2日、11月13日、12月11日、12月12日、12月13日流通時期:鉢花を冬~春に見かけます。フラワーマーケット花由、花生活応援 はなさよ、iファーマー らんぼ店、日比谷花壇、パストラルフラワー、お花屋さん 明花園、山本デンドロビューム園鉢物shopさんにあります。
2015.03.02
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春から秋に、白い綿毛の生えたヘラ形の葉をつけてすらっと伸びた茎先に、筒状花の集まった花弁(舌状花)のない黄色い小さな花(頭花)が咲きます。3月1日の誕生花は、古くから親しまれている春の七草のひとつのゴギョウ(御形)、ハハコグサ(母子草)。花の名は、葉や茎が白い綿毛に覆われている姿を母親が子を包みこむ様子にたとえたという説、白い綿毛がほおけ立つ(穂穂ける、毛羽立つ)ことからのホウコグサが転訛したという説などがあります。別名のゴギョウ(御形)は、接頭語の御と形(人形)のことで、昔、人々の身代わりとして川に流す人形を御形仏と呼び、御形仏の代わりにこの草を流す風習があったことからつけられたそうです。七草にはそれぞれ意味が込められていて、ゴギョウに込められているのは仏の体だそうです。 花言葉「いつも思う」「無償の愛」は、葉や茎が白い綿毛に覆われている姿を母親が子を包みこむ様子にたとえたという花の名からつけられたのでしょう。花言葉「忘れない」は、母が我が子に与える「無償の愛」からきているでしょう。早春に淡い黄色の小花を見かけると、道端やご近所の田畑などで春の七草を探してしまいます。芹なずな、御形(ごぎょう)、はこべら、仏の座、すずなすずしろ、これぞ七草 ハハコグサは1月7日の七草がゆにと庭に植えたら、こぼれダネであちこちの鉢にもお邪魔して、暖地では冬も平気で、今では気が向くまま一年中庭のどこかで花を咲かせています。平安時代の草もちはヨモギではなく、ハハコグサの若菜を使って作られていたそうです。キク科ハハコグサ属、耐寒性一年草(越年草)、原産地:日本、朝鮮半島、中国、台湾、東南アジア別名:オギョウ(御形)、ゴギョウ(御形)ハハコグサ(母子草)の花言葉:温かい気持ち、いつも思う、無言の愛、無償の愛、忘れない。ハハコグサ(母子草)の誕生花:1月8日、3月1日、4月25日流通時期:ポット苗を春に見かけます。charm 楽天市場店さんにあります。レンギョウ
2015.03.01
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早春に、地中深くに円柱状の白く大きな根をもち、羽状に深く裂けた長い葉の間から長く伸ばした茎先に、白や淡い紫色の十字形の4弁花が次々と咲きます。3月30日の誕生花は、風に揺らぐ野菜の花、ダイコン(大根)。花の名(属名)は、古名の大根(おおね)の音読みで、根が大きいことからつけられました。ダイコンの品種は多く、根の長さや太さなどが様々あり、皮の色も白の他に赤や緑、紫、黄などがあります。別名のスズシロ(清白)は日本ではほとんどの皮の色が白いことからつけられ、春の七草のひとつで、1月7日に食べる七草粥の習慣は江戸時代に広まったそうです。 古くからなじみ深い野菜には花言葉や誕生花がつけられています。花言葉「潔白」は、りっぱで堂々とした大きい根の際立った白さからつけられたのでしょう。花言葉「適応力」は、土壌適応力が高いことからつけられたのでしょうか。ダイコンは弥生時代に中国から、朝鮮半島を経て渡来したとされ、わりにやせた土地でもよく育ち、タネの自家採取を続けるとタネがその畑の環境を学習し強くなっていくそうです。 暖かくなって出番が少なくなった青首ダイコンの上部に出た若葉の間から花茎を伸ばし、花がたくさん咲きました。ご近所のダイコン畑でタネを採るのでしょう、片隅で白い花がたくさん咲いていました。アブラナ科ダイコン属、耐寒性一年草、原産地:中央アジア~地中海沿岸別名:清白(スズシロ)、蘿蔔(スズシロ)ダイコン(大根)の花言葉:潔白、適応力。ダイコン(大根)の誕生花:3月30日流通時期:タネを春と秋に見かけます。ジュエルワールド、学校教材の専門店 美工社さんにあります。 ダイコンソウ
2014.03.30
