fractal inc. 0
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自分が謙虚な人間だ、などというそれ多いことは一切考えもしないが、世の中にはあまりにも自分の都合でしかモノが言えない人、自分の感情でしかモノを言おうとしない人、人の話を聞いているフリをしながら一切聞こうとしない人が極稀にいる。きっと極稀なんだと信じたいが・・・。怒りの感情というのは、自分に都合の良いことを引き起こすための手段。分かっていてか分かっていないのか、怒りが収められないのではなくて、相手を無理やり自分の思い通りに屈服させたくて表現している態度なんだよな。怒っている時というのは相手の話を聞きたくない時。「何でこうした?」「どうして?」怒っている人というのは、だいたいこうして過去に起こったことの理由を何とか明らかにしたがるが、その実、理由の正当性なんてものは持っていない。最初から聞く耳なんぞ持っていない。これは学問でいうところの「なぜ?」とは全く別のもので、ただただ相手を攻めて疲弊させ苦しめるだけのための嫌がらせに過ぎない。相手が答えようのない「なぜ?」を連発することでただ相手をやり込めてそれを見て溜飲を下げる。ひどい場合は奴隷化して優越感に浸る。そういうためにしか使われないのが怒りの感情。怒りの感情は自分の都合に合わせて、相手を思う通りに動かすための手段。となれば、これほど下衆いやり方ってあるだろうか?って話になる。他人を貶めるためにしか口を開けない輩には、いったいどんな薬をつければ良いのか・・・ああ、薬は対処療法にしかならないから、それこそ無駄か。どうしたもんか。
2024.06.26
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遺品(?)整理というか何というか父の遺品?というか曾祖父以前の代からずっと引継ぎながら結局蔵に保管しっぱなしだった食器類を、思い切って全部処分するために何ヶ月単位で整理してきたんだが、ようやく完成した倉庫に全部移して並べて物色してみることに。こんなに出てくるとは・・・鑑定スキルなんぞ持っとるわけが無いのでまるで価値が分からん。錆びた鉄瓶・・・いや、これは鉄じゃないか。えらい年季入っとるな。こいつは灰皿かな?この花瓶はあれかな、藁で焼くとこういう味のある鈍い黒になるんだったか。ちゃんと調べ直さないとな。何なのか分からんかったけど、よく見てみるとタバコ一本ずつ置けそうな小さい溝がある。灰皿か・・・。60年以上は前のもののはずだが、こんな凝ったものが残ってるとは。ウチで喫煙する人用にとっとくか。こちらは催事用の朱膳と黒膳のセット(各20組)。全部輪島塗と書いてある。プラ製品の無かった当時は重宝したんやろうな・・・こちらは全てお寺に引き取っていただいた。これデカいな・・・一般家庭で使えるサイズではない。このあたりから茶器。茶碗か。湯呑みとは思えない色合いだな。割と使いやすそうなシンプルなモノも出てきたな。この輪島塗のやたら凶暴な意匠の肴は何だろう。木箱を見る限りでは鮎のはずなんだが、これ鮎か?こういうの好きだな。まぁウチの家族は1人も酒飲めんから、宝の持ち腐れか。
2024.06.23
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裏山の風景とか色々Natural Baseのおさむ君がウチの裏山のこととか色々と気になっているご様子だったので、せっかくなので撮影して送ってみることに。もう今はほぼ機能していない裏の池。昔はここで鯉を飼ってたんだが、父の逝去とともに処分した。誰も面倒見切れないのに置いとくのもな。ただ、たまに山水に乗って魚が迷い込んでいることがあるし、野良亀が住み着いてるので意外と生命の気配がある。ちなみに、この池の上にある茂みは、ウチの畑を襲う野生動物の前線基地的なものになっており、夜な夜な燻製やBBQなどしていると、いつもこの茂みがガサガサいったり唸り声が聞こえてきたりして正直かなり怖い。一度燻製中のグリルをひっくり返されてひどい目にあったこともあったか。池から西側には薪や竹を処理するスペース。なにげに池の隣には茶(山茶花との交配種?)が自生しているが、たまに摘んで干して茶を作ってる。作り方が合ってるかどうかは知らんし、クォリティは推して知るべし。お湯を飲むよりは美味い。薪割り場の柚子の木。多い時はこれで200個以上の実がなる。時によってだいぶ差はあるが。いつもチャンクを作るために薪を割っている場所。この土台の木はいつ崩壊するか分からんが、不思議となんだかんだで6年以上もってるかな?薪割り場から南西の方向には大きな栗の木。昔落ちてきた栗が頭にあたって倒れて大量出血したことがあってトラウマ。あまり近づかない。栗の木の下。ちなみに、このポールがいっぱい立ててあるところは紫蘇が自生しているところ。間違って踏み潰さないように囲ってある。この場所は朝しか日が当たらないので、日に当たりすぎると良くない野菜などはこのあたりで育てる。昔は井戸だったという深い水たまり。ここは人が死ぬので近づくなと教えられてきたが、実際かなり深そうで怖いので普段から近づかない。薪割り場から山に登れる。右下のあたりには昔は椎茸の床があったんだが、爺さんが床に臥せってからは全く触れなくなり、自然消滅した。このあたりは竹も木もしっかりと手入れしてあるので広場のようになっているが、油断すると一瞬で竹林になるので、常に伐採し続けなければならん。さっきの広場から北側には年末年始にお参りする山神様の祠が・・・あれ、無いな。おかしい。と思ったら、まさかの画面の下あたりに無惨な姿で転がっていた。南無三。元あった位置まで戻したは良いが、何か屋根が欠けてるような気がしてならん。小生が生まれる前からここにあった祠なのでもうそろそろ限界か・・・いちおう守れるところまでは守らなあかんな。山神様から見下ろした風景。こちらは我が家では西の井戸と呼ばれる井戸。ただ、なんか一般的なイメージの井戸とは違うんだが。水はけっこうきれいらしく、貴重なエビガニなどが住み着いている。昔は夏の暑い時期なんかは、夜中にここで水に浸かって涼んでいたもんだが、今思えば真っ暗な夏の夜中にこんなところで裸で水に入るなんてよくあんな危ないことやってたなと感心する。親父、あんたのことだよ。今は閑散としている畑。ここから賑やかになるかな。桜が咲いたらもっと華やかな風景になりそう。
2024.05.23
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※(1月31日追記:やっと記事の方が年越しできた・・・写真のアップロード数に制限があるので遅々として進まない)年越しから元旦までの流れ年越しといえば年越しそば。年越し中華そばでもええやないかということで年越しラーメンの人も現代では多かろうと思うんだが、例年は鴨南蛮そばを作る小生。今回は珍しく年越しラーメン。カネスエで適当にそれっぽい生麺と豚骨醤油のスープの元を買ってきてうん。ちょっといくら何でもスープが薄過ぎたか( ゚д゚)そして驚いたのが、本巣の千家もこんなシャバシャバの味だったなということ。あれ、マジで市販のスープの元とかを湯で溶かしてるだけなんちゃうか?というわけで、ちょいと味気ないので、ヤマサの濃い口醤油と、自家製鶏油で少しだけ調味。まだ食えるな。うん、いつものように鴨南蛮蕎麦しときゃよかった・・・・1杯目の豚骨醤油があまりに味気なかったので、味噌ラーメンスープの元を使ってもう1杯。贅沢に香燻もトッピングでぶちこむ。湯少なめにしたのでまだこちらの方が食えるな。残った時間で正月BBQ用の準備と様々な整理をしつつ、21:00を回った段階で恒例のArt of Life鑑賞。かれこれ中学2年生からずっと続けてるルーティンだが、我ながら相変わらずやな。年越しは生まれてから一度も欠かすことなく通ってる寺で除夜の鐘をつきながら過ごす。今年はひたすら火焚き守りをしているうちに年が変わってたわ。正信偈を読まずに年越したのは初めてかも。今年は本堂が建て変わってなかなか見栄えが良い。帰り際には地元の金刀毘羅神社を参拝。この後はいつものルーティンで賀茂神社を参拝お〜立派な門松。やっぱり下の方はこれぐらいすっきりしてた方が良いな。帰宅するまでの間、カーステレオでは爆音でFar beyond the Sunを鑑賞。ここまでテンプレ行動。さすがに色々と疲れたので帰宅後すぐ就寝。初夢は何も見なかったな。元旦の朝はだいたい鰯&餅もしくは香燻&餅の組み合わせが鉄板なんだが、鰯と餅をあわせるのってメジャーでもなんでもないらしいな。この年になって初めて知ったんだが、バリバリに焼いた鰯を餅でくるっとまいて食うの美味いで。デザートは黒豆餅。これ誰に言っても全否定されるんだが、そもそも黒豆大福っつーものが世の中に存在しとるんやから、こういう食べ方があっても全くおかしくなくね?小生が知る限り、これより美味い食べ方は存在しない。ちなみにここにきな粉が加わるともう手がつけられない。年明けの朝コーヒーブレイクは、HATブレンドとシュトーレンで。ちょっと炭水化物摂り過ぎちゃうかね( ゚д゚)やっぱりこうして味わってみると、トランジットよりHATブレンドの方が香味に広がりがあって良いね。深煎り系って甘味との相性は良いんやけど、どうしても酸やアフターフレイバーが単調になりがち。正直個性が出にくいんよね。LCF監修のマンデリンクラスなら話は別なんだが。一息ついたら山神様の飾りを回収して、適当に掃除を済ませる。9:00からは村の元旦祭で日吉神社へ。お供えの置き方を覚えとかんとな・・・なんかこう見上げると壮大な感じが無いこともないんだが、小さな神社なのでそうでもない。しかし階段の傾斜が絶妙で、奥が深く見えるような感じになってるわよね。普段はこの祠の扉は閉めてあるんだがこの日だけは全開に。今年も日本が平和でありますように。その祈りも虚しく、能登半島は大地震に見舞われた。
2024.02.01
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新年の準備色々12月の半ばぐらいから徐々に準備が進んでいた地元の年越しの準備。大晦日に予定していた準備だが、どうも今夜から天気が崩れそうとのことで、昼のうちにさっさと全部片付けてしまうことに。まずは金刀比羅(こんぴら)さんから。地元の2つの自治会合同で祀っている金刀比羅さん。普通に変換すると金比羅か金毘羅としか出てこないんだが、掘ってある文字を見る限りでは金刀比羅で正しいらしい。何で刀が入るのか不思議。一番表にある鳥居にしめ縄をひっかけて掃除を済ませて完了。この縛り方を覚えとかんとな。この記事見れば思い出す。次はおさんのんさまへ。なぜここを「おさんのんさま」と呼ぶのか、いまだに全く知らんのだが、昔からそう呼ばれている。本当は日吉神社らしいんだが、こういう異名や愛称があるのは歴史を感じる。こちらの神社にも各所にしめ縄を。ただ、このお清めの横のしめなわ、いつも跳ねた水をかぶりまくってベタベタなんだよな・・・いつもこの木と木に結びつけるんだが、そもそも木の位置が中心から見て対称ではないので、綺麗には仕上がらない。門松はウチの庭先でご近所の方々と一緒に作ってたが、なかなかの見栄えでは。と一瞬思ったんだが、なぜかウチの自治会は、いざ飾るとなると足元にやたらと色々盛り盛りにしてしまうので、下の方がどうなってるのがいまいちボケて分かりにくい。何でや。神社はもう1軒、秋葉さんがあるんだが、そっちは別の班の当番なので今年は関わりがない。自治会の神社は一通り準備が終わって、帰宅してから裏山へ。小生が生まれる前からある、山の上に登って行くいく獣道の入り口あたりにある小さな小さな祠。↑のほぼ中央あたりにあるんだがいつも大晦日にはここに鏡餅と清酒、火を灯して、今年一年の無事を感謝。手作り感あふれる(ぶっちゃけるとクソいい加減)な祠なんだが、これがウチの山神様(やまがみさま)と呼ばれているやつで、4年ぐらい前までは毎年大晦日になると父と一緒に登ってきては1年間の感謝をしていたもので。末期が判明してからはだいたい小生が一人でこなす行事になってきた。信心もへったくれもない小生だが、寒々しく妙に静かなこの竹林のこの祠の前でしゃがみこむと、今年も終わるんやな・・・とようやく実感が出てくる。今年は本当に良い出会いに恵まれた。これを次につながんとな。
2024.01.29
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ブログ開設1周年書いてるのは11月5日(日)現在なんですが、自分でもすっかり忘れておった。気づけば2022年10月23日に、SNS復帰のリハビリとしてブログ開設をして、たしかちょうどその日はTroy先生のBBQを食べに高鷲スノーパークにお邪魔した日だったのではないかと(記憶違いかも)思うんだけども、気づけばとっくに1年経過してましたね。今年の10月23日は前日のマルシェの余韻で疲れ切ってたのでそれどころではなかったのではないかと思うんだが、さすがに気づけよということで、自分のいい加減さがよく分かる結果に。10月23日のスコアが分からんのでアレなんだが、いちおう記録のために11月5日(日)21:00現在の状況を。ちなみに、アップロードした記事数は418件。軒?ちょっと待て、日記記入率が86%なのに記事数が365日を大きく超えとるのは何でや・・・・あれか、ちょうど去年ブログを開設した直後は繁忙期で2週間ぐらいロクに更新できなかった日があったり、在宅してなくてアップロードできない日がちょいちょいあったからか。どういうカウントの仕方をしてるのか謎やな。とりあえずここまでの反省としては・・・・タイトル詐欺になっとることか。タイトル変えようかな。キャッチーやなと思って肉とコーヒーとヘヴィメタルにしてみたのは良いものの、自分でも驚くほどメタルの話ができていない。そしてコーヒーの話も思ったよりずっと少ない。明らかに肉の話に偏って・・・違うな、ラーメンの記事が大半やな。ラーメン96とか・・・要するに1年で最低でも96杯以上も麺を食ってるということか。これって少ないのか多いのか自分でもよく分からんが。はっきり言って、知識のデータベースとしてはほぼ全く役に立たないブログで、あくまでも収益よりもただただ発信するリハビリとしてやってるものではあるものの、驚くことにいつも読んでくださる方もいらっしゃるということで(いつも楽しみにしていると仰る皆様、本当にありがとうございます)、今後も己の価値観を正直にたたきつけていくことになると思います。とりあえず、次の1年の目標は・・・◯タイトル詐欺と言われない程度に内容のバランスを取る◯誤字脱字をとにかく減らすかな。いつも読んでいただけている皆様には感謝申し上げます。今後もどうぞよろしくお願いします。言った後早速申し訳ないことに、ひたすら食い物が続く・・・
