ボートレーサー茅原悠紀選手を勝手に応援するブログ

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2017.03.12

Ｇ２徳山モーターボート大賞を振り返って

カテゴリ：観戦日記（現地以外）

ＳＧクラシックの前哨戦として注目していましたＧ２徳山モーターボート大賞が終わりました。

茅原選手は、ＳＧに繋がるレース、走りができたのか難しいところですね。
ただ最終日の連勝は本当に良かったです。
いい走りでしたし、特別選抜Ｂ戦では、ＳＧウィナー相手に、見事な差しで勝ったことは、本当にクラシックに繋がるいい結果が出せたと思います。

しかし反面、5日目まではチグハグな面があったのも事実です。
特に１マークの攻防で勝てなかったレースが多かったのは、悩ましい結果だったと言えます。
今節９走して、トップスタート7回。素晴らしい結果。
そのうち１着だったのが３回。内２回は１号艇１コース。
トップスタート４回は１コース以外で、勝ったのは１回。
残り３回は…、そうまくり失敗です。

初　日　　５Ｒ　３号艇　６着　まくり失敗　　トップスタート
初　日　１０Ｒ　１号艇　１着　逃げ　　　　　トップスタート
２日目　１２Ｒ　５号艇　２着　まくり出来ず　トップスタート
３日目　　３Ｒ　４号艇　４着　まくり失敗　　トップスタート
３日目　　８Ｒ　６号艇　２着　まくり追随
４日目　　９Ｒ　２号艇　２着　まくり切れず　３コースから
５日目　１０Ｒ　３号艇　６着　まくり失敗　　トップスタート
最終日　　４Ｒ　１号艇　１着　逃げ　　　　　トップスタート
最終日　１０Ｒ　４号艇　１着　差し　　　　　トップスタート

それにしてもまくりが多い。６／９がまくり。２／９が逃げ。
差しは１回だけ。茅原選手にしては珍しい傾向です。
まくりも出来ますが、どちらかというと差しの方が多いイメージですが、今節は完全にまくり屋になっていました。
回り足の関係もあったのかもしれませんが、あえてまくりで攻めていたといか思えない偏り方ではないでしょうか？
勝手な妄想をすると、ＳＧに備えてまくりの練習をしていたのではないかと思える程です。
でもそれはただの妄想で本当のところはわからないです。
まくりかまくり差しか悩む場面では、まくりに行く傾向にもあるので、トップスタート連発だったので、まくりが増えてしまっただけなのかもしれません。

なんにしても、強引にまくりに行ってもいいことにならないというのはよくわかったと思います。
やはりターンマークまでに１コースをまくれず、ターンマークを旋回しながらまくるというのはかなりリスキーだと言えます。
特にトップスタートからのまくりだと、１コースの選手からもまくりに来ているのが見えているだけに、張られる可能性も高いですからね。絶対的に機力が圧倒しているなら別ですが。

ＳＧで優勝を目指すなら、リスクばかりのまくり一辺倒ではダメですね。
まくりの方が勝てる可能性は高いかもしれませんが、失敗して時に失うものが大きすぎます。
まくり差しの方が勝てる可能性は低いかもしれませんが、届かなくても失うものは小さくてすみます。
もちろん差し場がない時もあり、まくるしかない時もあるでしょうが、選択できる場面ではまくり差しの方が確実に得点が稼げると思います。
まくりは、まくり一択の時だけでいいのかもしれません。
もちろん、そんな走りはある意味つまらないものかもしれません。
しかし、ＳＧで優勝を狙うなら、カッコよさだけでは難しい面もあるかと思います。
特に、次節ＳＧはずっと優勝を目標にしてきたレースだけに、ちょっとずる賢いぐらいの走りも必要になるかなと思います。

思うことをダラダラと書いてしまいました。
見てる側が思うほど、単純な話ではないでしょうから、私の戯言として書いただけです。
でも次節のＳＧは、本当に優勝して欲しいですね。

さて、今節のベストレースは、やはり最終日の１０Ｒです。
特別選抜Ｂ戦。優出できなかった選手の集まり、しかも準優勝戦５，６着の選手ばかり。
茅原選手の今節の気配、スタートならば優出していてもおかしくなかっただけに、この１０Ｒのメンバーが凄いメンバーであっても、勝っても不思議ではないといえばそれまでなのですが、それでもやはり、このメンバー相手に勝つというのは、ＳＧに向けて弾みがつく勝利だったといえます。
しかも、今節１度も見せていなかった差しで、ズバッと差しての１着でしたからね。モヤモヤしていた気持ちはスッキリ晴れました。

さあ、ついに次節は児島で開催される、ＳＧボートレースクラシックです。
茅原選手がずっと標準を定めてきたレースです。
そして私も、その気持ちを受け止めずっとこれまで見守ってきました。
ついに決戦の時です。

武者震いがします。

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