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春に、葉脈のはっきりしたきれいな緑の葉を出して細くしなるように伸びた枝に、オレンジがかった鮮やかな黄色い一重や八重の花が連なってたくさん咲きます。3月29日の誕生花は、黄金にたとえられた山吹色の美しい花、ヤマブキ(山吹)。花(木)の名は、細くしなやかな枝が風に揺れている姿を表す山振(やまぶり)という説や、春になると山が黄色の花で埋め尽くされる様子を表す山春黄が詰まったという説などがあります。 花言葉「金運」は、積み重なるようにたくさん咲く花の色が黄金に似ていることからつけられています。花言葉「旺盛」は、山吹色の花が群れをなして咲く姿からつけられています。花言葉「待ちかねる」は、春に葉より先に咲く黄色の花木が多い中、ヤマブキは枝に葉が出そろうのを待って花を咲かせることからつけられたのでしょう。 ヤマブキは公園や植物園だけでなく、ご近所でもこぼれるように咲いていて、雨の日に八重の花を見かけると、醍醐天皇の皇子の中務卿兼明親王が詠まれた歌を思い出します。七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞかなしき室町時代の武将の太田道灌はにわか雨に降られて、近くの家で蓑(雨具)を借りようとしましたが、出てきた娘が無言でヤマブキの枝を差し出したので、怒って帰りました。後に、太田道灌は歌に託して、貧しさゆえに蓑を貸せないことを詫びた真情を知り、風流を解せられなかったことを恥じて和歌の道に励んだといいます。バラ科ヤマブキ属、耐寒性落葉低木、原産地:日本、中国別名:オモカゲグサ(面影草)ヤマブキ(山吹)の花言葉:旺盛、金運、気品、崇高、待ちかねる。ヤマブキ(山吹)の誕生花:3月29日、4月9日、5月4日流通時期:苗木を冬~春に見かけます。園芸ネット プラス、植木生産販売専門店 芝樹園、土っ子倶楽部、日本花卉ガーデンセンター、千草園芸、産直花だん屋、花ひろばオンラインさんにあります。
2014.03.29
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夏になると、羽状の葉(羽状複葉)をつけた枝先に大きい円錐状にまとまったつぼみをつけ、たくさんの白い蝶形の花が次々と晩夏まで咲き、秋にくびれた莢に入った実をつけます。3月28日の誕生花は、庭に植えると幸福を呼ぶ樹木、エンジュ(槐)。花(木)の名は、古い呼び名のエニスが転化したもので、漢字は中国名の槐(ファイ)が当てられています。エンジュは原産地の中国では立身出世の縁起木とされ、古い時代に渡来し、エンジュの名の響きから、病魔を払い寿命を伸ばすとして延寿や縁寿と呼ばれ、庭や街路に植えられています。 花言葉「幸福」は、古くより魔除けの木、幸福を呼ぶ木として親しまれてきた縁起のよい木であることからつけられています。花言葉「上品」は、枝ぶりのよさや気品のある白い花の印象からつけられたのでしょう。 植物園のエンジュは夏の暑い盛りに咲くためか、花がぽつぽつと咲いては落ち、長く咲いていました。エンジュは薬用植物で、開花直前の花のつぼみを干した槐花(かいか)が止血剤に用いられていますが、一斉に咲かない花を見て、つぼみが摘みにくそうだと思いました。マメ科エンジュ属、耐寒性落葉高木、原産地:中国別名:カイジュ(槐樹)、キフジ(黄藤)エンジュ(槐)の花言葉:上品、幸福。エンジュ(槐)の誕生花:3月28日流通時期:苗木を冬から春に見かけます。園芸ネット プラス、日本花卉ガーデンセンター、トオヤマグリーン、千草園芸さんにあります。 ニセアカシア
2014.03.28
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春から初夏に、つややかな小さい葉をつけて這うように横に伸びた茎先に、たくさんのおしべがめしべを囲むフリルのかかった黄色い5弁花が次々と咲きます。3月27日の誕生花は、南西オーストラリアの可憐な黄花、ヒベルティア。花の名(属名)は、18世紀のイギリスの商人George Hibbertにちなんで名づけられました。 四季咲きハッピーイエロー花言葉「無邪気」は、フリルのかかった花弁を広げた花の愛らしさからつけられたのでしょう。南西オーストラリアのヒベルティア属の種類は多くても、花の形が似ていて、花色はほとんどが明るい黄~黄色がかったオレンジだそうですが、樹姿は這い性や立ち性などがあり、種によって違います。 