ボートレーサー茅原悠紀選手を勝手に応援するブログ

< 新しい記事

新着記事一覧(全6079件)

過去の記事 >

2021.08.31

ＳＧ第６７回ボートレースメモリアル（蒲郡）を振り返って

カテゴリ：観戦日記（現地以外）

夏の大一番、ボートレースメモリアルも終わりましたね。
私的には、今年の茅原選手の行く末を左右する大事なシリーズだと思っていただけに、準優に進めなかったという結果自体は、期待ハズレなもので終わってしまいました。
賞金ランキングの方でも書きましたが、グランプリに向けては崖っぷちに立たされつつある状況となり、この状況は望んだものとは異なります。

しかし、今年の流れを考えると、大事なシリーズだからと言って急に調子が上がることを期待することに無理がありましたね。
だからと言って、今節の調子が悪かったかと言えば、そういうわけではないと思います。結果が出なかったのは、そもそも悪いモーターを引いたためですからね。こればかりは運の問題なのでどうしようも無いです。

それでも、今節は早い段階で調整の方向も定まり、３日目や４日目に大きく調整を外すこともなかったですから、エンジン出しは上手に出来たのではないかと思います。もちろんエンジンなりではありますが、最終的には準優メンバーの中に入っても勝負出来るレベルにはなっていたと思っています。（さすがに優出メンバーの中に入ると厳しいレベルでした。）
なので、茅原選手としては今後に繋がるいい調整が出来ていたのではないでしょうか。
しかし、これで満足して良いかといえば、「Ｎｏ」ですね。
モーター２連対率ベースでの話になります（機歴までは調べていません）が、茅原選手の１８号機と同レベルのモーターでもっと活躍していた選手もいます。
茅原選手　１８号機　３０．２％　４１位
優勝した原田選手　７２号機　３１．１％　３４位
優出した池田選手　３５号機　３１．１％　３４位
優出した平本選手　４３号機　２９．５％　４５位
出せていた羽野選手　１３号機　３０．０％　４２位
２連対率だけで語るのは無理がありますが、まだまだ出来ることがある、エンジン出しに伸びしろがある可能性は感じますので、これからも精進してもらいたいと思います。

そんなことを書きましたが、優出した平本選手や池田選手のエンジンがそんなに吹いていたわけではないですよね。優出しても機力は劣勢でした。
茅原選手の運が悪かったのは、モーターの引きだけではないです。今節は番組的な運も無かったと思います。
節間も話題にしていましたが、今節の予選のポイントとなったのはセンター枠でした。今節全体としては号艇で勝ちが計算できず、６号艇も連に絡むのが難しいとい傾向にあっただけに、センター枠で得点を稼げるかどうかが勝負の分かれ目でした。そんな傾向の中、茅原選手はセンター枠で得点を稼ぐことが出来なかったわけです。
でもです！初日にセンター枠２走って酷くないですか？良いモーターを引いているならまだしも、悪いモーター引いてるのに調整もまだ出来ていない初日からセンター枠で活躍するのは厳しいです。
そんな番組を組まれたのは、出場５２選手中茅原選手ただ一人でした。
もちろん、たまたまそうなったんだと思いますが、それだけに、番組的にも運がなかったなと思ってしまいます。

ということで、今節は調子は良かったけど、運が無かったと思うところがあるのですが、こういう調子と運が噛み合わないことを含めて、流れが悪いと言うことなんですよね。
それでも、今節の調子で引き続き頑張ってくれれば、流れが変わってきそうな予感はします。
「秋から頑張る」といった言葉通り、これまでよりもギアが一段上がったことを今節は感じることが出来ました。ギア上げたからすぐ結果が出るほど甘い世界ではないですが、確実に流れが変わる可能性を感じましたので、期待したいと思います。
ただ、年末に向けて時間が無いので、ギアを一段といわず、二段、三段と上げて急ピッチで結果につなげてもらいたいところです(笑)

最後に今節の注目したいレースは、５日目の８Ｒ。
普通にイン逃げしたレースですが、そのときに書いた通り、３周２マークのターンが良かったです。
（スタンド側の消波装置目掛けて全速で回って、消波装置に沿ってゴールするやつです。）
今節３回１着になりましたが、あのターンを見せたのはこのレースだけ。
最近封印している（と思っている）あのターンが普通に出来るようになることもリズムを良くすると思いますので、リズムが良くなってきている兆候を垣間見れたということで、注目したレースでした。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう