ボートレーサー茅原悠紀選手を勝手に応援するブログ

ボートレーサー茅原悠紀選手を勝手に応援するブログ

2023.06.01
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<12R>ドリーム戦
【スタート情報】
1コース1号艇池田  浩二.06
2コース2号艇濱野谷 憲吾.07
3コース3号艇峰   竜太.05
4コース4号艇茅原  悠紀.10
5コース5号艇磯部   誠.09
6コース6号艇篠崎  元志.08
進入 123/456
【レース結果】
1着1号艇池田  浩二
2着5号艇磯部   誠
3着2号艇濱野谷 憲吾
4着4号艇茅原  悠紀
5着6号艇篠崎  元志
6着3号艇峰   竜太


このレースを見て、皆さんはどのような感想をお持ちでしょうか?と問いかけたくなるようなレースでした。

4角からのレースでしたが、スタートで先行することが出来ず、1周1マークはセオリー通りの1周1マークになり茅原選手は2番差し。そして、想定通り2号艇が下がったところを茅原選手の差しが入りバックに入っていきます。
勢いをつけて駆け上がる茅原選手。1号艇は逃げていましたが、2番手を走る3号艇峰選手に迫ります。
そして、バックエンドで3号艇に舳先を掛け2マークへ。
一度掛けた舳先を外すわけにはいかない場面。茅原選手はそのまま内から合わせるようにターンに入ります。しかし相手は3号艇峰選手。こちらの動きに合わせてくれるはずもなく、お構いなしに強引に被せてきます。並みの選手ならこの峰選手の攻めに引くところでしょうが茅原選手は引きません。峰選手と茅原選手のどちらも引かないまま並走で旋回する両選手。そしてターンマーク付近に差し掛かった時でした。峰選手が跳ねて均衡が崩れると、両者ともターンが流れて後続に抜かれてしまい、最後尾に下がってしまいました。
簡単に言えば、1周2マークで峰選手とやり合って後方に下がってしまったということです。

これで茅原選手と峰選手が遅れたわけですが、峰選手の方が先にコースに戻ったために、茅原選手がぶっちぎりで最下位になってしまいます。
しかし、今日はこれで終わりではありませんでした。2周1マークで前との艇間を縮めると、2周2マークで大外から最内差しす捌きで峰選手を抜いて5番手に浮上。3周1マークで4番手の6号艇に追いつくと、3周2マークで6号艇を差して逆転。4着まで浮上してゴールしました。

注目は何と言っても1周2マークの攻防ですね。
この場面については意見が分かれるところかなと思います。茅原選手が強引に合わせにいって峰選手を突き飛ばしたようにも見えますし、行き場のない茅原選手の動きを無視して峰選手が強引に外から潰しに来たとも見えます。私的には、どっちもどっちで、要は意地と意地の張り合いだったと思っています。
この意地の張り合いの結末は、峰選手の舟が跳ねたことでコントロールを失った両者が後方に下がることになったわけですが、これについては峰選手にもう少し頑張って欲しかったですね。引かずに強引に回ったわけですから、しっかりコントロール出来る事を担保にしてのターンだったのでは?と思うんですけどね。内から回った茅原選手のターンが流れて峰選手を押すようになったことで峰選手の舟が跳ねたように見えなくもないですが、茅原選手のターンが膨らむのは当然で、織り込み済みの競り合いですから、峰選手としてはそれも計算に入れながら回らないといけないと思うのですが、そこはやはり峰選手らしく、必要以上に抵抗&締め付けようとしたことで艇が跳ねたということで、そこについては峰選手の方が危なっかしい走りをしていたと思いますね。

この攻防自体が危ないといってしまえばそれまでで、安全第一のレースしないといけないとすれば両者ともダメですね。もっと大人にならないと大事故に繋がるかもしれません。
でも、この攻防が起きたのも、出来たのも、峰選手と茅原選手だったからでしょう。腕のある2人がお互い理解して、お互い信用しているからこそ出来たことだと考えると、そこまで危ないことではなかったとも考えられます。
特に茅原選手に関しては、内から合わせることで峰選手を押し出しても他の艇を巻き込まないことはわかっていましたし、押し出すことで峰選手の艇が暴れることも想定していたと思われます。それが証拠に峰選手の艇が跳ねた瞬間に茅原選手はレバー放って回避していますからね。意地を張りながらも茅原選手は危険回避出来るだけのマージンを持って攻めていたことが伝わりました。峰選手がどうだったのかは、ちょっとよくわからないです。

ということで、私的にはこの攻防を肯定的に捉えています。
水上の格闘技らしい、見応えのある走りでした。
引くに引けない展開ということでは、先日のオールスターの準優勝を思い出してしまいます。あの時も賛否両論でしたが、今回も私的には「良くやった」と肯定したいと思います。
やっぱり、競り合っている場面で茅原選手の方が引く姿は出来るだけ見たくないですからね。とはいえ、危険も伴うので、そこは茅原選手の判断に任せたいと思っていますから、茅原選手が引かない判断をしたのであればその判断を支持します。
(もちろん少々無茶を通り越し、状況を勘案して無謀だったり、暴走だったりするようなことは支持しません。安全を念頭に置いてない判断はダメです。)

このレースが見応えがあったのは、1周2マークだけではありませんでした。
最下位になった茅原選手が、諦めず残り2周で2艇抜いて、4着でゴール出来たことも見逃せません。
特に峰選手を2周2マークで抜き返したところでは、攻防の決着がついた感じでしたね。
最下位になった時には前とかなり離れていたので、このまま終わるかもと思ってしまったのですが、いい意味で期待を裏切る走りをしてくれたことが嬉しかったですね。

このレースはドリーム戦でしたから、最下位でも5点は獲得できると思えば、意地を張ってもリスク少なめだったと言えるのかもしれません。しかし、最下位ではなく4着で7点を獲得出来ましたから、損害は最小限で止めることが出来たのではないかと思います。
ですが、着のことを考えれば、もっと違ったレースが出来ていたと言われればそうかもしれません。

さて、最後に気配ですが、思った以上に良かったですね。
モーター機歴や、昨日の茅原選手のコメントから、出足型だとは思っていましたが、ここまでターン回りが良いとは想定外でした。
それ以上に想定外だったのは直線の足です。このレースの展示タイムを見てもわかりますが、峰選手の伸び足は非常に強力で、出足型の茅原選手が直線では劣勢だとばかり思っていましたが、1周のバックを見ても分かるとおり、全然負けていませんでした。まあ勝てていたとまでは言いませんが、峰選手について行けていただけで十分でしょう。直線に何の心配もいらないことがわかりました。
良い気配であると思います。そりゃ、良くないと道中で捌いて4着まで浮上出来ませんよね。
ということで、気配的にも明日から楽しみですし、今節も期待が持てそうです。





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最終更新日  2023.08.19 15:14:58
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