キバナギョリュウバイヒベルティア・セルピリフォリアの園芸品種ハッピーイエローは茎が少し垂れる半匍匐性ですが、自然にコンパクトにまとまります。ヒベルティア・ペデュンキュラータは立ち性でキバナギョリュウバイ(黄花魚柳梅)とも呼ばれています。ディレニア科(ビワモドキ科)ヒベルティア属、半匍匐性半耐寒性常緑亜低木、原産地:オーストラリア別名:ヒバーティアヒベルティアの花言葉:無邪気。ヒベルティアの誕生花:3月27日流通時期:ポット苗や鉢花を春に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、千草園芸さんにあります。 ヒペリカム
2014.03.27
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早春にカーブした濃緑色の線形の葉の根元から伸びた花茎の先に、赤紫の斑点の入った白いリップ(唇弁)のある淡い黄緑色の花が一輪横向きに咲き、同じ株の花は別々の方向を向いています。3月26日の誕生花は、春の到来をそっと告げて咲く清楚なランの花、シュンラン(春蘭)。花の名は、漢名の春蘭を音読みしたもので、日本のシュンランは中国の春蘭の近縁種だそうです。愛好家の間では、野生のシュンランの葉や花の色や形などが変異して、特に花の美しい品種は花物、葉が美しい品種は柄物(がらもの)と呼ばれています。 花言葉「飾らない心」は、風の冷たさがまだ残る雑木林の中でひっそりと奥ゆかしく咲く花の姿からつけられています。花言葉「控えめな美」は、他の華やかなランの花に比べて、花色が地味で小さく目立たない花の素朴な美しさからつけられたのでしょう。 別名のジジババは花の3枚の外花裂片と3枚の内花被片の様子からつけられ、何本花を咲かせても、目立たず地味で花茎がまっすぐ伸びていないので、ジイババ(ジジババ)という呼び名に納得していました。シュンランはやわらかい日差しを好むので、日差しが強くなる頃に鉢植えを木漏れ日の下に置き、場所が気に入ると花を多く咲かせます。ラン科シュンラン属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国、朝鮮半島 別名:ホクロ(黒子)、ジジババシュンラン(春蘭)の花言葉:控えめな美、気品、飾らない心。シュンラン(春蘭)の誕生花:2月18日、3月10日、3月26日流通時期:冬~早春に見かけます。紫桜館 山の花屋 楽天市場店、みちのくふるさと便、日本花卉ガーデンセンター、千草園芸、フェニックスガーデン、ピー・エス浜名湖、国華園、石田精華園 楽天市場店さんにあります。
2014.03.26
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春になると、枝に芽吹いた若葉の中心から何本も垂れ下がった細長い花柄の先に一個ずつついた桃紅色のつぼみが開くと、桃白色になる一重や半八重咲きの花が次々と房になって咲きます。3月25日の誕生花は、美人を指す代表花のひとつで花が美しいハナカイドウ(花海棠)、カイドウ(海棠)。花(木)の名は、漢名の海棠の音読みで、室町時代に渡来したミカイドウ(実海棠)のことでしたが、江戸時代に渡来したハナカイドウを指すようになり、ホンカイドウ(本海棠)は入ってこなかったそうです。別名のスイシカイドウ(垂糸海棠)は、ハナカイドウの花柄が長く枝垂れ咲きになることからつけられています。 花言葉「美人の眠り」「艶麗」は、酔って眠る楊貴妃の姿をカイドウ(ホンカイドウ)の花にたとえた故事からつけられています。唐の玄宗皇帝がほろ酔い機嫌で寝た楊貴妃を呼びにやったところ、まだ眠そうな顔をして現れたのを見て、「海棠の眠り未だ足らず」といったので、海棠は中国では眠花と呼ばれているそうです。日本でも憂いを秘めた美人が雨にぬれた海棠の花のようにうちしおれている可憐な様子をたとえて、海棠の雨に濡れたる風情というそうです。 ご近所の畑の片隅で、ほんのりと紅をふくむうつむきがちの花が咲いているのを見かけます。バラ科リンゴ属、耐寒性落葉高木、原産地:中国別名:カイドウ(海棠)、スイシカイドウ(垂糸海棠)、ナンキンカイドウ(南京海棠)ハナカイドウ(花海棠)の花言葉:艶麗、美人の眠り、温和、友情。ハナカイドウ(花海棠)の誕生花:2月7日、2月25日、3月6日、3月16日、3月25日、3月26日、4月5日、4月14日、4月8日、4月20日流通時期:鉢花を春に見かけます。花ひろばオンライン、ガーデニングショップ四季の里、千草園芸、GRANDY、国華園、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、日本花卉ガーデンセンター、ガーデンタウンさんにあります。