2023.11.05
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稲葉家のついでにアミカで買い物みんな大好き業務スーパーアミカ長良店。店の規模的にここが本店だと思ってたけど、友人曰く、真砂店が本店だったらしい。知らんかった・・・本当なのかどうか裏はとってないので知らんけど(無責任)実はこの店、稲葉家から車で1分、つーか歩いても5分という超有り難い立地にある。だいたいアミカで仕入れ→稲葉家がテンプレ行動なんだが、この日は久々にP.P.取れるチャンスだったので、こちらので仕入れを後回しにして稲葉家へ。そして結果的に正解だった・・・今回アミカに来たのは、とりあえずソースの材料の価格調査。それと、今度使う予定のフライドオニオンの在庫が実はけっこう怪しい状態になってたので買い足しに。あのフライドオニオン、意外と普通のスーパーに売ってるからわざわざここで買わんでも良いんやけどな(ロピアの方が価格は優秀だったはず)。あ、ちなみにアミカは基本的にあまり安くないです( ゚д゚)独占取引してる商品はここで買うしかないけどね。普通のスーパーでも売ってるものに関しては普通のスーパーで買った方がたいてい安いよ。特にケチャップとかケチャップとかね。大きい単位で売ってるからといって、単位重量あたりのコスパは意外と業務用大量パックの方が悪かったりする。ケチャップはマジでそう。ただ、お得用ビニールで売ってる3kg売りのやつだけは別だな。環境にも多少優しいはず。と思って適当に見てたんだがあ、アミカって冷凍バンズあったのか( ゚д゚)タカギベーカリーって有名なの?全然知らんけど。見たところ一般的な直系10cm規格のバンズで、1個あたりが80円ほど。そこそこリーズナブルやけど、コストコで売ってるフジパンバンズは、これより大きくて値段も半額近いんだよね。ただデカ過ぎて、普通のハンバーガーでは使いにくいという面もある。それに合わせて特大パティ焼くのがけっこうむずいのよね。迷ったんやけど、今回はとりあえずパス。でも今週末のイベント終わって冷凍庫がすっきりしたら1回試してみるかな。そして結局いつもと同じの買った(笑)右はMcCormickのフライドオニオン。つーかフライドオニオンってこれしか見たことないんやけど、国内で売ってるのはほんとにこのメーカーだけなんかな?ちなみに、これちょっと振るだけでバーガーが化けるので、家でセルフバーガー作る人は絶対試してみて欲しい。不思議なことに、半年経ってもカリカリサクサクのままで、全然湿気らないんよね。まじで優秀な商品。それと、実は収穫があって、左のいつものフライビンズなんやけど、このメーカーって稲葉商店って言うんよね。アミカユーザーなら知ってると思うけど。で、この岐阜で、全国区のナッツ卸し店といえば、岐阜市六条にある「イナバピーナッツ」なんやけど、全く別の企業でした(笑)名前似てて全く同じ業界なので、てっきり兄弟姉妹店か親会社子会社の関係かと思ってたんだけど、まさか何一つ関係無いとはww稲葉商店さんには世話になりすぎているので、いつか何か返せると良いな・・・そして帰宅したら、決戦兵器が届いてた。MAGIC FIVE BDI405そう、飲食店に行くとたいてい置いてあるコレ!!!!小生が学生時代に◯◯寿司でバイトしてた時も必ずこいつがあったんだが、これってロングセラーだよね?もちろん稲葉家にも置いてある!!見た感じで分かると思うんやけど、これマヨネーズ用のディスペンサーで、対象から距離を離して絞ると、放射状にマヨビームが広がる優れもの。思いのままにマヨネーズを絞ることができ、回転寿司のオニオンサーモン系メニュー、お好み焼き屋、たこ焼き屋などでは必須アイテム。そして家系ラーメンでも必須アイテム( ゚д゚)何より素晴らしいのは、常に下向きに置いて保管できるので、絞り始めのストレスが全く無いのよね。マヨって硬いので、場合によってはチューブ絞ってもなかなか出てこないことがあるでしょ。そういう煩わしさが無いのは素晴らしい。というわけで、今度のバーガー提供に関わる不安要素がおおよそ無くなったと言って良い状況。楽しみになってきたな。しかし機材増えすぎて倉庫・・・・ちゃんとしなきゃな。
2023.10.07
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キクロンのナイロンタオルについてあまりに日和った内容で自分でもどうかと思ったんだが、久々にアンガーマネジメントができそうになかったのでちょいとばかし発散してみる。私、洗浄用スポンジに関しては多少高くつくにしても断然スコッチブライト派なんやけども(使い心地、性能、耐久性ランニングコストを加味した総合点で)、老舗メーカーキクロンの商品にもそれなりに信頼を置いていたんですが、今その信頼がダダ下がり状態。しかし信頼が下がったのはスポンジじゃなくて、風呂用のナイロンタオル。だいたいどこのドラッグストアやホームセンターでもキクロンの商品が何種類かはラインナップされてると思うんだが、そのうち2種類について。この話をするためには、ちょうど昨年父が死んで1ヶ月ほど経って落ち着いてきたあの頃の話。昨年の9月あたりに、「もしかして今使ってるナイロンタオルはめちゃくちゃコスパ悪いのでは?」と思い立ち、ボディソープ少量でしっかり泡立つちゃんとしたのを使ってみようとまた珍しいことを思いついたのだった。なんせ、もう2年近く同じナイロンタオルを使っていたので(物持ち良い方だよね?)、そろそろボロボロで。さすがに替え時だろうとも思われたし、どうせなら!、と思うことができたので購入を決断。しかし何を変えば良いのか・・・とりあえず信頼と安定のGENKYへ。別に信者ではないんやけど、たまに香燻が信じられない安売りになるのよね。そしてボディソープコーナーの間にあるナイロンタオルコーナーを目指す。で、ざっと見回すと、まぁどいつもこいつも「泡立ち」とか「激泡」とか書いてあるわけなんやけども、まぁ迷う迷う。最近のナイロンタオルは、感触が分かるようにちゃっかり商品のパッケージに穴が空けてあって、どれも試しに触ってみることができる。コロナ禍では何かやたらと触りまくるのも気が引けたんだが、当時は少しずつ緩和されていきそうな流れやったので、まぁいいかと思ってしっかり触って確かめる。ちなみに、触る前に自前のアルコールでしっかり手は消毒しといた。そしてセルフ消毒しているところを店員に訝しげな目で見られた。別に店の商品使ってるわけじゃねえから。。。で、結局この状態で触ったところで、実際に使う時にどうなるかなんて全く想像もできんわけで。そんなわけで、どうせなら試してみるかということで2種類買うことに。安定と信頼の老舗メーカーキクロンの商品なら下手なものはあるまいし、とりあえず最高級モデルらしきものと、次点のものを買っておく。高い順に、◯あわまみれ◯アワスター「あわまみれ」ってまた、かなり主張激しいわね( ゚д゚)。それに対して「アワスター」の控えめなことよ。あわまみれは他所の商品と比べても頭1つ高級品だったので、さすがに間違いないやろうと思い、とりあえずアワスターの方から試すことに(これがちょうど1年前のこと)で、このアワスターやけども、開封してみてびっくり。とにかく薄くて軽い。タオルの面積もかなり小さくて、コンパクトだなーという印象。あまりに薄いので、おそらく数ヶ月でダメになってしまいそうだなという印象。摩擦で擦り切れてどんどん生地が減っていきそう。若干心配しながら使ってみたものの、実際に泡立ててみると、従来の10倍(あくまで体感)ぐらい泡立ちまくってビビる( ゚д゚)思わずオーマイガッと言いそうになるぐらい泡立ちが良すぎて感動した。結論で言うと、使うボディソープの量が従来の2割ぐらいまで減らせた。具体的には、以前はいつも使ってるボディソープを1.5プッシュぐらいしないと最低限の泡立ちすらできなかったのが、ほぼ0.3プッシュぐらいで充分になった。いや~ナイロンタオルって馬鹿にできんな~もっと環境に貢献しよう、などと思ってずいぶん喜んだものだが、やはり懸念していた通り、耐久性に関してはまぁ微妙なところ。あれだけ薄くて小さいので、ほぼ半年ぐらいで泡立ち効果がだいぶ減ってきた。さすがに1プッシュは要らないが、半プッシュぐらいは必要になってきたので、ここでチェンジというか、もう1つの高級品を試すことを決意。そう、「あわまみれ」が残っとるけんのう。さあ、あわまみれとまで言うほどのスペックを見せてもらおうか。さて、開封した瞬間に分かったんだが、こちら「あわまみれ」は「アワスター」と違い、かなり肉厚で長く、環状構造のヘヴィなタオルだった。なるほど。ただ、タオルが分厚くなったということは、おそらく多少はボディソープの量がたくさん要るかも知れない。どうやろなぁ。しかし、「あわまみれ」とまで謳っているのだがら、まさか「アワスター」よりも泡立ちが悪いということはあるまい。タオルがデカいことを加味しても、ほぼ同等の泡立て能力があるはずや( ゚д゚)しかもまだ卸したて。しっかりと湯に馴染ませて、ある程度水を切ってから、まずは半プッシュ。そして泡立てる・・・・・・・・2分ほどワシャワシャしたり擦り合わせたりして泡立ててるんだ、まるで泡立ち感がない。もうこの時点で確信していたが、いちおうもう少し検証しておく。さらに半プッシュほど足して(ほぼ1プッシュのはず)、さらに気合を入れてわしゃわしゃする・・・さすがに泡立ってきた。がっかり気分で身体を洗い始めたが、なんか半分ぐらいのところで全く泡がなくなった・・・更にちょいプッシュでボディソープ追加。そこまできれい好きなわけじゃないが、あくまで比較のためにね。はい、もう分かりました。この「あわまみれ」、泡立ちを期待するのであれば、絶対に買ってはいかん商品ですた( ゚д゚)。はっきり言ってクソですね。アワスターが300点ならこいつは50点。100円以下のプライベートブランドのタオルにすら劣るゴミ性能。こんなに期待外れというか名称詐欺の商品は初めてだな。久々に酷い。これでフラッグシップモデルなのか?開発陣はちゃんと商品テストや比較をしたことがあるのか?とクレームをつけられておかしくないレベル。いや~。ストⅡダッシュのバイソンと、Xバイソンの格差より酷い。これが同じメーカーの泡立ち重視系商品だというのが本当に信じられない。酷すぎる。客を馬鹿にしてるとしか思えないわ。しかしまぁあえて言うなら、耐久性だけはかろうじてあわまみれの勝ち。いちおう半年使ってみたが、劣化は比較的少なめ(とは言うものの、ソープ1.5プッシュでないとまともに洗えなかったのが、ジャスト2プッシュ必要になった)。でも要らん( ゚д゚) 金返せ( ゚д゚)と言わざるを得ない出来。開発部は何を思ってこんな名前つけたのか・・・今世紀最大級の謎。案の定ネットでのランキングを調べてみるが、こいつだけはランキングにかすりもしないな。アワスターはそこそこ上位に食い込んでくる。もしかして大量の在庫抱えてんのかな。需要はあるのかしら。ま、ソープなんてどうでも良いからゴシゴシ洗いたいって人には良いかもね。肌にはあんまり良くないと思うけど。正直、値段と名称が違ってれば小生も何も文句は無かったかと思う。でもね~コピーで人を謀るのは一番罪深いというか、不誠実だわ。アワスターは時代にあった良作やと思う。そして忘れんようにせんと、また間違って買うとあかんでな・・・
2023.09.04
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自転車で往復60kmちょい伊自良発~雛倉~木知原~谷汲~揖斐川~春日なんかもう既に台風の気配漂う強風の中でのサイクリングだったが、一日スケジュール無しの休みはこの日しか無かった上に、平日で休みが取れるのは年に数回あるかどうか。とはいえ、車で行くとどうせ食道楽になるに決まっているので、どうせなら自転車で一日運動しようと決意。いちおう大きな目的としては、サイクリングも当然メイン目標なんだが◯揖斐茶販売所◯kitchen malco(岐阜コーラプロジェクトの主要メンバーの店)◯弓削温泉この3つを冷やかすのが今回の目標。いや、冷やかしで済ませるつもりはないんやけど、弓削温泉は麓にあるキャンプ場というのをちらっと見たかったので、ここだけは完全に冷やかしになる。さて、今年の5月に十数年ぶりに自転車を購入(いろんな意味で実用性重視のママチャリ)。それ以来、食品系の買い出しはできるだけ自転車でと思ってるんだが、梅雨以降ずっと天候が安定しないので、なかなか日中乗り回すこともできず。というか真夏の真っ昼間にチャリンコ乗り回すって自殺行為だわな・・・(いつものGoogle Mapさんから引用)とりあえず今回の行程はだいたい片道こんなもん。このルート、グーグルさんが最速で勧めてくるルートなんだが、さすがGoogleさんだけあって、とにかく距離のことしか考えてない(笑)たしかに車でならこのルート一択なんだが、とにかくめちゃくちゃ起伏が激しいんよ。山、谷、峠をひたすら走破していく感じなので、平な道ってのがほとんど無いのよね。出発地点のゲンキー伊自良店周辺1kmぐらいが唯一の平地と言っても過言ではない。自転車乗りなわ分かると思うんやけど、ずっと平らなのが一番楽なんよね。いくら下り坂があっても、登り坂に使うエネルギーの効率の悪さといったらもう・・・・どんだけ下りがあっても割に合わないよね( ゚д゚)。だからこそ鍛え甲斐があるというものなんだが。ということで(?)、強烈な向かい風の中、伊自良のゲンキーで順調にスタートを切ったわけだが、まずは伊自良から岐阜市佐野にかけてのエリア。ちょうど画像中央やや左の山と山の間を抜けたあたりから、けっこうな上り勾配になっている。ここだけで2km近くあるので、ノンストップで登り切るには少々息切れがする。ちなみに、ちょうど左端の見切れているあたりが佐野池。地元では佐野の雨池などと呼ばれることも。農業用水利のため池だったかな。昔はブラックバスがよく釣れたのでしょっちゅう自転車で行ったが、若かったよな・・・。右下に見えるのが、先に説明した佐野池。そしてこの佐野池を境に、雛倉エリアに入る。地図右上には、いつもお世話になっているやぎの里ひなくら。この水田エリアを突っ切って、左上の鹿穴峠に差し掛かるんだが、この坂がまさに心臓破りの超急勾配。そして夜間はやたらと鹿が出る。ここから谷汲方面まではとにかく山際で鹿が大量に出るのでありがたみもなにもない。帰りは下り急勾配なので、鹿をハネないようとにかく気をつけないといけない。今回は自転車やし昼間なのでどうでも良いけど。で、この心臓破りの大坂、距離的にはぜんっぜん大したことないんだが、とにかく勾配がきつすぎて、プライドを曲げて立ちこぎしても全く進みやしない。と思ったら、ロードバイクに乗った明らかにプロの人が颯爽と抜かしていく。ノンストップで頂上まで登りきったな。この坂けっこう有名で、自転車競技の学生さんやプロの競輪選手がよくトレーニングで使っている。距離はそんなに無いから、おそらくスプリントの練習なのかな?小生の目から見ても、時速20kmぐらいは出てたかな・・・相当な速さ。小生はというと、もうここで乳酸が爆発しそうな気配がしたので、なんとか坂の真ん中ぐらいまでな粘って自転車から降りる。降りて風が止まったとたん、本当に滝のように汗がダバダバでて全身ぐっちゃぐちゃになる。ここでさらにVAAMで水分補給し燃焼を加速。余計に汗が止まらなくなるが知ったこっちゃない。で、結局乗っても進まないので、なんとか200ほど走ってチャリを押していく。頂上が見えたところで、残り100mほどは頑張って乗る。この時点で時計を確認。もう40分経過している・・・・あかん( ゚д゚)距離的にはこの時点でもまだ3割ぐらいしか進んでいないのに、もう予定の半分も時間を使ってしまった・・これは不味い。キッチンマルコ(岐阜コーラ生みの親の一人が経営するお店)の予約が11:00・・・既に時計は10:10を回っておる・・・果たして間に合うのか鹿穴峠を登りきったところが↑の図の右上。ここから左下にかけてが木知原という地域。これなかなかの難読地域で、「こちぼら」と読む。山と山に囲まれた、谷川に沿ったとにかく細長~い集落なんだが、山県市方面から谷汲に抜ける最速ルートとして、割りと昔から親しまれている。狭いながらも意外と道がしっかり舗装されていて、けっこう快適。鹿さえ出なければな・・・そして、この地図に表示されている右上から左下まで、そこそこけっこうな長い下り坂になっている。さきほどの鹿穴峠を登るだけで20分以上時間を費やしてしまったが、こっちは全く逆で、5分とかからず4km近いの道のりを踏破。終始ブレーキをかけっぱなしで摩耗が心配だったが、完全に遅れを取り戻した形。ここでおよそ全行程の4割以上。木知原の坂を下りきったところ、木知原駅の真ん前を右折し、すぐに谷汲山大橋を渡る。ここからはひたすら西へ。比較的ゆるやかな登り坂が延々と続く、ゆったりとした道だが、自転車漕いでいてちょうど心地よいぐらいの負担感。ちょっと飛ばそうと思うと息が上がるが、このエリアが一番気持ちよく走れる。このエリアが一番距離があるんだが、今回走った道で最も安定感があるおかげか順調に踏破し、ついに谷汲山の真ん前まで!!ここまで来るともう終わりが見えてくる。谷汲山を通り越して、次の三叉路を左へ。曲がるとすぐに「谷汲 あられの里」が見えてくる。ちょうどあられの里にある柱時計を見ると、ジャスト10:30。( ゚д゚)!?ちょっと待てよ、さっき木知原の入り口で10:10を回ってて、ここで10:30ってことは・・・10kmを20分で走破したことになる。平均時速30km出てるわ。ほぼママチャリの限界値じゃね?あ、でもよく考えると昔14km30分で毎日走ってたので、そんなに驚くことじゃなかったわ。普通やったわ普通。いよいよ終盤。谷汲山を通り越すと、今度は東ノ山という極めて安易なネーミングの山の坂をひたすら登っていく。坂の頂上にたどり着くと、案内看板があったのでちょっと拝見。ここから東ノ山トンネルを越えると、揖斐川の茶畑群が現れる。その向こうに揖斐茶販売所とkitchen malcoがあるのよね。とりあえず第1目標と第2目標までもう少し。東ノ山トンネルの入り口が見えてきた。なにげにここの急坂も、パンピーの心を折るには充分過ぎるぐらいにキツい坂。なんとかノンストップでここまで来られたのは、やはり雛倉の坂に比べたらヌル過ぎるからだな・・・この写真では見えにくいな。ちゃんと入り口に東ノ山トンネルと書いてある。しかし安易なネーミングセンスだな・・・・トンネル内、超涼しい( ゚д゚)涼しいどころじゃないな、これ18℃ぐらいじゃないかな。冷蔵庫の中にいるみたい。思わず自転車停めて撮影したけど何でかめちゃくちゃブレてる。心霊写真か???そして実はトンネルの入り口からはまた強烈な下り坂になっている。ほんとアップダウン激しいな・・・とにかく油断するとスピードが出すぎるので、ずっとブレーキかけっぱなし。トンネルを抜けるとそこは・・・一面の茶畑ですな。川端康成並の文才が欲しい今日このごろ。いちおうこの通りは「西美濃お茶街道」と銘打ってあって、どうも観光スポットとして売り出したそうな気配を感じる。実際かなりダイナミックでそそられる景色で、時折外国人観光客らしき人たちが、ハイエースを停めて茶畑見学をしている様子が・・・と思ったら、今日もさっそく見つけたわ。一番大型タイプのハイエースが突然路駐して、中からはそうとう背の高い西洋人たちがぞろぞろと出てくる。10人以上の大所帯やな。それなりに見栄えがする道なので、ちょっと見学したくなる気持ちもわかるね。正直ここでコーヒーブレイクしたい気分。そして坂を降りきったところに揖斐茶販売所。まだ早すぎるのか営業していない。お茶ソフトがきになる( ゚д゚)ここは帰りのティーブレイクにとっとくか。先を急ごう。いや、木知原以降めちゃくちゃ早く進んでるおかげで、逆に予定よりも10分近く早く進んでる。ゆっくり行くか。さらに目的地まで歩を進めていくと、地元の歴史民俗資料館を発見。こんなところにあったんやな。時間さえあればじっくり観てみたい。時間さえあればなぁ・・・本当は好きなんやけど。ついに揖斐川アリーナまで来た。ここ久々やな・・・5年ぶりくらいかな。揖斐川アリーナを通り越してすぐに南に向かって曲がると、比較的新しそうな住宅街に。そしてやっとこさkitchen malcoの看板を見つける( ゚д゚)こりゃ気づかないな~~やっと到着。ああ~~流石にどっと疲れが出てきた。というか汗が出てきた。ここまで良い風吹きっぱなしやったからなー。いや~ここまで長かった( ゚д゚)今日の距離の話じゃなくって、時間的な意味でね。この辺りまでは何度と無く足を運んでいるにも関わらず、まずこの店が平日しか営業していないことがデカかった。春日村の上の方にある「まるかる」というお店がこちらの姉妹店のような店なんやけど、昨年末をはじめとして、何度か通っているんだが、店主の四井さんには毎度のごとくタイミングが悪すぎて会えていなかった。今回は本当にまたとないタイミングで運が良かったです。四井さん、今後もどうぞよろしくおねがいします・・・・さて、malcoでしっかりとくつろいで英気を養った後は、最後の目的地、弓削温泉へ。kitchen malcoからはおよそ6kmほどの行程。この後も平地はなくアップダウンが続くのだが、ここまでの道のりに比べれば赤子の手をひねるように優しい道が続く。そして、弓削温泉のふもとの華音の森にたどり着き、一通りの目標は遂行した。せっかくなのでここも写真に撮っていこうと思ったのだが、37℃の灼熱にさらし続けたことによりスマホがフリーズ&シャットダウン。こりゃダメだということで冷ましながら帰路につく。ああ、せっかくここまで来たので、すぐ近くのカーサポートアイに寄っていく。運良く岩井さんにお会いできたので、16日のBBQについて相談。台風が早く通り過ぎてくれると良いんだけどね~と世間話を少々した後、いび茶販売所の話に。どうやら小生が見込んだ通り、あそこの茶ソフトは美味いらしい( ゚д゚)あれのテイクアウトだけのために行くのもアリというぐらい評価が高いらしいので、現地待ち合わせの予定でカーサポートアイを後にする。そして道を戻る。朝来た時よりだいぶ天気が良くなってますね。あらあら、テイクアウトと店内で違うのか~。岩井さんには申し訳ないが、せっかく来たのでイートインの方でいただこう。。。かなりのクォリティだった( ゚д゚)次の日も食べたいレベル。気になる人は、1つ前の記事を参照のこと。そっちでさんざんレビューしてるので。さて、全ての目標を完全に達成したので、のんびりと谷汲山も冷やかしながら帰途につく。なかなか良い旅だったなぁ~良い汗かいたわ。ほんとに休日って感じだった。そして帰宅した瞬間に強烈な睡魔に襲われた・・・サイヤ人みたいに急激に成長せーへんかな・・・・
2023.08.23
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瑞浪市民公園〒509-6133 岐阜県瑞浪市明世町https://www.city.mizunami.lg.jp/kurashi/koutsu/1004595/1001571.htmlたまたま近くを通りかかったので、時間調整&体ほぐしのために寄ってみた。ちょうどこの上の写真の駐車場、春先にダックダイブがイベントでキッチンカー出してたんよね。もう4ヶ月も経ったとか信じられない。っていうか、凱旋以来まだ行けてないんだよ・・・いい加減訪問したい~~現在6:30。やっぱり夏至を過ぎてだいぶ経ったなあと感じる。日の出がだいぶ遅くなってきたな。さすがにこの時間はだいぶ明るいが。こちらの瑞浪市民公園、臨時駐車場からすぐの所で最初に目につくのはこちらのドーム型の屋根と芝生の広場。あまり派手ではないが、この公園の中ではおそらく最も落ち着いた雰囲気の場所。広さもそれほどではない。木陰の涼しさと花壇でぼんやりするのが良いか。さすがに台風迫る蒸し暑いこの時期ではそれほど爽快感は無い。東側の山沿いに公園を上っていくと、道端にある健康器具たち。トレーニングジムでもちょっと目にしないようなモノがちらほら。これが脇腹伸ばしか。ぱっと見た感じでは使い方が想像できないタイプ。しかしこれ1個だけっつーのがまた何とも趣深いというか脱力感というか(笑)これってありそうでなかなか無いよねってやつ。トレセンとか行けば似たようなのが置いてあるけど、もっとそこら中にあっても良いと思うんだよこれ。実は背中をそらすってけっこう難しいんだよね。ただ、人間ってどちらかというと屈み込んで仕事をする場合の方が多くて、必然的に背中をそらすという体制をとりにくい。となると、鉄棒にぶら下がるとか、こうやって無理やりニュートラルに戻してやるような道具があると良いんだが、これは気張らず無理なく使えるね。なんつっても、休憩するだけで自然と背中が伸びる。これはアリだよな。しかし野ざらしな上に何とも微妙に手入れがされていなくて汚らしいのが玉に瑕・・・( ゚д゚)管理体制はどうなってるんやろ。北の方に向けて勾配を上っていくと、広い芝生広場の方に。イベントの時はこの辺りにみんなレジャーシートを広げて犬と戯れたりなんかして。休日の幸せな家庭の様子が見られてサイコーですね。こういう彩りのアクセントもちゃんとある。ええデザインやな。侘び寂びも感じるこういう場所を見つけると、この横にタープ張ってグリルと道具一式構えて、バーガー屋台出したいね。あかんな、憩いの場所のはずなのに、最近こういう屋根とテーブルと椅子を見つけるとそういう事しか考えられない。この流れでいくと、「洗い場にちょうど良さげ」とかね。そういう発想になるわけですよ。実際ほとんど屈まずに水が使えるので便利なんだよな。使わんけどな( ゚д゚)実際はこれぐらいの浅瀬だと子どもたちがピチピチチャプチャプと遊ぶわけで。休日の幸せな家族像が見えてきますね。ローラー系滑り台ね。これ実はちょっと苦手で、実際に滑ってみるとゴツゴツして尻が痛いんだよね( ゚д゚)かといってツルツル系の滑り台は摩擦がきつくて尻が痛いんよね。そう、どっちにしろ痛い( ゚д゚)摩擦係数の少ないパンツ履いてかんとな。さて、来た道を戻り、公園の南側の通路を東へ進んでいくと、なんと行けの中にそびえるドでかい建物。朝日をバックに、なかなかの貫禄。これ何なんやろ、わざわざ水の上に浮かべるってとこが、なかなか無駄に金かかってんなーと思うが瑞浪市民体育館か( ゚д゚)こりゃあなかなか立派だぞい。面積自体はそれなりだが、縦が高いのよこれが。ほんとに体育館かこれ。マジで池の上に浮いてるって感じ。森の中にあるって感じするな。公園の一角にあるというだけあって、並木もしっかりと管理されている感。昔カナダに行った時のことを思い出すな。わりとこういうのはありふれた風景だったんだが、なんか嫌いじゃないんだよねこういうの。ここがいちおう体育館の正面ゲート?それとも関係者入り口かな。ちょっと威圧感あるな。体育館のある道を上っていくと、左脇にそこそこの高さのフェンスが。何かなと思えばテニスコート12面。これはなかなかの規模やね。中央にはコートを横断するように眺めの通路、そして屋根。これだけ屋根があれば、大きな大会があった時にもみんな日除け&雨宿りができますね。つーか、朝5時台なのに人がいるというか、そもそもゲートとかが無かったので勝手に入って来ちゃったんやけど、ここセキュリティ大丈夫か??(笑)(後で調べてみたが、このテニスコート、施錠されず24時間解放しっぱらしい。今どきすごいな)今日は大会か何かがあるのかしら。テニスコートの奥には「アーチェリー場」と書いてあったし、野球場もあるし、瑞浪市民公園、すんごい規模やね。大したもんだ。さて、次に来る時は。。。。たぶんキッチンカーイベントの時かな( ゚д゚)家族サービス? 憩い?それ美味しいの?
2023.08.17
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などと、毎日ニュースを見ていてうんざりした気分になる。ここ数年よく聞くようになったのは水分補給の仕方に関してやな。昔からこまめに水分をとか、ただの水だけだと良くないとか、スポーツドリンクにした方が良いとかね。ここ十年ぐらいで塩タブレットなんてものもずいぶん一般化して、よく配られてるのを見るんだが。しかしな、しかし。みんなそれぞれ言うんやけど、そもそも一番大切なことが抜けとる。これだけ熱中症が多いのは異常気象だとか温暖化だとか色々言っとるが、昔みたいに根性論で水分補給させない運動部の鬼コーチなんて現代じゃほぼ絶滅種やろうし、子ども達もしこたま指導されてアホみたいに水分補給しとるはずなんよ。それでも熱中症でぶっ倒れる。以前はこんなに次から次へとぶっ倒れたやろうか?いくら現代っ子がストレスに弱くなったとはいえ(まぁこれも暴論だわな)、なんか根本的なとこから目そらしてへんか?そもそもの話、水分補給に比べて塩分やナトリウムの補充が足りて無いっつーのが根本的に理解できんのよ。だってね、保健でも家庭科でも社会でも習うと思うけど、現代の食事って塩分過多、脂質過多、カロリー過多で問題になってるがね。ラーメン界隈もどんどん濃厚、濃い味に傾いていく一方で歯止めがかからんし、みんな大好きマクドのフレンチフライにしても、他のファストフードにしても皆同様に、基本的に塩分過多でしょ?これだけ食事が塩分に傾いているのに、なんで塩分不足でぶっ倒れるの?????おかしいやん。ということは、現代人の大半は実はめちゃくちゃ減塩に取り組んでいて、極めて健康的な食生活をおくっていることになる。高齢者の高血圧対策に一番良いのは塩分を控えることやと今でも言われ続けるぐらいやからね(個人的には疑問だがな。)。とすると、やはり熱中症の原因の塩分不足の原因として考えられるのは1つ。朝飯抜きをはじめとした食生活の偏りとしか思えんのよな。これは確定的に明らかやろ。ちなみに小生は一日三食論者ではない。三食論も、必要性ではなくて経済性によって作り出された偽りの需要に過ぎない。正直悪質だよなとは思うんだが、そういう低レベルの話じゃなくて、朝食がBreak Fastである意味を考えろっつーこと。これは誰もが中学生で習うと思うんだが、BreakFastは直訳すると断食明けであるという。(余談やけど、こういうのが本来英語を学ぶ意義なんだよな。英会話至上主義◯ネよ)断食明けですっからかんになった胃に栄養を入れてエンジンを再点火。だからこそ一日の生命活動に推進力が得られるわけなんだが、このスタートでこけてんだよな。夜版を食い過ぎ、就寝が遅過ぎ、色んな理由があるんだろうが、要するに夜型至上主義のたどり着くとこやな。今まで熱中症になったやつからは、必ず全て聞いてきたが、もれなく朝飯抜き、もしくは前日から甘いお菓子とジュースしか飲んでないだのなんだの。たいてい水分補給してるやつがほとんどなんだが、まぁ結果は推して知るべしという状態。アホ過ぎるな。そんなに死にたいなら勝手にしろと言いたくなる体たらくだが、本人は悪くない。そうなるよう仕組んだ腐った年寄りどもと我々社会人と環境のせいやね。子どもにその責任をとらせるのは忍びない。そう、すべてこんな世の中にしたクソッタレな大人のせい。子どもは被害者。とりあえずな、子どもには、よほどの事情がない限りは、なんとか朝飯だけは食わせとけ。まともな飯をな。え?先月の週末、朝飯何食ったかって?絆で朝ラー・・・・(塩分はバッチリのはず)
2023.08.09
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岐阜市佐野 → 伊自良西エリア経由 → 伊自良湖サイクリングがてら散策内容的に前回の縣神社の続き。縣神社を通過した時点でまだまだ割りと時間的に余裕があったので、どうせならと思い伊自良湖まで行こうかなと。そういえば自転車で伊自良湖って10年ぐらい行ってなかったかも。年食ったな~。縣神社から東へ。街道の方は路側帯がほぼゼロに等しいレベルで狭いので、安全に畦道を行く。間もなく「佐野」の信号交差点にさしかかり、北へ。ほんの短い杉坂峠を超えて伊自良・小倉へ。そこからは比較的しっかり舗装された道をまっすぐ北上。生活感のある民家が並び、総合運動公園や花咲ホールを超えると、伊自良北エリアに。このあたりで伊自良・松尾に差し掛かる。そういえばここにも稲荷神社あったな。規模こそ慎ましいが、道からよく見える上に比較的綺麗にされていて、いつもつい立ち止まってしまうところ。ここのスペースけっこう有り余ってるように見えるんだよなぁ。だだっ広い。町の人が見たら羨ましがるか。どうなんやろう。稲荷神社から少しだけ進むと、サムラホーム(佐村建設)のドーム状の建物が見えてくる。ここを左斜めに入ると、道の左側に慎ましい看板が見える。伊自良名物、蕎麦の舎(いえ)いじらの看板。伊自良にはもう1軒、「遊」という土日の昼しかやってない民家系の蕎麦屋があるんだが、ど田舎とはいえ、何でおうちスタイルの蕎麦屋がこんなに近くに2軒もあるのかは謎( ゚д゚)昔は無かったよな・・・こちらが蕎麦の舎いじら。ちなみにこちらの店、近所にもかかわらずいまだに一度も伺っていない。何度もここまで来たことがあるんだが、どこからどう見てもただの民家で、店の入り口すら全くわからない仕様。本当に開いているのだろうか(ちゃんとレビューが載っているので営業はしている)。掛・平井エリアを通り越して、長滝へ。ここが伊自良村の最奥。もう少し先へ行けば頂上の伊自良湖エリア。これまた、ただの民家にしか見えない某有名料理店「かたつむり」。完全予約制の、ジビエ・山菜がもりだくさんの野趣の店。名前からしてイマイチ食欲をそそられない人の方が多いのでは( ゚д゚)エスカルゴ好きな人なら大丈夫そう。きのこ・ジビエ天然うなぎ・スッポンいや~これは知らない人は全力でスルーするわな。小生が知る限りでは(小生も含めて)非常に評判が良い。気になる人はとりあえず電話してみると良いね。どちらにせよ予約制やからね。伊自良湖の麓。まぁ距離的にはもう着いたようなもんなんだが、ここから地獄の坂。の手前に、ここにも社があるんよね。この村、いくつ神社あるんやろな・・・・感覚的には三歩歩くと神社か寺に当たる。白華山 甘南美寺伊自良湖の一番奥にある甘南美寺。伝統ある禅寺やね。そういえばここの本堂(拝殿?)で座禅修行体験しとったな。竹刀で肩叩かれるやつな。あれ、今強制的にやったら虐待とか体罰とか言われんのかね。悲しい悲しい(´・ω・`)。甘南美寺入り口の左手には広大な砂利広場。これたぶん臨時駐車所なんやろな。大きな屋根もあって、イベントに向いてそう。なんかできんかな(考えることはこればっかり)奥に進んでまた左手には池と橋。これ昔っから印象的なんだよな。錦鯉とか色々おったと思うんだが、気配が無いな。どこに隠れたのか死んでしまったのか。真ん中の浮島にはお地蔵さんもおんさる(美濃弁で「いらっしゃる」の意味。「ござる」も同義)よ。正面を向くと、階段左手に見えるこれは滝行ができるやつね。禅寺あるあるかな。狛犬って寺にもいるんだっけ・・・・・仁王像的な???こういう時に中途半端に知識が無いから困る。いや、半端どころか皆無なんだが、この門の左右にござる厳しい顔したお二方はいったい誰なんやろか。サイズ的にはちょっと可愛い。本堂が見えてきた。そしてここも左手にある暗がりを覗き込むとこっちがモノホンの滝行エリアやね。ロープが張ってあるけども、ちゃんと道が作ってある。お清めを。ちなみに38℃級の猛暑の中でもくっそ冷てゃ~でよ。最近よく見る百度石。ここから百度参りするのか。というか禅寺の仏さんは、お願いすれば何か叶えてくれるような仏さんなんやろうか。あんまりピンと来んのう。ちなみにこの辺りの床の砂利、よくよく見るとちゃんと枯山水になっとる。めちゃくちゃ手入れしてあるのが分かる。こんなに人っ子一人来ない寺にもかかわらずこれは立派や・・・・立派な本堂。白華山。こちら白華山甘南美寺の由来はなかなかにファンタジックなもので、創建は1500年頃と、意外と新しいっちゃ新しい。面白いことに、海なし県の山奥の寺にも関わらず、海に由来のある寺なんだよなぁ。気になる人はぜひ調べてみた方が良い。そしてこの寺、けっこう立派なのに普段はガラッガラ。極めて有り難いフィールドなのでぜひ参拝に。本堂右には鐘つき堂。神社仏閣来る度に思うけど、本堂や拝殿から見下ろすこの景色に優るものは無いな。不思議。やっぱり見上げるより見下ろす方が景色が良い気がする。もしかして小生、征服欲でもあるんやろか。敵はすべて下郎!!上から見た最初の滝。鯉が姿を現しとる。この大量の鯉は、さっきまでいったいどこに隠れていらっしゃったのか。さて帰るか。帰りはひたすら下り勾配。行きの倍以上の速さ、重力だけで半分以上の行程を終える。伊自良・上願のあたりの畑。Natural Baseの畑はこの辺りか・・・?いつも探してるんだが、いっこうに見つかる気配が無い。伊自良をぶらぶらしていると頻繁に見かけるこちら慶雲庵(合ってんのか??)。これ何なんやろ。造園屋のショールーム的なやつなんかな。しかし設え方が何とも中途半端で、デザインはされてるけど管理はされてないって感じ。不思議や。こんなものがいつからあったか。伊自良役場のそばにある50円自販機。これもう長いな。何でか田舎に必ず1つはある激安自販機。ちょいと前に気に入ったLASコーラがあったので。しかし値上げ合戦に押されてついに50円でなくなったか。あったかいコンポタが50円なのはアレやな。あっためるまでもなく熱々やからやな( ゚д゚)。このラスコーラゼロ、レギュラーラスコーラに比べて病的なまでにスパイシーな味がウリなんだが、久々に飲んだらシャバシャバになってた。。。。コロナにでもかかって舌が麻痺してんのか???ケミカルなのは変わらんが、まるでスパイシーさがない。どうなってんだ。と思って友人に連絡をとってみると、最近なんか味がおかしいとのこと。激安系コーラの中では唯一特徴的な味でネタ的に好きだったんだが極めて遺憾。知っている人は知っている。奥に見えるは、かつての藤倉遊園地の跡地。兵どもが夢の跡かな。ここには昔、学校の遊具のちょいとばかし豪華で規模の大きなものがあって、それだけで遊園地なんていう大げさな名前がついていた公園だったんだが、小学校の遠足では鉄板だったんだよな。今は草木がボーボーでまるで管理されている気配は無い。いかに人がいなくなったか、よく分かる。周囲の田んぼがちゃーんと作られているのは救いやな。ありがたやありがたや。
2023.08.04
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縣神社(あがたじんじゃ)岐阜県岐阜市佐野728-1https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%A3%E7%A5%9E%E7%A4%BE_(%E5%B2%90%E9%98%9C%E5%B8%82)岐阜市と山県市の境のあたり、岐阜市佐野の坂のおよそ中腹に位置するこちらの神社は、ぱっと見た感じ読み方の難しい縣神社。子どもの頃、初めてここを見つけた時には、なんとも読み方が難しくて「けんじんじゃ」と言って親や近所のおっさんたちに説明したものの、誰も分かっちゃくれなかったんだが(そりゃそうだな)。特に観光地でも何でもないんだが、入り口の鳥居から拝殿まで綺麗に真っ直ぐに伸びる参道はなかなかのもので、外から見た感じが目立たない分、非常に幻想的でもある。7年ほど前か、年末年始にとんでもない大雪だった年があって、数時間で膝が埋まるぐらい降った時に腐れ縁の幼馴染と一緒に訪れた時は、まるでアニメでも見ているようなファンタジックな光景だったな。何でこんな時期にここかというと、まったくもって偶然で、ヤギの里ひなくらへのサイクリングのついでに寄るのにちょうど良いと思ったから。日が落ちてくる前にヤギの里を出発。このあたりは雛倉の北部。梅原街道沿いは見渡す限りの不耕作地なんだが、北の方の住宅地付近はそれなりに作ってある。水源はどこかわからんけど、この辺りは水利については大丈夫そうやね。これだけデカい水路があるし。佐野の坂を高富方面に向かって下っていく途中で左(北)に向かって折れる。山と田んぼばかりの景色だが、こういう景色が一番落ち着くな。もうこればかりはどうしようもないほど田舎もんなんだろうな。陰に入ってちょっとだけ涼しい。と思っているうちにすぐに見えてくる入り口。ああ、知らない人からすると、これじゃよくわからんわな。写真のど真ん中のあたり、左に入っていく道が見える気がするでしょ。あそこ。こうして見るとこの入り口は、こんなど田舎の人口密度ゼロの場所にあるマイナーな神社とは思えないほどしっかりしとる。お清め水でしゃばしゃばっとな。お~~やっぱり山水はちべたいね。どこもかしこも水道は沸騰してお湯しか出ないってのに、これは13℃ぐらいはありそう。頭から被りたいほどの清水。お清めのすぐ北側には由来に関する石碑が。っていうか、これ前は無かったよな。。。それもそのはず。よくよく見てみると、平成28年に氏子さんたちによって建てられたそうなので、まだほんの7年ぐらい前ってことか。最近だな。廃れていく一方の過疎地の神社。なんとかしてこの土地を後世に残さねばという切なる願いか。くぐる前に一礼。こういう田舎の山奥の神社にしては、参道は本当に綺麗に真っ直ぐで、既に奥の拝殿が少し見えている。参道の中腹には百度石。そういえば百度石って神社でも寺でも、けっこうどこでも見るので何なのかずっと知らなかったんだが、百度参りの起点だと知ったのはつい最近のこと。小生、浄土真宗の家に生まれたので、子どもの頃からの刷り込みで「神仏に願う」という発想がどうしても感覚的に理解できない。別に浄土真宗に傾倒しているわけでも熱心なわけでもないんだが、いちおうお西の教義では、仏は祈る対象ではなく、委ね、感謝すべき対象でしかない。こうして欲しい、ああして欲しい、などと祈ったり願ったりしたことは生まれてから一度もないし(その割にジーザス連呼するんだが)、百度参りなんて狂気の沙汰としか思えないんだが、たまにはそういう人のことを想像してみるのも悪くはないか。百度石の裏側。そもそもどっちが裏なんだ??人の名前か。階段を上って、拝殿まであと少しというこのあたりの雰囲気が個人的に一番ぐっとくるものがある。鬱蒼とした林の奥の神社仏閣といえば、雑に苔むした石畳・・・漫画の見すぎ君か。やっぱりこの神社好きやな。信心がまるで無いことだけが申し訳ない( ゚д゚)拝殿。あの緑色のシートみたいなやつは何なんやろか。前から疑問だったんだが、あれのせいでなんか若干残念。しかしながら、規模や鮮やかさこそ大したものではないにも関わらず、入り口から拝殿まで真っ直ぐで精緻な造り、奥ゆかしさなど合わせて、今まで見た中で最もパゥアーを感じる社。天気の良い日にはついつい来たくなるんよね。とはいえ、あまりにも近くに民家が無いので、実に人気がない。街道を車が通る音がガンガン聞こえるのにこんなに人の気配がしない神社は相当珍しいんじゃないか。管理人すら見たことないからな。拝殿から振り返ると、境内入り口には大きな石が2個。岩レベルかな。これ登ってくる時は案外気づかないようにできている。うっすらと鳥居が。ここ本当に不思議なんやけど、実際に距離以上に深く感じるんだよね。おそらくここが造られたのは心理学やら何やらが浸透する前だと思うんだが、昔の人は本能的にそれを感じ取っていたんやろかね。少なくとも、今の人たちより視覚以外の五感はよほど鋭かったに違いない。今の人の五感は、二次元に対する視覚にあまりに特化しすぎている。と言いながらこうして写真という二次元データを貼っつけてるんだから世話ねえわな( ゚д゚)麓まで降りてきての構図。実はこの場所からのこの角度が一番好きなんだよな。写真のフレームでは全然再現できないんだが、夕暮れ際にこのあたりで左斜前を見下ろしてみて欲しいな。敷地から完全に外に出ると、ほんとに何も無い。いや、田んぼはあるんやけど(失礼)。この低い山に囲まれた田んぼと畦道が、おそらく私の原風景。ただし勘違いしてはいけないのが、この風景は多分に人工的なものであって、決して自然ではないということ。草を刈って柴を刈って、掃除に稲作、水路の管理。住人たちの不断の努力のおかげで保てているということを若い人たちは忘れがち。悠々自適な田舎生活などと言っている人は、おそらく何一つローカルに貢献してない人やな。ありがたやありがたや。
2023.08.04
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あと10日で、父が逝ってからなんともう1年も経ってしまうか。そりゃもう3ヶ月も前に相続手続きが全て完了しとるんやから、まぁ1年にもなろうというもの。ついこの前、自治会の清掃活動が終わった後にお隣さんから声をかけられてようやく気づいたが、家族1人減った状態でもう1年も過ごしてきたのかと思うと色々思うところもある。父の後片付けはいまだに完了していないのだが、一番大きな問題だった崩れかけの蔵(旧馬小屋)の解体は1ヶ月前に終わり、ようやく片付けに目処がついてきたと思っていた矢先のことではあるが、まぁとにかく時間の経過は早い。父が逝ってからは自分にとっては大きな変化がいくつも訪れた。父には悪いが、父の体調が悪かった関係で堂々とやれなかったことにも挑戦するようになって、こうしてあること無いこと書いて毎日のように公にアップロードすることもするようになった。晩年はろくに食うこともできなかったので、肉を焼いて食べさせてやることもできなかったんだよなぁ。こうしてこの1年間を振り返ってみると、8月末の稲葉家BBQ、9月末の松野湖でのケータリング、10月末にYOCABITOでカッティングボードの相談をしコムーネを紹介され、11月初めにコムーネでイチョウ材の超大型カッティングボードを6,000円で製作してもらい、11月半ばには初めてブリスケットBBQが成功し、12月はコムーネで年末BBQケータリング、年明け三が日で大学の後輩を招いてBBQ、2月には岐阜ビルのマルシェイベントでスモークビーンズを初めて公の場に出して販売し、これ以降はひたすら注文が入って在庫切れ&受注生産状態が続くようになった。3月で職場が異動になったためしばらく大きなことはできなかったものの、4月末にはカーサポートアイ様でのBBQケータリング、そして予定では8月と10月にも比較的大きな場所でのケータリングが決まっていて、この1年で飛躍的に活動機会が増えたことを実感。BBQについては、ケータリングだけでなく製造→冷凍→納品というパターンも増え、これまたいろんな可能性があるのだと実感。輪を広げていくことについては自分でも制御しきれないレベルまで広がっていってしまったので、今後は生産力を高めることと、効率化がテーマかな。あくまで楽しめる範囲で、色々と挑戦していこう。日々精進。そして思った。ギターちゃんと練習しよう・・・
2023.07.31
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業務スーパーアミカ(長良店)にて岐阜の方なら皆ご存知のアミカ。そういえば3年前に買ったっきりの固形燃料が不足してきたので、そろそろ買い足そうかなと思って最近お世話になっている長良店に来たんだが、肝心の固形燃料の前に面白いもの見つけた。前からこんなオガ炭売ってたっけ!?アミカ長良店は隅から隅まで探索したつもりだったんだが、これはあくまでこの時期限定なんだろうか。たしかに夏の行楽シーズンともなれば、家族や仲間同士でホームパーティ、河原で焼肉(あえてBBQのとは言わない)というのも増えるだろうから需要はあると思うが・・・しかしこのオガ炭、同じ中国産でありながら価格がちょいと違い、片方はスペック上の燃焼時間が倍ぐらいあって非常に優秀。これコスパを考えると、どう考えたってハイエンドモデルの方が良いんだが(使う炭の量が圧倒的に減らせるからね)。同じ会社の製品やけど、おそらくこれは同じ木を使っていないとみえる。う〜ん、なかなかコスパ悪くないな。ただ、この3〜4時間燃焼ってのも正直なところ怪しいとは思ってる。自分はなんやかんやで色々使った結果、椿備長炭(という名のオガ炭ね)をここ2年ぐらいは使っているが、火付は備長炭並に悪いものの、高火力かつ超長時間耐久料で重宝してる。値段はそう変わらんな。ま、気が向いたら1箱だけ買ってみるか。まぁ今回は良いや。オガ炭は色んな誤解があるのでここで改めて自分の知っている限りのことを元に解説。まず1つ。基本的に、オガ炭は市販のあらゆる炭の中で最もコスパが良いタイプの炭であること。ナラの切炭みたいな火付きが良くて高火力の黒炭もなかなか良いんだが、野外で長時間の焼肉パーティを楽しもうと思うと、黒炭やマングローブ系の炭は、匂いは出やすいしハゼるし短時間で燃え尽きるしで、正直イマイチ。国産の切炭はまだ良いけど、たいていのスーパーやホームセンターで売ってるマングローブ炭はやめといた方が良い。火付きが良い以外に取り柄が無い。もう1つ。先に言ったことと矛盾するが、オガ炭だからといってコスパが良いわけではなくて、モノによってスペックが全然違う。これは不思議なぐらいに誤解がまかり通っていて、あらゆるものに良し悪しがあるように、オガ炭にもしっかりと性能差が存在する。同じオガ炭でも、モノによっては燃焼時間が最大で3倍ほど変わってくる。小生が昔使ってた(どこの商品とは言わないが)アマゾンで一番人気というオガ炭は、値段こそそこそこ安価でまとめ買いがお得だったんだが、今にして思えば話にならない性能だった。やたらと白い灰が出る(こいつがやたらと吹き上がって肉が汚れる)、せいぜい火持ちが3時間などなど、weberのチャコールブリケットにすら負けるような性能だったわけ。で、色んなブランドのものを試して分かってきたことは、やはり同じオガクズをプレスして作ったものにしても、元にしている木材(その生産国)によってかなり異なってくるということ。そして、性能に関しては、触った感触でおおよそ見当がつくということかな。例外もあるが、基本的に硬いオガ炭ほど火持ちがよく、柔らかいほど火持ちが悪い。ちなみに、火付きの良さについてはこれと逆の結果になる。そりゃ当然だな。硬いオガ炭は手で割ることが難しく、固い床に叩きつけるなどしないと割れないが、燃焼時間の短いオガ炭は手で簡単にポキっと割れる。硬いタイプのオガ炭はキンキンとかなり硬質な高い音がするのですぐ分かる。七輪でさっと魚を炙りたいとか、家庭で調理するとかの場合は燃焼時間の短い火付きの良いタイプで良いと思うが、多人数でゆっくりとパーティを楽しみたい場合は、多少火付きが悪くても硬いタイプのものを使うと良いだろうね。ちなみに、硬いタイプのオガ炭ほど高い。ぱっと見では割高に感じるかもしれないが、モノによっては驚くほど性能が変わるので、変にケチらない方が良い。同じ会社、同じブランドで上位互換版のオガ炭があれば、基本的にはそちらをオヌヌメするね。迷った時は思い出して欲しい。ま、実際に性能実験してみんと分からんけど。ちなみに小生のオススメは、圧倒的に椿備長炭。もしかしたら業者向け卸しでしか買えないかも。【閑話休題】で、肝心の固形燃料なんだが・・・あら、ジェフダブランドのしか無くなってるな。以前はジェフダのは無かったと思うんだが。ちなみにジェフダはアミカのプライベートブランドね。まぁとりあえず25gのがたくさんあれば良いので、20個入りを2袋買うことに。これで1年以上はもつかな?ウェバーのチャコールブリケット1個だけに着火したい時は、こいつが一番コスパ良いんよね。他の着火剤だと、火がつかないか過剰火力になることが多い。そして小生のおかげで25gは無事に完売。在庫切れやな。小生はこれを燻製の火起こしの段階で使うんだが、本来これは、会席料理の小鍋の調理や保温などのために使うやつ。料亭とか宴会の時の必須アイテムやね。個人的にはあまり好きじゃないんだが、ただ炭1個だけに火をつけるための装置としては極めて優秀。簡単に火がつく上に、10分は燃え続けてくれるので、少量の炭の火起こしにはちょうど良い。これにたどり着くまでにずいぶん時間をかけてしまった。さあ、これであと40回は燻せるど。今週末は・・・さすがに無理かな( ゚д゚)
2023.07.27
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岐阜百年公園〒501-3941 岐阜県関市小屋名1966番地【開園時間】午前9時から午後17時(入園は16時30分)【休園日】月曜日(月曜日が祝日又は振替休日の場合はその翌日)【駐車場】無料(522台収容:北306台、南216台)https://hyakunen-kouen.jp/またまた埋もれていた記事。もう3ヶ月も経ってらあ。この日は某カフェで頑張って飲みすぎてさんざんな体調だったにも関わらずその後の暴飲暴食で息を吹き返したかと思いきや、今度は食い過ぎで胃もたれというまったくもって自己管理能力ゼロの日だったのだが、これをチャンスと百年公園を歩き回る口実を手に入れ訪問。百年公園なんて最後に行ったのがいつか本当に思い出せない。ここは博物館もあるので実は子どもの頃からけっこう好きだったのだが、なんとなくタイミングを逃し続けていた気がする。木々に囲まれた小高い丘というか山に作られたこの百年公園。いまだに何が百年なのか全く分からないという、完全にミーハーな非国民の小生だが、ほんとの話、何が百年なんだろ?と思ったら、公式サイトに「岐阜県設置100年記念」の公園と書いてあった。マヂか( ゚д゚)岐阜県レベルの施設だったとは恐れ入った(自分の知らなさ具合が一番恐れいるわ)あちこち撮影しながら上っていこうかと思ったんだが、やはり快晴の行楽日和だけあって人通りが多すぎる。こりゃ全体を撮るのは無理だわな。ということで、人気の無い奥の方の博物館エリアへどんどん上っていく。まっすぐに上っていくとここにたどり着く。これ見たときは、何が百年の塔なのかさっぱり分からんかったが、いちおうこれが岐阜県創立(?)100周年記念の記念碑的なやつなのね。知らんかったわ。どうしよう、ちくわの上にNIKEのロゴが載っているようにしか見えぬ( ゚д゚)これ地元の人に怒られそうだな・・・しかしそう見えるんだから仕方がないジャマイカ。これが岐阜県100年のシンボルだとすれば、何をどうしたらいったいこんな感じになるんだろうか。浅はかながら、やはりじっと見つめなければ見えてこないものもあるのだろうと10分ぐらい頭を空っぽにして眺めてみたが、やはり頭の中から湧き出る「NIKE」の声が途絶えることは無かったのだった。気を取り直して博物館の方に向かう。それほど長居するつもりは無いので博物館の中に入ること自体はしない。そういえばちょっと登ると展望台みたいなところなかったっけ。そうそう、自然観察の道みたいなね。そんなのがあったはず。「自然観察もこみち」に見えたのは決して小生だけではないはず。これ以降、どの景色を見ても「もこみち」の幻聴が途絶えることはなかった。おかげで「NIKE」から解放されはしたが、どうして人生こう思い通りにならないことばかりなのか。これもまた諸行無常というものか。さて、ここから先の細い遊歩道には、生えている木々や生息している動物について、あちこちに看板が立っていて説明書きがある。真面目に読みながら進んでいくとけっこう良い時間つぶしに。時間つぶしとか失礼過ぎるだろ・・・よくある安っぽい形容で申し訳ないけど、トトロが出てきそうなと言いたくなるね。展望スポット付近には丸太的な椅子とテーブルが。せっかく説明があるんだが、どうあがいても枝が邪魔で、どの角度から見てもまともに撮れなかった。残念。高木と低木の該当樹木は初めて知ったな。簡易的な図解やけど、やっぱりこういうも大事だよね。ぱっと見でだいたい分かる。展望台あるあるなんやけど、意外と何も見えない( ゚д゚)うっすら関市の町並みが見える・・・・ような気がする。限りなく気の所為に近いぐらいにしか見えぬ( ゚д゚)いや~しかし関市ってけっこうこういう公園あるね。ちょうど山間部と平野部のつなぎ目の位置にあるからか、なんともバランスの良い街だなと思う。店もあるしな。その辺りが山県市との違いだわな・・・・
2023.07.08
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両界山横蔵寺〒501-1317 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原1160紅葉狩りの季節や朝市などで有名な横蔵寺。ちょうど帰り際に寄れるチャンスということで、思い切って訪問。この日は台風一過で風が心地よく、先日の大雨で川もざんざんと流れていたため本当に涼しかったね。写真撮影は不謹慎だが、久々に運動も兼ねてお邪魔。こちら横蔵寺は即身仏妙心法師のミイラで有名で、横蔵寺という名前を忘れたとしてもミイラ寺として覚えている人が多い。たぶん。科学的にも非常に貴重な資料とされているみたいね。また、寺そのものも、かの最澄が800年頃に建てたとも言われていて、非常に由緒正しい妙心寺派のお寺やね。信心深くなくて本当に申し訳ないけど。あまりに昔過ぎて、どこに駐車して良いのか分からず。ナビを見る限りでは、ここから先は車では上れそうにないんだが。めっちゃ広い駐車場あるし、ここで良いんかな。ちゅうか、ここって蛍の名所だったんね。知らんかったわね。橋の下を覗き込むと、やはり昨日の影響か川がザーザー流れとる。あちこちで飛沫が上がっとるね。そして川が運んでくる風は梅雨時期にも関わらず清涼感抜群。本当に今日は良いお天気やね。願わくばこういう気候が一年中続くと有り難いんじゃがのう。上っていく道沿いにはずっと川が流れとる。やっぱり水量がかなり多そうな感じやね。昨日の昼過ぎの降り方はエグかったもんな。ここだけは凪って感じやね。良い感じに流れの淀みが。しかし綺麗な水や。そこそこ歩いてやっと山門にたどり着いた。そしてショックなことに、ここまで車で上がってきて良かったらしい( ゚д゚)400mぐらいは歩いた気がするんだが・・・まぁ歩くのは好きやし運動不足なんで何の文句も無い。むしろ景色も良かったので有り難いね。なんかこの先は撮影するのも気が引けるんだが、なんかカメラおじさんが超絶連射して撮りまくってたから大丈夫なんかな?どこにも撮影に関する注意事項が書かれていない。いちおうあげておくが、問題があればすぐ削除か。山門をくぐるとさきほどの赤い橋が。しかしまぁ、梅雨時期ならもう少しこう鬱蒼とした雰囲気が出そうな場所なんだが、雲ひとつない快晴で、木漏れ日が実に健康的。トトロに出てきそうな雰囲気やねえ。オフシーズンなのか、人気(ひとけ)はまるで無い。これだけの雰囲気を独り占めできると思うと有り難くて仕方がないわね。本殿が近づいてきた。清めましょうか。どれだけ清めてもこの頭の中は煩悩の塊だがな・・・浄土真宗ならこんな小生でも仏は見事に救ってくれるというが、妙心寺派の宗旨ではどうなっておるのやら。というかお清め場を写真に撮るなんて罰当たりだろうか。五重塔ならの三重塔ですな。なんつーか、三重でもここまで威圧感あるものなのね。なんだかんだ高いね。モダンな高層ビルと比較したらあかんけど、人の手でこれを建てるってのは大変なことなんだよな。塔を見上げたまま歩いていたが、ふと足元を見るとまた神秘的な池ですな。向こう側にはささやかながら滝が。外国人はこういうの好きそうやね。獅子神様がツツーっと歩いてきそうな趣がある。あれ、獅子神であってたっけ?獣神?本殿の横の木がなかなか立派だったのでいちおうフレームに収めておいた。樹齢何年やろうな~。そういえば子どもの頃は覚えてたはずなんだが、植物の名前も木の違いもほとんど分からなくなってしまった。材の種類ぐらいはぱっと見て理解できるようにはなりたいもんだ。とりあえず割木になっていれば、木の密度の感じで桜とナラぐらいなら見分けがつきそうだが・・・いや、けっこう広葉樹はコナラみたいなのばっかやから、正直なところ分からんやろうな。匂いをかげばかろうじて分かるかもしれんが。本殿を通り過ぎると立派な大鐘楼。思い切り鳴らしてみたいやつやな。生まれてから1度も欠かすことなく正蓮寺で年越し&鐘つきしとるが、まだ年も半ばだというのに年末の除夜の鐘を思い浮かべてしまうとは・・・・ちっとばかし気が早すぎるね。鐘楼を通り過ぎると、その先には舎利堂が。こちらの舎利堂に、例の妙心法師の即身仏が安置されている・・だったよな?(たしかそう)夕方が近づき、やや光が陰ってくると、急に鬱蒼とした雰囲気になってくる。先日の雨でこういう小さい滝でも轟々と音を立てている。ダイナミックな風景ではないが、どこか引き込まれる。じっと見ていたい気分にさせられるのはなぜか。上ってきた道を見下ろす。不思議なもんだが、後ろを振り返っただけで現世に戻ってきたような錯覚。やはり日本文化の真髄は「奥」という概念か。奥のあちらがわと、手前のこちらがわ。錯覚だと言われればそれまでなれど、なぜこんなにも顔を変えるのか。これだけ急で浅いところだと昨日の雨の凄まじさがはっきり分かるね。洪水にまではならなかったが、破壊一歩手前の圧、溢れる生命感。水は地球の命です、ってCMあったよな。何だっけ。上州屋か( ゚д゚)釣りが好きだった頃(厨二の頃かな)は何度通ったか分からんけど、上州屋ってまだあんの?とんと見なくなったけど・・・というわけで舎利堂にたどり着いたんだが、さすがにミイラ様が安置されている堂をフレームに収めるのは罪悪感が湧いたのでやめておいた(その基準何なんや)そういえば行きがけに気になったものがあったんだった。ふもとの大駐車場近くにあるこちらの小さな庵は、もみじ食堂。なんか御光が指してる・・・この日はたまたま定休日だったが(土曜定休??)、縁があれば。こういうこじんまりした店は嫌いじゃないね。ふもとまで戻ってきたら、空は青いが日は完全に山陰に沈んだ。すっかり夕方の雰囲気。気づけば1時間消化。こんだけデカデカと蛍を標榜しているのだから、それなりに見ものなんだろう。来年は時期を見計らって連れと来てみるかな。南無三
