仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.11.04
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カテゴリ: 宮城
芭蕉が歩んだ街道をたどりつつ、地域の歴史や風物を考える本を手にしている。

○ 菅野照光『みちのくの歴史と文化めぐり』自費出版(創栄出版)、2002年

仙台から岩切に至る道、そして多賀城、塩釜、松島、このあたりは東北の街道の王道中の王道だ。風光、歴史、そして古来人々がこの地に何を抱いて訪れ、どう感じて帰ったのか、などと思いを巡らすのが楽しいのだ。

ゆっくり歩くヒマがない私などの代わりに、著者の方が丹念に歩いた後を記してくれている。読んでいて楽しい良い本だ。

東照宮、榴ヶ岡天満宮、乳銀杏、国分尼寺、薬師堂、原ノ町、坂下

善応寺、蒙古の碑、比丘尼坂

そして奥の細道。陸奥の国の玄関口白河から多賀城までの道程は東(あずま)街道と呼ばれるが、特に岩切今市橋付近から多賀城に通じる塩釜道が、古来の歌枕にゆかりの深い「おくのほそ道」と呼ばれるようになった。

多賀城碑(壷のいしぶみ)、浮島、野田の玉川、末の松山、沖の石、一森山(塩釜神社)、釜神社

そして松島と続く。



■関連する日記
  ○ 多賀城の基礎知識(後編 )(06年8月8日)
  ○ 多賀城の基礎知識(前編 )(06年8月7日)
  ○ 岩切の寺社をめぐる (06年1月3日)
  ○ 平泉への道 (06年1月11日)
  ○ 仙台百景画像散歩(その3 東仙台案内踏切 )(06年03月22日)
  ○ 燕沢の名前 (06年03月17日)
  ○ 芭蕉が感激した「おくのほそ道」岩切・多賀城 (06年1月25日)
  ○ 古代東北の理解 (06年5月31日)





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最終更新日  2006.11.04 21:58:25
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