2014.03.25
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春から初夏に、細かい切れ込みが入った葉の間からたくさん伸びた茎先に、濃いオレンジや黄色の紙のように薄い4弁花が次々と咲き、花は日が当たると開き、日が沈むと閉じます。3月24日の誕生花は、つややかで鮮明な花色が魅力のハナビシソウ(花菱草)、カリフォルニアポピー。花の名は、アメリカのカリフォルニア州の乾燥した大地に自生していて、花がポピーに似ていることから名づけられました。英名のpoppyは、ラテン語のpapa(粥)で、幼児を眠らせるためにケシの乳汁をおかゆに加えて与えていたことからきているといわれています。 花言葉「富」「成功」は、スペインの探検家たちが辺り一面、黄金色に染まるほどの大群落をつくって咲き誇る花の姿を見て、自生地を黄金の西部と呼んだことからつけられています。花言葉「希望の持てる愛」は、輝きのある鮮やかなオレンジ色の一重の花が大きく菱形に開く姿からつけられたのでしょう。別名のハナビシソウ(花菱草)は、花の形が家紋の花菱(4枚の花弁を菱形にした紋所)に似ていることからつけられています。 地面を覆いつくしてオレンジ色のカーペットを敷いたようになる満開の花も一つ一つの花ははかなげで、春嵐のような強い風に花弁が切れ切れになっていました。カリフォルニアポピーの原種は草丈が高く、オレンジ色の一重咲きとのことですが、園芸品種は赤やピンク、白などの花色に、八重や半八重、草丈の低いものなど様々なタイプがあります。ケシ科ハナビシソウ属、秋まき一年草(多年草)、原産地:北アメリカ別名:キンエイカ(金英花)、ハナビシソウ(花菱草)カリフォルニアポピーの花言葉:富、成功、希望の持てる愛、願いをかなえて、私の願いを聞いて、私を拒絶しないで、和解、希望。カリフォルニアポピーの誕生花: 3月11日、3月24日、4月17日、5月15日流通時期:タネを晩夏~秋に、ポット苗を早春に見かけます。園芸ネット プラス、国華園、イン ナチュラル 楽天市場店さんにあります。 アイスランドポピー オリエンタルポピー ブルーポピー
2014.03.24
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ヤエザクラの咲く頃、枝先につぼみがふくらんで、白や赤、ピンクの4枚の苞がおおらかに開き、苞の中央に黄緑色の小さな4弁花が集まって咲き、秋になると実が赤く熟したあと紅葉します。3月23日の誕生花は、アメリカの代表花アメリカヤマボウシ(山法師)、ハナミズキ(花水木)。花(木)の名は、ミズキ(水木)の仲間で、花が目立つことから名づけられ、ミズキは春先に枝を切ると水が滴り落ちることからつけられています。別名のアメリカヤマボウシは、アメリカ原産で日本の近縁種のヤマボウシに似ていることからつけられました。 花言葉「華やかな恋」は、恋のイメージの色の赤やピンクの花が枝いっぱいに咲く様子からつけられたのでしょう。花言葉「返礼」は、明治45年に東京市長(当時は市だった)がアメリカのワシントンに寄贈したサクラ(桜)のお返しとして、大正に入ってハナミズキが贈られたことからつけられています。花言葉「私の思いを受けて下さい」は、ハナミズキが寄贈したサクラのお礼に選ばれた贈り物だったからでしょう。 園芸品種に花が大きいもの、苞が重なり合った八重咲き、斑入り葉など様々あります。ミズキ科コルヌス(ミズキ)属、落葉小高木、原産地:北アメリカ別名:アメリカヤマボウシ(アメリカ山法師)ハナミズキ(花水木)の花言葉:私の思いを受けて下さい、返礼、公平にする、華やかな恋。ハナミズキ(花水木)の誕生花:3月23日、4月23日流通時期:苗木を秋に、鉢植えを春に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、千草園芸、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、グリーンPEACE、遊恵盆栽 楽天市場店、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店さんにあります。
2014.03.23
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春から初夏に、剣状の葉の間に伸ばした太い中空の花茎の先に、赤やピンク、白などの大輪の六弁の花が2~4輪、華やかに咲きます。3月22日の誕生花は、半永久的に巨大な花を咲かせる球根、アマリリス。花の名(旧属名)は、元々はギリシャ語の「輝かしい」で、古代ギリシャや古代ローマの詩人Vergiliusの牧歌に登場する美しい羊飼いの乙女アマリリスにちなんで名づけられたといわれています。アマリリスはベルギリウスが作品の中で羊の世話をして田園で働く乙女の名前に使ったことから、健康でお喋りの好きな少女のイメージとして広まったそうです。 花言葉「賛美される恋」は、牧場や畑で働く年頃の少女たちの明るく若々しく健康的なイメージからつけられたのでしょう。花言葉「おしゃべり」は、隣の茎の花に向いて横向きに咲く花の姿をおしゃべりに夢中な少女にたとえてつけられています。アマリリスは新属名に移っても園芸的にアマリリスと呼ばれていて、アマリリス属は南アフリカ原産のホンアマリリスやベラドンナ・リリーと呼ばれ、晩夏から秋に咲くとき葉がありません。新属名のHippeastrumは、ギリシャ語のhippeos(騎士)とastrom(星)で、りんとした厚い葉を騎士のもつ剣に、花を星に見立ててつけられ、英名はKnight Star Lily(騎士の星のユリ)です。花言葉「誇り」は、中世の騎士の誇りや勇気を讃えるためにつけられています。 アマリリスは丈夫で、庭植えで猫に掘り返されるまで、アップルブロッサムは何年も白とピンクの絞りの花を咲かせ、ご近所のあちこちでも長年咲いているのを見かけます。初夏の花のアマリリスも今では、春咲き、盛夏咲き、秋咲きもあるそうで、八重咲きや斑入り葉もあります。ヒガンバナ科ヒッペアストルム属、秋植えの半耐寒性球根、原産地:南アメリカアマリリスの花言葉:誇り、すばらしい美しさ、おしゃべり、賛美される恋、内気な少女。アマリリスの誕生花:1月26日、2月24日、3月22日、4月18日、7月16日流通時期:球根を冬~春に、鉢花を春に見かけます。園芸ネット プラス、園芸ネット プラス、国華園、千草園芸さんにあります。
2014.03.22
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早春から、3つに枝分かれした先に心形の葉を3枚ずつつけ、細い花茎を伸ばしながらつぼみをふくらませ、白やピンク、紅紫色などの花弁に細長い距(きょ)のある花を咲かせます。3月21日の誕生花は、船の錨の形をしたユニークな花、イカリソウ(錨草、碇草)。花の名は、ゆるく湾曲しながら四方に突き出た4枚の花弁の距の形が船の錨に似ていることからつけられています。碇草の碇は古くには船を繋ぎ止めるために石を使ったことからで、舟が大きくなるにつれて海底に刃が食い込むように、4本の爪を1本に束ねて一つの錨になった四爪錨が考案されたそうです。 花言葉「旅立ち」「人生の出発」は、船が錨を上げたような花の姿から新しい生活などを始めるという意味の船出をたとえたものです。花言葉「君を離さない」も、花の名から二人の晴れの船出の結婚式を連想してつけられたのでしょう。それとも、錨があがらないと船が港から出発できないからでしょうか。 夕映えと近縁種のトキワイカリソソウ庭植えのイカリソウは毎春、毛の生えた葉をつけた茎といくつものつぼみを抱いた花茎を伸ばして、葉の間から一面に花を持ちあげて咲きます。晩秋から初冬の葉が落ち始める頃、茎を切って腐葉土をかぶせていますが、猫のトイレにされ、少し株数が少なくなりました。でも、夕映えも近縁種のトキワイカリソソウも育てやすい品種なので、また増えるでしょう。メギ科イカリソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本別名:サンシクヨウソウ(三枝九葉草)イカリソウ(錨草、碇草)の花言葉:君を離さない、人生の出発、旅立ち、あなたをとらえる。イカリソウ(錨草、碇草)の誕生花:3月13日、3月21日、4月8日、5月4日流通時期:ポット苗を冬~早春に見かけます。四国ガーデン楽天市場支店、石田精華園 楽天市場店、e-フラワー、園芸ネット プラスさんにあります。