2023.06.27
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予定が急に無くなり、奇跡的に午後時間ができたので、この日は旧藤橋村のフレズノピッツァでも行ってみようかと思い立ち、ついでに最近とんと行っていない揖斐川町北エリアでもまわっていこうかと。※フレズノピッツァは最近オープンしたばかりのピザ専門店。https://www.instagram.com/fresno.pizza/GW前から気になってはいたんだが、いかんせん、良くて営業日が週1ぐらい、かつSNS情報によれば基本的に身内の方の予約だけでほぼ即完売とのこと。そしてその数少ない営業日はことごとく出勤日と被りまくりで全く縁が無かったんだが、売り切れごめん状態でも良いから1回ぐらいは店を見ておこうかとね。ところでふと思ったんだが、旧藤橋村は現在揖斐川町になっているわけなんだが、揖斐川町ってどこまでなんだ?市町村合併でずいぶん広くなったイメージがはあったんだが、よく考えると藤橋村まで揖斐川町なんだよな。ちょっと地図見てみるか。(Google Mapから引用)ちょっとマテwwww琵琶湖の面積と変わんねーじゃんwwwwwいやーデカいデカいとは思ってたけどまさかここまで広かったとは恐れ入った( ゚д゚)ちなみに揖斐川町は揖斐郡の町村の1つで、まだ大野町と池田町があるね。ただ大野町と池田町を合わせるともっととんでもない面積になるのかと思いきや(Google Mapから引用)ほとんど変わらんというオチがまた良い( ゚д゚)揖斐川町がデカ過ぎるだけやな・・・・恐ろしや恐ろしや。ここより広い市町村ってあるのか?と思って調べてみたら、高山市って面積日本一だったのね( ゚д゚)揖斐川の倍ぐらいあったわ・・・知らんかったわ・・・岐阜県はやはり魔境か・・・閑話休題ちなみにこの日、前日が台風2号の影響で日中豪雨にさらされており、山からの水量はなかなかのもの。しかしながら、台風一過でカラっとしており、空は抜けるような青空、涼やかで心地よい風が印象的な行楽日であった。まぁ心地よい風というか、油断していなくてもハンドルを取られるぐらい強烈な風がビュンビュン吹いていて、バイク客の挙動が怖くて仕方がなかったというのが真実なんやが( ゚д゚)しかし久々の晴れ間ということもあったか、ツーリング勢の多いこと多いこと。そんなわけで、住所を頼りにフレズノピッツァめがけて揖斐川町の道を北上・・・てっきり看板ぐらい出ているだろうと思ってたんだが、見つけられず通り過ぎて、勢いで星のふる里ふじはしまで来てしまった。県内の道の駅でも割りと規模が大きいこちら。全盛期はすんごい客だった気がするが、コロナもあってかすっかり落ち着いてしまった感はある。旧徳山村手前に位置することもあり、徳山ダム関連の展示もあるこちらの道の駅。実は温泉もあるので以前からお気に入りではあったんだが、そういえばかれこれ1年以上訪問していなかったか。この日は土曜日にも関わらずいつも通り(?)ガラガラだったが、施設に向かって左手の駐車場には30台ほどの二輪の集団が。やっぱり今日はツーリング日和だったと見えるな。いちおう気になって温泉館の方を見に来てみたんだが、なにやらあちこちに立ち入り禁止看板が。どうなっているのかと思い正面玄関を覗いてみれば、どうやら改修工事でもしているらしい。7月までということだが、いつから工事に入っていたんかな。この温泉、昨今流行りの岩盤浴とか変わったものはないが、よく整備された露天風呂と景観、落ち着いた雰囲気でなかなか良い。泉質は下呂・武芸川・池田といった有名所とはまた違った感じだが、自分の記憶では美人の湯しろとりと似ていたような・・・?まぁ小生の記憶力の鶏っぷりを鑑みれば全く信用できたものではない。7月のリニューアルオープン後にぜひ行ってみて欲しい。ちゅうか、7月以降って真夏やないかい( ゚д゚)このクソ暑い時期に温泉って需要あんのかな・・・また秋になったら来ようかしらね。ついでなんで売店も見てこようか。このあたりで有名なのは椎茸とか豆腐とか。そういえば森本工房(加工肉)もあったかな。先日も紹介したしいたけ茶。ここに限らず、全国どこにいってもありそうな小袋入りのしいたけ濃縮粉なんだが、ちょっと粉っぽいざらつきは残るものの、ふわっと香る椎茸風味はかなり濃ゆくて優秀。45袋入り1190円はちょっぴり贅沢だが、毎日1つ使っても1ヶ月はもつので、お土産にしてはけっこうリーズナブルなんじゃないか?だいたい1包で55円ぐらいのもんかな。こいつで作ってもらった岩井さんの玉子焼きは美味かったな。藤橋へ寄る際にはぜひ購入を検討してみて。食卓に彩りを。レストラン、売り場のちょうど境目にあるこちらの建物は、この辺では有名な(有名なんかな?)森本工房の販売店。http://www.alsfeld.jp/ドイツ式手作りにこだわったこちらの加工肉は、日本向けのチューニング(パンよりも米向け等)が施されつつも、日本人に媚を売らない拘りと伝統に則った製法で人気を集めている。広く浅くというより、本物の美味しさを伝えたいということやろうね。ここの商品、基本的に薫香はかなり浅めなんだが、それは肉の素材の良さを引き立たせるため。また、あえて皮をパリっとさせることに拘らないという拘りも森本工房の特徴。まぁ本格的ドイツソーセージを目指す職人の店はたいてい皆同じやね。パリっとするのは温風乾燥の過程が入っているからで、これは比較的日本独自の技術らしいと聞いたことがある。自分はそれで食べ慣れているのであれだが、長い食肉文化の歴史をもつドイツでは、風乾のリスクも考えた上で乾燥をさせないんだろうね。というか生ソーセージ系なら風乾、加熱はできんわな。そりゃ当然だ。色々考えてたら興が乗ってきたので、久々に一本食べてみようかと。と思って店先に入ろうとしたら、なんかおばちゃんたちが凄い勢いで走って横から入ってきて「ジビエソーセージよ!!ジビエ!!」と言って騒いでいる。へえ、森本工房、もしかしてイノシシとか鹿でソーセージでも作ったのかな。まぁ鹿とイノシシのソーセージは、谷汲の方で売ってる店があるんやけどね。と思って覗き込んでみると「美濃いびフランクフルト」どうもこの「いび」が「じび」に見えたらしく、ジビエフランク、ジビエフランクとおばちゃん達が騒いでたんだが、後ろにも気づかずショーケースの前でワチャワチャしてるので、今回はやめておくかと思っていると、やっとこさ1人のマダムが勘違いに気づいたようで、何も買わずに去っていった。店主さん、お気の毒に( ゚д゚)で、そのいびフランクフルトなんだが、そういえば以前は見た記憶が無かった。いつ開発された商品なんやろ。なんか看板も出てるな。今売出し中の商品か。これは試してみるかな。おばちゃんたちのワチャワチャした冷やかしにも微動だにすることのない店主に話しかけ、いびフランクをオーダー。「ケチャップつけますか?」と訊かれたのでちょっと考えたんだが、普段なら断るところなんだよな。ただな、注文カウンターから見えてたんだよ、Helaのスパイスケチャップが( ゚д゚)「お願いします( ゚д゚)」このHelaのスパイスケチャップシリーズね、ドイツからの輸入品なんやけど、取り扱ってる店少ないんだよな。いちおう岐阜だと、川原町のデリカテッセンクリンゲンに普通に常時置いてあるんやけど、知らん人は多いだろうな。あとはリトルワールドのドイツ館と総合土産売り場に置いてある。あそこで買うとちょっと割高やけどな^^;作ってもらってる最中に、「ヘラのケチャップ珍しいですね」と言うと、「そうなんですよ~。近辺だとウチとリトルワールドにしか卸してないって業者からは聞いてます」とのこと。クリンゲンのこと知らんのかなこの人( ゚д゚)まぁ余計なことを言う必要も無いかと思い、商品を受け取る。大事なのはソーセージの方( ゚д゚)これが美濃いびフランクフルトね。またもや上手く撮れなかったけどご勘弁を。フランクフルトやから余計にやけど、店主の謳う通りパリっと感よりもぎっちり詰まった肉感、ねっちり感の方が大事そうなソーセージ。パリっとジューシーなジャパニーズライクソーセージとは真逆で、粗挽きの豚とスパイスの旨味をそのまま詰め込んだ商品ですな。ヘラのスパイスケチャップはかなり甘めで酸味が少なめなんだが、ソーセージ自体の塩気との対比がなかなかに美しい。ソーセージ自体に練り込まれたスパイスはもともと複雑な香味をもっているんやけども、このケチャップが入るとまたなかなかどうして、一筋縄ではいかん味わいだわ。こえはケチャップ無しと有りの両方で試してみたかったね。ただ2本買うと760円( ゚д゚)さすがにおやつでこんなに贅沢はできぬな。さて、いつまでも油を売っているわけにはゆかぬのだ。とっととフレズノピッツァへ行かねば。そして元来た道を1.5kmほど下ると、右手に橋が。どうもこの橋を渡る必要があったらしいが、そういえばこっちの道に来るのは初めてやな。久瀬温泉の方にいく道の近くじゃのう。さて、店はどこにあるのか。久瀬郵便局が見えて来たな。お、あれがそうかな。あったあった。ん~人気が全くない。あ、「にんき」じゃなくて「ひとけ」な( ゚д゚)。インスタにはたしかに今日は営業日だと書いてあったはずだが。間違いないな。入り口扉から中を覗き込むと、「本日完売」の木の看板が。うーん残念。というか予定調和だな。今までの経緯からすると、おそらく開店するまでもなく予約で完売だったんじゃないかな。まぁ森本のソーセージも食えたし、今日のところは良しとしよう。帰ろうとすると、どうやら小生と同じように考えて来た地元のお客さん。もう完売らしいですよーと教えてあげると、あっさりとお礼を言って帰っていった。まぁ慣れてるんだろうなぁ。さて、この店のピザにありつける日は来るのだろうか。そんなに近いわけでもないのでしょちゅうは来られないが。しかしなんだな、このままおめおめと帰るのもちょっと物足りないな。横蔵寺でも冷やかしてくか( ゚д゚)
2023.06.27
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今年の田植え(ハツシモSL)5:30の朝食の後そのまますぐにハツシモの田植えスタート。しばらく前まではコシだったのでGWに田植えの、お盆過ぎに稲刈りだったんだが、ハツの場合はだいたい1ヶ月遅れのこの時期が田植えシーズン。2週間前に届いた苗はところどころ枯れて元気がなかったが(ちょうど届いた日から3日間が猛暑だったせいでもあるようで)、なんとか全部植えられそうな状態に。台風一過の影響で、一昨日の大雨の高温多湿とはうってかわって、カラっと乾燥して涼しい朝。涼しいというかやや寒々としているほどだが、農作業には最高の条件。普段は家族に任せてばかりいる田んぼの世話。申し訳ない気持ちでいっぱい。午後からは少し用事があるが、なんとか朝の涼しいうちにやれるだけやっておきたい。と思って始まった田植えなんだが、6時前には水利組合で鍵を借りてポンプ回して、すぐに植え始めて、4枚目の田んぼまで一通り終わったなと思ったらまだ9時過ぎだった( ゚д゚)。早い。今までに増して早いな。昨年からの反省も活かして苗の数は調整してあったけど、ちょうど補植(大きな機械だとどうしても植えられない部分が出てくるので、手植えで補う)に良いぐらいの量が余り、田植え機の片付けと同時進行で補植を進め、完了したのが11時半頃。素晴らしいタイム。普段はほとんど何も手伝えていないんだが、こうして田植えが終わると、今年も米が始まったなという感じ。ちょうどこの6月初旬のシーズンは蛍もたくさん出るので、田園風景に思いを馳せる季節でもあるわね。さて、田起こしから田植えまでを現状家族だけで賄ったのは、親父が死んでから初。ここ数年特に酷かった水はけ問題(去年は天候もあって、一度も水を入れていないのに一度も水が切れなかった)など課題だらけだが、何とか赤字だけでも解消したいもんだ。また収穫できたらご報告を。
2023.06.06
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反面教師、人の振り見て我が振り直せ、他山の石、などという成句がある。他人の批判ばかりしていないで、いつも棚上げしている自分の問題にちゃんと向き合ってみてはどうなのかという声が聞こえてきそうなんだが、ごもっともな話。まぁ小生もそうとう自分を棚上げしているタイプなので耳が痛い。ここのところ、「ITだのICTだのAIだのと、何でもかんでもデジタルに頼るのはどうなんだ」という年寄の声が目立つ(自分の周りの話)。その意見はごもっともな話で、今我々に必要なのは、様々な手段をその場その場に応じて使い分けること、新しいことに対応していくことであって、全部が全部デジタルになれば良いわけではない。ペーパーレス化もそうだが、ペーパーレスさえすれば無条件に環境に良いというわけでもない。紙1枚刷るのと、デジタルファイルにしてタブレットで画面上に表示させるのと、どちらが環境資源を食っているのか。これは多面的に比較してみなければそのコスパは分からん。とはいえ、どうも年寄り連中のICT嫌いは、理性的なものではなく、ただただ「新しいことに挑戦するのが面倒くさい」というアレルギーに過ぎないのではないかと思わされることが多い。やれ「やっぱり紙の方がいい」だの、「全然分からへん」だのと繰り返すだけで、そもそも理解してみようとか、試してみようという意欲を全く感じさせないのが彼らの特徴。試す前にさんざんケチだけつけておいて、何とか何も変えずに済ませられないかとあくせくしている。見ていて腹が立つわけではないが、まぁ呆れてついため息がでてしまう。ちょっと違うかもしれないが、こんな声も割りとよく聞く。「最近の子どもはすぐにネットで調べよる。ネットの情報は間違ってるものばかりやし、そもそも自分で考えようともせんから応用がきかん。あれではいかん。」( ゚д゚)あのね、おじさん。Googleの使い方すらGoogleで検索して調べようともせず、何でも若いスタッフに訊ねては仕事の手を止めさせてさんざん残業させて自分たちは定時で帰ろうって輩が、いったい何を仰るのですか??分からないことがあればまず調べるという人。調べようともしない人間よりも、すぐググる人の方がずっとマシだと思うのは小生だけか?ものによっては直接訊いた方が早くて確実なものもあるが、汎用製品やソフトウェアの使い方なら、調べればまずウェブ上で解決方法が見つかるでしょうに。たしかに、自分で考えることは大切。そりゃ分かる。しかし、ずっと黙って考えるのって、実際には思考が停止しとることが9割やからね。たまに本当に考えとる人もおるけど(将棋の棋士とかはそうやね)、基本的に作業や動きを伴わない思考は、あって無いようなものに等しい。それだったら、検索エンジンを使いながら考えた方がよほど有意義な時間の使い方や。そして、ネットの情報が間違ったものばかりという話。あのね、そもそも情報ソースがネットか否かに関わらず、世の中の話なんて間違いだらけやし、ええ加減なものの方が多いし、真実は人の数だけ存在するっての。そういったものの中で、いかに上手く自分の納得のできる情報を引き出すか、もしくは様々な情報から自分なりの推論を導くか、ということが大事なんであって、ネットのデメリットの一面だけを曲解して駄目だ駄目だというのは思考停止に他ならない。だいたいさ、あんたたちが若い時、子どもらに何て教えてた?「なんでもかんでも人に訊く前に、まず辞書を引きなさい!」こう教えてたんじゃないんか?今はそれがGoogleに変わっただけやろうが。まずお前らがググレカス。ただただ、新しいものが認められない。新しいものに対応するのが面倒くさい。自分を変えたくない。結局それでしょう。正直にそう言いなよと思ってしまう。まぁ正直にそう言ったら、勝手にしてくださいと返すだけのことなんやけど。まぁ、生活スタイルや思考スタイルを変えるということがいかにエネルギーを使うかということはよく分かるし同情する。ただ、子どもには成長を強制するくせに、自分たちは成長しなくても良い、変わらなくても良いというのは、大人としてあまりに勝手で情けなく、説得力が無いわね。完璧超人である必要なんて欠片もねえが、年少者を導くにあたって、まず自分自身が成長しようとする姿を見せるのが教育に携わる者の最低限の資質なんじゃねえのか。自分にできないことを教え子に強要するのが教育者の本質だというなら、こんなにアホらしいことは無い。「ネットは駄目。テレビも駄目。YoutubeやSNSばっかり見てるんじゃない!新聞を読め!」今でもこんなことを言っとる人がおるけど、そうじゃねえだろ。そういったものを全部ひっくるめて、それらをどう使いこなすか。その技術を身につけるための手助けをするのが教育者の役割であって、結果として身につくものは各々違ったものに、各々に合ったスタイルになれば良いわけで。それって教科書で教えられるものなんやろうか。現実には、成績を出すために評価をせなあかんから、平等な評価をするために教える内容は一定の枠組みの中でのものとなり、画一化される。そうした中で育てられた子どもは、もはやアレルギーのレベルで公平性や平等性に対して過敏になっている。詰め込み教育、知識偏重教育からの脱却を目標としながらも、実際に起こっとるのはその反対の結果ばかり。大学も、企業も、親も、わしらも、みんな変わらなあかん。他人から下される評価ばかりに囚われとったらあかん。この世に平等や公平なんてものがあると思ったらあかん。
2023.05.29
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岐阜県関市 中池公園天気が良かったことと、たまたま通りかかったタイミングで強烈にトイレに行きたくなったこともあって、関市の中池公園を訪問。初めて来たんだが(近くを通りかかったことは数回有り)、思いの外よく手入れされた公園やがね。北の方には桟橋エリアがあり、池周辺では唯一のカフェが見える。絶妙な散歩日和だな。後ろにはうっすらと野球場の屋根が見えているが、野球場の他にもテニスコートをはじめ、スポーツ施設が揃っている。まわりにはウォーキングやツーリングの客がチラホラ。なんとものどかな昼下がりですな。トイレだけと言わず、少しだけ散歩していくか。ふだんなかなかゆっくりと時間は取れないんだが、実は散歩はかなり好き。本当は自転車の方が好きなんだがな。大学生の頃は自転車20kmこいで、各務原の“よなや”とかよく行ったわな。懐かしい。今は自転車がだいぶ高くなったらしいけど、久しぶりに一台欲しいとこやな。さて、WEEDでさんざんバーガー食った腹ごなしもあるので、とりあえず軽く1周してみるかな。それにしても良い天気。カフェのある場所のすぐ近くから池の対岸を眺めてみる。手前の方は浅瀬になっていて、昨日雨が降った後のわりにはしっかりと地面が露出しているな。おそらく農業ため池としての役割もあるだろうからこの時季は適宜放水しているんだろうが、こんなに露出していて大丈夫なんかな?まぁ問題ないんだろう。右側をふっと見てみると、湖岸に沿って木柵がずっと並んでおり、歩道も木立もしっかりと整備されている。こんな所と言っては申し訳ないけど、えらい気合入れて設えてあるねえ。かといって観光客で賑わっているわけでもなし。ここをあえてこれだけ整備しているのは、ひとえに住民の努力なんだろうか?少し進んでいくと桟橋エリアが。わざわざ桟橋まで作るのか。さすがに古さは隠せないが、見苦しくない程度にちゃんと手入れがされているのが分かる。むしろ綺麗やな。看板を見る限りこれが整備されたのはけっこう前のことなんだが・・・伊自良湖とはえらい違いや(苦笑)このあたりが最北岸か。アシみたいに水中から突き出ている植物がたくさん見える。この草は何なのか知らんな。昔バス釣りが趣味だった頃の影響でヨシとアシだけは分かるんだが…そのまま湖北側から西側エリアに渡る。湖の西側には山があり、既に夕方に差し掛かっているためこのエリアはちょうど影にすっぽりと入ってしまっている。涼むにはちょうど良いね。真夏はハチとかアブがすごそうだが(既にこの時けっこう飛び回っていた)、おそらく7月でもそこそこ涼めそうな感じ。悪くないな。進んでいくと少し開けた場所に古びた木製のベンチが。これだけ古いと、苔生していて座りたくもない状態になっていそうなものなんだが、決してそうなってはいないね。後ろ姿が寂しくてつい気になってしまったこちらのベンチ。正面に回り込んでみると・・・平成16年度か・・・。平成16年度というのは自分にとってかなり思い出深い年だった。高校最後の年でもあり、生まれて初めて(団体戦やけど)全国制覇を体験した年でもあり、今の職業を志した年でもあった。そして初めて受験で失敗して浪人が決まった年度でもあった。高校3年生の時ってのは今でも手に取るように思い出せるほどついこの前の出来事だったはずなんだが、このベンチを見ていると、どれだけの時間を過ごしてきてしまったのか嫌でも分かる。この年から既に19年もの歳月を過ごしてしまったか(人が1人成人するだけの時間を費やしてしまったっちゅうことか)。ショギョウムジョウ……ちょっと平家物語的なノスタルジーに浸っていたのだが、気づけば足は勝手に進んでいた。人間ってすごい。西側エリアもそろそろ終わりかと思ったところで、何ともええ感じの東屋発見。中にはベンチと机が設置されていた。これも整備されたのはおそらく20年近く前だとは思うんだが、ちゃんと使える程度には清潔にしてあった。だいぶ虫に食われて傷んではいるものの、ちょっと一休みするにはちょうど良いね。寝っ転がってると十中八九アリに噛まれそう。けっこうデカいアリが椅子の上をウロウロしとる。この東屋のあるエリアで湖西側は終了。南側はシンプルな堤防になっていて、いちおうの歩道があるだけで、南側は全て駐車スペース。そのまま東側にまわると、こちらは湖岸道路に面しており、最も人工的に整備された趣があるエリア。東側の歩道・自転車道を北上していくと、最初のカフェのあるエリアに到着。カフェの少し手前には、堤防道から少し降りて湖に最接近できる公園が。まぁこの池一帯が全部公園なんだが。この公園の東屋からはカフェが見える。これで1周。と思われる。けっこう早足で歩いたので、ゆっくりと景色を見ながらの散歩として換算すると、おそらく1周にかかる時間はおよそ25分程度か。ウォーキングとしてノンストップであれば15ぐらいで1周も可能か。そしてカフェから北東側を見てみると、何かこちらも色々ありそうなので少しだけ見学。高台になっていたんだが、なかなか綺麗だったので登る途中で撮影。写真にすると不思議なぐらい面白くないな。目で見るとかなり良いんだが。桜もそうなんだけど、人間の目にはそうとう綺麗に見えても、フレームという範囲制限が入った瞬間、途端につまらなくなるよね。おそらくやけど、桜ってチューリップや向日葵のように、花単体のでインパクトが基本的に弱いことと、木の枝全体にバラバラと広がって咲いているので、被写体としての密度に欠けるんだろうね。そのせいで、人の目みたいに視野が広いと全体のふわっとした美しさが印象強いんだけど、固定されたアスペクト比(16:9)に収めようとした瞬間に、とたんにつまらないものに変わってしまう。写真家たちはどうやって桜を撮ってるんだろうか。その工夫について聞いてみたいね。看板には市民プールと書いてあるんだが、どうみても廃墟。こりゃさすがにもう使ってないだろという感じの子供向けプール。プールの真ん中にはぞうさんが鎮座。実はこの隣には少年自然の家があり、もしかすると全盛期にはそこの研修施設の1つとして稼動していたのかもしれないが、今となっては知る由もない。中池公園全体がわりと努力で保たれている中で、この施設の完全放置感だけが妙に浮いている。取り壊すにも金がかかるんだろうなぁ。廃プールの隣にあった少年自然の家施設の横の階段を降りていくと、ちょっとした滝と池と東屋のエリアが。ここは自然の家利用者のレクリエーションエリアなんだろうか。すぐ横はBBQしてくださいと言わんばかりのスペース。昔は徳山村の茅葺き家屋が資料としてここで保存されていたようなんだが、その場所は看板だけ残っていて、実際はただの空き地になっとった。ショギョウムジョウ関市中池公園、なかなか良い散歩エリアやね。駐車場も無料やし、すぐ横には隣接野球場やテニスコートなど、スポーツ施設も多数。池の外周はそこそこの広さがあり、ちょっとしたウォーキングからトレーニングまで幅広く利用できそう。ここでBBQやらせてもらえんかな……人集めるのも悪くなさそうなんだよな。そんなに人がいないのも良いし。要検討やな!
2023.04.30
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川原町 Gallery Saganhttps://www.g-sagan.com/https://www.instagram.com/gallerysagan/〒500-8007 岐阜市元浜町35-11TEL : 090-7424-8924E-mail : g-sagan@hyper.ocn.ne.jp岐阜市長良橋南エリアの川原町にひっそりと佇むこちらのギャラリー、川原町 Gallery Sagan(ギャラリー サガン)を訪問。実を言うと、ここを訪れる予定は全く無かったんだが、ここにたどり着いた経緯から振り返ってみる。実は先週末に会社の歓送迎会で川原町の老舗宿 十八楼 を訪れたのだが、よくよく考えてみると、これだけ長良橋通りをさんざん通っておきながら、川原町を徒歩や自転車で通ったことが一度もないということに気づいたわけ。川原町は高山の古い町並みに負けず劣らず、由緒正しき古い建築が現存する極めて文化的に重要な地域であり、それらのほとんどが現役で住居として使われていて、【観光用に最適化された街並み】とは一線を画す存在であるとも聞いている。いまだにこれをちゃんと見ていないというのは岐阜人として恥ずかしい限りなので、一度どこかでゆっくりと時間を取らねばと決意。そして今日、商品の納品のために岐阜駅の方まで出てきた昼下がり。思いの外すんなりと用事が終わってしまい、せっかく川南まで来たのにタダで帰るのもアレだなと思い、デリカテッセンクリンゲンで加工肉を物色しがてら研究材料を探すことに。ドイツ デリカテッセン クリンゲン〒500-8028岐阜県岐阜市西材木町26Tel&FAX: (058) 263-0506 mail:info@klingen-ham.com【営業時間】10:30〜18:00【定休日】 火曜日+不定休⚫︎営業時間10:30-18:00⚫︎休業日 火曜日+毎月不定休あり⚫︎駐車場 3ヶ所(無料3台 ・有料提携駐車場有)https://www.klingen-ham.com/https://www.instagram.com/klingen_ham/こちらデリカテッセンクリンゲンは、岐阜市西材木町(長良川フレーバー隣)にある店で、定番のハムから、焼き立てフライシュケーゼ・豚スモークタンなど魅力的な品々が魅力の、しかも地元では貴重な貴重な加工肉専門店。コロナ禍の真っ只中で惜しまれながら閉店してしまった関市のメツゲライ・トキワはかつては数少ない美味しい本物の加工肉専門店だったが、それと入れ替わるようにこちらにできたクリンゲンさんは定期的に食べたくなる拘りのお店。最近しばらくここのレバーペーストを食べていなかったこと、ちょうどオカズを切らしそうだったことなどを思い出して、とりあえず寄るかと。今日は鴨スモークやフライシュケーゼがちょうど1個ずつ残っており、色々と目移りしたが、他にも新商品があったので2品ほど購入してアイスボックスに。そしてこのタイミングでふと思い出した。ここ、川原町のほぼ隣じゃねえか( ゚д゚)。川原町エリアは目と鼻の先(というか既に圏内?)。とりあえず散歩がてら見ていくか、という気になり、こういう時は思ったが吉日な性格もあいまって、さっさと長良川に向かって歩き出す。ナガラガワフレーバーの北側にある堤防道を渡ると、一瞬で人気は無くなり、何となく趣のある石橋からの景色が印象的だったのでついシャッターを切ってしまった。欄干から下の川を覗き込む岐阜市のど真ん中にこんな場所があったとは驚き。岐阜市というところはもともと自然と街の織りなすバランスに定評があるのだが、本当に一歩進むだけでこれほど劇的に風景が変わるとは、実に面白い。大げさかもしれないが、物理的な距離はさほど変わらないのに、日常からは一瞬で抜け出てしまうような、そういう魔力がこの橋にはある。橋の名前すら知らんがね。もしかすると、ここにはかつて異界へのパスでもあったのではないかと。そんなことすら感じさせる場所だ。そこから湊町の方まで家々を眺めながらゆっくりと歩を進めていく。写真を撮るのは何となく気が引けるのだが、ここ川原町の住宅はどれも凝ったところが多く、どれも街並との一体感を感じさせるものばかり。おそらくそのようにデザインされているのであろうが、それにしては観光客へのアピールが無いし、商売っ気も感じない(苦笑)。ただ、これを観光産業のために商品化してしまうのは何か間違っているような気もする。そこに住む人々の日常生活は決して見世物にして良いものではない。どんな人だろうとそれ相応の尊厳があるものだし、こういう所がさりげなく残されているのが岐阜というところであるのなら、そのままでいてほしい。そんなことを考えながら歩いてると、というか、歩くというほども歩いていないうちに、こんな所に出た。冒頭でも紹介している川原町Gallery Saganの表。デザイン性は高いものの、あくまでプライベートな住宅街といった建物群の中に、ここだけはどうぞ入ってくださいという意志が感じられる趣があった。近づいて見てみると尾崎尚子さんの友禅染の個展をやっているギャラリーのようだ。友禅染というものの概念自体ほぼ全く分からない上に、こうしたギャラリーに足を踏み入れることが滅多にない人間ではあるんだが、「もしかするとここを無視することが一生の後悔につながるのでは?」という直観を半ば信じ、入ってみることに。ここから先は著作権に触れると思われるので写真も何も無いが、いちおうテキストだけで記録しておきたい。中には友禅染と思われる布がそこかしこに飾られているが、やはり建物の規模からして、それほど点数があるわけでもないし、中もそれほど広くはない。一通り説明を読みながら見てみるが、何を以て友禅染とするのか自力では分からなかった。もう少し見てみるかと思い、建物の奥に目を遣ると、本が隙間なく並べられた背の高い本棚があり、何となく人の気配がした。そのまま出ていくことも考えたが、何となく気になって覗き込もうとすると、中から管理人らしき妙齢の女性が。小生の侵入の気配に気づいていらっしゃらなかったらしく驚いた様子だったが、どうやらこのギャラリーを営んでいる方のようだった。今回の展示について一通り説明を受け、この施設についても色々と教えてもらった。長く務めた出版業を引退し、ここにギャラリーを作ってからちょうど1年程度とのこと。展示はおよそ2週間~1ヶ月で交代し、次月は焼き物の予定らしい。いくつかパンフレットをいただき、そこからも色々と教えていただいた。気になっていた奥の本棚の中身について話を聴き、その流れでかつて勤めていたという出版業についても色々と教えていただくことに。東京の神田には世界一と言われる古本屋通りがあり、大変面白いということ、最近のライトノベルと日本語の表現レベルの現状のこと、宮部みゆき氏が若い頃から極めて日本語表現レベルが高かったこと、梶井基次郎や森鴎外の文体のこと、日本語教育と国語教育の違い、図書館のあり方と価値について、文化の価値、大学の文系学部の価値(理系以外の学問は役立たずという一般論)・・・・話題は尽きず、気づけば2時間近くが経過。そんなにゆっくりしていくつもりは無かったのだが、まさか立ち話だけでここまで盛り上がってしまうとは露も思わず。盛り上がるというほどテンションが上がったわけではないのだが、ここ最近は異動もあってバタバタしていて、これほど真剣に人とじっくり言葉を交わすことは無かった。ナガラガワフレーバーの方面から川原町経由で長良橋を目指すと必ず通る場所にこちらのギャラリーは存在しているのだが、どうやら今後もスルーできそうにない。これも何かの縁だが、やはりこの街には何かあるのかもしれない。全く以て信心深さの欠片も持ち合わせぬ小生だが、今日だけはちっとばかし、何か感じたような気がしている。そして何か忘れている気がするんだよな。あ、ガス欠寸前やった。まだガススタ空いてたっけ。なんとかギリギリ間に合う時間や( ゚д゚)