2014.03.21
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ゴールデンウィークの頃に、枝分かれした花茎の羽状に裂けて切れ込んだ葉の上に、一重や八重、花芯が見えないほど花びらが重なる千重や万重のピンク色の花が一輪、豪華に咲きます。3月20日の誕生花は、美人の座り姿を形容した花の女王、ボタン(ピンク)花の名は、漢名の牡丹の音読みで、牡(オス)は結実し根からも芽が出てくることから、丹は赤い色を指し、古代品種は赤い花が多かったことから名づけられました。 ことわざの「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」は、美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを花にたとえて形容したもので、ボタンは葉の上に座っているように咲いています。 花言葉「風格ある振る舞い」は、薄く繊細な花弁が重なってふっくらと開いたピンク色の花の気品があり豪華絢爛に咲き誇る姿からつけられたのでしょう。ボタンは奈良時代に遣唐使によって中国から渡来した花の大きな花木で、弘法大師(空海)が中国から薬用として持ち帰ったともいわれています。 咲き方に、花弁がおしべとめしべを抱えるように咲く抱え咲き、中心部の花弁が盛り上がって咲く盛り上がり咲き、獅子咲きなど様々あります。黒紅紫色で三重の抱え咲きの群烏、黄色の金閣、紅白絞りの島錦、紫と淡いピンクの千重咲きの花二喬を庭植えしていましたが、今ではご近所や植物園で美しく咲く花を見ているだけになりました。ボタン科ボタン属、落葉小低木、原産地:中国別名:フウキソウ(富貴草)、花神、花中の王、百花の王。ボタン(ピンク)の花言葉:風格ある振る舞い。ボタン(ピンク)の誕生花:3月20日ボタン(牡丹)の花言葉:王者の風格、富貴、恥じらい、高貴、壮麗。ボタン(牡丹)の誕生花:1月17日、4月21日、5月3日、5月7日流通時期:台木苗を秋に、鉢花を春に見かけます。園芸ネット プラス、花ひろばオンライン、e-フラワー、日本花卉ガーデンセンター、打出農園さんにあります。
2014.03.20
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春になると、濃い緑の細長い葉の間から伸びた花茎の先に、花弁の口元に緑の斑を散りばめた釣鐘型の白い花が2~6輪ほど下向きに連なって咲きます。3月19日の誕生花は、ランプシェードのような花冠(花びらの集まり)が愛らしい花、スノーフレーク。花の名は、英名のsnowflake(雪片)、Summer snowflakeからで、原産地では夏に咲く白い花がひとひらの雪のように見えることからつけられたのでしょう。学名のLeucojum aestivumは、属名がLeukos(白い)とion(スミレ)で、種小名がaestivum(夏の)で、スミレのような香りのある白い花が夏に咲くことからつけられています。 花言葉「汚れなき心」「純潔」は、花びらの1枚1枚に入る緑色の斑点が純白の花びらの清らかさをいっそう際立たせているところからつけられたそうです。花言葉「皆をひきつける魅力」は、ランプシェードのようなかわいらしい花の形からつけられたのでしょうか。 スノーフレークは鉢植えでも植えっぱなしでよく増えて、スイセンの鉢と並べて置くと同じような細長い葉をたくさん出して、毎春花が垂れ下がるように咲いています。別名のスズランスイセン(鈴蘭水仙)は、茎に垂れ下がって咲く花の姿がスズラン(鈴蘭)に似ていて、細長い葉がスイセンの葉に似ていることからつけられました。ヒガンバナ科スノーフレーク属、耐寒性秋植え球根、原産地:ヨーロッパ中南部別名:スズランスイセン(鈴蘭水仙)、オオマツユキソウ(大待雪草)スノーフレークの花言葉:純粋、純潔、汚れなき心、皆をひきつける魅力、慈愛、美を好む。スノーフレークの誕生花:1月23日、2月17日、3月19日、3月28日、4月16日、12月19日流通時期:球根を晩夏~秋に、芽だしポット苗を春に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、千草園芸、Green Box (グリーンボックス)、トオヤマグリーンさんにあります。 クレマチス スノーフレーク 柏葉アジサイ スノーフレーク
2014.03.19
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春になると、光沢のある固い円形の葉の間から伸ばした花茎の先に、花びらにフリンジフリルの入った淡いピンクのラッパ形の花が少しうつむき加減に1輪咲きます。3月18日の誕生花は、山に春の訪れを告げるしとやかな花、イワウチワ(岩団扇)。花の名は、山地の半日陰の岩場などに生え、常緑の葉の形が団扇に似ていることから名づけられました。 花言葉「春の使者」は、山が新緑におおわれる日が近いことを知らせるように可憐な花を咲かせることからつけられています。花言葉「適応力」は、山の岩場のような厳しい環境でも雪解け後に群生して花を咲かせることからつけられたのでしょうか。 鉢植えのイワウチワは10年ほど春を告げて咲き、花の咲き終わりには5枚の花びらと5本のおしべが落ちて、中央の長いめしべだけが残ります。花後にタネが一度もできないので、株の更新もできずに、昨夏の猛暑で夏越しできなかったのが残念です。イワウメ科イワウチワ属、耐寒性多年草、原産地:日本イワウチワ(岩団扇)の花言葉:春の使者、適応力。イワウチワ(岩団扇)の誕生花:3月18日流通時期:ポット苗を早春に見かけます。園芸ネット プラス、四国ガーデン楽天市場支店、石田精華園 楽天市場店、伊勢盆栽さんにあります。 3月18日の誕生花のトサミズキ
2014.03.18
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早春に、葉に先だって枝一面に、鮮やかな黄色い花火のような小さな花が20~30輪ほど放射状に固まって咲き、秋になると葉のわきに赤く熟した実が鈴なりになります。3月17日の誕生花は、春に可憐な黄花が咲いて秋に赤い実がなる果樹、サンシュユ(山茱萸)。花(木)の名は、漢名の山茱萸の音読みで、山のグミ(茱萸)で、果実が茱萸(中国ではサンショの意)に似ていることに由来します。別名のハルコガネバナ(春黄金花)は、早春に枝いっぱいに黄色い小花を咲かせることから、アキサンゴ(秋珊瑚)は、秋に実グミのような赤い実を珊瑚にたとえてつけられています。 花言葉「持続」「耐久」は、1.5~2cmほどの赤く熟した楕円形の果実が薬用になることからつけられたそうです。江戸時代以降に薬用植物として中国から渡来したサンシュユは、つややかに赤く熟した果実からタネをとって乾燥し、滋養強壮などの漢方薬や疲労回復に効果のある薬用酒などに用いられています。花言葉「気丈な愛」は、美しい花をたくさん咲かせて鈴なりになる赤い実がおいしそうに見えるのに、苦い味がすることからつけられたのでしょうか。苦しみをこらえ(苦味を隠して)明るくふるまう(赤く実る)?植物園のサンシュユは実が多くついていますが、手の届くところにはなく味見ができませんが、苦いそうです。 鉢植えの大実ショリコセイヨウサンシュユはサンシュユを海外で実を食用に改良したもので、赤や黄色の実がなるコーネリアンチェリー(西洋山茱萸の英名)や大きい実のなるショリコなどの品種があります。鉢植えのショリコはまだ木が小さいので、実の数が少なく実も小さく、甘酸っぱい味がしました。ミズキ科サンシュユ属、耐寒性落葉小高木、原産地:中国、朝鮮別名:ハルコガネバナ(春黄金花)、アキサンゴ(秋珊瑚)、ヤマグミサンシュユ(山茱萸)の花言葉:持続、耐久、気丈な愛。サンシュユ(山茱萸)の誕生花:1月18日、2月14日、2月15日、2月21日、3月17日流通時期:苗木を秋~早春に見かけます。産直花だん屋、花ひろばオンライン、遊恵盆栽 楽天市場店、園芸ネット プラス、ガーデニングショップ四季の里、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、花き直売センター、トオヤマグリーンさんにあります。
2014.03.17
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