2023.04.28
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マナー・気遣いについて色々と思うことここのところ稲葉家の行列のマナーがクソったれであることは常々ボヤいてるので、またアレかと思う人が多いとは思うのだが、こういう所で五月蝿く言う輩が1人や2にいても良いだろうと思い、とりあえず忘れないうちに綴っておくことに。何がマナーで何がマナー違反なのかの線引というのは永遠のテーマであって結論はそう簡単に出るものではないかもしれんが、「一般的に考えて周囲に不快感を与えないか」「店や客に迷惑をかけるものではないか」といったことが1つの基準にはなってくると思うんだよな。ただ、いちおう大切だと思われるのは、ある程度多角的に考えることも必要だということ。決めつけは妙な同調圧力を生むこともあるし、一方には有益で一方には害悪という、トレードオフの関係になっているものもあったりなかったりする。稲葉家の行列マナーは2回に1回ぐらいは乱れまくっているので実に遺憾ではある。店の前に並び方の配慮について店側からお願いが貼り出されているにも関わらず、それを見ても知らんぷり。赤信号みんなで渡れば怖くない、などと思っているのかどうかは分からんが、周りが列を乱していればそれに便乗するのが日本人なんだろうか。「チョット周りを見てみる」「自分が他人にされて嫌なことかどうか考えてみる」たったこれだけのことが出来ないク○野郎どもの何と多いことか。一見客が失礼な態度であることを非難する主張は割りとよく見られるが、稲葉家に関しては、あの限定生産の稲葉家パーカーを着ている常連連中がこぞって列マナー違反を煽っているのが小生としては実に遺憾ではある。「稲葉家の常連客は皆世間知らずだとか民度が低い」などと言われようもんなら目も当てられない。流石に今度見たら言ってやらねばならんとは思っとるが、店と他の客にクソほど迷惑をかけているのが分からんあいつらは、マジでどうにかならんのか。まぁ今度は言おう。自分が悪者になるだけで林さんが救われるのなら別にどうということは無いわな。で、そろそろ話が逸れまくっているいるので戻すと、マナーはマナーでも、見方を変えれば色々と異なる見解も出てこようという話。たまたま今日、王道家系列の「家系ラーメンたつ家」さんのツイートが目についたので少々取り上げてみる。概要をまとめると、・使ったティッシュを食べ終えた丼の中に入れたまま帰る客がいる。・丼は共有物なので、こういうことはやめてほしい。といったものである。細かいところ挙げれば、店内にはどうやら「ティッシュは備え付けのゴミ箱に入れてほしい」という旨の張り紙があるそうだ。そう書いてあるのであれば、それはマナー違反どうのこうのの問題ではなく、ルール違反ですね。店で決められていることは守りましょう。それだけの話。ところが、店主が主張しているのは、「他の店でも同様に、ティッシュを丼に入れたまま帰るな」ということ。ちなみに店主は「家でも食べ終わった器にティッシュを入れるか?」という趣旨の発言もしている。小生も直接現場を見たわけではないので勝手な推測混じりになるのだが、ちょいとこの発言は考え方が浅薄な気がするので、少々突っ込んでみたい。そもそもの話だが、「丼は共有物なので、使用済みティッシュを入れたまま帰らないで欲しい」という部分は正直なところ根拠が不足しているように思われる。心情的な部分や常識や印象的なことはここではあえて無視しよう。「共有物なので」とはどういうことなの?いや、これね、本当に分からない。共有ということは、他の客も使う器なのでってことだわね。そこに使用済みティッシュを入れると何がどうなるのか。ティッシュはおそらく汚れた口を拭ったり、テーブルやカウンターの上にこぼれたものを拭くために使うものだわね。備え付けで置いているってことは、そういう目的で使ってくれて構わないという店からの配慮だね。で、その目的通りに使う事自体は問題ないね。それを丼に最後に入れてはいけない理由は?それが汚いからダメだということか?それを言うなら、そもそも丼の中は食べる時に客の唾液や何やらがダバダバ入るわけで、食べた時点で極めて不清潔だね。そこに汚れを拭ったティッシュが入ったところで今更何が変わる?まぁ印象はたしかに良くないかもしれないが、じゃあそれを机の上に置くのももっと汚らしい。備え付けのゴミ箱が無ければ、消去法的に既に汚れまくっている丼の中に入れておくのが一番合理的やね。ちなみに、かつて長い間100円寿司チェーンで勤労経験のある小生から言わせてもらえば、食べ終わった食器をまとめて、その中に使い終わったお手拭きやその他ゴミをまとめて入れておいてもらえると、本当に回収と掃除が楽で助かったのを今でもよく覚えている。むしろ、丼の中にティッシュを入れていってくれるお客は、よく配慮ができる上客である。スタッフの片付けの手間をよく分かっていて、整理してくれているのである。そして、たいていの飲食店は(小生の経験では)客が自由に捨てられるゴミ箱を店内に設置していることというのは少ない。仮にあったとしても、そこに汁でベタベタになったティッシュを捨てて良いのかどうか迷う客もいるだろう。どうせ汚いのなら、汚いところに入れておいて、スタッフがまとめて片付けやすいように配慮する。これのどこがいけないのか。片付ける方からすれば極めて効率的で楽であり、むしろ衛生的にも良い判断と言わざるをえない。こう考えれば、「飲食店であればどこであってもティッシュやお手拭きのゴミを器の中に入れたまま帰るのはマナー違反」という主張は、全く根拠の無いものになる。そして、「こういう人は家でも同じようにティッシュを丼に突っ込むのだろうか」という発言も的外れ。さすがに家でそんなことするわけないでしょ、というのが小生の本音。それとこれとは話が別。本当にそういう人なら人でなしやとは思うがね。それは問題外。たつ家さんの主張が成り立つのは、店として「ティッシュはくずかごへ」お願いしているらであって、無条件にどの店でも成立するわけではないのではないかしら。当然だが、ティッシュの使い方と処理の仕方が店から指定されている以上は、それを守らないのは人でなしだろう。そこは同意する。ただ、ゴミ箱の無い店で、備え付けのティッシュを使った後に持って帰る人なんて今まで見たことないし。100円寿司チェーンで、使い終わったお手拭きとかワサビの入れ物とかを持って帰る人いるか?店で用意してしまった以上は、それは店に片付ける義務があろうというのは既に常識になっていると思うんだがね。100円寿司の例が一番分かりやすい気がしたので類推対象として使わせてもらったが、それでもゴミを残されたくないのなら、最初から出さなければ良いわね。出した以上は店に責任が発生しちゃうと思うんだけどな。とさんざん言っておいてなんだが、小生は基本的に店にそういう負担をかけるのは嫌なので、以前からウェットティッシュは持参するし、仮に店のティッシュを使わせてもらったとしても全部持って帰って自分で捨てている。これはマナーとかそういう話ではなくて、店を応援したいし、店の負担をできるかぎり減らしたいと思って自己満足でやっているだけで、他人に強要できるようなことではないと思っている。あ、使い終わった割り箸は持って帰ったことないわ。申し訳ない。たつ家さんはそこまで言うのであれば、割り箸もゴミ箱に捨てるか持って帰るかしろ、という主張なんだろうと思う。あ、割り箸じゃなくてエコ箸の可能性もあるか・・・・・・・でも清水社長は断然割り箸派だったような気が。まぁグループ店が全部同じとは限らんか。というわけで、別にたつ家さんを批判したいわけじゃなくて、ちょっと見方を変えれば「マナー違反」に見える行為も、逆に周囲へ配慮した結果生まれた行為である可能性もあるわけ。稲葉家の列マナー違反はどこからどう考えても嫌がらせとしか思えん悪質な行為なんだが……。あれか、駐車場をふさぐような並び方をしてある程度客入りを抑制することで、店の忙しさを軽減しようとしているのか。なるほど、それは今まで思いつかんかった( ゚д゚)そうかそうか、忙しい稲葉家スタッフを気遣ってのことなんだね。たしかに、その日の“売上げを下げてでも”スタッフの労働負担を軽減しようとするのは常連としての愛だわ。なるほどなるほど、小生があまりに考えなしに批判していたということだ。色々悪口を言って申し訳ありませんでした。一周回って、極めて合理的な配慮でした。列マナーを乱すように見えて実は店の運営に貢献していた常連の皆様、本当に失礼しました。今度からはちゃんとものを見てから言うようにしますね。クソ喰らえとな。
2023.04.04
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YOCABITO outdoor things1周年ホームページ https://yocabito.jp/c/outdoorツイッタ https://mobile.twitter.com/yocabitooutdoorインスタ https://www.instagram.com/yocabito_outdoorthings/いつもお世話になっているアウトドアショップYOCABITOさんが今日から1周年イベントということで、さっそくお祝いに。こちらYOCABITOさんのショップは同じエリアのCANP LINKとほぼ同時期に営業開始され、当時はどっちでも良いやという投げやりなつもりで訪問したのだが、やはりああいった大規模チェーンとは違ってスタッフとの距離が近く、どんなことでも親身になって相談に乗ってくれるのが有り難い。決して品数が多いわけでもないし、偏りもあるのだが、こうして自分が通い続けているのは偏にスタッフの皆様の人徳ではないかと思っている。早くも1周年ということで、世話になっている身としては花ぐらい添えてあげたい。そう思って、これまたここ1ヶ月お世話になっている岐阜市のStrawberryFieldsさんで祝花を用意していただいている間に、以前から計画していた岐阜駅周辺の散策を。よく考えると、予備校時代以来すでに15年ほどは岐阜駅周辺はほとんど近寄ることがなく(仕方なく仕事の関係で立ち寄るぐらい)、せっかく花が用意できるまでそこそこ時間があるので有効活用せざるをえない。行ってみたかった飲食店の食べ歩きは別途記事で挙げるとして、岐阜駅南エリアに行ったり、新岐阜より東エリアなんかをテケトーに歩いてまわっていると懐かしいものに。ピザが食べられる居酒屋「壁の壁」岐阜中央郵便局から南へ、名鉄犬山線の線路をまたいでちょっとだけ東にいったところにあるこちら壁の壁。懐かしいねえ。ここ、たしか大学の学科の飲み会で初めて使った場所。小生は下戸なので居酒屋なんぞ欠片も興味がなかったのだが、ピザが美味いとの同級生情報にたぶらかされ(いや、別に嫌だったわけではないんだけどね)、当時誕生日が一番早かった関係で店の予約をとったような記憶がある。何が「壁の壁」なのかは全く分からんのだが、なんか壁で囲われてはいる。店頭のチラシを見てみると、どうやらつい最近リニューアルした模様。17年前の当時はまだ出来たばかりの店という記憶だったのだが、もうかれこれ20年近く店が続いていると思うと感慨深いものがある。あれから1度も行っていないが、味もすっかり忘れてしまったし、ピザ好きやし、久々に行ってみるか。酒飲めへんけど。。。と思っていると、妙な窓を発見。なんじゃこれは。壁の壁の店舗北側に小さな窓とともに、小さな掛け看板があるのを発見。もしかしてコロナ禍で営業がうまくできなかった時期に始めた新事業かな?パンプキンクリーム専門店 壁のカボとな。いちおうこの窓で商品が買えるらしいのだが、たしかにかぼちゃプリンぽいものがいくつか置かれていたものの、店員の気配がなく、謎めいた感じ。これもいずれ賞味してみたいものじゃの。このあたりをブラブラしていてふと気づいたのだが、そういえばスモーク用のピートパウダーを切らしていたので急いで買わねばならんということを思い出した。このあたりに歩いていけるホームセンターは・・・というかピートスモークパウダーが売られているホームセンターはけっこう限られている。ドンキかコーナンぐらいしか無いんだが、岐阜にコーナンなんてあったわ!!!( ゚д゚)めっちゃすぐ近くの白山小学校から東にちょっといったところにあった。たぶん歩いて10分ぐらいでいけるはず。でコーナンを探しに名鉄岐阜駅からまっすぐ東に向かって歩く。なんかメロンパン専門店とかできてんな。そして潰れてるお気に入りの店も発見。。。かなし。と思っていると、右側(方位でいうと南側)によく知っているあの業者の看板が見えてきた。そう、岐阜ラーメン業界では知らぬ人のいない老舗製麺所こと小林製麺の工場&事業所。そうそう、すっかり忘れてたけど、このエリアだったわ。店の正面をまじまじと見るのはよく考えると初・・・いや、高校生の時に一度通りかかった時に見たかな。何にしろこの景色も久々。ちょうどドアの前を通りかかった時に、スタッフらしき白衣のおばちゃんが2人出てきて、せっせと麺箱を移動していた。「あら~~入り口ぎっちぎちやね~どうしよか」なんていう会話が聞こえてきてしまった。狭い店舗内、在庫整理も大変なんじゃね。自家製麺がポピュラーになった現代でも、小林製麺の需要は健在じゃろう(ラーメン屋にはいる度にいちおう麺箱は確認しているが、自分の行きつけの店以外だとほとんどこの小林製麺を見かける。かつてのホーム、バチ軍ラーメンも小林製麺だったはず。)そんなノスタルジーも感じながら小林製麺を通り過ぎる。しかし小生、何を思ったのか、改めて店名表示を二度見してしまった。なんか、中村製麺に見えてこん?見れば見るほど小林製麺に見えず、ゲシュタルト崩壊起こしそうな気配が漂ってきたので足早に退散。これからも頑張ってください。応援してます。と思った矢先、ああ、こんなど田舎にもこんなものがあるのかと感心。こういうの、何アートって言うんだっけ?GTAをプレイしているとこんな感じの廃墟をよく見る気がする。公共の施設の場合は警察の取締対象だったかと記憶しているが、岐阜市内で見たのは初だな。こういうのは結構あるものなんだろうか。何となく、おセンチな気分になってしまうのう。センチって死語だよね。そこから程なくしてホームセンターコーナンに到着。目的のスモークピートパウダーと、最近やたらと消費の激しい桜スモークウッドを購入。一度駐車場に戻って昼飯のためにJR岐阜駅北側エリアへ。来週末は焼肉ファンボギでクマラーメンのイベントに参加しようと思い、とりあえず店の場所の下見もしておかないとな、と思っていたら、そのファンボギの向かい側に香ばしい建物が。焼肉屋って、この「○○力」っていう屋号好きよねえ。しかも読み方は「○○リキ」なんだよね。力をリキって読むのってドラゴンボールの影響かなと思ったり思わなかったりするんだけど(もともと存在する読み方ではあるんだが)、やっぱりリキといえば、木曽川の山力(ヤマリキ)ですな。公害一歩手前のレベルの超激烈なニンニク&煙臭は唯一無二なんだが、この店もそういう店になりたいのか。大丈夫かね、煙力さん。なんかメニューを見る限りだと、ホルモン焼肉ランチ(ちゃんと自分で焼けるタイプ)が1100円ということで、カジュアルに焼肉したい場合にはなかなか良さげな感じ。一回寄ってみるか。とりあえずチェック。この煙力さんのすぐ東側には、肉汁餃子専門店がいつの間にかできてる。元祖肉汁餃子だってよ。このすぐ近くには、日本中から客が押し寄せる超人気餃子専門店こと「岐州」さんがあるんだが、ここで元祖肉汁餃子を謳うのはかなり挑戦的だな。よほど自信があるのだろう。ここはまた次に来た機会にしようかしら。ま、岐州は絶対に入れない店になってしまったので、もう行こうとも思わないんだけどな。良い店なんだが、昼の3時から並んでまで食うにはちょいと悲しい。時間が良い感じになってきたので、この後は目当ての飲食店へGo。ちょっと見ただけやが、岐阜駅の辺りもまだまだ色々あるというか、知らん間に色々増えてるね。もちろん潰れていく店の数の方が圧倒的に多いんだろうけど、最寄り駅(自宅から20km)の周辺のことを知らないのは恥ずかしいし勿体ないので、まーちっとこの辺でも飲み食いしますかね。いや、飲めないんやけどねorz
2023.03.19
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